こんにちは。okometsubuです。
レバレッジ、つまり借金をして投資をする方法があります。日本証券だと信用取引で約3.6倍程度、CFDなんかは元本の10倍とか100倍、私が投資しているSPXLやTECLは値動きに対して3倍のレバレッジをしています。
そんなレバレッジ投資ですが世間では「悪」としてみなされ基本的には禁じ手として伝わっていると思われます。
かくいう私も「借金」してまで投資したいかと言われると答えは「NO」という感覚の持ち主で、古い日本人タイプの人間だったりします。やっぱり「借金」って印象が良くないんです。借金して返せなかったら家族にも借りた先にも迷惑が掛かって心苦しくてしにます。
ではなぜ以前SPXLやTECLに投資していたかというと、「値動き」に対して3倍の動きをするだけであり、リアル世界において元本以上に値が下がることが無い商品となっているためです。億万長者への道がワンチャンあるためです。
さて、話は変わりまして大分前にこんな記事を見ました。以下たわら男爵さんのブログ記事を引用させて頂きます。
コロナショックでパニック売りをしたのは、バンガード歴12年の50代 - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1870.html
2月19日から5月31日までに、自主運用を行っている確定拠出年金(DC)加入者の5%、自主運用を行っている個人投資家の17%が何らかの取引を行いました。不安から資産をすべて現金化したのはバンガードの投資家の0.5%未満です。
その中心となったのは、12年以上にわたりバンガードで投資を続けてきた50代半ばの方々で、2019年12月時点の株式配分はDCプラン加入者で約70%、個人投資家で約75%(いずれも中央値)でした。
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12年以上もバンガード社を信じてきた顧客でさえパニックになってしまうし、50代半ばという人間として最も脂の乗っているはずの時期にパニック売りという最もしてはならない致命的な判断ミスをしてしまうわけですから、相場の暴落が人から冷静な判断能力を奪うことの恐ろしさがヒシヒシと感じられます。
昨年のコロナショックで狼狽売りをしてしまった人は0.5%未満というものの、中心人物は50代半ばと、そろそろ老後生活を始める段階の人たちが実施したものでした。
記事では「50代半ばと言う人間として最も脂ののっているはず」とありますが、私はこの考えは「経済面」では賛同するものの、人という生物としては異なる見解を持っています。これは絶対に抗えない老いの問題です。
50代の問題点
- 年齢による判断力の低下
- 老後計画が崩れかねない年齢による暴落に対する耐性力の低下
私は今30代ですが、既に20代のころに比べて判断力や記憶力が怪しくなってきていると実感しています。
そんなのが後10年、20年後になったらどうなるか。想像に難くないです。つまり、中高年になってから暴落が発生した時にまともな判断が出来るか怪しいと思っています。
さらに追い打ちをかけるのは、もう50代半ばと、老後生活まで後わずか。その暴落をリカバリー出来る運用期間は非常に少ないものと考えられます。
恐らく今回狼狽売りした人が「老後になったら株式から債券や現金に切り替えよう」と考えている人たちだったとします。その切り替え計画の最終段階で突如の「コロナショック」。先が見えない大幅な下落。世界恐慌になるかも!?という非常事態に直面したわけです。
私は50代でこんなことがあったらもう人生終わりみたいな顔して狼狽してしまうと思います。今から老後の計画でいよいよリスク資産から低リスク資産へスイッチしていこうかなぁ~と思った矢先、世界恐慌を匂わせられたら気が狂う可能性もあります。
というか私は実際前回のコロナショックで世界恐慌とか言われて狼狽SPXSをしてしまったぐらいです。同時にTECLとSPXLも追加購入しているというわけ分からない状況。おかげでソコソコ利益で終わりましたが中年になってまでやりたくはないですね!!
そしてこの記事をみて確信しましたね。
やはり若いうちにレバレッジを効かせて投資してリスクを若いうちに背負った投資手法はそんなに間違っていないと。
私のブログは以前のお話ですが、SPXLやTECL等のレバレッジ商品についての検証や検討した記事であふれ返っていましたが、色々過去検証とレバ無し商品の比較をした結果の結論として、
「若い内にレバレッジ投資でガンガン攻めて、途中良い感じになったらさっさと売り抜けてレバ無し商品に組み替える」
と考えて行動していました。
当然、レバレッジを賭けているので非常にリスクがあります。これに対して私がオススメしたいのは積立投資(途中売却込)です。
これはつまり、レバレッジで大暴落が発生したとしても、積立投資により「安く」買えますし、逆に暴騰してくれたらそこで「手じまい」してしまえばいいと言う発想です。以下過去記事。
但しこの方法は安全に行くなら少なくとも10年は必要という考えを持っています。何故なら投資人生の終わりに今回のような「コロナショック」が発生したら狼狽してしまうからです。
そのため、投資人生20年あったら、その半分の10年目までに結果を出して、そこで手じまいとするか、その10年目で超大型暴落が来たら、残り10年はやむを得ず積立を続ける形にします。
これができるのが米国株式市場でETFや投資信託等で平均化された市場にレバレッジを掛けるということです。
が、それをも凌駕するより簡単な投資先を見つけました。
そうです。今巷で人気の「ビットコイン」です!
こいつは凄いですよ!
ビットコイン信者による提案活動
- 3倍レバレッジであるSPXL,TECL,SOXLに引けを取らないボラの力強さ
- 2010~2020年の最強伝説中の株式右肩上がり相場と比較してもBTCが圧倒的に勝利している
- BTCは誕生からずっと右肩上がり(※但しボラが激しいため高値から90%下落は起こりうる)
- レバレッジETFのように一度「大暴落」したら復活まで15年~50年必要とかいうイカれた期間必要とせず、せいぜい3,4年程度で毎回復活を果たしている
- 半減期が4年に1回あり、価値が上がる仕様になっているため非常に投資ビジョンを見据えやすい
もうこれだけメリットがありましたから、リターンが大きくリスクが小さいBTCに3倍レバレッジ商品のその殆どをスイッチングすることとなりました。以下はじまりの記事。調査して本当に良かった。
過去の古い記事で自信がビットコインについて十二分に理解していない状況でも、過去の値動きや今後の展望の明るさを考えたら余裕でインできました。
ということで、最後には結局ビットコイン上げの記事になってしまいましたが、
「日本株」
「インデックス投資」
「仮想通貨」
と渡り歩いてきた私の投資結論を申します。今サラリーマン始まったばかりの新人には是非試してもらいたいですし私が新人なら真っ先にやりますね。
※尚責任は取らない模様
安定運用かつミドルリターンを得るまとめ
- まだ20代であり、新入社員としてサラリーマン生活を安定して過ごせそうな立ち位置の人は、お給料の余剰資金を全て「iFreeレバレッジ NASDAQ100」もしくはビットコインを信じられるなら「BTC」にドルコスト平均法で積立を行うべし
- もし既にある程度資金があるならば、それは「eMAXIS Slim全世界株式」もしくはビットコインを信じられるなら「BTC」に3ヶ月ぐらいに分けてほぼ一括投資
- 「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に10年程度積立終わって大幅なプラスなら一度利確して「eMAXIS Slim全世界株式」もしくは「BTC」にスイッチ。微益もしくはマイナスならそのまま積立継続
と言う感じですね。
さすがにレバレッジ商品を初手一括投資はオススメしません。「積立投資」をする対象をボラの高いものにしてリスク取ろうよって話です。「積立投資」自体が時間分散という守りの投資方法であり、それに対してボラの低い「インデックス投資」をしている暇なんてないんです。流石に積立投資するならボラの高い商品かつ、右肩上がりを信じられる商品を選択すべしです。
但しBTCならアリです。最高値だったとしても最悪3,4年後に復活が期待できるからです。※信者の感想
これはレバレッジ商品では真似できません。一括投資ならBTC一択ですし、レバレッジ商品ではその決断が難しいのです。レバレッジETF×積立投資は最強ですが、BTC×一括投資がより最強かもしれませんね。特に4年に1回の半減期-1年前ぐらいからやれば最強かなぁと思います。今年は既に半減期ボーナスが後数ヶ月で終わりそうな雰囲気なので、次回2023年ぐらいに一括投資をするか、今から積立投資をして2024年までコツコツ行くのが安定すると思います。リスクとるなら今から初手一括して、2021年夏~年末のピーク時に売って2023年に再度インする、もしくはガチホして2025年に期待する。
正直、若い内から「インデックス投資」×「毎月積立投資」する必要性は感じなくなりました。私はブログ村の「インデックス投資」界隈に所属し、これに積立投資をするすばらしさを学びました。
が、「積立投資」という観点でみたらハッキリ言って安全すぎます。超安全。もう安全すぎてリターンが余りにも少ないんですね。
つまり、老後直前になるまで「積立投資」を続けないとしっかりした老後資金を得られない可能性すらあるということです。やるなら全力一括投資で「インデックス投資」なら分かります。これなら大暴落が来ても数年で戻ることが期待できますし、戻らない大暴落だったら現金で持ってようが何してようがもう全世界全員お陀仏です。
で、本記事の最初に戻ります。老後直前で大暴落したら本当に超ショックだと思います。中年以降になったら本当に判断が鈍ると思います。逆に「インデックス投資」のつみたてを勧めている人は、自身が「優秀」であることを自覚した方が良いかもしれない。
私は「インデックス投資」界隈の有名なブロガーの方々の記事は素晴らしいと思って魅入っていました。
が、よくよく見てみると、「インデック投資」×「積立投資」を推奨している人は既に中年男性の方が多く、安定思考にたどり着いた方々であり、残りの運用年数もそこまで多くない人が多いかなと見受けられました。ある程度経験を積んで、最終的にこの戦い方がベストと認識した人達の集いだと思っています。
界隈の回答として、中年以降に大暴落した場合、
「その頃には十分利益が乗っているため、大暴落が来てもそれまでの利益でクッションされる」
とあります。それはその通りですが、中年以降の最後の最後で20%~40%下落したら相当な衝撃であることには変わり有りません。
であるならば、運用期間の半分の期間である程度攻めてリスクを若いうちに集中させた方が、右肩上がりを信じられる「株式市場」という戦いの場で見たら圧倒的に理にかなった戦い方ではないかと思ったわけです。
但し、あくまで「積立投資」の対象銘柄としてのお話です。先ほども言いましたが、初手一括投資する場合ボラの激しい商品に投資した後に80%下落とかしたらもう気を失うしかありません。なのでその点については流石に「全世界株式」とかに投資した方が良いと思います。私は「BTC」に投資しますがね!
また、個別銘柄では倒産するリスクとかもありますし、「3倍レバレッジ」では途中で償還リスクがあります。そこでギリギリリスクが許される「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の2倍レバレッジETFチックな商品もしくはBTCのように株式市場同様に右肩上がりが期待でき、かつ3倍レバレッジ並のボラを持つ商品に積立投資をするのが良いと思った次第です。以下参考過去記事。
で、何も人生最後までレバレッジ商品を積立する必要なんてないんです。大きく利益を得たと思ったら、レバ無しの商品にスイッチしちゃえばいいんですよ。それだけでも老後の資産形成に大いに力になってくれると思います。だってレバレッジを掛けただけで、元の投資先は「インデックス投資」と同じなのですから。ずっとマイナスだったら最初の「インデックス投資」に積立投資しててもマイナスですよ。
・・・まー、ぶっちゃけ私自身は既に「ビットコイン信者」であり、ビットコインがあればレバレッジ商品すら不要と思っていますので、全部を全部BTCもしくはビットコイン関連銘柄(MSTR,MARA,RIOT)辺りにしとけばいいじゃないかとすら思っています。この辺は好み。
というわけで、リスクを後半に伸ばす前に手前である程度資産を確保しておけば老後手前はゆとりを持った戦い方ができるかなと思った記事でした。
・・・え?もし中年になってもスコアがマイナスだったらどうするかって????
BTCもしくはiFreeレバナスを信じて追加10年積立投資するだけです。
最初に信じられる銘柄を選ぶのはあなただ!!!頑張れ!!!
※こんなこと言うから皆怖くなって「インデックス投資」×「積立投資」になるんだろうなぁ・・・
というわけで今回はここまでと致します。