以下あくまで個人的な意見であり投資を推奨するものではありません。
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私は2020年末にビットコインに注目して大量に購入しました。結果として平均取得単価は230万円前後で全財産の大半を叩き込みました。以下過去記事。
ではなぜ2020年の当時買おうと思ったのかを振り返ってみると以下の理由が挙げられます。
なぜ当時全財産BTCできたか
- 「半減期」により4年に1回バブルが来る可能性が高かった
- バブルの質が株式と比べ物にならず、10倍20倍ぐらい伸びていた
- 2020年で見ると、2018年のバブルから2年過ぎており、明らかにボラが落ちてついている状況にあった
- PayPalがビットコイン決済を採用したり、マイクロストラテジーがビットコインを買う等、明らかに「個人」ではなく「企業」が採用し始めている空気を感じていた
- 私が良く見ている投資ブロガーの人が「ビットコインは将来性あると個人的には思う」と発言があったので後押しとなった
という感じです。特に「企業」がビットコインを採用し始めてるのは大きかったと思います。まだそのニュースが流れていたのが2020年の確か夏とか秋ぐらいの話で価格も1BTC=130万円前後だったと記憶しています。
それだけ強いファンダがありながら100万円台。過去半減期でのバブルが底値から10倍とか20倍とか伸びている背景を考えると、次のバブルは1000万円前後はいくだろうという読みがある所でまだ100万円台でした。
こういう背景もあって、当時は買い場としか思えませんでした。そして九条さんのブログが後押しとなりました。
以下九条さんのブログ記事を引用させて頂きます。
Bitcoin130万円超へ ついに大企業が関わってきた - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記
Bitcoinは新たなアセットクラスとして定着するかどうか。その可能性は90%程度と見て、後悔のないようにロング継続です。
この辺は自己責任の範囲だと思いますが、九条さんは個人的に「凄い人」だと常々思っている中で強気発言があったので、色々背景を踏まえるとここは「買い」だなと。
さて、その思惑通り、確かに2021年に4年に1度のバブルが発生し、思惑通りビットコインは急上昇を遂げました。しかしながら、最大の誤算はたかが1BTC=700万円程度までしか上昇しなかったことです。以下ビットコインの対数グラフ。
超雑な対数グラフですが、赤棒が当時の2011年のバブル威力だとして、その後のバブルの強さを比較しています。2017年バブルは2011年のバブルに比べて少し弱い程度でしたが、2021年のバブルは当初の半分程度の威力しか生まれていないことが分かります。
ようするに、バブルの威力が超弱かったってことです。これは想定よりかなり弱かった。個人的に800万円~1000万円ぐらいから徐々に利確を進めようかなと軽く考えていましたが、到達しなかったので実施できずに終わりました。
そしてその後にくるのは冬の時代。これはもう過去何度も行われているので仕方がないのですが、80~90%近く暴落します。今回はバブルの威力が弱かったこともあり、個人的には80%下落ぐらいで済んで欲しいなぁという欲があります。
そうすると、750万円がATH辺りだったので、大体150万円前後までの下落は考えて良いかなぁと。ちょっと日本円でやっちゃってますが、ドルだと6.5万ドルからなので、1.3万ドル前後ぐらいでしょうか。もちろん超絶ざっくりなので上下に振れる可能性は大いにあります。
ありますが、まぁ、大体そのぐらいは下がるかもなぁと想定はできるということです。えぇ、残念ながら。
では2022年の現在、はたしてビットコインは投資対象外になっているのでしょうか?
以下はあくまで個人的な意見を述べます。
2020年と2022年現在何が違うのか
- エルサルバドルという国がビットコインを法定通貨化してしまった
- SECのゲンスラー委員長が「暗号資産の中でビットコイン"だけ"はコモディティ」であると発言 → 仮想通貨全体に対する規制は強化されると思うが、ビットコインは他アルトコインと比べて超絶酷いことにはならないんじゃね?
- メルカリがビットコイン採用
- 東電がビットコインマイニング開始
- 海外ではその他企業がビットコインの支払等普通に採用している※テスラはビットコイン決済を辞めてしまって2021年バブル崩壊したが
- 中国がビットコインマイニング禁止令を出すも再びマイニングを開始してたりする※過去中国ダントツ1位だたが、現状はアメリカ1位、中国2位となっている。それでも2位。
中国が再びマイニング開始している点も面白いです。以下Web3 PRESSサイトより引用させていただきます。
最もビットコインをマイニングしている国はどこか?ゴールドと比べてわかる仮想通貨の今後 - Web3 PRESS(旧とってもやさしいビットコイン)
https://tottemoyasashiibitcoin.net/entry/2022/11/25/2037
しかし、中国政府による仮想通貨締め出しの影響から2021年には中国のマイニングシェアは一時0%になります。その後中国のマイニングは再度盛り返しますが、現在ではアメリカに次ぐ第二位となりました。
結局、2020年頃の状況とそんなに変わらないどころか、プラス面が当時に比べて圧倒的に増していると思いませんか?そして追加で言うほどマイナス面ってなくね?投資しない理由なくね?ってなってる。
で、現在のビットコイン価格は1BTC=1.6万ドルであり、私が投資を開始した2020年末と全くもって同じ水準まで価格が下落したことを指します。
そう考えると、今まさに投資冥利に尽きるというか、買わない理由はそんなにないよな?ってなってます。
しかしながら、景気後退で金利が上昇しているという背景もあることから、本当に今が底かと言われると私には全く分かりません。全く分かりませんが、結局景気はどこかで回復せざるを得ないという世の中の「仕組み」になっていると思っており、結局株価は上昇するものです。
であるならば、特に買わない理由のないビットコインが上昇しない訳ないよなぁ!?って普通に思ってるので、だったら株式買うよりかは半減期という目安もあり、買わない理由のないビットコインを今から買うのは理にかなっていると思っています。
個人的に株とビットコインと金の相関とか逆相関とか気にしてる人いると思いますが、正直どーでもいーと思っていて、結局相場はグルグル回るわけですから時間軸が半歩遅れたり遅れなかったりするだけで到達する頂点は変わらんよなって。※但しポートフォリオ組んでリバランスしている人はその限りではない
ということで、結局「冬相場」が終わったら「春」が来るのは自然の摂理なので、いちいち恐怖して投資しないのは非常にもったいないため、私は普通にビットコインに投資を続けます。
さて、問題は私が投資しているのはビットコイン関連の1企業に対してである点でしょうか。それはビットコインと似て非なるものなのでその企業が破綻したら終わりな点は仕方ないかなと・・・
話が脱線しました。
ということで、まとめるとこうなります。
まとめ
- 2022年の昨今、確かに相場は下落してるがビットコインを買わない理由が(※個人的には)全く見当たらないので2020年に買い始めた身としては買いでしかない
- 但し冬相場は数年規模なのでちゃんとその背景を考えて買うこと。怖いと思ったら無理しない。毎月コツコツでいいし、高くなったら買わなくてもいい。
- 2024~2025年のバブルは控えめになる可能性は否定しないが、現状の1.6万ドルからみたら普通に「上」だろうから別に氏ぬことは無いよなぁ!?
いやマジで2020年と比べて大きく買う理由が増えてるのに価格がその当時と似たような状況なので買い一択だと思うんだけどねぇ・・・仮に1万ドルまで下落したとしても普通にリバウンドするよね、としか思えない。
が、1万ドルって現在1.6万ドルだから40%近く下落することになるから、それをちゃんと考慮する必要は当然ある。というか、40%程度雑に下落するのがビットコインというものなので、最初から70,80%下落するような代物ってことを覚えておいて欲しい。
当然、そんなに下落したら心がざわつくのも理解しますが、それを踏まえて投資するのとしないのとでは、心の壊れ方が天と地ほどの差が産まれると思う。40%下落なんて日常茶飯事よってぐらいで見た方が良いってこと。株式に慣れてると辛いでしょうが頑張って慣れてください()
と、偉そうに話しましたが、さすがに1万ドルを割って5000ドルとかになったらわたしの精神は崩壊しますのでその時はよろしくお願いします。ただ、ガチで1万ドルぐらいは普通に下落する「パワー」を持ってるのは確かなので、想定して心の耐性および人生破綻することの無いように上手く調整しておくといいかなと思う。どこまで落ちるか、こればかりはマジでわからん。