こんにちは。okometsubuです。
最近ネタが無かったのですがコメントを頂けましたのでネタにさせて頂きたいと思います!!!
以下引用させて頂きました。
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私もBTCの可能性を信じているのですが、
長期的にあがっていく予想を持ちながら関連株を早めに売却するのは早期リタイアとの兼ね合いでしょうか?
レバレッジ商品と違って償還リスクもないので2020年ごろまで握っていてもよさそうですが。
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恐らく2024,5年と思われますが、長期にBTC関連銘柄を保有していてもいいのではないか?という内容のご質問でした。
これについて回答します!
私がBTC関連銘柄を長期保有しない理由
- BTC以外のリスクをしょい込むことになるため
- MARAやRIOT等の業務レバレッジ系銘柄の場合、下落時に大きく下がって目も当てられない状況になる可能性があるため(※当然逆も然りで上昇時にとてつもない爆益が得られる可能性もあるので一長一短という考え方)
簡単にまとめるとこの2つです。
BTC以外のリスクについて
私は金融リテラシー0の人間で詳しい部分は分かりませんのでご了承ください。
例えばMSTRは当初会社の総資産の半分をBTCガチホしている会社であり、途中まではとてもBTCとよく似た動きで連動してくれているように見受けられました。
所が途中から社債を発行して借金してまでBTCを買い付けることを開始し、ついには時価総額の82%をビットコインで占めるという意味不明な状況になっているようです!(※2021/5/4現在)
82%ってすごい・・・
で、パッとこれだけならBTCと更に連動して最強のBTC連動株式の爆誕!のように見えるのですが実はそうでは無くて、社債を発行したことで株式の希薄化が行われたそうで、株価がガンガン下落していき、BTC以上の下落が観測されております。以下過去記事。
MSTRが社債でBTCを買いあさってる頃から
2020/12/1~2021/4/15までとなります。
最終結果
- BTC :3.37倍
- MSTR:2.28倍
- MARA:6.81倍
- RIOT :5.46倍
ようするに、MSTRというただBTCをガチホする会社だったとしてもこれだけ不安定な状況に追いやられる可能性があるということです。
つまり、BTCを単純にガチホした場合以外の「リスク」が投資家に襲い掛かってくるのです!
私はBTCは信じてますが、BTCを扱っている企業が果たして正しく動いてくれるのかと言う点についてはサッパリ分かりません。個別株全然分からない。
他にも個別株を持つリスクはあって、
- 例えば会社の社長が浮気とか脱税とかなんかやってその会社だけが暴落する
- マイニング企業が買ったマイニング機器が実は脆弱性があって性能が全然出なくてその機器を買ったマイニング企業だけ暴落する
- MSTRがBTC買いまくったけど途中で突然全部のBTCを売却して全然BTC連動企業じゃなくなってしまう
- ビットコインETFに資金を取られて思うように株価が伸びない
等々。
つまり、これらの事を分析して投資先の企業自体が安全だと判断して初めて長期投資が出来るということになります。
私は前述の通り金融リテラシー0の人間であり、今現在本当に正しい企業に投資しているかと言われるとサッパリ分かりません。単純にBTCをガチで沢山持っている企業だったり、業務レバレッジが効いているBTCマイニング企業に分散して投資しているという状況なだけです。
というわけで、出来る限り上記のようなリスクを減らすべく、目標金額に到達したらさっさと売ってしまいたいなというのが正直な所です。
但し逆の考え方もあって、税金が申告分離課税で固定であり、利益があればあるほどリターンが増えることになります。そう考えるとBTCよりも関連企業を長期で保有した方がメリットは非常に大きいのです。
なのでケースバイケースではあります。この辺りは個別株銘柄の分析ができて信頼できる企業を見つけられたら長期保有、その能力が無いならBTC単体だけの「リスク」に留めるべく早期に売却することになるでしょう。
業務レバレッジ銘柄について
業務レバレッジ銘柄とは、例えば「ゴールド」に投資するより「ゴールド」を採掘する企業に投資した方がボラが激しいと言われています。それがビットコインでも言われており、BTCマイニング企業の株価はBTCの価格推移よりも日々ボラが激しく動く傾向にあります。先ほどの過去記事を見て頂けるとその点が分かるかと思います。
で、業務レバレッジ銘柄が例えば「2倍レバレッジETF」のように、日々の値動きに対してxx倍動く銘柄だと仮定します。
私はSPXLやTECL,QLDやiFreeレバナス等を1年近く検証してきたのですが、その結論として
- 右肩上がり相場ならば最強
- ヨコヨコ展開なら微妙に値下がりする
- 右肩下がり相場は非常に下がり、元の値に戻るための期間が指数以上に日数がかかる
と分かりました。で、問題は一番最後の「元の値に戻る期間が指数以上にかかる」という点です。
問題はMARAやRIOTにインしたタイミングです。最初から底値付近から買付ができていれば、非常に高い暴騰力により今や数十倍の値がついていると思います。が、私の様にある程度価格が高騰してから追加投資をし続けていた場合、伸びしろが少なくなっているのです。
その状態でバブルが崩壊した場合、もし仮にレバレッジETFと似たような動きをするなら一気に下落します。もう目が当てられないぐらい。それだけ下落相場では強烈なのです。
例えば2018年頃のバブル崩壊時は以下の実績がありました。当然、当時とは全く状況は異なりますが、このような危機感を抱いています。
上記は「対数グラフ」です。
そしてポイントは2017/12頃から2019/3ぐらいまでの「下落の角度」です。
BTCとRIOTとMARAを比較してみてください。
圧倒的にRIOTとMARAの右肩下がりの角度が物凄いことが分かります。
今年も似たような動きになるか不明ですが、とにかくBTC低迷期の予想以上の下落幅が怖いのです。
そう考えるとBTCのバブル崩壊後は正直持ちたくないです。なので、個人的には早い段階で売り抜けたいと常々思っています。
もちろん、BTCバブルでもっと上を目指すべく、ギリギリまで持つこともアリです。業務レバレッジの威力でもっと上がるかもしれない。ただ、先ほど述べたように、ビットコインETF等の別の銘柄に資金が流出して思ったように株価が伸びない可能性だってあるわけです。
なので私は謙虚にBTCが1000万円ぐらいになったら半分ぐらいは利確して1500万円ぐらいで全利確を予定しています。
・・・1000万円到達しなかったら諦めるかなって思ってる!!もしくは損切り!!!
ということで、業務レバレッジ銘柄については特に早期に売却したいなと考えています。
対してMSTR自体は現時点では長期保有でいいかなと思っています。腐ってもBTC大量購入会社です。BTCを信じられるのであれば大きな下落は無いかなぁと考えての事です。
結局BTCの値段が上がればBTC関連のETFに資金が流れても氏ぬことはないでしょう。そういう意味でMSTRはガチホ枠。ジュニアNISAもMSTRでガッツリ買う予定です。というか今年分は既に全額投資済み。
というわけで今回はここまでと致します。