こんにちは。okometsubuです。
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楽天カードの5万円積立先をレバナス100とレバレッジFANG+の半々にしました!
やっちゃったぜ!☆彡
楽天カードは月5万円まで、買付額の1%/月をポイントバックする破格のサービスがあります。その枠の半々をレバレッジに投資していました。
今年の2月くらいに、楽天証券で毎月5万円を「eMAXIS Slim 先進国株式」100%から「iFreeレバレッジ NASDAQ100」100%に変更したばかりでコレですよもう!
先進国株式・・・?
はて・・・なんのことでしょうか・・・。
うっ・・・頭が・・・!!
まさかブログ初めてたった1年でこうも投資先が変動するとは夢にも思いませんでした。先進国100%ブログだったはずなのに、どうしてこんなことに・・・うぅ・・・。
それもこれもブログなんか始めちゃったせいだね。これで赤字になったらこのブログはこの世界から抹札して逃避行の旅(※75歳まで強制労働)に出かけることになるでしょう。
でもね、「先進国株式100%」に「ドルコスト平均法」したって、75歳までの強制労働が65~70歳ぐらいまでの強制労働になるだけです。もうほとんど変わらないですよ。
多分65歳まで働いたら、さすがにクビになっても、ある程度生活できることになるだろうから安定するけど、むしろそこまで頑張ったら満額の退職金欲しさに75歳まで働くと思う。
だから、やはり「先進国株式」×「ドルコスト平均法」だけじゃ満足できません!
豊かな老後より、質素だが自由な中年ライフを楽しみたいの!!!!
- FANG+が採用している なんかすごい企業10種
- iFreeレバレッジ FANG+に積立投資する理由
- レバレッジ投資と積立投資について
- 為替ヘッジについて
- 総口数と繰上償還について
- 現在の総口数について(2020/9/10現在)
今回のお話の「FANG+」とはどのようなものでしょうか。
なんか良い感じのハイテク企業10社に投資する感じらしいですよ!※超適当説明
FANG+が採用している なんかすごい企業10種
こんな感じです。4半期に1回、各銘柄が10%になるようにリバランスしてくれるんだとか。銘柄変更も4半期に1回見直しが行われるらしい。そんな感じの商品です。
iFreeレバレッジ FANG+に積立投資する理由
さて、なぜ私が「iFreeレバレッジ FANG+」の積立投資を開始したかと言うと、
- iFreeレバレッジ NASDAQ100より良い意味で「ボラ」が激しそう
- 但し大暴落時は「2倍レバレッジ」程度なので、最悪償還や仕様変更等まで行かないことに期待している
- 単純に大企業に投資しているから、良くも悪くもある程度安定はしてそう
- 最悪事態になっても銘柄組み換えがあるらしいので、それに期待。下がったら積立投資特有の「安値で買えるから・・・」という理論でごまかせる
- 何気に総口数が多いため、今から投資しても問題なさそう
こんな感じでしょうか。以下過去検証記事。凄くいい結果で驚きました。
毎月積立投資した結果
2014-09-22~2020-09-04です。買付手数料やNDX(等倍)とFANG+(等倍)は管理費入っていません。毎月積立です。
最終結果
検証した結果、
「これは行ける!」
とビビッっときたのでブログ投稿した翌日には切り替えちゃったね☆彡
・・・ぶっちゃけますと、読者の皆様にオススメはしません。
NASDAQ100ならギリギリ100社ありますし、最終的に右肩上がりを信じられるので積立投資していいと確信しているため私の一押しです。
ただ、安全面を考慮した上で読者様へのオススメで言えば、本当は「iFreeレバレッジ S&P500」×「積立投資」だったりします。
が、総口数が足りない点と「ボラ」が若干低いので、やはり「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の積立かつ途中売却の運用方針を諸々考えると、これが一番オススメしたい感じになりました。
対して「FANG+」は10社しかないですから将来どうなるかサッパリ分かりません。右肩上がりはしてくれそうだなぁ!ぐらいな感じですよもう。
ただ、過去実績がTQQQより強いのは流石にヤバイ。
しかししかし、あくまで過去結果であって将来どうなるか分からないですし、検証期間が短すぎるのが非常にもどかしいです。
それもあって積立額全部をFANG+2倍レバにする気はありません・・・いや、最後の心のブレーキがかかりました。
最悪、全額積立額を切り替えても酷いことにはならない気はしてますが、まだ新設されたばかりの商品です。何が起こるか分かりません。
10社だけしかないというリスクは相当ですし、銘柄組み換えタイミングもブラックボックスでよく分からないです。全額切り替えても良かったんですが、流石のレバレッジ芸人の私も10社だけのリスクは超高いと思うので躊躇しました。
で、10社だけなら個別株買えばいいんじゃないか?という疑問が生じるわけですが、私は米国個別株に「2倍値動き」のレバレッジを掛ける方法を知らないのと、配当金再投資とか面倒くさいのでこれを選択しました。
正直、対象銘柄10社が私にとってあんまり魅力的では無いものがあったりします。そこは「NYSE FANG+」を設定した運用者を信じるしかありません。TwitterとかFacebookとか将来性あるんかなぁ・・・。中国2社もどうなることやら。
さて、そんな「iFreeレバレッジ FANG+」ですが、信託報酬は1.275%/年と超高い。
普通に躊躇します。これも心のブレーキになった原因の1つです。
さらに、レバ無しの「iFreeNEXT FANG+」はレバ無しなのに0.7755%/年と超絶高いです。ハッキリいって、iFreeNEXT FANG+の等倍は流石にメインで買う気はないです。これを買うなら、海外ETFを直接買っていいレベルの高さ。
なので、だったら等倍なんかに投資するより、レバ利かせて積立た方がいいよねぇって感じで開始しました。
レバレッジ投資と積立投資について
さて、次に「レバレッジ」×「積立投資」について説明します。
まずこの商品の目論見書にレバレッジの「減価」と「増価(※造語)」についてキチンと図を用いて説明されています。とても分かりやすいので一読するのは良いと思います。結構楽しいですよ。以下引用させて頂きました。
以下大和アセットマネジメントのURLにある、「交付目論見書」から引用しています。
iFreeレバレッジ FANG+ / 大和アセットマネジメント株式会社
https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3425/detail_top.html
右肩上がりオンリー部分と右肩下がりオンリー部分の図が所謂「増価」の部分です。この右肩上がりオンリーから下がると徐々に「増価」のパワーが失われ「減価」に発展すると考えればOKです。
逆もまた然り。右肩下がりオンリーから上昇すると徐々に「減価」パワーが増していくということです。
「増価」のパワーの恩恵を得たいなら急激な右肩下がり相場や長期間の右肩下がり相場の時に「買い」を行い、急激な右肩上がり相場や長期間の右肩上がり相場の時に「売り」を行うことで「増価」のパワーを最大限生かすことができるのです。
逆に大暴落時に「売り」をしたり、大暴騰時に「買い」をすると、「増価」のパワーは逆にマイナスに働き、史上最悪のタイミングで投資することになってしまうのです。
私はコロナショックの大底でSPXSを買うと言う大暴走をしたため、「増価」のパワーを全て無に帰してしまいました。完全に運用設計ミスによる狼狽売りです。こればっかりは買付時の運用設計、リスクへの配慮が甘かった他なりません。
ということで、ことレバレッジ商品において、暴落中は最悪「買う」ことをビビってできなかったとしても、暴落中に「売る」という行為だけは避けた方が良いと言う話でした。
これはあくまで「レバレッジ商品」の「減価」と「増価」の効果に絞った話であり、最初から計画的に「xx%下落したら売り」とかの運用計画なら特に問題はありません。但し、下がった時に売るという事はレバレッジ投資において増価パワー分のメリットが享受できなくなるためガッカリするといった具合です。
なので、ことレバレッジ商品で言えば、SPXL:現金や、SPXL:TMFのように、株価が下がったら「買う」ということと、株価が上がったら「売る」ということを半強制的に実施できる運用設計が大事と言うお話でした。
一般の投資家は、高値や安値を当てるのは普通に考えて非常に難しいため、「定期リバランス」で増価パワーの恩恵を受けようというのが一般的です。SPXL:現金とか有名どころだとSPXL:TMFによるリバランスが該当するかと思います。
実はレバレッジ商品じゃなく、等倍の商品も減価や増価はするらしいのですが、レバレッジ商品だとそのパワーが圧倒的に増すため、やはりレバレッジ投資では定期リバランス運用が一番楽に減価・増価をコントロールして良い感じでそのパワーの恩恵を受けられると思った次第です。
さて、では今回の記事の目玉である「積立投資」×「レバレッジ」の場合はどうでしょうか。
暴落時に買付を行う部分で「増価」の効果を得られますが、暴騰時にも積立を行うため、その時の「増価」パワーは逆にマイナスになる点は残念になります。
つまり、結局どの局面でも買付を行うことになりますので、「増価」も「減価」も関係ない、純粋にそれらのパワーが「プラマイゼロ」になる投資方法になると考えています。
よって「増価」「減価」の観点から見ても、「積立投資」はレバレッジ投資において安定した成果が出せると思った所以です。
当然、「信託報酬」や「金利」の下げ幅については単純にマイナスです。全体的にデバフがかかるイメージでしょうか。それは仕方ありません。
が、「ボラの激しさ」は積立投資のおかげで気にする必要がなくなり、単純にとあるタイミングの「右肩上がり」が強烈に強い奴が勝つことになると思います。もちろん、ある程度の運用年数は見た方がいいです。私は最低5年程度あると良いと考えています。
※この話は全体的に右肩上がりする銘柄に限ります。SPXSみたいに常に右肩下がりする銘柄はNG。
つまり、金利とか信託報酬、繰上償還問題が無いのであれば、レバレッジ100倍×途中売却が最強だと思います。机上の空論ですが、そんな商品があったら普通に試してみたいです。
ということで、多少ボラが激しい「FANG+」でも途中売却を挟むのであれば特に問題なく行けそうかなと思った次第。挟まない場合はリスクは超絶上がりますが、積立投資だったとしても普通に億万長者狙えるコースになると思います。
為替ヘッジについて
さてこの商品、非常に残念なことに「為替ヘッジあり」となっています。他の「iFreeレバレッジ」と同様です。
ぶっちゃけ、「積立投資」の観点から言うと、為替なんてどっちに動いてもいいんです。
為替は「ゼロサムゲーム」な投資先と言われています。その上でコストを考えたら実質「マイナスサムゲーム」という最悪なゲームになり得るのです。なので、信託報酬が上がるだけだから辞めてほしいのが率直な意見です。
もちろん、将来どちらになるか分かりませんし、儲かるかもしれませんが、そんなの「為替ヘッジ」があっても無くてもどっちになるか分からないんだからどうでもいいんです。
なぜかというと、積立することで結局為替リスクは平準化されるのでヘッジする必要性が非常に薄まるためです。
そもそもiFreeレバレッジ出してる大和証券グループが「ツミレバ」とかいう謎の言葉を流行らせようとして(※失敗してますが)いるのですから、「為替ヘッジ」なんかしなくていいって結論にならなかったんでしょうか??
私のような金融リテラシー0な人間には見えない何かがあるのでしょうか。この為替ヘッジは非常に残念です。積立推奨なればこそ、余計な管理費でコストを積み上げるのは辞めて頂きたい。
直訴して新しい商品作ってもらったとしても、今度は「総口数」問題が発生するのでもう諦めるしかありません。
総口数と繰上償還について
さて、ではその話題になった「総口数」について最後にお伝えします。
投資信託は「総口数」が30億以上あるのが最低条件みたいなところがあります。何故かと言うと、この口数以下だと「繰上償還」、つまり、廃止する可能性があるためです。
これは各商品の目論見書に明記されていますので、ご一読されると良いと思います。私のようなめんどくさがりーでも、かなり読みやすいです。※それでも流し読みですが
以下引用させて頂きました。以下大和アセットマネジメントのURLにある、「交付目論見書」から引用しています。
iFreeレバレッジ FANG+ / 大和アセットマネジメント株式会社
https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3425/detail_top.html
次 の い ず れ か の 場 合 に は 、委 託 会 社 は 、事 前 に 受 益 者 の 意 向 を 確 認 し 、受 託会社と合意のうえ、信託契約を解約し、信託を終了(繰上償還)できます。
・受益権の口数が30億口を下ることとなった場合
・信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき
・やむを得ない事情が発生したとき
この「30億口」は他の「iFreeレバレッジ」商品も同じ記載がありますので気になる方は目論見書を見ると面白いです。
ということで、少なくとも30億口数は長期投資する上での大前提となります。
さて、では今現在の各iFreeレバレッジ等の商品の総口数を確認してみましょうか。
計算方法は、
純資産額 ÷ 基準価格 × 10,000
で出ますのでそれで算出しています。
現在の総口数について(2020/9/10現在)
・iFreeレバレッジ FANG+
- 30.43億口数 ※クリア!
・iFreeレバレッジ NASDAQ100
- 129.29億口数 ※クリア!
・iFreeレバレッジ S&P500
- 17.08億口数 ※不安
・NYダウ・トリプル・レバレッジ
- 3.69億口数 ※不安しかない
なんと、現時点で「iFreeレバレッジFANG+」は30億口数を超えています!
ちょっと!人気ありすぎじゃない????逆に怖いわ!!!!
レバナスの時はこうも簡単に30億口数超えなかったんだけどなぁ・・・。まぁいいでしょう。投資対象としては嬉しい限りです。
逆にS&P500とNYダウ3倍レバは不人気ですね。ちょっとここに投資するのは躊躇しちゃいます。遊び枠ならいいかな程度でしょうか。
というわけで、来月のインデックス投資結果からFANG+レバが新しく仲間入りすることになりそうです。こうご期待!
今回はここまでと致します。