インデックス投資結果(2020/1_3週目)

こんにちは。okometsubuです。

 

最近SPXLの過激派に本ブログが占領されてしまい、放送時間までジャックされてしまいました。もはやSPXLが世界を支配してしまうのでしょうか!?

 

しかしながら我が「先進国株式」達も手をこまねいているわけではありません!裏でしっかり運用して実力をつけているのです!

 

そんな愛すべきインデックス投資達について、結果はどうなったでしょうか!?

 

・・・あ、「SPXL」もインデックス投資と思われたでしょうが、彼は本項目では対象外扱いなので取り扱いません!運用に入っても月1回くらい登場させとけばいいでしょ!ふん!

※内容により気が向いたら毎週結果発表するかもしれません。ブログの水増し要因パート2

 

 

そんじゃ結果はこちら!!!

 

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前回の評価額合計:1,695,345

現在の評価額合計:1,731,538

現在のトータルリターン:+211,497 円

利率:12.21%

 

は~~~。。素晴らしい!!どんだけ上がるの君は!!

 

まぁ、米国株のほうが上がっていそうですが、重要なのはそこじゃない!!!

 

先進国株式で持つことで米国が崩壊してもその後の銘柄の入れ替え等によりキープし続けられる安心感が違いますよ!こいつはぁ!!

 

 

 

 

 

という考えで始めたんですけどねぇ・・・SPXLの値動きの激しさがとてつもなさ過ぎて、もう惰性で運用してる感じになってしまいました。最後の砦、心の良心、みたいな?

 

いや、SPXL無くても惰性でやってましたけどね。それが「インデックス投資」ですから。最高の褒め言葉ですね。

 

もしSPXLが失敗しても、先進国株式なら多少のお金は残っているでしょうから、人生完全につんだ!ということにはならないための投資資金として残しておきましょう。本当のところは暴落してみないと分かりませんが。

 

感覚的にはもう完全に楽天カードの1%プラス専用銘柄と化している。実際はちゃんとSPXLの暴走を止めてくれている重要な位置づけにはなっているので投資先としては間違いではないと思ってます。絶対重要。影が薄いだけで!!

 

あ、そういえば「Fund of the Year 2019」 が発表になっていましたね。我らがSlim先進国株式は前回1位から3位に転落です。

 

しかしながら!みなさん!!

私の5ポイント投票のおかげで「eMAXIS Slim 先進国株式4位から3位になりましたよひゃっほい!!

 

実際マジで後1ポイントずれてたら「ニッセイ」側の先進国株式が3位になっていたという結果で終わりました。投票。大事。1人1票は大切にしないとね!

 

・・・あれ、逆にですよ。「ニッセイ」の順位が上がっていたら、ニッセイ側が気を良くして更にコスト削減目指しちゃったりして、Slim先進国株も自動でコスト下がるのでは・・・

 

あっ・・・非常に危険なのでこの話題はここまでにしましょう!

 

そもそも順位関係なく「ニッセイ」側の信託報酬値下げを当日発表したそうなので、我らのSlim先進国もコスト下がるかなぁと期待してます。

 

ともあれ3位という大変嬉しいニュースなのに、なんだかちょっぴり嬉しさ半分。全部SPXLとかいうやつが悪い!罰として直ちに利益をもたらしてほしいものです!プンプン!

※現在すでに6%上昇中。先進国株式は12%程度なのに・・・

 

今でも先進国株式大好きなのに、時代の流れ?は残酷だなと思ったところで今回はここまでと致します。俺、悔しいよ・・・。

 

 

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【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その2(絶望投資編)

こんにちは。okometsubuです。

 

※2020/1/21 お詫び

本シリーズで度々「ブラックマンデーブラックマンデー」と叫んでいますが、あれは1987年の物であり、本記事でいう2000年の暴落は「ITバブル」の崩壊を示します。大変失礼いたしました。データ自体は変わりないので、名称だけ読み替えてお読みいただければと思います・・・

 

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毎週月曜日朝7:00放送中の大人気番組

爆上げ!先進国株式!」※インデックス投資結果発表

を明日に延期して今回はSPXLのシミュレーション記事をお送りします。

 

 

 

実はひっそりと期待している人がいるかもしれないシリーズ物の続編となります。

前回までのあらすじ

【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その0(プロローグ編) - 日々の生活をがんばるブログ

【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その1(長期運用編) - 日々の生活をがんばるブログ

 

さて「その2」まで来ました。今回は「絶望投資編」ということで、「ブラックマンデー」と「リーマンショック」という割と最悪なタイミングで投資を始めてしまった場合の結果について確認をして、その結果からナンピン購入がいいのか現金リバランスがいいのか何となく「ふーん」って感じで眺めていく回となります。もし仮に「SPXL」等の3倍レバレッジ商品を投資する場合は、その下落率を見て失神しないように本ブログで耐性を付けておきましょう!

 

・・・で、始める前に、今回も超長くなったので、先にまとめだけ書いておきます。結果として、運用の時間と投資する金額の組み合わせをどうするか、という話にまとまりました。

 

絶望投資編まとめ

  • SPXL」は1200万円が50万弱になるという「覚悟」をもって投資しよう。
  • 最終的に暴落は復活する。復活するがレバレッジ商品は時間がかかる。
  • ナンピン」は「SPXL」から単純増加するか単純下落するかだけの存在。丁か半か。投資初期段階で右肩下がりなら勝ち、右肩上がりなら負け。但し、いきなり余剰資金を全部一括投資するのは怖すぎるので右肩下がりに対するリスクヘッジとして機能させるものとする。
  • リバランス」は「SPXL」の大暴落時からの復活期間を半減する効果があるが、リターン効率を求めるとSPXLに圧倒的に負ける。但し「S&P500」には勝る。これは寿命や生活安定のため等の理由により超長期運用でリスクを取れない場合に用いると良さそう。
  • S&P500」は5~10年で安定して結果を出したい人向け。個人的には「S&P500」に投資するぐらいなら「リバランス」の方が運用期間やリターンの高さ、暴落時のリスクヘッジも兼ねているため最適な方法だと思います。それぐらい優秀。但しリバランスは毎月の手間が面倒なので真剣に運用できる人に限られそう。

 

更にまとめると、

 

我々は後何年耐えられ、いくら欲しいのか

 

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各役割についての説明は「その1」で説明しているので割愛させていただきます。では参加選手の紹介です。「その1」から変化ありません。気になる方は「その1」から見てね☆彡

 

 【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その1(長期運用編) - 日々の生活をがんばるブログ

 

参加メンバー紹介

ナンピン 直近高値10%以下になったら買い増すあれ!

リバランスSPXLと現金50:50で毎月リバランスするやつ!

SPXL   SPXL純粋100%混じりっけなし!

S&P500  みんな大好きS&P500ちゃん!※でも私はVTIのほうが好き

 

前提条件(前回と変わらず)

  • 総額1200万円スタートとします。
  • 特定の期間から特定の期間までの何パターンかを事前に用意します。これについては後程紹介します。
  • 最初に600万円を一括投資したものとし、残りはそれぞれリバランス用、あるいはナンピン投資用としてプールします。
  • 為替は1ドル100円で固定とします。
  • 手数料等は現在(2020/01)のSBI証券の手数料を使用します。
  • 税金も現在のものを使用します。
  • リバランス側は月末にリバランスを行います。
  • 過去のSPXLはS&P500を元に擬似的に作成したデータを使って検証します。
  • ナンピン買いの条件はS&P500が直近高値から10%値下げしたタイミングで購入開始。投資先はSPXLとなるため実質30%値下げしてからの購入となります。
  • 最後に全部売却したときの合計値で見ます。税金も考慮します。
  • リバランス時は売却時の株価が平均取得額より低いときのみ売ります。つまり、必ず利確となるため税金が都度発生します。
  • 円をドル転して株を購入する際は端数が出ない形で計算します。つまり、きっちり決められた金額を全額株に投資できる形となります。

 

前回と条件は一緒ですね。以下検証パターンが異なるだけです。では検証パターンを紹介します。

 

検証パターンの紹介

グラフを用いて期間を紹介します。順番は適当に思い浮かんだパターンを適当に採用しました。最初の赤線部分で余剰資金の投資を開始して、赤線最後の結果を測定するものです。なお、赤線の位置はわかりやすくするためにつけたものであり、大体この辺りかなぁ?という感じで適当にその日付から開始します。その結果のグラフは後程登場予定です。

 

1.ブラックマンデー開始からリーマンショック最底辺まで

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2.ブラックマンデー開始からリーマンショックが回復し始める時期まで

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3.ブラックマンデー開始前からブラックマンデーの最底辺まで

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4.ブラックマンデー開始前からリーマンショック最底辺まで

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5.ブラックマンデー開始前からリーマンショック回復完了まで

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6.ブラックマンデー底辺からリーマンショック底辺まで

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7.ブラックマンデー底辺からリーマンショック底辺まで

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8.リーマンショック開始からリーマンショック回復し始める時期まで

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9.リーマンショック開始からリーマンショック回復完了まで

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そして今回検証しませんが、SPXLにおいて上記グラフを見て分かる通り

ブラックマンデー」+「リーマンショック

というダブルショックを受けた場合、20年後に元の値に戻っていることを頭に留めておいてください。

 

それにしても、

 

検証項目が多すぎる!!!!!!!

 

まぁこれだけ見ればなんとなく動きがわかるからいいっしょ!という感じです。

考えるな感じろ!無駄な論争より結果がすべてだ!!

 

過去のいろいろなパターンを見れば今後の運用方法について考えがまとまるはずです!無い頭絞るよりまずは手を動かします!

 

以下採用した日付のメモを残しておきます。

 

疑似SPXLデータ視点で見た場合の各日付

ブラックマンデー開始前:1995-05-12

ブラックマンデー開始頂点:2000-08-31

ブラックマンデー最底辺:2002-10-09

リーマンショック開始頂点:2007-10-09

リーマンショック最底辺:2009-03-09

リーマンショック復活の兆し:2012-11-12

リーマンショック復活:2015-07-20

 

 

 そんじゃ文字数も勿体ないのでスタート!

 

 

1.ブラックマンデー開始からリーマンショック最底辺まで

 2000-08-31~2009-03-09(※約9年間)

 

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1位:S&P500  :¥5,349,191
2位:リバランス:¥3,595,745
3位:ナンピン   :¥   575,402
4位:SPXL   :¥   449,133

 

元本割れしているので最終売却時に税引きがありません。そのままのグラフの結果が提示される感じになります。

 

最低最悪なタイミングでの購入時の結果となります。9年間の結果です。ブラックマンデーからリーマンショックまでの間にプラスに転じる時期もあり、その結果「S&P500」が1位を獲得しました!

 

右肩下がり相場であるならばレバレッジ商品が弱いのは当たり前です。そんな中大健闘だったのが「リバランス」です。この結果とその後の値動きについてはゆう氏のブログでもっと詳細に記載されている部分で、以下の記事が参考になると思います。

 

SPXLリスクコントロールポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ

https://yu-kabu-life.com/2019/01/13/spxl-riskcontrolportfolio

 

 

リバランス」であれば許容範囲の下げ幅であり、100年に1度の大暴落真っ最中でこの結果は大健闘したといえるでしょう。

 

それに反して「SPXL」と「ナンピン」はやばいですね。

 

1200万円45万円になってしまいました!!

 

事前にこうなる可能性があることを胸に刻まないと失神してしまう人続出じゃないでしょうか!?知ってても辛い!!

 

これを知ってしまうと有利と言われる全額一括投資も躊躇するってもんですよ!

 

というわけで、想定通りSPXLは下げ相場に圧倒的に弱いことがこの結果からうかがえました。SPXLを運用するにはすべてはこの暴落に耐えられるかどうかにかかっています。もしあなたがこの結果に耐えられないようであれば、「SPXL」や「TECL」等のレバレッジ商品に手を出すべきでは無いかもしれません。やるなら「リバランス」迄ですね。

 

さて、ここまでの暴落が着てしまったら逆にチャンスです。

 

もしこのタイミングでSPXL及びナンピン購入側に同額の金額、今回で言えば約50万円を追加投入できたとしたら、それは「2400万円(+100%)」投資したことと同義になります。余力があったら突っ込みたい所存です。市場が開いているのか、余剰資金はあるのか問題はありますが、とっても魅力的なタイミングといえるでしょう。そして可能性は低いですが、その追加投資は早期償還してその50万も溶ける覚悟で行いましょう。ダブルショックの可能性に注意!!

 
2.ブラックマンデー開始からリーマンショックが回復し始める時期まで

 2000-08-31~2012-11-12(※約12年間)

 

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1位:リバランス:¥11,345,165
2位:S&P500  :¥10,911,628
3位:ナンピン   :¥  3,315,233
4位:SPXL   :¥  2,587,724

 

今回はリーマンショックから右肩上がりを経験した「リバランス」の勝利です。 こうなると、ナンピンとSPXLはつらいです。一度大幅に下げているため、いくら約3倍フルパワーを使っても、元値がすでに3分の1以下であり、この値を戻すまでの期間が非常に長くなる欠点があります。つまり、3倍レバレッジとは時間との勝負でもあるのです。

 

10%暴落時にナンピンをする運用について、あくまで「SPXL」のパフォーマンスを単純増加させるだけになる傾向にあるため、大幅な下げや復活期間についてはSPXLから大きく変化は無さそうです。ナンピンルールはもう少し検討の余地があるかもしれません。ただ、あんまりゆっくり追加投資して暴落用に比重を置いても右肩上がりで機会損失食らうのでどっちもどっちですかねぇ・・・。

 

リーマンショック級の大暴落が今後発生しないと思うならこのままS&P500の10%暴落時に買い増し、大暴落が来ると思うなら20%ぐらいのときから買い増しをするとかになると思います。やっぱり一長一短です。

 

3.ブラックマンデー開始前からブラックマンデーの最底辺まで

 1995-05-12~2002-10-09(※約7年)

 

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1位:SPXL      :¥19,140,721
2位:リバランス:¥16,631,562
3位:S&P500     :¥16,570,679
4位:ナンピン   :¥11,906,764

 

単純に上がって下がるだけのグラフになります。こうなった場合、全力で値上げしているSPXLが勝利することになったようです。全体的にちょっと右肩上がりでフィニッシュしています。ナンピン以外は!

 

ナンピンは苦手なパターンとなりました。先ほどの通り、上がり相場が先に来ると暴落を待っている分機会損失しています。右肩下がりの時点で追加投資が完了しておりこの時点でSPXL以下ですから、このケースだと今後ナンピンは一生SPXLに勝てなくなりました。

 
4.ブラックマンデー開始前からリーマンショック最底辺まで

  1995-05-12~2009-03-09(約14年)

 

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1位:S&P500  :¥14,747,030
2位:リバランス:¥12,222,754
3位:SPXL   :¥  7,138,676
4位:ナンピン   :¥  4,055,044

 

ブラックマンデー開始時期からリーマンショック底値です。「S&P500」と「リバランス」であれば、元本が保証される期間となりました。この期間もやはり右肩下がり相場。「S&P500」が強くなることは当然です。しかし「リバランス」もこの時点で元本保証されている点に注目です。

 

そしてここで最も注目すべきなのは「ナンピン」の圧倒的なパフォーマンスの低下が挙げられます。2000年ぐらいのタイミングで既に追加資産の投入は完了済みであるにもかかわらず、その後の株価もSPXLの6割程度です。

 

グラフを見ていただけると分かる通り、最初の期間は完全な「右肩上がり」です。「ナンピン」の場合、最初の右肩上がり期間は追加投資が一切行われずに投資額の半分(600万)で運用することになりました。つまり、これこそが、「機会損失」なのです。この考え方について米国株式クラスタの億プレイヤーである和製バフェット将軍は次のように述べています。

 

リセッション時は銘柄の入れ替えをするのか?その② | 和製バフェットのシークレットポートフォリオ

https://waseibuffett.com/do-you-change-brands-during-the-recession-that%e2%91%a1/

暴落派からはリセッションが来たらどうするの?と定期的に煽られますが、公平な目で見れば現金のまま寝かしておいて「買えないこと」も同様の「損失」なので公平な目で見たら暴落派も「買えないこと」による「損失」を伝えねばなりません。

まさに今回の結果が「買えないこと」による「損失」です。とても分かりやすいパターンとなりました。レバレッジ商品を見るとその損失の意味が分かりやすいですね。そして機会損失は将来未来永劫に渡って「損失」として背負っていくものとなるため、余剰資金を持つということも相当なリスクがあると言えるかもしれませんね。今回の例では一生ナンピンがSPXLに勝てないというリスクです。

 

私はこの結果から、「ナンピン」と「一括投資」は博打の「丁半」に近いものと感じました。直近数年間はS&P500が10%以下にならない「右肩上がり」ならば「一括投資」を、直近数年間で10%以下になる相場があると読むなら「ナンピン」を選ぶことになりそうです。

 

こうなると、「ナンピン」について深堀をするのはナンセンスで、将来の相場によって丁か半かの違いでしかありません。ただ、そのパターンを網羅して、どういう傾向の時が市場で最も発生確率が高いかを過去分析することで、勝率をぐっと上げることができるかもしれません。うん。時間的に無理ですね。

 

しかしながら、我々人類は全てを一括で投資直後に暴落する恐怖に打ち勝つのは非常に困難なので、「ナンピン自体は実施するものとなりそうです。丁か半か。儲けられればいいですね。

 

それよりも「リバランス」の比率を変えて運用するほうが最低限のリスクヘッジを用いて高パフォーマンスを叩き出せるかもしれません。こっちの検証をしたほうが有意義だと思うので「ナンピン」検証は無しにすると思います。時間ができて気が向いたら検証します。手のひらクルーですいません。 


5.ブラックマンデー開始前からリーマンショック回復完了まで

 1995-05-12~2015-07-20(※約20年)

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1位:SPXL      :¥114,106,554
2位:リバランス:¥  74,292,122
3位:ナンピン :¥  65,869,970
4位:S&P500     :¥  41,161,118

 

 このパターンは↑↓↑↓のボックス型です。面白いのがSPXLS&P500の動きです。少し見づらいですが、SPXL最後の株価ひとつ前の山の頂点ほぼ同じぐらいと思います。対してS&P500最後の株価ひとつ前の山の頂点よりも上に位置しているのです。

 

つまり、これが世間で言われる「減価」の現象で、ボックス型のチャートを描くとSPXL側がドンドン値が下がっていくものとなります。実際に見て違いがハッキリわかりました。とはいえSPXL凄まじい値動きの前にはもはやどうでもいいかなと個人的には思ってしまうのでした。


6.ブラックマンデー底辺からリーマンショック底辺まで

 2002-10-09~2009-03-09(※約7年)

 

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1位:S&P500  :¥10,451,568
2位:リバランス:¥ 7,872,000
3位:SPXL   :¥  4,086,797
4位:ナンピン   :¥  3,477,704

 

約5年かけて運用益を上げましたが、リーマンショックの前には歯が立ちませんでした。前回の記事(※その0の記事)ではリーマンショック前に20年かけており、その場合はリーマンショックが発生しても「S&P500」を上回る成果を上げていました。5年程度の運用益では100年に1度の大暴落に歯が立ちません。やはりどのパターンにおいても「SPXL」長期運用は必須でしょう。中途半端な年数だとこのようにボロボロな状態から復活まで待たなくてはいけません。


7.ブラックマンデー底辺からリーマンショックが回復し始める時期まで

 2002-10-09~2012-11-12(約10年)

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1位:SPXL         :¥21,200,794
2位:リバランス:¥20,118,924
3位:S&P500  :¥19,426,475
4位:ナンピン   :¥18,404,371

 

ブラックマンデーの底から始めているので下げ幅は実はそこまでなかったりします。これを見ると大暴落が着てから投資を始めたくなる人の気持ちがよく分かります。但し、この暴落は100年に1度の強い暴落です。発生するまでどのぐらいかかるか分からない点が注意です。その場合はずっと投資ができず、待っている間寿命までのリミットも減っていくことになり、SPXLのうま味を十分に味わえなくなる可能性が高まります。


8.リーマンショック開始からリーマンショックの回復し始める時期まで

 2007-10-09~2012-11-12(※約5年)

 

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1位:S&P500     :¥10,580,686
2位:リバランス:¥  9,702,305
3位:ナンピン :¥  4,598,781
4位:SPXL         :¥  3,510,755

 

リーマンショックから約5年後の世界です。通常であれば7,8年後に復活できたのですが、ナンピンとSPXLが地獄ですね。後15年必要です。そして前述の通り、右肩下がりのためナンピンがSPXLを上回っています。

 


9.リーマンショック開始からリーマンショック回復完了まで

 2007-10-09~2015-07-20(約8年)

 

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1位:リバランス:¥16,039,602
2位:S&P500     :¥15,440,413
3位:ナンピン :¥14,875,979
4位:SPXL         :¥11,961,769

 

こちらリーマンショックを直撃した後の復興までの時間です。「ブラックマンデー」を含まなければ、SPXLであっても「8年」で復帰していることが分かります。これを知っていると、もう100年に1度の暴落は無いだろうと楽観的に捉えることができるのであれば、直ちにSPXLに一括投資がベストです。75%程度の暴落であればすぐ復活しますヨ!!※過去実績では

 

私は怖いので余剰資金全部一括投資はちょっと辛いかな・・・

 

 

 

 

 

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はいというわけでお疲れ様でした!!

途中似たような結果が多かったですが、同じような結果になって割と満足してます。感覚的には大体分かりました。というわけで、まとめに入ります。

 

絶望投資編まとめ

全体を通して「時間」の概念が注目ポイントになるかなと個人的に思ってます。どのぐらいの運用時間が許されるかで選ぶ運用スタイルは異なることになるでしょう。

  • SPXL」は1200万円が50万弱になるという「覚悟」をもって投資しよう。
  • 最終的に暴落は復活する。復活するがレバレッジ商品は時間がかかる。
  • ナンピン」は「SPXL」から単純増加するか単純下落するかだけの存在。丁か半か。投資初期段階で右肩下がりなら勝ち、右肩上がりなら負け。但し、いきなり余剰資金を全部一括投資するのは怖すぎるので右肩下がりに対するリスクヘッジとして機能させるものとする。
  • リバランス」は「SPXL」の大暴落時からの復活期間を半減する効果があるが、リターン効率を求めるとSPXLに圧倒的に負ける。但し「S&P500」には勝る。これは寿命や生活安定のため等の理由により超長期運用でリスクを取れない場合に用いると良さそう。
  • S&P500」は5~10年で安定して結果を出したい人向け。個人的には「S&P500」に投資するぐらいなら「リバランス」の方が運用期間やリターンの高さ、暴落時のリスクヘッジも兼ねているため最適な方法だと思います。それぐらい優秀。但しリバランスは毎月の手間が面倒なので真剣に運用できる人に限られそう。

 

更にまとめるとこうです。

 

我々は後何年間耐えられ、最終的にいくら欲しいのか

 

仮に1000万円の投資で1億円が欲しい場合はこうなります。超ザックリです。過去実績ベースであることをご留意ください。

  • SPXL:5~10年(最短)25年~40年(大暴落経験)
  • ナンピン:同上±5年
  • リバランス:20~30年
  • S&P500:25~35年

 

そして10万円の投資で1億円が欲しい場合はこうなります。

  • SPXL:30年(最短)50年~65年(大暴落経験)
  • ナンピン:同上±5年
  • リバランス:70年
  • S&P500:80年

 

この運用期間に耐えられるなら実施する、耐えられないなら別の手段を考える感じでしょうか。

 

私が良いなと思っている10万円運用は「時間を投機的に購入」している感じでしょうか。と思ったけれども、最悪ケースでも「S&P500」と同じくらいの運用期間になってますね・・・

 

あれ?SPXLで大失敗したとしても、最終的に1億目指すなら「S&P500」とそう運用時間変わらなくない??

 

なーんか、やっぱりこう見るとSPXLで大暴落したとしても、まじめに初期一括投資して気絶するのが最良なんじゃないかなぁって思ってしまいます。だって大暴落を経験した最悪ケースでも「リバランス」や「S&P500」と最終的に目標金額達成まで同じぐらいの時間が必要だからです。S&P500を年利9%で計算してるので、そこの前提変えられるのであればその限りではありませんが、結局それに連動してるのが「SPXL」であり、「S&P500」の結果が良ければ「SPXL」だって良いのです。

 

じゃあやっぱりSPXL一括投資して気絶するのが最適解ということ!?

 

つまり、「超リスク」なことが逆に「超安全」を生み出しているのです。ボクシングで言う相手の懐が一番近くて危ないけれど拳が届かなくて逆に安心みたいな。超怖いけど安全みたいな。でもやっぱり怖いよね。過去実績だしねこれ。いやでも、リーマンショック後の世界だよ今。ちょっと楽観的になっても怒られないんじゃないかなぁなんて考えるのはやっぱり甘えでしょうか。戦争が起こったとしても、米国の近くじゃなければ逆に株価が上がるっていうしね。不謹慎だけれども。

 

S&P500」は年利9%運用想定で10万円を複利計算した所77年位でした。SPXLは20年間暴落に耐えた後に+30年が必要という意味で50年~65年としました。20年とは、「ブラックマンデー」+「リーマンショック」の合わせ技でも20年あれば復帰できると言う過去実績から来ています。

 

まぁ、どちらも寿命でアウトなわけですが、投資額を1000万円にしたら話は変わってきて、逆に最短で1億円達成するチャンスを頂いた上に大暴落がきても「S&P500」と同程度の運用時間があれば値が戻ってくるってことですよね。

 

私の場合は10年後リタイアが夢なので本当であれば一括1000万円くらい賭けるべきなのでしょうが、とはいえ怖いので300万で様子見です。44倍の年(10年スパン)もあったので、それが叶えば1億円ですね!

 

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というわけで、「運用時間が物事を解決してくれる」というお話でしたとさ。

 

その問題点を解消すべく、私は「ジュニアNISA」に「SPXL」を今年から入れ始めました。来年はもしかしたら「TECL」にするかもしれません。20年NISA枠で運用でき、その後も一般NISAにロールオーバー(※その頃可能か不明)して更に追加運用が可能。最悪特定口座へ引き継いだ後にも超長期運用が可能です。

 

そう、赤ちゃんならね!!

 

私は超長期運用説は正しいと信じており、早期償還が無い前提ではありますが、ガチで投資・運用してます。ジュニアNISAは4年後に廃止となるため、もし共感頂いており、赤ちゃんが3歳以下とか若いようなら少額でもいいので入れてみては如何でしょうか。10万円入れるだけでも割りの良い夢を見ることが出来ると思います。

 

 

よし!!じゃあみんな今からすぐに婚活を初めてレッツ妊活!!!!!

10万円夢の1億円をゲットできるかも!?!?!????

子供を増やして日本を明るく未来のあるものにしよう!!!!!!

※もう日本はこのぐらいの希望をこれからの子育て世代に与えないと駄目でしょ・・・冗談で昔書いてたけど、本当に日本人いなくなるよ・・・

 

 

 

さて、次回どうしようかな。ちょっと気になったことがあり「リバランス」の比率変更について検証してみたいと思いましたが予定は未定です。

 

 というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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【SPXL】大暴落時の早期償還が発生するリスクについて調べました【感想文】

なぜだか全くわかりませんが、「TECL」でGoogleとYahoo検索すると上位2番目に私の記事が載っていました。「TECL」についての記事を書けとGoogle先生/Yahoo先輩から猛プッシュされているのでしょうか!?SPXL検証終わってから調べてみますか!(※大分先)

 

こんにちは。okometsubuです。

 

まず最初に、「SPXL」やその他借金をしないレバレッジ商品であっても投資は余剰資金でやるべきであり、ここに生活資金等をかけるべきではないという考えを持ったほうが良い事をお伝えしておきます。「0円になってもいい!」という心を持ちながら投資することが肝要だと思っています。

 

 

 

最近のSPXL検証であまりのけた違いな金額を目の前にして、「株主優待クロス」の余剰資金云々やら「あおぞら銀行」の金利0.2%を頑張ろうとか、細かい部分がどうでもよくなってきてしまいました。これはいけません。"アレ"はあくまで過去実績であるため未来がどうなるかわからないのによくない傾向です。そんな"アレ"なSPXLの検証記事はこちら。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

  

SPXL運用開始して数日。まだまだ問題点や運用方法について模索し続ける中、もみあげ氏が以下のような記事を書かれているのを見つけましたので以下引用させていただきました。

 

【米国株】SPXL最適投資方法!逆指値で短期投資の理由とは? - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

https://www.momiage.work/entry/2020/01/18/070750

早期償還の可能性
 

もしリセッションがきて1日もしくは短時間でS&P500が33%下落した場合、【SPXL】はほぼ100%の下落。つまり価値が0円になる可能性がでます。そうなるとETFは早期償還され、強制的に損切りされることになります。

 

S&P500が33%下落で早期償還。強制的にサービス終了です!滅茶苦茶怖いですね!

私も何となく上記のリスクのことを知っていましたが、

 

まぁS&P500なら大丈夫だろう

 

と非常に雑な考えでSPXLへの投資を開始してしまいました。今回はもう少しこの点について調べてみたいと思います。

 

私がそもそも早期償還は大丈夫だろうなぁと思った理由がSPXL長期運用を推奨されているゆう氏のブログから情報を得ていたためです。というか答えです。以下ゆう氏のブログより引用。

 

SPXLの投資機会と早期償還リスクを考える ~ブログ紹介〜 - ゆう×米国株投資×ライフプラン

https://yu-kabu-life.com/2019/06/07/spxl-redemption-risk

まず第一に、サーキットブレーカー制度によって一撃死しないように仕組みとして守られているという安心があります。

日本では1日の値幅制限としてストップ高、ストップ安がありますよね。それと同じ主旨の仕組みが米国にもあります。

サーキットブレーカー制度というのは米国証券取引委員会(SEC)によって決められている制度になっていまして、そもそも制度ができたのは1987年10月19日に発生したブラックマンデーで1日に-20%超もの暴落が起きたことが切っ掛けです。

そして直近では2012年に制度が改定されていて、より安全な仕組みに改善されています。

発動条件としては、S&P500が前日終値から7%(レベル1)、13%(レベル2)、および20%(レベル3)低下したときに発動します。

15時25分より前にレベル1の下落が引き起こされると15分間市場全体の取引が停止されます。レベル1発動後にさらに下落してレベル2に至った場合は、また15分停止されます。レベル3に至るとその日の取引は全停止となります。

 

詳細は全てゆう氏のブログに記載されているので気になる方は閲覧されることをお勧めします。「S&P500」についてはサーキットブレーキが発動するため1日で-20%で一度停止されるため、1日で一発早期償還するリスクは無さそうですね。でも翌日、翌々日も暴落したらアウトじゃないでしょうか。その件について氏は次のような見解を示しています。

 

第二には、過去70年のS&Pの株価推移から、1日の値動きが-20%レベルになる可能性は極めて低いという事実があります。

下表は1950年から2019年6月6日までのS&P500の前日比ワースト10です。

1987年のブラックマンデーを除けば-10%を超えて下落したことはありませんね。最悪でも-9%程度で済んでいます。

 

表についてはゆう氏のブログを閲覧されるのがよいと思います。過去70年において短期間で一気に33%の下落は例になく、「100年に1度の大暴落」と言われているリーマンショックでさえ、短期間では数パーセント程度の下落を徐々(?)に落ちていく形となっていたようです。つまり、短期間での33%下落は相当低い確率になる見通しのようです。

 

当然未来のことは分かりませんが、こういった過去最大級の大暴落があったとしても早期償還が行われない程度の下落であったという実績は覚えておいて損はないと思います。ただ、2日連続でMAXの20%下落すると、2日間で実質36%の下落となると思うのでそうなるとアウトだと思ってます。なので、やはり取り返しが付かなくなっても生活が出来るだけの余剰資金で開始した方が良いと改めて思いました。

 

と言っても100年に1度の大暴落でも割とまだ余裕があったようなのでその非常に低い確率を嫌って「SPXL」に投資しないのは勿体ないなと思いました。なので私は「SPXL」もしくは「TECL」への投資は継続して行おうかと思います。当然ながら、余剰資金で行うこと、そして、かならず余剰資金は一部残しておくこと(※暴落時追加投資用)絶対です!一発で全部入れるなんてことはしないでください!

 

いや、全額一括投資してもいいんですが、その場合は最悪買った翌日に大暴落が来るかもしれないので最悪30年はガチホし続けることを覚悟頂ければと思います。私はこの商品は短期売買専用か、20~30年の長期運用で初めて効果を発揮する商品だと思っています。短期の場合は投機的長期の場合は10~30年で投資的な効果を生み出せると信じています。

 

2~5年程度だけ軽く持ってみよう、という中途半端な人はSPXLやそのほかレバレッジ商品には手を出さないほうがいいと思います。もしくはリバランス等でリスクを軽減する等の考えをしっかり持った方でのみ投資されるのがよろしいでしょう。つまり、何も考えずに「一般NISA」枠でやるのはNG。NISA枠は今から始めてもたった4年しかありません。マイナスになると損益通算できなくなるのでリスクが高すぎます。投機的にやりたい場合のみ使うことになるでしょう。そんな私は「ジュニアNISA」で15~20年運用を目標に実施中です。これだけの期間があって初めて投資できる商品だと思ってます。 

 

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ここからは(も)雑談枠ですが、私は余剰資金の1/4を投入して様子見中です。レバレッジ商品について米国株クラスタの方のブログを拝見させていただきましたが、基本的にはおおむね以下の見解となっていました。

 

  • やるとしても少額で始めること。最大資金の10%程度までにとどめる
  • 次の暴落がくるまで待つ。暴落がきたら少額投資する

 

少額で始めることについては大賛成です。少額でありながら数十年の年月によりとてつもない利益をもたらしてくれる可能性があるためです。以下は過去のSPXLの動きを疑似的にシミュレーションした時の記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

うまくいけば20年で900倍近くまで上昇するため、10万円が9000万円近く迄行くかもしれません。滅茶苦茶上手く行けばですけどね。10万円で現実的な夢を見れるのがこの商品のいいところだと思っています。負けても10万円がすっとぶだけなのが心強い!

 

そして私は「暴落が来るまで待って、暴落がきたら投資する」という流れについては懐疑的です。

 

理由は投資をしない事による機会損失によるリスクを放棄しているためです。懐疑的としたのは、「レバレッジ商品」については暴落待ちなのに、普通の「米国株」や「S&P500」等の「海外ETF」については買い増しを行っている場合についてです。なぜならレバレッジ商品は約3倍の値動きをする大変危険な商品であることは言うまでもないですが、それは単純に値動きの倍率が違うだけだからです。

 

であるならば、「海外ETF」等について、今この価格で購入すると言うのであれば、「レバレッジ商品」についても少額でも良いので今この瞬間開始することが「機会損失」についてのリスクを回避することにもつながりますし、「レバレッジ商品」を買わない理由にはならないと考えます。だって値段が上がると思っているから「海外ETF」を購入しているのですから、その「機会損失」へのリスクヘッジとして「レバレッジ商品」も買わないのは変な話です。少額で良いので始めるのが正しい在り方だと思っています。

 

当然ながら、今株価が高いから「海外ETF」や「米国株」も何も買わないって人であれば「レバレッジ商品」を買わないのは正しい考え方だと思います。また、特定の「米国株」や「海外ETF」のみ上がると思っているが「S&P500」は上がらないな、と思っている人も対象外です。上がると思ってない商品を買うのはナンセンスですからね。

 

私が良く推奨している「年初一括投資」もこの「機械損失」に対するリスク管理によるものと言っても良いかなと思っています。「機会損失」ついて米国株クラスタのカリスマ(?)である和製バフェット将軍は次のように述べています。

 

リセッション時は銘柄の入れ替えをするのか?その② | 和製バフェットのシークレットポートフォリオ

https://waseibuffett.com/do-you-change-brands-during-the-recession-that%e2%91%a1/

「みんなが儲かっているのだから乗り遅れてはならない!自分もたくさん買おう!」というようなことをいう人はよく批判されるのに、「いまはキャッシュを持っておいて暴落したときにまとめて投資しよう!」と言っている人が批判されないのは変な話です。
上記文章の通りに、ブログ村では買えということに対しては何故か批判されるが、安全策を推奨する人は批判をされないというのは、公平な目で投資を見たらあきらかにおかしいと言えるでしょう。
何故なら買えないことも目に見えないだけで実質は損をしているからです。
公平な目で見るならば安全策を推奨する方は「買えないことによる損失」のデメリットを伝えるべきでしょう。

 

私はこの考え方をたわら男爵氏のブログから学びました。やはりお金持ちは同じ様な考え方、視点に行き着くのかなとしみじみ思いました。私も早く億プレイヤーになりたい。(10〜30年後想定)

 

まぁここまで株価が上昇しちゃうと今買うのは滅茶苦茶怖いんですけどね。私もこんなこと言ってて購入時滅茶苦茶ビビりましたし、来年あたりには暴落くるんじゃないかな?って思っています。でも将来どうなるか分かりません。なので、とりあえず1/4入れて様子見をしているというわけです。これにより「機会損失」のリスクはある程度抑えられ、暴落が来たら暴落対策として余剰資金3/4を使える状態です。もしかしたら2/4までしかSPXL使わないかも。暴落時対策は模索中です。そんな感じです。

 

今回の記事をまとめるとこうなるかな。

 

  • 早期償還は非常に低いが可能性は捨てきれない。0になってもいい金額で投資しよう!
    ※私の場合ですが、早期償還という非常に低い確率にビビりすぎて投資額を極端に低くすることによる機械損失を嫌ったため多少多めに突っ込みました。但しこれは賭けであり、余剰資金内で行うことは必須としています。
  • 暴落待ちをするより、少額でもいいのでとりあえず始めて機会損失リスクを減らそう!※但し買った直後に暴落しても泣かない。
  • SPXLの暴落時の下がり率はかなりキツイので暴落が来たときのための「現金」は確保しておこう!
    ※個人的な意見として最初の投資額の半分は持っておきたい。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その1(長期運用編)

こんにちは。okometsubuです。

 

恐らくほとんどの人が特に期待していないシリーズ物の続編となります。なぜなら戦わせる条件がニッチすぎるためです。いや、実は需要があるかもしれません。レバレッジ検証始めたところアクセス数がすこーしだけ伸び始めています。が、これのおかげかどうかはよくわかりません。(※いつもPV数しか見てないため)

 

さて、今回は前回と関連性はあまりありません。前回はSPXLそのものについての値動きの歴史を見てみました。以下前回の記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

今回は「SPXL」をナンピン買いするだけのパターンと、SPXL:現金を50:50でリバランスするパターンを戦わせます。

 

今回は初戦ということで、特に条件を儲けずに単純に50年、30年とそれぞれの運用を続けたらどうなってしまうのか、というものを検証したいと思います。最悪ケースで買った場合とかは次回にします。

 

なお、今回とてつもなく長い記事になりました。結果だけ先に書きます。

 

本記事(長期運用編)のまとめ

  • ナンピン買い」がナンバーワン!長期運用において暴落は必ず起こるから!?
  • そもそも「SPXL」が超強い!減価とか気にする必要が無い程の圧倒的パワー!
  • リバランス」は「3倍レバレッジ商品」に投資しているというより、S&P500改といった位置づけになっている。
  • リバランス」はS&P500よりも好成績長期運用においては運用益改善によりS&P500よりもリスクが低いんじゃないかと思える!低リスク中リターン!
  • 長期運用(30年以上)である場合、今回比較対象3つと比べると、S&P500に投資する理由って実は無いかもしれない。

 

上記まとめは過去実績であり、未来もこの通りとは言えないですが、少なくとも100年に1度の大暴落(リーマンショック)を通った時期を使っての検証結果であることをお伝えしておきます。

 

なお、本記事は私個人が勝手に検証して勝手にまとめたものとなります。反論や検証結果、検証データによる反論等々をむしろ頂きたいです!!

ただし私は頭が弱いので難しすぎる反論はすぐに頭ショートします。その時は申し訳ございません。でも反論は本当に欲しい。私の今後の運用方針を決めたいからです。

 

ナンピン買いの考え方はこちら河童してのサイトを参考にさせて頂きます。

 

次回の暴落に備えて追加投資額の計算式を決めました - 個人事業主が節税してインデックス投資

https://secrets2mysuccess.net/2018/10/30/make_rule_and_keep/

元の計算式はこうでした。

=(POWER(下落率-8,1.45)+12)*0.4

これのべき乗の係数を1.1にしました。

=(POWER(下落率-8,1.1)+12)*0.4

 

直近の高値から10%下落してからが開始となります。ここで私ルールですが、判定条件はS&P500をターゲットとしますが投資先はSPXLです。つまり、実質30%下落した時点からのナンピン買いとなりますね。

 

 

リバランスはゆう氏のサイトを参考にさせて頂きます。

 

SPXLリスクコントロールポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ

https://yu-kabu-life.com/2019/01/13/spxl-riskcontrolportfolio

SPXLとキャッシュの割合は最もリスクとリターンのバランスに優れている「50%:50%」を推奨します。

 

毎月上記になるようにリバランスです。もう少し条件はあって、売却時の株価が平均取得株価を上回っている時のみ売却するものとなります。

 

SPXL」の2008年以前の疑似シミュレーションの計算式はdrkernel氏の計算式を参照させていただきました。

 

RでレバレッジETFをシミュレーションしてみよう。 | Dr.Kernelの見た世界

https://drkernel.net/archives/43

(SPXLの1日の値動き) = 2.902 * (S&P500の1日の値動き) + 0.00009876

で求められることが分かりました。

 

タイトルの「R」がなんなのか調べてみた所「R言語」というのがあるそうです。初めて知りました。今度SPXL以外、例えば「TECL」も調べてみたいので時間ができたら検証環境にR言語を入れてみて試してみたいです。ただ全く専門じゃないので何かいてるか全く分からないので非常に時間がかかりそうです。まずはSPXLの検証は完了させて、どの程度の少額規模の投資額を「TECL」に入れたら幸せになれるか見てみたいです。

 

話が脱線しました。では始めます。前提条件は以下の通りです。

 

前提条件

  • 総額1200万円スタートとします。
  • 1970年から50年分と、1990年から30年分を見てみます。
  • どちらも最初に600万円を一括投資したものとし、残りはそれぞれリバランス用、あるいはナンピン投資用としてプールします。
  • 為替は1ドル100円で固定とします。
  • 手数料等は現在(2020/01)のSBI証券の手数料を使用します。
  • 税金も現在のものを使用します。
  • リバランス側は月末にリバランスを行います。
  • 過去のSPXLはS&P500を元に擬似的に作成したデータを使って検証します。
  • ナンピン買いの条件はS&P500が直近高値から10%値下げしたタイミングで購入開始。投資先はSPXLとなるため実質30%値下げしてからの購入となります。
  • 最後に全部売却したときの合計値で見ます。税金も考慮します。
  • リバランス時は売却時の株価が平均取得額より低いときのみ売ります。つまり、必ず利確となるため税金が都度発生します。
  • 円をドル転して株を購入する際は端数が出ない形で計算します。つまり、きっちり決められた金額を全額株に投資できる形となります。

 

600万+600万とした理由は単純に私の人生の余剰資金だからです。私利私欲でこの記事書いてます。無くなったら現役生涯すべてを社会に貢献し続けることになるでしょう(奴隷化)

 

話が脱線しますが、この直近高値から10%下落すると言う条件、過去にどのくらいの頻度であったのでしょうか。今回用にプログラムを作った副産物としてちょっと調べてみたところ、過去10年間の範囲では以下の日数が10%以下に該当しました。

 

2010年:251日

2011年:252日

2012年:172日

2013年~2014年:無し

2015年:5日

2016年:20日

2017年:無し

2018年:16日

2019年:13日

 

2010年から2012年にかけて大暴落から復活するまでの期間が大変長く、直近だと数日程度しか10%から下げるものがありませんでした。大暴落が来なければ、1年に多くても20日程度という事がうかがえます。河童氏の計算式は本当に大暴落を見越した計算式であり、大暴落が発生しなければ数年以上に渡ってプールし続けることになるということでしょう。逆に言えば、この計算式を用いることでゆっくりじっくり投資できるため、割と安全にナンピンできるものであり、毎月のリバランスを行わずとも、将来に渡って放置できるものになるかもしれません。毎月リバランス面倒いので出来ればそうなってほしいなぁと思ってますが甘いかな。今回の検証でそれもはっきりします。

 

今回の場合、例えば、河童氏の場合は10%下落で約1.7万円/日の投資、20%下落で約3.3万円/日と600万円を使い切るのに少なくとも50〜100日くらいかかりそうな感じがします。だが、それが良い。SPXLは95%以上も下落するのです。そのぐらいの暴落用の金額を使うのが丁度心地いい形になるはずです。

 

また長々と脱線しました。すいません。それでは早速始めます。

参加メンバーのご紹介。

 

ナンピン 直近高値10%以下になったら買い増すあれ!

リバランスSPXLと現金50:50で毎月リバランスするやつ!

SPXL   SPXL純粋100%混じりっけなし!

S&P500  みんな大好きS&P500ちゃん!※でも私はVTIのほうが好き

 

グラフは税引前の結果ですのでご注意ください。ただし、「リバランス」のみ都度税金が発生しているので終結果で有利になっている形です。ただし都度税金を払っているので運用資金が減っている点については考えさせられる部分な気がしてます。※そのため今回のシミュレーションを開始しました。

 

また、今回このブログは出張先でいつもと違うPCで編集しているため、グラフのテンプレートが変わっています。すいません。むしろ見やすいと思いますのでご了承ください。

 

ではまずは50年間運用したらどうなるかを見てみましょう。あまり現実的ではない年数ですが、歴史を振り返る形で見たいと思います。

 

1970年~2019年の50年グラフ(金額は1万分の1表記です)

 

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終結果(※税引き後)

1位:ナンピン :¥26,360,389,852

2位:SPXL   :¥18,295,780,818

3位:リバランス:¥ 1,198,330,729

4位:S&P500  :¥  334,624,518

 

 

!!?!?!?!?????????

 

いや、確かに予想通りだけれども!

予想通りだけれども全然予想通りじゃない!(意味不明)

 

なんか、もう桁が違いすぎて金額数えられないんですが何ですかねこれは・・・

えーっと、2.6億・・・いや、ちがうか、26億・・・???

 

260億じゃねぇか!!!

税引きしても260億!!!

 

あれぇ・・・計算ミスってるのかなこれ・・・いや、正しいか。実際のSPXLで最近の結果だと10年で18倍ですから、例えば30年連続でこの成績の場合、18 × 18 × 18 = 5832倍 (※そんなうまくいくわけないですが) なので、この場合は700億(税引き前)になりますからね。今回の結果だと、ナンピンの場合は税金込みで50年/2200倍程度でしょうか。

 

いやしかし260億はやりすぎでしょさすがに・・・投資額に対してリターンが大きすぎる。実際は疑似データなので誤差はありますが、大きな桁数部分はそんなに間違っていない気がしています。

 

にわかには信じられません!!

誰か反論してほしい!この世界に詳しい人誰か助けて!!!

 

まぁ弱小ブログなのでそこは期待しないで諦めます。もう上記で合ってる前提で話を進めさせて頂きます。さっき例で出した最近の10年18倍の結果もあるわけですから現実的にはあり得ますよね。

 

ナンピンが1位となりましたが、これは予想通りです。長期運用においてずっと右肩上がりで暴落しない時なんてほぼありえませんよね。今回は50年なんですからなおさらです。ナンピンをSPXL直近高値の約30%下落時から安く購入しているのですから、SPXLよりも高くなる率は高いんじゃないかなと直感で思っています。暴落時期と暴落のパーセンテージにより変動はしそうです。

 

長期運用、例えば30年運用すると決めているなら60%下落してから購入しても遅くはないかもしれません。それだけ下落したら早期に購入することによる運用益より下落時のナンピン買いのほうが強い気がします。あれ、早期にナンピンして運用益出したほうがいいのか、下落率を上げて後から買い増したほうがいいのかどっちが有利なんだろう。これも検証したいな。。検証したいことが多すぎる!

 

これについては近い将来検証することでしょう。私が今後どう運用するかを決めるので私利私欲のために必ずします。多分。覚えてたら。

 

ちなみに今回のナンピン時期はこちらです。

 

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もう最初も最初。1970年4月~7月の時点で追加の600万円をすべて市場に投資済みです。早期に実施したからかどうかは不明ですが、最終的にナンピン買いがSPXLを数億円以上回りました。

 

そしてここで重要なポイントは、2010年のリーマンショックによる大暴落について、それまでの39年の運用益があれば、95%以上暴落しても耐えられるという結果になりました。以下2009年のリーマンショック時のエクセルデータの画像です。円換算しています。

 

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この図から何を伝えたいかというと、開始時1970年から2009年の39年間を運用することで、3倍レバレッジ商品を運用している3つがすべて「S&P500」に勝っているという点です。SPXLはこの時96%程度の大暴落を直撃したわけですが、長い期間をかけたことにより通常のS&P500に打ち勝っています

※あくまで過去実績ベースである点と96%を超える暴落が来た場合はその限りではない

 

39年の運用益があればそりゃそうねってなるかもしれません。このリーマンショック部分については後程の1990年からの運用部分のシミュレーションでも見てみたいと思います。

 

というかSPXLが強すぎる。もう「減価するから長期運用危険です!」とかそんな次元のレベルをはるかに通り越しています。正直パワーが圧倒的すぎて減価とか細かい部分を考える必要すらない気がしています。(※この考え方自体が間違っていたら誰か突っ込みいれてほしい!)

 

よくブログ村の米国株クラスタでは3倍レバレッジを「3倍界王拳」とし、現金を「戦闘力」として比喩されているのを拝見させて頂きましたが、

 

これもう伝説のスーパーサイヤ人まで行ってませんかね????

 

いや、無理してパワーを上げているから

超サイヤ人を超えた,超サイヤ人を更に超えた,超サイヤ人(筋肉ムキムキver)

 ぐらいでしょうか。というか「戦闘力」って表現、すごい使いやすいですね。親しみもありますし、「お金」よりもトゲトゲしくない。どうでもいいですね。話が脱線しましたすいません。

 

・・・まぁでもこれは50年というとてつもなく長い期間のお話ですから無理もありません。現実的ではありません!もう少し現実を見てみたほうがいいでしょう。というわけで、現実味のある30年の長期運用について見てみたいと思います。

 

1990年~2019年の30年グラフ(金額は1万分の1表記です) 

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終結果(※税引き後)

1位:ナンピン :¥1,194,358,909

2位:SPXL   :¥    935,378,466

3位:リバランス:¥   185,208,445

4位:S&P500  :¥      88,326,662

 

過去の株価を見たところ、30年でもナンピンが勝利で約12億(税引き後)という結果になりました。グラフの流れ自体は1970年からそう変化はありませんね。ちなみにナンピンした時期は以下の通りです。

 

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こちらも1990年8月から11月で投資が完了してしまいました。この結果を見るに、もう少し投資額を抑えることと、下落率30%以下ではなくもう少し高めて60%以下でもいい気がしました。現金保有が一気になくなるのは余剰資金とはいえ少し不安になりますからね。さらなる暴落時(リマーマンショック時)に対する耐性が0になるためです。とはいえ、早期にナンピンすることにもメリットはあります。これについては後述します。

 

今回検証した時期について見ると、

 

 

までのシナリオでこの金額まで伸びていることになります。さて、ここで重要なポイントは、リーマンショックにより最も下落した日にすべての銘柄がどのような値になっていたかです。つまり、今回は1990年から20年間の運用開始後の話となります。これがS&P500よりも高いようであれば、短絡的ではございますが、

 

20年運用すれば3倍レバレッジ商品は購入してもリスクは少ない

 

ものとして考えられそうじゃないでしょうか。しつこいようですが過去実績の話なので未来のことはわかりません。しかし100年に1度といわれる大暴落での結果ですし、もし発生してもあの「S&P500」よりも利益が入ると信じて投資することができるじゃないですか!これは心の支えになるかもしれない!!?

 

では結果はこちら!

 

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上記結果では、「20年間運用した後に大暴落が来ても耐えられる!」という結果になりました!そして、「S&P500」にすべての期間勝っているのはナンピン時のみでした。これは先ほどお伝えした通り、早期にナンピンしたことにより運用期間が長くなったことによる運用益により暴落に対する耐性が高まったと考えられます。

 

また、SPXLは3/12にはすでに「S&P500」を追い抜いていますし、ほかの部分も「S&P500」と大きな差は見受けられません!

 

大暴落の後は時間を置けば徐々に回復していくことはご承知の通り、戻るということは、約3倍の効果でまた圧倒的に「S&P500」を突き放していくのです!ここからはもう「S&P500」は「SPXL」に二度と勝てないと思います。※個人的な感想です。

 

また、ここでのポイントとして「リバランス」が「S&P500」に負けてしまいました。「リバランス」は非常に安定した投資方法だと思いますが、20年間の運用益がSPXLやナンピンに比べて低く、大暴落が来たらその分下げるので20年間の運用益というのは馬鹿にできないな、という印象が残りました。ただ、「S&P500」とほぼ変わらない数値となっており、大暴落後の復帰を考えればやはり「S&P500」運用より利点が多いと思います。しかもS&P500は税引前の値なので、この時点でも「リバランス」とほぼ同等と考えてよさそうかも。

 

というわけで、今回のまとめを改めて記載します。

 

本記事(長期運用編)のまとめ

  • ナンピン買いがナンバーワン!長期運用において暴落は必ず起こるから!?
  • そもそもSPXLが超強い!減価とか気にする必要が無い程の圧倒的パワー!
  • リバランスは「SPXL」に投資しているというより、S&P500改といった位置づけになっている。
  • リバランスはS&P500よりも好成績長期運用においては運用益改善によりS&P500よりもリスクが低いんじゃないかと思える!低リスク中リターン!
  • 長期運用(30年以上)である場合、S&P500に投資する理由って実は無いかもしれない

 

 

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というわけで、長期運用編でした。今回は特に期間を操作せずに適当に決めました。なので、次回はもう少し波乱万丈に満ちた時間軸をピックアップして検証してみたいと思います。今考えているのは以下の通りです。

 

 

みたいな感じで、「①大暴落が始まる前」「②大暴落発生直後」「③大暴落最底辺」「④大暴落復活後」の4つの時間軸の組み合わせでバトルしてみたいなと思いました。

 

今回の検証で20年の実績を作らなかったのは、上記が大体20年ぐらい必要な期間だったんですね。次回できるなら今回はいいやってなって30年と50年で結果を記載しました。

 

20年運用としたのは、私が運用に耐えられる年数がこのぐらいかなと思ってます。会社員生活20年続かない気がしてます。最大30年まではぎりぎり頑張りますが、できれば最長運用は20年ぐらいにして結果を見て現金を確保して、最悪大暴落が始まったらあと20+10年は運用する感じになるかなぁと思ってます。その視点で今後も検証を進めていきます。よろしくお願いします。

 

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本音はこのまま検証を突き進んでいいか不安になってます。本当にこんなに良い結果なんだろうか。いや、何度かチェックして確認したので細かい部分においては若干差異はでるかもしれませんが、概ね流れはあっていると思っています。

 

こんなにすごいのに何で流行ってないんだろうか。投資額が数十万程度でも大変魅力的だと思うので、それでも始めない理由が「値動きが激しくて心が痛い」という点と「減価がすごいので長期は向いてない!」という意見以外にあるのか気になる今日この頃です。そもそも流行ってないと思ってるのは自分だけで実は滅茶苦茶流行ってたりするのでしょうか。Google先生で調べ物をしてたら自分の記事が上位に出てきて不安になります。やっぱり流行ってないじゃないか!って。

 

本記事を根底から覆すようなご意見を頂きたいと思いつつ、こんな弱小ブログを見に来る人は極稀なので諦めながら今回はここまでといたします。

 

※その2の記事ができました。よろしければどうぞ!

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

 

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【先進国株】月積立より年積立の方が利益を望めそうです【米国株】

こんにちは。okometsubuです。

 

私は最近になって「SPXL」を300万円分も、大量に購入してしまいました。1年前から始めている「eMAXIS Slim 先進国株式」の総資金を一発で超えてしまいました。積立投資とは何だったのかと言うくらい気持ちよい(?)一括投資です。※散々グダグダしながら また、それに加えて「つみたてNISA」も約40万円分、一括投資完了済みでジュニアNISAも「SPXL」に80万円全額投資済みです。

 

さて、最近、いや、投資当初からなんとなく思っていたのですが、そもそも月積立じゃなくて、年積立のほうが良いんじゃない?って思い始めてます。その考えが最初からあったため、投資を開始した当初からNISA枠は全て年初一括投資をしています。

 

年初一括投資が良いと思った理由

  • バンガード社が一括投資の方が儲かる確率が上がると発表している(但しリスクは相当なものと思います
  • 月積立でも年積立でも結局積立は積立であり、今から翌年までに大暴落してても翌年には安い金額で買えるはずで、ある程度のリスクヘッジはできる。安くなかったら右肩上がりで良かったね、となる。
  • 右肩上がりな市場では細かい積立(毎日積立等)よりも先行して一括投資した方がパフォーマンスに優れている。但し右肩下がりなら毎日積立の勝利となる
  • そもそも右肩上がりを信じて皆投資しているはずであり、過去の実績から右肩上がりになる確率のほうが右肩下がりになる場合より圧倒的に高い事から、最初から全額一括で投資した方が理に適っていると思われる。但しあまりにも怖いのでリスク分散として年一括投資とする。

 

バンガード社が言ってる記事です。

How to invest a lump sum of money | Vanguard

https://investor.vanguard.com/investing/online-trading/invest-lump-sum

 

本件について、たわら男爵氏の記事を参考にさせて頂きました。以下該当のブログを引用させて頂きました。

バンガード社は一括投資を明確に推奨している - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ

http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1350.html

一括投資のほうが積立投資よりも儲かる可能性が高いのは当然です。
なぜなら、より早く、より多額の資金をリスクにさらしているからです。リターンはリスクの裏返しであり、より多くのリスクをとった人だけがより多くのリターンを得ることができます。

このブログでも何度も紹介していますが、「積立投資のすべて」という書籍を出版した星野泰平さんでさえ、

圧倒的に一括投資のほうが平均的に利益を上げている。

と結論付けているくらいです。

ただ、残念ながら、我々のような凡人は理性的に行動することができません。
ほとんどの人は衝動的に感情的な行動をとって後悔するわけですが、それは投資行動も同じです。

 

 

そして、毎日積立と毎月積立のシミュレーションを河童氏が行っております。以下検証記事の結果を引用させて頂きました。

 

まだ毎営業日積み立てしてるの?損するからやめた方がいいですよ - 個人事業主が節税してインデックス投資

https://secrets2mysuccess.net/2018/08/06/post-4674/

 基準価額の未来は予見できませんが、現在の景気動向は分かります。総じて右肩上がりの成長が期待できるなら毎月積み立てが有利です。景気後退時は逆に毎営業日積み立てが有利です。

  • 右肩上がりの成長が期待できるなら毎月積み立てが有利。
  • 現在景気後退時で下降局面または停滞期なら毎営業日積み立てが有利。
  • 細かいことを言えば購入するインデックスファンドの基準価額の動きで選択するのが良い。

 

年積立のシミュレーションはありませんが、単純に考えて月より年の方が右肩上がりが続くようなら年積み立ての方が有利であると思いました。

 

  

それでは、年初一括投資のデメリットはどのようなものでしょうか。

 

年初一括投資のデメリット

  • 年初一括投資出来る現金が手元に無い場合はそもそも出来ない
  • 余剰資金が一気に無くなるので何か現実世界でお金が急ぎ必要になった場合は直ちに対応出来ない可能性がある。投資信託を売却から出金するまで1週間前後は必要と思われます。
  • 余剰資金の問題から大暴落時に決め打ちで一気に投資するということが出来なくなる
  • 余剰資金により楽天カードで毎月積立による1%ポイント還元を受けることが出来なくなる

 

こんな感じでしょうか。毎月の給与を待つほどギリギリまでフルインベストメントに投資をしている人はそもそも毎月積立以外選択肢が無いかもしれませんが、それは既に初期段階で一括投資を行っておる猛者である可能性がある訳で、それは年積立よりもリスクをとって利益を狙っていることになると思います。そうではなく、単純に投資資金が無い人は選択肢は無く、毎月コツコツ積み立てていくだけなので悩み無用です。

 

私の場合ですが、昨年日本株と自社株を大量に売却したため一時的に現金が大量に入ってきました。そのため、この資金の一部を早く市場に投資したいと常々思っていました。

 

これを踏まえて数日前に「SPXL」に大量投資した次第です。今年に入って300万円の投資です。余剰資金は後300万円ですが、これは暴落待ちです。いや、来年また年初一括投資で40万くらいやっちゃうかも。逆に暴落早く来てサッサと全額投資したい気分です。

 

また、これとは別に「ジュニアNISA」分もやっているので、後4年間は無理しないで行こうかなと思います。会社を首になって、他でプールしている「」の余剰資金が枯渇することも考えなくてはいけません。「ジュニアNISA」の投資は後240万円分あるので、それが落ち着く4年後に改めていま投資可能な300万円について考えようかな。

 

年60万円で10年間積み立てても良いように考えていた300万円を一括投資したので、取り急ぎ5年間は「SPXL」に投資しないで済む話ですから。

 

いや多分リセッションによる暴落は5年も待ってたら何度もあると思うので、余力使い切ってそうですがね!

 

暴落が来てほしいんだか来てほしくないんだか、今回はここまでと致します。

 

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【3倍レバレッジ】TECLを10万円買い付けました【20年ホールド】

こんにちは。okometsubuです。

 

あああああ・・・。「TECL」10万円分、雑に購入してしまいました。

 

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正確には約9万円でしょうか。衝動買いしすぎ!!!

 

先日自分で検証した「SPXL」の結果が余りにも良すぎたので、20~30年ガチホしつつ、大暴落が着て、例えば直近の高値から80%以下になったら追加10万すれば戻るっしょ!という軽い気持ちで買ってしまった・・・

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

SPXL」の場合でも、タイミングが良ければ20~30年で1000倍以上の値が取れました。なら、「SPXL」よりも株高を期待できる「TECL」なら10万持ってて20年寝かせたらハッピーになれるんじゃないかと!!???

 

あああああ、まだ「TECL」の実力を見てないのに衝動買いですよ!無謀にも程がある!

 

そもそものきっかけが「SPXL」の投資きっかけをくれたぽすと氏のブログ記事ですよ。ホント勘弁してください!!(責任転嫁)

 

爆アド!-投資・糖質制限セミリタイア-: TECLを3口、SPXLを2口購入。大体10万円程投資。界王拳さんべぇだぁー!!

https://mailbox009.blogspot.com/2020/01/tecl3spxl210_14.html

 

こんなテンションの記事書かれたら買うしかないじゃないか!畜生めぇ!!!!

 

 

 

 

 

さて、気を取り直して「TECL」について改めて説明しますとテクノロジー系、例えば「マイクロソフト」や「Apple」等の銘柄を集めて3倍レバレッジを効かせた大変危険な商品です!「SPXL」のテクノロジー版ですね。

 

最近ブログ村の米国株クラスタを読み漁るようになってから気になることがありました。要約すると、

 

とにかくハイテク!ハイテクは生活必需品になるから絶対に伸びる!

 

と言うものです。そしてその発言が事実と言わんばかりに今も尚、S&P500もどこ吹く風、ハイテク株がガンガンに上がっているようです。というわけで、改めてグラフで見てみましょう。以下VGTとS&P500の比較。データはYahooファイナンスサイトから確認させて頂きました。VGTを3倍レバレッジすると大体TECLみたいになるそうな。とりあえず、レバレッジが効いていない商品同士で見てみましょう。

 

 

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X軸がバグってしまいましたが、2004年から本日2020年1月までのグラフとなります。途中からハイテク技術が盛んになって今では圧倒的パフォーマンスですね。これからの時代はAIですし、AIが沈下したとしても技術の発展を止めるなんてことはもう考えられませんからね。もし止まったとするならば、それは世界崩壊後のコンピュータが関係ない世界になっているため、株どころではないでしょう。

※2020/1/19 更新

グラフのX軸がバグっていたので修正しました

 

米国株クラスタを見て思ったのは、一部を除いて真にお金を稼ぎたいという思いがブログから滲み出ていました。これだけの熱量で銘柄を選んでいるのです。その中でETFの中からVGTがオススメされていました。以下スピン氏のブログを参考にさせていただきました。

 

これから人工知能が世界を支配する理由|金持ちの金持ちによる金持ちのためのブログ

細かいことがわからなくても全然良いと思います。今後の世界の見通しがわかればいいと思います。ミクロ経済よりマクロ経済ですね。

今後は5Gの時代になり、情報通信量が爆発的に伸びます。よってハイテク関係がますます儲かります。そしてその潤沢なキャッシュで新たなサービスを生み出していきます。

そんな企業群VGT、めちゃめちゃ押しです♡

 

 また、和製バフェット氏は法人枠をVOO+VGTの50:50で投資しているようで、とてもシンプルでリターンを望める構成として採用されていました。

2019年12月末の法人の投資はVGTに投資をしました。 | 和製バフェットのシークレットポートフォリオZ

VOOはS&P500に投資、VGTはハイテク企業の集まりに投資となります。
投資をしたい、しかし、個別株はちょっと不安であるという方にはVOO+VGT or VTI+QQQは非常によい組み合わせであると思います。

ここだけのところVOO+VGT or VTI+QQQで米株ブログ村の個別株投資している人のほとんどを上回るリターンになるんじゃないかな?

 

お二人とも億越えプレイヤーでお金のプロフェッショナルです。投資は上手い人を真似ればいいという事なので、ハイテク企業は右肩上がりというのを信じて話を進めさせていただきたいと思います。

 

さて、ハイテク株では「マイクロソフト」や「ビザ」、日本株だと「ソフトバンクG」辺りが物凄く安定しているそうですが、私はやはり個別株は買わずにETF投資信託に任せようかと思います。

 

個別銘柄に投資しない理由

  • 集中して名柄を調べる時間が無い
  • 最初に調べたとして付け焼き刃で毎日の経済状況を逐次取り入れなくてはならない。少なくとも4半期に一回くらいは。
  • 将来未来永劫絶対に大丈夫な会社は無い。常に入れ替えを想定すべき時が来るかもしれないが目利きができない。
  • スパッと損切りできるか怪しい。

 

まず時間が無いんですね。平日働いて帰ったら子育てや家事をしながらブログ書いてもう精一杯です。ETF投資信託までなら何となく調べられますが、ここに個別銘柄の調査まで行くとかなり辛みです。個別銘柄は山ほどありますからね。分野を分けてもそれこそ沢山。追いきれません!

 

投資信託ETFは最初に決めちゃえば後は自動ですから楽ちんです!(※本当はちゃんとケアした方が良いことは言うまでもありません)

 

私はリーマンショックを経験していますしアベノミクスも経験しましたが、リーマンショックでは大損し、アベノミクスでも一部赤字になるという大変残念な投資家です。すべて個別株で失敗しています。

 

その経験から、個別銘柄はもうコリゴリラです。今なら損切りは精神的にイージーに出来ると思いますが、それはあくまで「インターネット」があり、「ブログ村」があればこそです。多分、わたし一人になった瞬間、露頭に迷います。どう運用していいか、今は損切りのタイミングなのか、買いなのか!?分かりません!自分に自身が無いんですね。盲信しているブロガーの方もいつまでいるか分かりません!!

 

自分は駄目な投資家だ」と分かっているのは武器です。個別銘柄に一括集中出来る腕が無いため他の代替案で勝負出来る心構えができるのですから、投資信託ETF等のインデックス投資をするだけでいいんです。その心構え、精神部分は投資において最も重要です。自分が納得出来ればどこまでも(!?)進んでいけます。納得すれば!!

 

じゃあどうするか。海外ETFのハイテク銘柄である「QQQ」と「VGT」を買って「ハイテク産業」全部揃えてしまえばいいという事です。以下参考にさせていただきました。

 

悲報💧人工知能が格差を拡大させる|金持ちの金持ちによる金持ちのためのブログ

いわゆるGAFA全部入ってるよね。VGTでは入ってないアマゾン、フェイスブック、グーグル(ALPHABETね)入ってるよ。かつ、QQQはファンド概要欄に書いてある通り、ナスダック指数に連動するから、インデックスの意味合いが強いよね。(上位100社から構成されるから厳密には違いますが)

だからVGTとQQQを買ったんだよね。これ買っとけば人工知能を制する会社ほぼほぼ全部買えるからね。プラスソフトバンクGね。

 

とはいえ私は「先進国株式」信者であり、これ以上アメリカ1国に全部入れたくないなと思っています。SPXLにまで大量に資金を投入してリスクだらけです。当然、その分のリターンは望めると思いますが、もう怖い事はあんまりやりたくないなと思いました。不安な日々を送るわけにはいきません。

 

と言うわけで、ここで「TECL」なんですよ奥さん!!!!!!!

 

安全に行きたいのに3倍……?

まぁ少しお話を聞いてくださいな。

  

TECL」であれば個別株を選定するデメリットからある程度、いや、大部分から開放されます!海外ETFなので勝手に運用してくれて、名柄の組み換えまでやってくれるからです!また、市場全体を買うことで1社だけ何かやらかして暴落しても周りが支えてくれます!「SPXL」より銘柄は少ないですがある程度の分散はこれで可能です!

 

じゃあ何で「TECL」なの?別にVGT+QQQでいいじゃないか!と疑問に思われるでしょう。

 

まぁぶっちゃけもう余剰資金が無いんですよね。「SPXL」に投資予定なので、そこから何とか10万円だけ恵んでもらってやってる感じですはい。何故ここまでしたかというと、冒頭でもお伝えした通り、過去実績として「SPXL」を30年持っていれば1000倍になるかもしれないんです!うまく行けば20~30年で1億ですよ!?凄くないですか?!しかも10万円程度で!!

 

レバレッジ商品の長期保有について、世間では減価で価値が下がる!ということで長期は向いていない!とされているのが一般常識ですが、過去結果を見ても単純に利益が3倍になる、というものではなく、都度の値動きが約3倍になることで長期保有するととてつもない爆益がもたらされるのです!!

 

当然、大暴落したら一瞬で溶けます。溶けますが、右肩上がりを信じれば必ず復活することと、何もフルインベストメントする必要はありません。現金は必ず確保していて、大暴落が着たら買いませばいいんです。リバランスをしない場合、最長で20年相場は戻りませんでしたが、現金:SPXLの比率で毎月リバランスすれば半分の10年程度で相場は戻ると思われます。20年保有中10年で戻るのであればいい感じになりそうじゃないですか?

 

この追加投資については別記事で調査進めたいと思います。思いのほか時間がかかりそうです。すいません。

 

さて、なぜ「SPXL」ではなく「TECL」が良いかを見てみます。

※購入後に調べてます!!ダメ投資家すぎる!!!

 

先程のVGTとS&P500のグラフを見るに、明らかにVGTの方がリターンが良さそうでした。未来もそうとは限りませんが、AIが活発な今、右肩上がりは継続されると思われます。では、「SPXL」と「TECL」の違いはどうでしょうか。2008年から見てみます。

 

 

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2008年から現在までの比較です。凄いですね。近年ハイテク株の重要性が高まった証拠でしょう。

 

また、AIが人類の頭より賢くなる最終的リミット日が「2045年」と言われています。今から20年後ですね。その年までは安泰そうなのと、「AI」で(が?)とんでもない商品やサービスを開始しだしたら更にうなぎのぼりでしょう。仮に「2045年」に間に合わなくても継続してプロジェクトは進むと思われるので、今から30年間のガチホはありかな?と思っています。(※クッソ適当な考え)

 

以下「2045年」に人類が終焉するかもしれないAIZINEサイトの記事となります。

 

人工知能の怖い発言から考えてみた、AIが人類を滅亡させるシナリオ! | AIZINE(エーアイジン)

https://aizine.ai/ai-scenario-0424/

 

 

そして「SPXL」に10万円だけ投資して30年保有することの優位性は前回の記事でお伝えした通り。上手く行けば1000倍です。「SPXL」で1000倍ですよ?!1000倍!!以下再度前回の記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

  

その上を目指せる「TECL」はもっととんでもない事になる気がしませんか?!負けても10万円~20万円の損で済みます。かなりの大博打に見えると思いますが、アーマードコアよろしく企業が一国家よりも大きくなってきている昨今、「ハイテク」集団にかけるのはそんなに分が悪いことでしょうか?

 

当然95%以上下落するかもしれません。なので、私は特別ルールとして70%〜90%くらいの下落がきたら「10万円」を追加する、というルールでやろうと思います。最大20万円。この後はもう流石に放置にします。「SPXL」でもリバランスしてるでしょうからね。「TECL」は別枠ですよ別枠。

 

そんな中、ピッフィーさんは「レバレッジ商品」に否定的な意見を述べています。

 

レバレッジETFにSBGが勝つ理由。レバ3倍ETF(TECL)は、レンジ相場で資産が溶ける! | ピッフィーの株式投資Diary

https://piffy.tokyo/the-reason-why-sbg-can-beat-tecl/?amp=1

レバレッジETFは、レンジ相場で資産が溶ける!

まず単純に、

  • SBGの借金は年利1.5%程、6~7年もの。
  • レバETFは、おそらくもっと金利が高く、株価が下がると長期的に借りれない。
また、レバETFは、上がったり下がったりを繰り返すだけで資産が溶けます。

 

ピッフィー氏も億プレイヤーであり、上記内容も間違った事は言っていないと思います。そして「ソフトバンクG(SBG)」も将来株がうなぎのぼりになる気がします。

 

ただ、減価により資産が溶けるとしても、「SPXL」の時でさえとてつもないパワーになるのは前回お伝えしたとおりで、ここまでのパワーがレバレッジ無しの銘柄で動くのか?という考えがあります。SBGも魅力的に見えますが個別株はもうやりたくない、1社に運命を託したくないという考えです。

  

え?

SBG投資より「TECL」の方が遥かに怖いですって?!?!!!!!

 

そりゃそうですよ。3倍レバレッジ商品ですよ?しかも名柄がハイテク特化型なので、比重の強い「アップル」とかが傾いたら一気に株価がダダ下がりじゃないですか?じゃあ何で投資すんの?ってそりゃ少額で夢見れるからですよ!!!

 

という感じですね。多分未来の自分が見たら、

何でSBG株買ってないんだ!畜生!

と言っているかもしれないし、大金持ちになってキャッキャウフフしてるかもしれません。

 

いや、そもそも日本そのものが貧困化して暴徒が荒れ狂い、安心して暮らせる国じゃなくなってるかも?流石に30年程度じゃそこまで行かないかな。でも物騒にはなりそうで怖いですね。

 

そんなわけで、割と勝てそうな宝くじ銘柄(有償)、いかがでしょうか。1万円からでも割と良い夢見られるかもね?

但し少なくとも1回はリバランスできる現金は保有しておきましょう。

 

と言うわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その0(プロローグ編)

こんにちは。okometsubuです。

 

最近SPXLばかりですね。すいません。とにかく沢山のことを検討しておかないと、何か落とし穴があった時にリカバリーが効かなくなるため、疑問に思ったことは全てブログのネタがてら消費していきたい所存です。

 

というわけで、今回からある議題を元に数回に渡って検証を行う予定です。議題はSPXLに関するもので、過去データを元に

 

高値30%(S&P500銘柄で10%)下落時にナンピン購入のみ行い、売却は行わない

SPXL:現金を50%:50%で毎月リバランス

 

を戦わせてみるという企画(?)物です。なお今回はプロローグ編ということで実際には戦いません。今回はタイトル詐欺です。

 

じゃあ今回は何すんの?というと、SPXLが存在しない大昔から存在していたらどうなったかと、過去10年毎に区切ってその成果をなんとなく眺めてSPXLの期待感恐怖感を高める回となっています。

 

今回の検証は過去のS&P500データを元に擬似的にSPXLデータを作成します。私が無知だったのもありますが、割と驚きの結果になりました。その結果はSPXLに興味ない人投資額は抑えたい人特に若い人必見かもしれませんし、そうでないかもしれません。捉え方はあなた次第です。そんな感じで話を進めます。

 

=============

  

さて、私はつい最近、SPXL対現金を50:50で保有して毎月1回リバランスする運用を開始しました。以外過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

  

これに魅力を感じたのは、以下の部分です。

 

  • SPXLへの投資額1に対してS&P500の1.5倍(手数料や税金等で実際は1.2倍程度と思われる)の効果を期待できそう
  • 現金を半分持っているため大暴落が来ても割と耐えられやすそう
  • 現金についてリバランス日まで自由に使えるが、リスクのある商品には使わない事推奨。なので株主優待クロスの原資に使える事を期待している

 

そんなわけで、年初半ばよりSPXLを購入したんですね。以下購入したときの記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

しかしながら、この土壇場で今更ながら気づいたことがありました。

「これ、リバランス毎に毎回税金取られるじゃないか!」

と。

 

そんな初歩的なあたりまえなことに今更気づいたとかヤバイですね。まぁ、それを踏まえてもSPXLと現金の50:50運用は通常のS&P500よりも優位性があるらしいのでそこはまぁ良いかなと思いました。そんな細かい部分を踏み倒す値動きが強いんです。多分。

 

が、それを知ってしまったら、「そもそも、高値で売る必要なくない?」というのが頭を過る訳です。とはいえそこは3倍レバレッジ商品。大暴落が着たら95%以上の下落となり一瞬で資産が溶けてしまいますので、リバランスの重要性も非常に理解できます。リバランスして現金を確保しないと、大暴落時に買い支えができなくなります。なので、大暴落がきたらリバランスで現金を割り当てるのはとても理にかなっていますし、3倍は激しすぎるから現金半分持っておくことで大体1.5倍ぐらいの値動き(※個人のイメージ)にし、暴落にも若干強くなるこの運用スタイルに共感はしています。

 

しかしながら、毎月リバランスは手間だし税金毎回発生するのはなーんとなく勿体ない。私、ケチなんですね。基本。

 

じゃあどうするのか。私が当初からやりたいやりたいと思っていましたが、暴落が一切来なくて実践できなかった、以下河童氏の暴落時の購入計算式を用いてシミュレーションをしてみたいと思います。

 

 

次回の暴落に備えて追加投資額の計算式を決めました - 個人事業主が節税してインデックス投資

https://secrets2mysuccess.net/2018/10/30/make_rule_and_keep/

元の計算式はこうでした。

=(POWER(下落率-8,1.45)+12)*0.4

これのべき乗の係数を1.1にしました。

=(POWER(下落率-8,1.1)+12)*0.4

 

下の計算式を使います。こちらは投資額は少なめで長期間にわたって少しずつ暴落中に積み立てるタイプの投資方法です(多分)。

 

こちらは直近の高値から10%下がったらその暴落度合いに対して毎日余力資金を積み立てる方法で、投入したらあとは放置です。リバランスも暴落時にゆっくりナンピンをしているため行いません。そうすると、売却しないので税金も取られずに、より多くの株価上昇が見込める気がしています。但し大暴落時に行えれば、という条件は付くと思います。大暴落前にナンピン用の現金がなくなって95%が85%下落に変わる感じになるかもしれません。10%以下でナンピン開始ですから、プチ暴落で使い切るとアウトな気がしています。中々ストイックで危なそうですね。それでも早期に投資をする形となるため、その大暴落が発生するまでの間に株価が伸びてしまえば文句は出ないかもしれません。どうなるか気になって夜しか眠れませんでしたので、検証してみたいなと思いました。

 

上記の計算式は余剰資金2000万円に対する計算式となるため、1000万円の人は*0.5とか最後に掛ければ良い感じだと思ってます。また、対象データはS&P500に対して行い、ここが10%以下になったら開始して、この計算式に当てはめて算出された日本円ドル転して毎日購入という流れです。

 

私が今考えているのは以下のパターンを想定しています。検証を進めるうちに気になるシナリオを増やすかもしれません。とりあえず次の4つはやろうかなと思ってます。

  1. 30年間の実績ベース。始める時期は今から30年前ぐらいで適当に決める
  2. リーマンショック」級の暴落が来るちょっと前に現金を使い果すパターン(絶望パターン)
  3. リーマンショック開始前の絶頂期から投資開始パターン(絶望パターンその2)
  4. リーマンショック」開始時から今日までの結果(現金をそこそこうまく使える気がするパターン)

 

つまり、2.と3.は90%超の大暴落が来る前の段階で余剰資金すべてを使い切ってしまうという最悪ケースを想定しています。実績であればいいのですが、まだ調べてません。まま、あるでしょ。たぶん。

 

もし上記の結果でナンピン買い側が圧倒的に良さそうなことが分かった場合、もっときつめなこと、もっとキツめな暴落をやってみると思います。データをいじって相場を更に辛いものに意図的に変化させたいなと考えています。例えば、

 

  1. リーマンショック」が終わったと思ったらまた同じレベルの「リーマンショック」が発生した場合、つまり、10年間暴落時期が続く上にさらなる暴落で株が紙束からボロ屑同然になってしまうケースを疑似的に作成する
  2. リーマンショック」前にプチ暴落中に全ての投資を終えるように疑似的に下落させた後に「リーマンショック」が発生させた場合(※実際の史実になかった場合行う予定)

 

とか。そんなキツイ設定にしてその条件下でも私、いや、人という生き物が大大大暴落耐えられるのかどうかをシミュレーションしておきたいです。更に欲を言えば、その大大大暴落から株価はどのぐらいで復活できるのかも見てみたいです。この辺は時間と私の頭が付いてこれたらの話ですが・・・忘れそうなので書いておきます。忘れてしまったり、そもそもナンピン買いはSPXLには不要と判断したらこのシミュレーションは実施しません。将来忘れそうなのでちょっと備忘録で残しておきます。すいません。

 

 

とまぁ、色々書きましたが、余剰資金を全てSPXLに投資するなんで怖くてできないので、結局現金:SPXLの50対50のリバランスで運用進めるとは思います。思いますが、並行して、例えば100万円だけガチホする枠を決めておいて、そっちはナンピン買いした枠で購入後は一切見ない、とかの検討材料として本記事が役に立つかもしれません。 私自身の未来が掛かっているので、割ときちんと雑に結果がある程度分かるシミュレーションをする予定です。

 

 

さて、SPXLは2008年からの銘柄なので1990年代は算出できません。ではどうするかというと、以下SPXL長期保有を推奨されているゆう氏のブログから計算方法を引用させて頂きました。大元の記事はdrkernel氏の記事となります。

 

SPXLチャート解説│過去の暴落チャートから適切な投資行動を解説

https://yu-kabu-life.com/2018/12/23/spxl_tyoukihoyu

近似値は以下の計算式によってS&P500株価から求めることができます。計算式はレバレッジETFに深い洞察を持つブログ「Dr.Kernelの見た世界」を参考にさせていただいています。

計算式

(SPXLの1日の値動き)

= 2.902 * (S&P500の1日の値動き) + 0.00009876

 

RでレバレッジETFをシミュレーションしてみよう。 | Dr.Kernelの見た世界

https://drkernel.net/archives/43

1日の値動き(リターン)が分かればETFは再現できます。今回は線形回帰という統計の手法を利用してリターンを推定します。

y = ax + b

 

 

結果を見るに、SPXLは実際はS&P500の約2.9倍+アルファって感じの動きになるとのこと。SPXLは単純に3倍の値動きをするものではないことを留意する必要がありそうとのことです。2.9倍程度ってことでしょうか。難しいことは分かりませんでしたが、ありがたく計算式を使わせて頂きます!

 

また、S&P500(GSPC)のデータはYahoo!ファイナンスからデータを取得しました。

S&P 500 (^GSPC) Historical Data - Yahoo Finance

https://finance.yahoo.com/quote/%5EGSPC/history/

 

 

上記の情報を頂きながら、無い頭で1日頑張ってエクセルとにらめっこして作った結果がこちらです。1928年からS&P500とSPXLを持っていたらどうなったかというグラフです。

 

S&P500開始時から現在までのグラフ

 

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1928年から70年90年間近くガチホしていたら約4000倍くらいに膨れ上がりました。凄い。凄すぎてよく分からない。グラフで見たら1990年代ぐらいまで大きく値動きもなさそうなので、実質1990年前後から30~40年間ガチホでも4000倍近く行くんじゃない?(適当)

とおもって調べたら、1990年からガチホで1000倍位に膨れ上がりました。グラフじゃ細かすぎて分かりませんね!それでも1000倍は十分すぎて頭おかしいぐらい凄いです。

※2020/1/15 修正

1928年から70年と書きましたか実際は現在まで約90年だったので90年に修正しました。

 

 

この結果から、約100年間1万円だけ初期に購入してずっと放置し続けたら4000万円になるという感じでしょうか。夢はありますが、パッと見た時の下落時がヤバそうですね。というか100年て、もうご臨終してますね。現実的には1990年からガチホで1000倍が現実的でしょうか。30年で1000万!

 

しかしながら、グラフの上下が激しすぎる部分が目立ちます。特に2002年辺りと2010年あたり。2000年ぐらいの30000ドル当たりで一括購入してたら2009年頃に1200ドル,約96%下落し、2017年まで戻らないことがわかりました。つまり、大暴落前の最頂点で一括投資してしまったら、約17~20年は相場が戻らないケースもあることを意味してそうです。

 

・・・あれ、私、つい最近「300万円」程一括投資してしまったんですがそれは大丈夫ですかね・・・???

 

まぁ、リバランスすれば半分の10年くらいで戻ってきそうな気はしますので気長に待ちましょうか。

 

これだけ見てもリバランスかナンピン買いはやはり必須かなぁと思いました。戻る時間がかかり過ぎる。もしくは大暴落のタイミングでナンピン買いできたら逆にリバランス不要なぐらい安く買えてる可能性が高いのでそれも次回見てみたいです。

 

そんなSPXL、せっかく計算式とデータが手元にあるのです。初期一括投資して「ガチホ」した場合の動きについてウォッチしていきたいと思います。

 

尚、今回のお話では、冒頭でもお伝えした通り、

「 ナンピン買いのケース VS リバランス 」

によるバトルは行いません。期待していた方、申し訳ございません。まぁ今はあせらず、SPXLをガチホしただけの場合を見て耐性を着けに行こうじゃありませんか!

 

というわけで、1928年~1969年迄は古すぎるのでちょっと割愛させて頂いて、1970年、今から50年程前の歴史から振り返ってみたいと思います。少額だけなら50年もガチホする人はいるかもしれません。その過程、途中結果は何となく肌で感じられると思います。

 

1970年に一括購入~現在までガチホ 

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1970年の株価は93となっています。これを基準値として見ますと、約2000倍上昇したことになります。ガチホした場合にこれだけ伸びるなら1万円~10万円だけ購入して気絶するというのはかなり有効な手段じゃないでしょうか。50年で1万円が2000万円です。まぁ、今現在が株高なのでよく見えているというのは否めませんが・・・

 

また、仮に1970年に1万円投資したとして、30年後の2000年くらいで900倍以上、900万円を超えてるわけですが、2010年頃の大暴落で原価近くまで下がっているというのが非常に恐ろしいですね。しかしながらリバウンドでしっかり値を戻しています。

 

あれ、まじめに10万円だけ投資して気絶するの割といいんじゃ・・・。損しても10万なら許される気がする。30年後の高値にはなりますが、

 

30年で10万円が

 

9000万円

 

になるんですから。SPXLに興味ない人でもこれぐらいならやってもいいかもしれないと思いませんか?最低30年間ぐらいは放置するか、例えば、5000万円を超えたら売るとか決め打ちでやれるなら悪くなさそう。(※あくまで過去の話なのでご注意下さい)

 

30年後なので、今20歳台の人でも50歳台で、ちょっぴり早めのプチセミリタイア気分が味わえるかもしれませんね。私はちょっと辛いので投資額を上げてもう少し手前で目標額に達してほしい所です。夢のまた夢でしょうか。夢か現実か。もう少し過去の実績を掘り下げてみます。

 

というわけで、もう少し時間を区切って、10年毎に切り分けてみたいと思います。

 

1970年に一括購入~1980年までガチホ

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ほぼオリジナルのS&P500と変わらない結果になりました。細かく見ると20%程度伸びている気はしますが、10年でこれだけの変化だとちょっと悲しいですね。

では、次の10年後を見てみます。

 

1980年に一括購入~1990年までガチホ

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この時期から激変しすぎ!!10年でも値動きが激しいすぎ!!!

 

と思われますが、実際は最終的に16倍の上昇でした。92年分の4000倍からみたらそんなに凄くないようにみえてしまします。16倍でも凄いのにおかしくて笑えますね(※笑えない)

 

1987年の大暴落が怖すぎる!と思うかもしれませんが、1980年の一括購入額は大体105ドルであり、大暴落後も5倍近くの価値があることから1980年からガチホしていることを前提とするならば実はそんなに怖くはないという暴落です。いや、怖いんですが、もっともっと怖い恐怖の暴落が後に控えていまして、この75%減程度の暴落であればまぁ全然許容範囲とする程度の暴落です。

 

そしてその後あっさり盛り返してるのがさすがというべきか。やはりこれだけみても、右肩上がりを信じているのであれば、大暴落がたとえ何回来ようとも、少額を30年近くガチホするのは悪くなさそうです。売るタイミングが激烈に難しそうですが・・・

 

私の場合、今から30年もガチホしたら60台なので、それよりは赤ちゃんがいる世帯でお守りで10万円ぐらい、ジュニアNISAに入れるとかはアリだと思います。過去データを見る限り、リバランス無しのガチホでも20年あれば大暴落があっても赤字にはならない気と思います。過去実績通りであれば、ですが。

 

まだ米国は人口ボーナスが50年ありますし、AI技術も盛んです。AI戦争で人類が滅んでいなければ、50年ぐらいなら伸びしろはある気がしますのでジュニアNISAであるならばオススメしたいですね。親戚に子供がいたから1万円SPXLに入れさせてみて気絶させておくとか楽しそう。

 

話が脱線しました。続いて見ていきます。

 

1990年に一括購入~2000年までガチホ

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この10年もヤバイですね。一括購入時の価格は360ドル。10年で44倍になりました。もし100万円を投資した場合は4400万円。100万円の投資となるとさすがに少額とは言えないですが、独身で実家暮らし等超節約生活を送れるようであれば早期セミリタイアも視野に入るかもしれません。※相当節約しないと難しそうですが。。

 

2000年に一括購入~2010年までガチホ

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こちらは先ほどと打って変わって相当ヤバイですね。2000年開始までが絶頂期であり、その後の暴落がこちらのグラフに現れています。始値は1455ドルスタート。一番低い時で72ドルとなったため、95%下落です。ひえぇ・・恐ろしい・・・。

 

この件については次回以降、リバランス対決を含めて2000~現在まで枠を広げてみてみたいと思います。結局この暴落も現在(2020年)まで時を進めれば、95%下落しても元の値に戻っているので、狼狽売りしなければ救われる確率は高そうです。まぁ、この落ち幅を見ちゃうと、シミュレーション結果がどういう結果であれリバランスはしたいと思うのが人情ってもんです。復活を待ち過ぎると寿命にも影響します。

 

2010年に一括購入~2020年までガチホ

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始値は1133で最終的に約14倍まで伸びています。つまり、2000年からの大暴落開始直前に一括投資してしまった場合、0.05に資産がなると思いますが、そこから14倍に伸びるので、0.7までは復活できたことになります。リバランスすれば既に当時よりも上回っていることでしょう。リバランスしなくても、95%減は最も暴落した地点の話であり、2020年1月年初はもう少し改善した所からスタートしているため、2020年初であれば復活を遂げていると考えて良いでしょう。

 

 

というわけで、とてつもなく値動きが激しく、時には95%の下落もありましたが、長期保有を前提とした場合、10万円程度を入れておけば30年~50年ぐらいに千倍程度以上に伸び得ること可能性があることを考えると、やはり少額だけ入れて気絶するのはとても面白い考え方じゃないかなと思った次第です。

 

もし私が新社会人だったとしたら、初給料から10万円いれて30年気絶、もしくは5000万円を超えたら利確する、というルールでやる気がしました。いや、それだったら学生時代、それも高校生の時のバイト代で10万円稼いでSPXLに速攻ぶっこんで気絶したかなぁ。

 

話が脱線しました。

さてさて、私の場合はジュニアNISAに320万円入れる予定で、そちらは少なくとも15年くらいは放置予定です。残り5年はその時の金額と相談。ジュニアNISAは制度が改善され、途中で全てを辞めることを条件に、その時点までの利益は非課税であることになるそうです。(未確定情報)。そして、過去実績で言えば、約17~20年近く値が戻らない時期があると最初に分かってしまったため、15年目位まできて株価が伸びていたら早めに切り上げる可能性も視野に入れています。というか、15年後の私がもし大金を目の前にしたら、その大金を運用してさらなる利益を求めるかどうか、利確するか、知恵熱出して吐き気をこらえながら必死で売るか継続するか考えてそうです。恐ろしいですね。そういった意味でも少額だけ掛けた方が良い気がしました。でもはやく1億目指したいし?うごごご。

 

というわけで、次回(※不定期投稿予定)からは切り出す時期を明確に設定して、リバランスした結果とナンピン買いした場合の結果を追加できればいいなと考えています。ちょっとエクセルだけだと面倒なことが今分かったので、専用のプログラムを作る必要が出てきました。そのため少しお時間頂ければと思います。出来次第、記事にさせていただく予定です。もしうまく出来なかったらお詫び記事書きまして、

「俺たちの戦いはこれからだ!」*1します。

 

 

※その1について記事が完成しました。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

  

 

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*1:未完