GPIFのポートフォリオにビットコインが採用されると思いきや・・・

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)にて、ビットコインに関する情報を募集している記事がありました。以下Bloombergサイトより引用させていただきます。

 

ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-19/SAKP1VT0AFB400

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は19日、運用の多様化に向けた情報提供を求めると発表した。GPIFが投資対象としていない流動性の低い資産に関する情報で、対象は代表的な暗号資産であるビットコインのほか、金、森林、農地などとした。

 

そもそも「GPIF」とはなんでしょうか。公式では「年金積立金を運用している公的な機関」ということで、我々日本人にとって大切な年金に関わる部分ですね。そこにまさかの「ビットコイン」の文字が。

 

正直採用されるまで数年、下手したら数十年ぐらいにわたる気がしていますが、ポイントはそこじゃないです。日本国における超重要で誰もが目にしている「年金」に関わる運用者が「ビットコインの情報を集め始めた」という点に限ります。

 

・・・と思いきや、ソース元がGPIFサイトが突然該当ページを削除して、「暗号資産(ビットコイン含む)」と文言を訂正しやがりました!!!

 

以下、「ビットコイン」と記載があった元記事の魚拓をSOUさんがツイートしていました。以下引用させていただきます。

 

 

これが、こうなった。以下最新のGPIF公式サイトの情報より引用します。

ttps://www.gpif.go.jp/20240319_RFI_J_2.pdf

 

はー・・・日本始まったと思ったら終わってました。これいかんでしょ。

 

ビットコインはその他暗号資産と全然位置づけが異なっていて、簡単に言えばビットコインはゴールド、その他暗号資産は株式みたいなノリで考えると分かりやすいでしょうか。金と個別株一つ一つを検証とかしないですよね?そういうことです。

 

で、暗号資産は基本的に中央集権であり、いわゆる「中の人」が存在します。その人とGPIFの担当者間で色々仲良し(意味深)になったりして資産が流れる可能性だってゼロではありませんっていうかほぼそういうことだろ?この修正は。流石にこれは無い。

 

正直それでもビットコインへ投資してもらえる可能性は秘めていますが、全く嬉しくありません。私の老後の運用資金に謎の草コインがポートフォリオに入るのは耐えられません。絶対やるでしょこれ。株で世界株式とか買うならまだしも。

 

ということで、最初の数時間は完全勝利を喜んでいましたが、たった数時間後にすべてを台無しにされてがっかりしましたとさ。めでたくないめでたくない。