こんにちは。okometsubuです。
毎週月曜日朝7:00放送中の大人気番組
「風と共に先進国株式」※インデックス投資結果発表
を明日に延期して「iFreeレバレッジ FANG+」について改めて記事にします。
突然ですが、皆さまに謝罪することがあります。
つい先日、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」から「iFreeレバレッジ FANG+」へ半分だけ、毎月の積立投資先を変更しました。以下過去記事。
意気揚々と始めたのですが、この商品について今更ながら問題が生じました。
ツイッターで教えて頂いたのですが、「iFreeレバレッジ FANG+」の投資先に「ETN」が含まれていることが分かりました。以下楽天証券サイトより引用させて頂きます。
iFreeレバレッジ FANG+ | 投資信託 | 楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000KLQ6
スター・ヘリオス・ピーエルシーが発行する債券(円建)、ETF、ETN、米国の金融商品取引所上場株式および店頭登録株式、米国の債券、国内の債券、「ダイワ・マネーポートフォリオ・マザーファンド」および米国の株価指数先物取引を主要投資対象とする。日々の基準価額の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざして運用を行う。原則、為替ヘッジを行う。
上記の記載だと、「ETN」全部に投資しているわけではないですが、少なくとも「ETN」に投資しているというのは間違いなさそうです。
以前から私は常々「ETN」には投資したくないと思っていました。投資してから気づくのはいかんですね。
ではこの「ETN」に投資したくないというのはなぜでしょうか。以下がその理由です。K-ZONE moneyサイトより引用させて頂きます。
ETNのメリットとデメリット - ETNの基礎 - 東証ETF活用プロジェクト 東証ETF - K-ZONE money(ケイゾンマネー)
https://www.k-zone.co.jp/study/learning/tse/etf/etn/knowledge/05.html
発行会社の信用リスクを負うETNでは発行会社が指数への連動を保証していますが、その発行会社の信用が低下したり、発行会社が破たんした場合などにはETNの価値が大きく損なわれる、あるいは無価値になるリスクがあります。実際に、2008年9月にリーマン・ブラザーズが破たんした際には、同社のOpta Lehman Brothers Commodity Index Pure Beta Total Return (RAW)、Opta Lehman Brothers Commodity Index Pure Beta Agriculture Total Return (EOH)、Opta S&P Listed Private Equity Index Net Return (PPE)の3つのETNが上場廃止になり、リーマン・ブラザーズのETNの価値は紙切れ同然となりました。
ようするに、「発行会社」自体が破たんしたら、今まで投資していた金額すべてが「パァ」、0円になる可能性があるということです。
これは「iFreeレバレッジ FANG+」が2倍レバレッジで超絶株価変動が高く、大暴落がおきたら短期間で-100%以上下落するとか、そういう次元の話とは異なります。
発行会社の体力次第であり、会社が破たんしたら投資した金額全部がパァになるということです。それがどの程度の暴落だったとしてもです。下手したら暴落とか関係なく発行会社が謎の不祥事とかで破たんしても多分駄目だと思う。※ここ多分発言。
「ETF」と「ETN」の違いで言うと、個人が売買する上では特に大きな違いは無く、普通に「ETF」と同じように自由に取引できるし、「ETF」とは異なりトラッキングエラーが起こらない商品だそうな。この辺は先ほどのURLや「ETF ETN 違い」辺りでグーグル先生するといいかもしれません。
とにかく、「発行会社」が破たんするかどうかが大きな問題点であると考えます。
では次に、「スター・ヘリオス・ピーエルシー」が発行しているとのことなので、この発行会社の健全性を確認すべきなんでしょう。
が、私は金融リテラシー0であり、かつ、英語力0の、将来英語圏の世界になったら真っ先にクビを切られるレベルの人間でございます。
つまり、ちょっと調べたけど全くサッパリ分からなかったというわけです。ブログやってる意味ある?と突っ込まれそう
まぁそうはいっても、「リーマン・ブラザーズ」とかいう超大手が破たんする世の中です。今現在が健全でも将来どうなるかなんてわかりゃしなんですよ。分かってたらリーマンショック起こってないです。
後はこのETNに大和さんがどこまで投資しているのかという点ですが、ざっと調べてみましたがこれもよく分かりませんでした。目論見書見ても書いてないですし、多分、もっと深い所まで追わないと分からないでしょう。
そして金融リテラシー0なので日本語だったとしてもその情報にたどり着くことすらできず、もしたどり着いても私が読み解けるわけないのでした。詰んだ。
じゃあどうするかっていうと、やっぱり最初のスタンスの通り、皆さまには「iFreeレバレッジ FANG+」は積立投資であってもオススメしません。
今回の件で更にオススメできなくなったということですね。
個人的にオススメできない理由
- 投資先が10社しかないため1社でも破たんしたら大変な損害が出る可能性がある
- 採用銘柄に中国2社が入っている。これをプラスと見るかマイナスと見るか
- 単純に信託報酬が1.275%とレバナスに比べてはるかに高い
- ETNに対しても投資をしているため、その投資額分が全額無くなるかもしれない(※New!)
で、私のスタンスとしてのお話をすると、ぶっちゃけここまでデメリットが生じる中、中~長期目的として「iFreeレバレッジ FANG+」にあえて投資してリスクを取る必要は無くなったのかなと思います。レバナスで十分じゃないでしょうかということです。
これが短期トレードで一気に資産を得たいなら分かりますが、こうもデメリットが多いと中~長期目線だといくら「積立投資」×「途中売却」だったとしても、不安な日々が続く可能性があります。
但し、それに反して私は少し投資額を抑えてこのFANG+のレバレッジに積立投資しようかなと思います。多分。
結局のところ、私は長くとも大体5年間は積立投資することになると考えていますが、上手く行けば1年以内に目標金額に到達して積立投資を解除して何かしらの等倍商品(IVVやらQQQやら)にスイッチすることを目的としています。
つまり、最大でも5年間分ぐらいの投資額が無くなる可能性がありつつも、その破たんする確率よりも目標金額に到達する率の方が圧倒的に高いかなと思った次第です。
ただ、5年間投資すると仮定した場合、
2万5千円 * 12ヶ月 * 5年 は 150万円
なので私にとっては結構痛いです。これが無くなるのは流石に堪える。
なので、投資額を毎月1万円~2万円ぐらいに下げようかなと思ってます。多分1万か1.5万円にすると思います。
1万円なら最悪、5年間で60万円なのでまぁまぁしゃーないで済ませてしまえる額です。嘘だよ。キツイよ。でも無くなっても氏にはしない。そんな額。
暴落のタイミング次第で5年以上積立投資期間が続く可能性も考えたらやはり1~1.5万円積立ぐらいが一般層の普通の人がギリギリ耐えられる痛みじゃないでしょうか。私はこのぐらいなら耐えられそうです。
ということで、つい先日設定を変更したものの投資額をちょっと変更しようとしましたが、今月の締め切りは終わってしまってできませんでした。
以下楽天証券サイトで「楽天カード」積立額を変更しようとしたときにでた図です。12日が締め切りだったので、もうFANG+への今月の投資額変更はキャンセルできません!!
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
https://www.rakuten-sec.co.jp/
まぁいいでしょう。所詮最初も最初、2万5千円です。大きな痛手ではありますまい。
ということで、せっかく投資したからにはちょっと続けようかなという「欲」が生まれています。少額ながら積立投資はしてみようかなと。
昨日の今日でいきなりの方向転換で大変申し訳ありませんが、ちょっと投資額については見直そうかと思います。まだ変更日まで後1ヶ月あるので、もうちょっとゆっくり考えます。
本日の報告は以上です。