ちょっとだけ悩ましい問題がでてきました。優待クロスで使っていた資金が想定していた分より多く残高があったため、多少株式投資でリスクを負える感じになりました。
私は今年のNISA枠をMARAというBTCマイニング株を買っていました。で、来年の新NISAについてはなんと1年で240万円も投資ができるとのこと。
流石に240万円も投資できる資金はありませんが、1/10ぐらいは今の段階でも普通に投資できる状況です。
で、ここで思ったのは、特定口座枠でさっさとマイニング株を買うか、いやいや2024年1月を待ってそこで大きく投資するかどうするかという問題。
その上で検討すべき事項は以下の2つになると思う。
検討すべき事項
- 今買うより年明けに買った方が株を安く買えるか否か
- スイッチングする場合、取引手数料負けしないかどうか
とりあえず上から見ていく
株価について
まずビットコインの流れとして、4年に1度の半減期+1年後ぐらいにバブルになる傾向にある。2021年は微妙に振るわなかったので暴騰力も年々減少しているが、それでも期待上げ、というものは発生すると思っている。
そして半減期は2024年4月頭頃と言われている。いよいよ始まる前段階に今いることになる。
つまり、半減期6月前の今買うか、2024年1月(半減期から3か月前)に買うかどうするかという問題が浮上する。
では早速過去半減期から6カ月前の価格をチェックしてみましょう。
過去半減期歴史
終値ベースで確認しています。ドルベース。始点が半減期6か月前からのスタートとなります。
◆2012年11月28日
- 6か月前価格(2011/5/30):8.8ドル
- 3か月前価格(2012/8/29):10.9ドル
- バブル頂点価格(2013/12/04):1237.6ドル
結果として、6か月前に買った方が有利でした。バブル頂点は半減期から約1年後。
◆2016年7月9日
- 6か月前価格(2016/01/09):448.3ドル
- 3か月前価格(2016/04/09):418ドル
- バブル頂点価格(2017/12/16):19345.5ドル
この時は3か月前に買った方がお得になったようです。ふむ。まだ時間はあるか?バブル頂点は半減期から1年と5か月後に達成。前回に比べて時間がかかっている印象を受けますね。
◆2020年5月11日
- 6か月前価格(2019/11/11):8736.9ドル
- 3か月前価格(2020/02/10):9854.1ドル
- バブル頂点価格(2021/11/08):67527.9ドル
ぱっと見6か月前、つまり「今」買えばいいように見えますが、2020/3ぐらいに大きな下落が控えていることが分かります。ともあれ、6か月前から半減期が始まった後の2020年7月ぐらいまでそう大きく価格が変動していないので、ぶっちゃけどっちでも良さそうという印象が強いです。
ちなみにバブルの頂点は半減期から1年6ヵ月ということで、前回と同様ぐらいの周期で頂点になっていることが分かります。
過去と似たような動きになると考えているなら、今買っても2024年の1月に買ってもそう大差はないかなぁと思わなくもない。
スイッチングする場合、取引手数料負けしないかどうか
単純に手数料かかります。少額取引だと0.45%(税込み0.495%)の手数料が取られますが、売買の往復かかるので0.9%~1%取られると考えればいいでしょうか。
ぶっちゃけ米国株の手数料って結構高い。4,444ドルを超えてから固定ですが、売買金額が大きければ大きいほど、板が薄い銘柄なんかだと割高で取引することになります。
そういうのもあって、米国株で短期売買したくないという思いも多少あります。さらに言えば、先ほどの「半減期」による価格推移を見ても、まだ慌てて買う必要はないかなと言う印象もあり。半減期が始まったら速攻で高値付けていくイメージではないので。
結論
- 傾向としては6か月前に買った方が良さそうな気はするが、そこまで大差は無さそう
ということで、価格が上がってしまったら非常に悔しい思いをすると思いますが、手間と手数料を考えて来年1月にまとめてNISAでRIOT辺りを購入しようかと思います。
尚、本記事の対象はビットコインの値動きであり、MARAとかRIOTは見ません。連動しているものとして考えないと面倒なので。