こんにちは。okometsubuです。
これは「NYSE FANG+指数」というものに2倍レバレッジ(※為替ヘッジあり)の商品となっており、こちらの中身は以下で構成されています。
なんかすごい企業10種
詳細は以下iFreeレバレッジ FANG+公式サイトをご覧頂ければと思います。
iFreeレバレッジ FANG+/大和アセットマネジメント株式会社
https://www.daiwa-am.co.jp/ifree_series/leverage/fang.html
NYSE FANG+指数は、次世代テクノロジーをベースに、 グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数です。 NYSE FANG+指数は、これらの企業に等金額投資したポートフォリオで構成されています。
また、費用は以下の通りでiFreeレバナスより高めです。
- 運用管理費用(信託報酬)
- 運用管理費用の総額:日々の信託財産の純資産総額に対して年率0.9845%(税込)
投資対象とするパフォーマンス連動債券の費用等:年率0.29%程度
実質的に負担する運用管理費用の概算値:年率1.275%(税込)以下
(パフォーマンス連動債券にかかる費用等を含めたものです。実際の組入状況等により変動します。)
私は「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に対して10万円/月の積立投資を実施中で、5万円は中~長期投資用の積立として、残り5万円は1年~5年程度の短~中期視点で利益がでたら利確してQQQにスイッチする用で積立投資をしています。
以下そのなぜそこに至ったかの過去検証記事です。
で、正直なところ、FANG+についてあんまり魅力を感じていませんでした。
魅力に感じなかったこと
- 10社しかないため、不祥事やら何やらで1社駄目になったら壊滅的なダメージを受ける
- 再起不能までならなくとも、ある程度「駄目」になっても1社足を引っ張ることになるためパフォーマンスが悪くなるのではないかという懸念がある
- 完全にイメージで企業分析とかしてないですが、単純にFacebook、Twitter、Apple辺りって今後そんなに伸びるの?っていう素人同然の感想を持っている。
- Baiduに良いイメージが無い。というか、スパムとかのイメージしかない。※パソコン長年使ってる人ならこの気持ち、分かると思う
- Microsoftが入っていない違和感
- 信託報酬年率1.275%は普通に高い。iFreeレバナスなら0.99%で買える
ぶっちゃけ、私は「Apple」ってそんな魅力に感じてません。iPhoneも日本では売れているみたいです。が、一応Androidと両方使ったことがある個人の感想ですがiPhoneって滅茶苦茶使いづらいです。
さらに言えばiPhoneで出来ることはAndroidでも普通にできるし、言うほど革新的なサービスでもないというのが正直な所です。
新しいサービスも私が一般庶民感覚だからか、言うほど欲しいと言うのが無いので、なんでこんなに親しまれてるのか懐疑的です。
また、Macもありますが、Windowsとのシェアで行ったらMicrosoftに軍配が上がります。ChromeOSなんかも出てきてますし、PC市場自体が縮小傾向なので何とも分かりませんが・・・
ということで軽く調べてみると、「Apple」は所謂お金持ち向けの人用サービスのようで、所謂「ブランド力」で勝負してるとかなんとか。そうなると庶民派の私はよく分からないと言うわけです。
後はFaceBookとかTwitter。本当に10年後も伸びてくれるでしょうか。サービス受ける側としてはよく分かりません。
と、上記の視点はあくまで陰キャな私の「使用感」の感想なので、投資目線で見たら全く違うものになるのでしょう。
で、今回積立投資でFANG+レバレッジを採用してもいいかなと思った理由を述べます。
FANG+レバレッジ良さそうな気がする点
- 10社の内「駄目」になった企業は銘柄入れ替えが行われる可能性がある
- 単純に「iFreeレバレッジ NASDAQ100」より過去成績が良い
- 恐らくiFreeレバナスよりボラが激しい(※積立投資かつ途中売却と言う点で利点と考えています)
- Alibaba,Baiduが入ってるので、一応新興国(中国)に分散投資できる形を得られる
最初の理由はツイッターで教えてもらいましたが、4半期に1回、リバランスを行うそうで、そのタイミングで「駄目」な企業は銘柄入れ替えにより変更する可能性があるということです。これは切り替えタイミングで大きな株価変動は行われるものの、「積立投資」として見た場合はメリットになり得ます。
安く買えますし、将来株価が上昇する「期待」の企業が参入する可能性があるためです
次にiFreeレバナスより単純に成績が良いという事です。以下はiFreeレバレッジ FANG+公式サイトからの引用となりますが、大変素晴らしい成績です。
iFreeレバレッジ FANG+/大和アセットマネジメント株式会社
https://www.daiwa-am.co.jp/ifree_series/leverage/fang.html
上記は等倍銘柄の比較ですがレバ利かせたらもっと差が離れると思います。
普通に結果良いですね。成長する企業に投資しておけば基本OKというグロース株投資家の考え方からすると、このFANG+はまさにうってつけではないでしょうか。
もちろん、今後も成績が良くなる保障なんてどこにもありませんが、「銘柄変更」があるという点が心の支えになりそうです。
後、S&P500は上位5社で市場をプラスに導いてるとか風の噂で聞きました。つまり、上位の素晴らしい企業を買っておけばいいことになります。銘柄変更もしてくれるらしいので、イケイケムードの株を買い続けられるということになるのです。
何も考えないでやってくれると言う点がGoodですね。自分で該当10社を買ってリバランスした方が手数料的には安いですが、「レバレッジ」をかけるとなると、中々手が出せません。自分で2倍「値動き」のレバレッジにするやり方分からない!!
そしてBaiduとAlibabaを持つことで一応「中国株」を持つことができるので、なんちゃって世界分散も視野に入れることができます。私の所有銘柄の殆どが米国株+先進国株になってるので、その中でも期待値の高い中国2社だけ入れるのは悪くないかなと思った次第。総資産からすると超絶額は低いものとなるしね。
そして採用理由の最大のポイントは「ボラが高そう」と言う点です。積立投資×途中売却を行う場合は「ボラ」が激しい方が安く買えるし高く売れる回数が非常に増すため、ある程度利益が乗ったタイミングで売りたくなるポイント、回数が多くなると踏んでいます。これも先ほどの過去記事で書いた通りです。
Teslaなんかは超絶下げるかもしれないし、超絶暴騰するかもしれない。滅茶苦茶ボラ高くて大変結構です。じゃあその1社だけレバ利かせて積立しろよ!って言われますが、さすがに個別株1社への投資は全くしたくないですね。潰れたら全てが終わるのは流石に銘柄分析する必要があります。
では本当にこのETF、ボラが激しいのでしょうか?
とにかくその1点に尽きますが、先ほどの公式サイトのNADAQ100と比較したら、右肩上がり率が多少FANG+側が大きくなっただけと言う印象を持ちました。十分ボラは激しいのと、最終的にちょっとした「右肩上がり」はしてくれると信じられそうです。
当然、将来もそうなっているか分かりませんが、2倍レバレッジ程度であれば、「リーマンショック」クラスの下落なら耐えてくれるはずです。ギリギリ「ITバブル」レベルでも耐えてくれることを期待してますが、それは「NASDAQ100」より危ういかも。償還的な意味で。
単純な「下落」だけなら大きく安く買い続けて、銘柄変更なりで再び大きな右肩上がりをすれば余裕でペイできる。これが「積立投資」の利点です。そしてすぐに売却してQQQ辺りに全額スイッチしてしまえばそれだけで「QQQ」に積立投資するより圧倒的にパフォーマンスを得られるはずです。
とはいえ、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」で十分そうですし、信託報酬も1.2%以上と非常に高いのも気になります。
というわけで、やるとしても月々の10万円の積立先を少しだけ変える程度に留めるかもしれません。今回は頭の中の考え方を文字に起こしただけですのでもうちょっと考えておきます。
あ、ちなみにSMBC日興証券では投資信託1000円に対して「dポイント」を30ポイント/月3ポイント/月貰える制度があります。以下過去記事。
※2020/09/07 更新
最大0.3%ポイントバックなので30ポイントではなく3ポイント/月でしたので記事修正しました。本当に申し訳ございません。
で、ここで先進国株式に積立投資していたのですが、せっかくなのでレバ無しのFANG+に切り替え運用することにしました。等倍なのに信託報酬が0.7755%と滅茶苦茶高いですが、ある意味実験ということで。というか、信託報酬が高すぎるのでレバレッジ効かせた方がお得な気がするという点も見逃せませんが、SMBC日興証券はレバ商品おいてないんですよねぇ。滅茶苦茶サービスが良い証券会社で非常に愛用しているのですが、この点が残念なところです。要望だしてみようかしら。
ということで、今回はここまでと致します。