つい先日、レバナスやTECL、SPXL等のレバレッジETFグループに対して下落相場時に積立投資をするぐらいならビットコインで良くね?って話をしました。以下過去記事。
一応、対数グラフ見ましょうか。
ということで、私は毎月積立を下落相場限定ですが、ビットコイン関連のMARAに切り替えました。
で、積立投資の是非については分かったのですが、じゃあ実際この2022年の暴落が始まっていますが、ビットコインとレバナスやTECLはどのぐらい下落したの?っていうのを確認しておこうと思います。
ビットコインの方が強いと思ってイキっている我がブログですが、この下落相場だとどっちが明らかに落ち目なのかを見てみようのコーナーというわけです。
これだけ「ビットコインの方がマシ」とうたってしまった私です。まだ暴落進行中ですが軽く結果は知っておきたい。
まー一応言い訳として、復活速度までコミで考えたら「ビットコインの方がマシ」としているので、一概に下落している部分だけみてもしょうがないなという思いはありますが、それじゃあフェアじゃないからね。ちゃんと現実を観よう。
やることはこんな感じでいいかな。
やること
- ATHした価格から調査します
- 開始時期は頂点から今日までの結果を観ます。また、一番古い頂点の日から本日までの結果もあわえて観ます。
- 面倒なので全部終値ベースで考えます
- レバナスはQLDとします
ということで、まずはそれぞれの銘柄のATHした日を確認します。
参加銘柄たちの頂点確認
- BTC:67527.9 (2021-11-08)
- QLD:92.38 (2021-11-19)
- TECL:90.5 (2021-12-27)
- SPXL:145.95 (2022-01-03)
- MARA:76.09 (2021-11-09)
概ね昨年末に高値圏を推移していたという感じですね。大体似たような感じ。
さて、それでは最初に一番最初にBTCがATHした2021/11/08から今日までのチャートを見てみましょう。
2021/11/08~2022/5/23までのチャート
100ドルスタートです。
最大暴落率(頂点から底までの暴落率)
- BTC :-57.52%
- QLD :-51.76%
- TECL :-64.81%
- SPXL :-49.50%
- MARA:-87.16%
マラwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
流石ビットコインの業務レバレッジ銘柄です。常々ビットコインはSPXL並にボラが激しいと言い続けていた、その銘柄の業務レバレッジ銘柄なのですから下落幅は超ド級でヤベーってことです。
逆にこの辺りが「底」かもしくは「底付近」だとするならば、レバナス(QLD)当たりの下落幅が比較的落ちついている銘柄からスイッチングすることは有用であると言えそうです。※ここが底とは言っていない
レバナス早々に損切りしてMARAにスイッチしちゃいましたが、もう少し底を探ってからでもよかったかなぁ~。まぁいいや。地獄を見に行きましょう。
さて、結果としてはSPXLは優秀ですね。腐ってもS&P500の超ド安定銘柄のレバレッジじゃないってことです。続いてQLD、BTC、TECLと続いており、TECLが今一番ヤベー感じになってます。
全然関係ないですが、なーんか、チャート見る限り、ガチで暴落相場が始まった感が伝わってきます。SPXL見てるとじわじわ下落していってるように見える。ガツンじゃなくてじわじわ。
では次に「ATH」した日を始点として各グラフを合わせてみましょうか。これはただ見たいだけ。
ATHした日から2022/5/23まで
概ね流れは変わらないですね。
ということで、ATHからの流れだけで見た結果としては、
SPXL > QLD > BTC > TECL >>>>>>>>>>MARA
という結果になりました。
正直な所、QLDには勝てるやろーって思ってましたが、普通に負けてしまいました。残念!!
逆に言えば、最初からQLDやBTCをガチホしていた場合、QLDは現状下落幅がBTCよりも落ち着いているため、QLDからBTCへのスイッチは現時点だけで見たら成功ということになります。
もちろん、ここからさらなる下落があったら失敗ですが、ナンピン買いみたいに少しずつスイッチングして地獄に転がりながらもケアしていくのもいいかもねって思いました。
それをやるならMARAが良いかな・・・
MARAに一気に投資すると大やけどでは済まない超絶ヤベーことになりそうな予感がしてきますね!!!
とはいえ、MARAは業務レバレッジであり、レバレッジETFのような回復の遅さはないという認識を持っています。これがMARAの強いところだと思っています※倒産しなければ
以下過去記事
BTCがATHから次のATHまでの線を他のグラフにコピペしてみた
視覚的にみて、これ相当良い感じじゃないですか?
当然、BTCが復活しないと始まりませんが、BTCの復活速度とMARA,RIOTは似たようなもんでしょって感じで。下落幅について上記の過去記事バリに現在も酷いことになってます。逆に言えば「想定通り」です。この辺調べておいた自分グッジョブです。うろたえなくて済みます。うろたえないだけで、被害は甚大だけどな!!!!!!!
じゃあビットコインの復活速度はどうなのかっていうのの過去記事。少なくとも3倍レバレッジETF達よりはマシだと思いますよ!?
ATHして一括投資した後の復活速度。これも当然ビットコインの復活速度に依存しますが、ビットコインが復活しないときはおそらく株式も復活していないことが容易に想像できます。
そうなったときのレバレッジETFは最悪じゃないでしょうか。暴落機関の横軸が長ければ長いほど、レバレッジETFは減価とかの効果でより復活が遅くなります。ビットコインと同時にS&P500やらNASDAQ100が同時に回復したとしても、ビットコインの優位性は揺らぎません。
ビットコインが復活したらMARAも急激な成長が見込めるはずです。倒産したりBTCの暴落に耐えられなくて機材売ったりしなければな!!!
こういうところが個別銘柄の難しい所です。リスク部分。それも承知で現在積立投資してますが、失敗したらガッカリやなぁって。
ということで、ビットコインの暴落はレバレッジETFに負けないぐらい酷くてみんな酷くて大草原、という所で今回はここまでと致します。