こんにちは。okometsubuです。
いよいよ残り半年程で、windows7のサポートが終了になります。
Windows 7 / 8.1 サポート終了へのWindows 10 環境移行のススメ : ビジネスPC | NEC
皆様はwindows10に無償バージョンアップ時に既にバージョンを上げられたでしょうか?私は当時、windows8にしたばかりだったので見送りました。
そんな中、実家にプレゼントした旧パソコンがwindows7でした。当時中々の性能のゲーミングPCでしたが2009年製。windows7のサポート切れも重なるので流石にそろそろ買い替え時かと思いました。
が、色々調べていく内に、後数年は様子見で良いかな?と思える情報をいくつかありました。そんな訳で、個人的にちょっとまとめてみました。
パソコン買い替えを控える理由
- 2019年頃より、中国で大規模なメモリ生産工場が本格稼働するらしく、メモリの単価が圧倒的に安くなるらしい。
- windows10は、実は今からでも無情バージョンアップができる。
まず1について以下ソース。
中国のメモリ製造が2019年に本格稼働 ~2020年以降は世界市場に影響を与える規模に - PC Watch
NANDフラッシュについては、YMTCの3つの工場は計30万ウェハの月産能力を持つとみられ、64層NANDの開発が完了次第、大規模な生産を開始する可能性があり、今後3~5年で世界のNANDフラッシュ市場全体に大きな影響を与えるとしている。
内容を見ると、世界に影響するほどの工場でメモリが生産されるらしいです。もうすでに本格稼働している年数です。市場への影響が出るまで少し時間がかかる事を想定して、あと数年は様子を見たいと思いました。
そこでボトルネックになるのがOSサポートの終了。悔しいけど、買い換えるしか無いか…と、諦めかけたその時!!
何と!今でもwindows10へのバージョンアップが可能というじゃありませんか!!
まだ可能!Windows 10 への無償アップグレード方法【2019年版】 – Hacker's High
以前のキャンペーンは自動更新での期限が終了しただけに過ぎず、手動でOSイメージをダウンロードして適用すれば無償でアップデートできるとのこと。
とはいえ、正式なライセンスを持ったwindows7とか出ないと駄目なので、1からwindows10を買わなくていいわけでは無いのでご注意を。あくまで古いOSを正規のライセンスで使っている人向けです。
今後どうなるか分からないので、取り敢えず気になる人はISOイメージをダウンロードしとくと良いと思います。
中々家計に優しい情報でホクホクしましたが、これを実行するのに様々な落とし穴が待っていました!
今PCを買い換えないデメリット
- 古いPCだといつ壊れるか分からない。
- windows10にバージョンアップしたら動かなくなった、スペック不足。
- 古いPCでwindows7からwindows10にした場合、次の新しいPCにwindows7を入れてから再度windows10にバージョンアップできるか不明 ※対象のwindows7が元々パソコンひも付きのOEM版だった場合はそもそも不可
個人的に気になるのが、今回バージョンアップして様子を見て、次の新しいパソコンにwindows7から10に改めてバージョンアップ出来るかどうかという点です。これはパッケージ版の人のみが悩める対象者です。
調べてみた所、残念ながら不可でした……
無料アップグレードしたWindows10を別PCに移せるのかサポートに電話で聞いてみました。: ゆるガジェCHANNEL
そうです。Windows10の無料アップグレードは「そのハードについてのみ有効」なのです。
これはちょっと想定外です。私はパッケージ版のwindows7だったのですが、一度古いパソコンで10にしてしまうと、古いパソコン以外では改めて7を入れた新PCで10を使えなくなるとの事でした。
ならば、windows10のパッケージはおいくら万円なのでしょうか?!
HOMEなら約15,000円
PROなら 約25,000円
だそうな。
ぐぬぬ……微妙なお値段。
購入を待つか、今すぐ購入するかの分岐点は
「OSの値段」VS 「メモリ等の下落価格」
となりそうです。今すぐOS無しパソコン買ってOS代を浮かすか、数年待って、ハードの価格下落に期待するか。
ただ、もし仮に古いパソコンでバージョンアップせずに新しいパソコンを購入する場合、今持ってるwindows7を新PCに入れられるのかどうか、という問題点と、更に新PCで10にバージョンアップが出来るのか?という二大問題が待ち構えていると思うとちょっと今ある7を流用するためだけにパソコンを新しく新調するのはリスクが高いかなと思いました。
と言うわけで、総括に入りたいと思います。
結局どうするのが良いのか
- とにかくバックアップは必ず行う。
- 現行の旧PCでwindows10に今年中にバージョンアップ。
- 数年後、新PCの相場が安くなった、パソコンが壊れ気味等々が発生したら買い換えを検討。
- パッケージ版のOSを使っており、かつ、勇気があるなら今年中にOS無し版のパソコンを購入し、新PCにて今あるwindows7から10にアップデートを試みる。
こんな感じでしょうか。最後の案は、数年後にメモリが安くならない場合を想定したケースです。OSを新しいPCで流用できる可能性が高いと踏んだ人は最後の案になるでしょう。私は怖いので数年待つパターンにします。Windows7が余ったら仮想サーバにでも突っ込んで古いゲームをするのに使えるかもしれません。
また、別解として分かっている人向けですが、ubuntuやcentos等のオープンソースOSを使って延命しても面白そうですね。これならOSが無料で使えますし、数年後に新PC来た時にwindows7からwindows10バージョンアップを心置きなく試せます。
ubuntuやcentosでも、FirefoxとThunderbirdはwindowsからデータを持っていってそのまま使えた実績があるのでメールとネットしかしないならこれも選択肢としてはありかと。サブPCならありです。
私の場合は両親がパソコン詳しくないので無難にwindows10にして様子見します。
長々となってしまいましたが、参考になる部分があれば幸いです。