【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その5(vs疑似TECL編)

こんにちは。okometsubuです。

 

大分前に記事にしてたのですが、ドルコスト平均法よりノーセルバリュー平均法の検証に躍起になってしまって遅れたためとりあえず記事が勿体ないので投稿でします。

 

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今回はシリーズものの続編です。若干番外編です。SPXLは積立投資を行うことでVOOを積立投資した時よりも圧倒的なパフォーマンスと、最初の10年ぐらいまではとても安全に投資ができる素晴らしい投資方法だと確信しました。以下その過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

最初10年としたのは、運用終わり20年目~30年目で暴落が来たら終わりという話です。その点はS&P500も同じことが言えますし、過去検証では実際暴落が来てもS&P500を上回っていたので並大抵のことが無ければSPXL積立が最強だと思っています。※世界恐慌除く

 

では、本日はTECLを積み立てたらどうなるかを見て見たいと思います。以前見たことがあると思いますが、まぁもう一度見ようじゃないですか。もう私覚えてない。

 

疑似SPXLと比較はしたこと無かったので、その比較ができる面でも悪くないかな。

 

あ、そうそう。より現実味を出すために年1回投資としました。現状TECLは180ドルなので約2万円です。これが数倍に伸びたら途中で毎月積立なんかできなくなるためその対策として年1回です。これについてのシミュレーションも過去記事で検証しており、大けがはしない、むしろ儲かる率の方が高そうな雰囲気なので一旦これで。手数料も抑えられるしね!

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

というわけで目次。

 

 

 

いつもお馴染みのメンバーです。が、QQQが発足されたのが1999年頃なので、ブラックマンデー以下の暴落は不参加。残念です。XLKにしなかったのは、疑似QLDも見たいからです。

 

暴落達参加者一同(日付は暴落前高値の日)

 

前提条件

  • 暴落が発生した時から20年間と30年間、疑似SPXL,疑似TECLに積立投資を行います。
  • 暴落発生直前の高値から積立開始するものとします。
  • 年1回1200ドル定額投資したものとします。
  • 30年無かったら2020/05/21までの期間を見ます
  • 比較のためQQQも追加します
  • ついでなので値動き2倍(疑似QLD)も参加させてみます
  • 手数料・税金は考察していません。配当再投資も未実施です。

 

ついでのQLDが実は私の中で本命。「iFreeレバレッジ NASDAQ100」がニアイコールになることを期待しています。現在5万円積立投資中(※楽天カード1%期待含む)です。

 

尚、疑似QLDは(1.967*値動き)- 0.00006643としています。参照期間はザックリ。

 

じゃ、早速始めましょうか。

 

 

QQQ発足から現在まで

1999-03-10~2020-05-21の約20年間を見ます。

 

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果(最終積立額の何倍か)

  • TECL:11.98倍
  • SPXL:4.44倍
  • QLD:9.35倍
  • QQQ:4.21倍
  • XLK:3.45倍
  • 積立額:26400ドル

 

腐ってもITバブルを経由していますし、そもそも過去10年間のNASDAQの伸びが凄かったのでSPXLが霞んで見えてしまいますね。最初のITバブル崩壊で逆に安値を多く拾えたのもいい形だったのかもしれません(適当に書いてます)

 

それにしてもQQQ良いですね。TQQQがSBI証券にあったらそっちに投資するのですが仕方ありません。iFreeレバかTECLで我慢します。

 

さて、TECLは12倍なので1ドル100円としたら3150万円程度でしょうか。20年でこれは凄いです。しかもコロナで半値ぐらいまで落ち込んでこれですから。コロナがなかったら5700万円まで上昇していました。20年でこれなら十分ですね。毎月100ドルではなく200ドルだったら1億達成です。やはり入金力は正義なのです。

 

QLDだったら9.35倍ですので2460万円程度、暴落前なら2670万円程度。おお、ほとんど変化が無い状態になりましたね。これぞレバレッジ。3倍側の下落は想像以上に高いということです。ただ、それでもTECLの暴落後の方が疑似QLDの暴落前よりも高いのです。やっぱり3倍レバレッジの積立投資は最強じゃないですかねぇ!

 

今後の課題としては、20~30年後に爆発的に伸びて欲しいのです。今から~20年までに伸びちゃうと、積立投資としてはちょっと残念な結果になりそう。高値で買うことになっちゃいますから。

 

今から10年間は伸びなくて、10年後ぐらいから急激に伸びそうな銘柄、無いですかね!?それを選べばピークを20年目に持ってこれて、そこでリタイア達成!

 

えーっと、AIが人類を超すのが2045年で後20年後。株価というのは逆に織り込み済みで伸びてしまうので2040年ぐらいに株価的にはAI競争のピークが迎えることになったりするのかな。それだと後15年。恐らく伸びしろ的にもう少し欲しいとかになってる気がしないでもない。今回の図の15年目だとまだ微妙に伸びきっていません。他になんか20年後がピークになるセクターないかなぁ!?

 

・・・そんな未来の事分かるか!分からないからSPXLにも投資してるの!!!

 

ともあれ、ハイテクはまだ伸びるでしょう。ただ、どの時期まで伸び、ピークはどこにあるかという考え方も視野に入れた方がいいかもしれない。世間の皆はハイテク伸びると言うけれど、じゃあどこがピークなのか、という話は出てこない。出るわけない。1,2年後の株価だって分からないのに。

 

というわけで、ITバブル崩壊から現在までをみますか。といっても、ほとんど時期変わってないですね。データがもっと欲しいですが仕方ありません。

 

ITバブル崩壊から現在まで

 2000-08-31~2020-05-21の約20年間を見ます。

 

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果(最終積立額の何倍か)

  • TECL:10.98倍
  • SPXL:4.00倍
  • QLD:9.49倍
  • QQQ:4.24倍
  • XLK:3.52倍
  • 積立額:26000ドル

 

そらまぁ、さっきとそう変わりはありません。強いて言うなら、リーマンショックの下げ部分が積立額以下になっている期間が大分長期間続いているなぁという印象が増える感じですね。前半10年ぐらいなので、逆にメリットになりうる部分。種まき部分です。

 

やはり復活が早いQLD,QQQ,XLKが先ほどの期間よりも倍率を伸ばし、TECLやSPXLの成績が振るわない状態となりました。今回S&P500は参加させてませんが、それでも余裕でS&P500よりは上位の位置につけていることを確信しています。SPXL見てれば明らか。

 

結果はそう変わらないので次行きましょうか。

 

リーマンショック から現在まで

2007-10-09~2020-05-21の約13年間を見ます。

 

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果(最終積立額の何倍か)

  • TECL:10.99倍
  • SPXL:4.07倍
  • QLD:7.00倍
  • QQQ:3.18倍
  • XLK:2.94倍
  • 積立額:15600ドル

 

ITバブル崩壊が無い13年分の結果です。10.99倍なので約1700万円。コロナ前だと3000万円程度になったようです。

 

なんだかんだ、積立投資は前半成績が悪い方が良いと言われていますが、前半の成績が良くてもそれはそれで問題ないイメージになりました。結果、暴落が来ても今までの成績がクッション材量になってくれるイメージです。

 

この期間だけとるとQQQとXLKはそう大差が無さそうです。分散効果的にQQQの方が好みですがそもそも等倍の銘柄に私は投資していないので対象外です。TQQQがSBI証券マネックス証券辺りにあったらいいのですが。

 

後見るべきところはSPXLとQLDが途中までほぼ一緒で、最後の下落が3倍レバレッジ特有の大幅減が見て取れる感じですね。これが運用最後の日であれば2倍レバレッジに軍配があがるのですが、これから後15年~20年追加で運用するなら、この下げを契機に安く買い増しが出来ると思うので、一概にも2倍レバレッジの方が安全と言い切れるものでもないなと思った次第。

 

13年ですから20~30年運用の場合は中盤戦です。2000万円程度を目標とするならQLDに軍配があがり、今後も継続して運用するなら最終的にSPXLに軍配が上がる気がしないでもない。ハイテクがどのぐらい伸びるかですね。

 

というわけで、データが少ないのでアレですが、TECLでも積立投資して悪くなく、途中物凄い伸びがあるようであれば売却するチャンスが増えるのでアリかなと言った次第です。伸びずに大幅下落なら買い増しのチャンスです。30年後まで右肩上がりを信じられるかがポイントになりそうか?

 

本当は過去の暴落時期も全部見たいんですけどね・・・そもそも大昔になるとS&P500ならともかくXLKやらQQQは全く違う世界なので見る必要性も無くなるか。穴あけパンチ世代ですよもう。ハイテクと言っていいのか難しい。やはりTECLに積立投資するにしても、SPXLと半分半分での積立になりそうです。

 

 

そして全体を通してですが、以下の営業トーク増し増しの売る気満々宣伝記事と同じような結果になってしまいました。営業トークと同じ結果になってしまった点は誠に遺憾でありますが仕方ありません。大和証券投資信託委託株式会社の宣伝PR用のURLですが参考までに貼ります。新R25サイトとなります。

 

月3万円の積立で億万長者になれる!? 田端信太郎が「iFreeレバレッジ」にガチツッコミ!|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。

https://r25.jp/article/738241907525836883

 

私一人の結果だったら不安でしたが、ほぼ一緒の結果が得られたのは自信が付きます。

 

であるならば、やはりSPXLも積立投資は最適だという私の結論は大きく間違ってはいないと考えました。逆張り投資とかで用意している資金を全部ドルコスト平均法、もしくはノーセルバリュー平均法に全てを賭ける時が来たかもしれません。ゆっくり時間分散して投資するので心の安心感も段違いでいいはずです。

 

といった所で今回はここまでと致します。

 

 

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