【TECL】ビットコインはレバレッジETFと異なりナンピン買いの重要度が低い【SPXL】

こんにちは。okometsubuです。

 

私は昨年11月ぐらいからレバレッジETFであるSPXLやTECL,SOXL等から足を洗い、ビットコインのBTCにガッツリスイッチングをし、余った現金をガッツリ投資することにしました。

 

 

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結局昨年末に2000万円超をBTCに投資したことになりました。今では2500万円弱程度に膨れ上がっています。

 

さて、最近ビットコインは1月に入り調整期間入りを果たしました。大分前から記事でなんとなく伝えていた「1月下落アノマリー」という時期です。まさか本当に来るとは・・・うごご・・・。

 

 

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で、このアノマリーについて当時の私の結論としてはこんな感じ。

 

  • 1月下落するが、12月初旬から買っていれば概ね痛手を負う形にはならない傾向にあった。つまり、12月に右肩上がりすることの方が多かったということ。
  • 今年は半減期であり1月調整が入ったとしても、4月から5月後を見たら圧倒的に右肩上がりする可能性があるため、もし12月に仕込めなかったら1月の下落相場から徐々に買い増しをすべし

 

そして運よく?その考えの通り、12月初旬に買っていれば余裕で今の調整に耐えらえれているのでした。

 

が、私はこの1月中に追加100万円をBTCに、昨日130万円をMARAとRIOTにちょっと高値でしたが投資しました。買った後下がったのでまだ調整は済んでいなかったということです。もう終わった読みをしたのですが外しました。

 

で、このお金は本当は生活資金やら子供の養育費や今後のジュニアNISA代とか諸々なのでずっと日本円で持っておく予定だったんですけれども、気が変わって追加投資としました。

 

気が変わった理由

  • 先ほど述べた「半減期」から1年以内の年であり、大きく右肩上がりする可能性を秘めている。上手く行けば今年1000万円/BTCに到達する可能性がある
  • その場合、現在価格330万円前後であり、この時点で買ったとしても約3倍の値上がりが期待できる。
  • もし1000万円/BTCがピークだった場合、その後の下落相場で80%下落しても200万円/BTC程度に留めるためそこまで痛い被害ではないと判断。
  • さらに言えば、今年から個人の買いではなく企業の買いにシフトしていることから80%も下落する可能性は低く、よくて頂点から60%~70%ぐらいの下落になるんじゃないかなぁと個人的に勝手に予想。
  • そうなると、1000万円/BTCから70%下落したとしても300万円台であり、余裕で耐えられると判断した。
  • もし仮に2000万円/BTCまで行っちゃった場合でも80%下落で400万円台なのでそれでも余裕。

 

という楽観的な考えから来ています。つまり、400万円未満は買いだと言う判断です。ギリ500万円未満でも買い。

 

では逆に、1月の下落アノマリーで50%近く今から下落したらどうでしょうか。330万円なので165万円/BTCでしょうか。そうなったら相当苦しい戦いになると思います。

 

ならばその下落を耐えるために「日本円」を持っていた方がいいのか?という話になります。

 

で、私はそれを懸念して多少日本円を持っていたのですが、その考えを改めて生活資金ギリギリまで投資することにしました。

 

それは今から大きく下落したとしてもすぐにリバウンドするだろうと言う期待があるためです。当然、大きく下げて買った方がお得なのですが、このまま右肩上がりする可能性もあるため半々の確率です。

 

ではなぜリバウンドを狙えるのか。

 

  • 2017年のバブルは個人取引が過熱したバブル。現在は国や企業が介入し始めている価格高騰。当然下落する可能性もあるが、この状況下において一気に80%も落ちるとか逆に考えられない。下落する要素が少なすぎる。

 

これだけ。このシナリオだけ考えていれば今が如何に買っても問題ないかということを表していると思いませんか?私は思いましたねぇ!!!

 

ともあれ、ビットコインをそこまで信じられない場合でも今年から来年に賭けてみるのは悪くないと思っています。半減期年は本当に強いよ。

 

ならば今年1年で大きく値上がりする可能性が高いことと、下落してもリバウンドで返ってくる可能性が高いことに期待して今投資したというわけです。

 

 

これが3倍レバレッジであるSPXLやTECLではそうはいきません。では改めて3倍レバレッジが大暴落に見舞われたらどうなったか確認してみましょう。疑似データを用いて確認します。

 

やりたいこと

  • SPXL,TECL,BTCの過去大きな暴落があった直前の高値からスタートします
  • 底値から復活までの期間を確認します

 

 ぶっちゃけ時代や時期が全く異なるのであくまで参考程度と言う感じですが、一応比較して並べてみようというわけです。今回やるのはこの時期

 

 

正直世界恐慌をSPXLにぶつけた場合はあまりにも酷すぎるので現実的な所でリーマンショックとしました。実際どのぐらいで復活するでしょうか。

 

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終結

  • SPXL:約9年 (2007-10-10~2016-07-26)
  • TECL:復活出来ず(2000-08-31~20年経過しても復活不可)
  • BTC:約3年(2017/12/16~2020/11/30)

 

あのマイルドなSPXLでさえ9年も復活まで時間がかかりました。さらに言えば、リーマンショック前にITバブル崩壊があり、そこから取ってしまった場合はSPXLの場合でさえも確か15年程復活に時間がかかりました。

 

TECLはもう復活は不可能と考えていいです。当然バブル頂点で買ったものにいてはという前提がありますので、その手前のITバブルで培った利益を踏まえればまだましな結果になる可能性はありますが、あまりにも酷い結果になるのは明白です。

 

これが3倍レバレッジETFの最大の弱点、暴落からの復活速度が絶望的に遅いという点です。

 

つまり、レバレッジETFは復活がとてつもなく遅いため、下落相場時に「ナンピン買い」を行い復活の速度を早くする必要が出てくるということです。逆に言えば、大きく下落した後の復活速度は恐らくBTC以上になることが予想できます。※特にTECLとかSOXLは。

 

よって、その下落相場に向けた資金をある程度保持しておかないと、とてつもないギャンブルになる可能性があるということです。もちろん、ITバブル崩壊等が起こらなければ相当3倍レバレッジは強いですので一括全額投資する場合は運を味方に付ける必要があります。

 

私は70:30の割合でレバETF:現金を保有して下落したら現金を用いて下落した後のレバレッジETFを買うリバランス運用を昨年行っていました。これは割と上手く行って、2020年3月のコロナショックでソコソコ利益を得られました。ただ、高値で買いまくった後に現金を後から追加ナンピンなのでソコソコ程度の利益で留まってます。※詳細は先ほどの過去記事参照

 

 

対してBTCは約3年で復活しました。当然、復活シナリオを用意しないといけないというものがあるのですが、明らかに3倍レバレッジETF以上にリスクは少ないと考えてしまいます。

 

復活シナリオについては株式の方が理由が強いです。百年以上の実績があり、右肩上がりはほぼ間違いが無いと信じられるためです。

 

強いて言えばSPXLぐらいなら数十年長期ガチホでもいいかなとも思いますが、ビットコインも株式に負けず劣らず、右肩上がりがしばらくは続くだろうという予想はできてしまっています。※あくまで主に私の中でですが。

 

結局「ビットコイン」が右肩上がりすることを信じるか、3倍レバレッジが運用期間中大暴落が起こらないことを信じるかの2択になると私は考えています。

 

この場合、私ならば「ビットコイン」が右肩上がりする方が安全性が高く、現実的であると考えたため3倍レバレッジETFからBTCにスイッチングすることになりました。

 

そしてその考え方から、復活速度は3年と(※3倍レバETFと比べて)早いため、ビットコインについてあえて「日本円」をもって下落相場に対する対策を施す必要性は薄く、右肩上がりの期間の方が圧倒的に多いため、「機会損失」というリスクを考えるのであればなるべく早期にビットコインに多くのお金を投入した方が良いと言う結論になりました。

 

右肩上がりを信じられるストーリーさえしっかりしていれば、途中で大暴落で90%下落しても3倍レバレッジと比べたら余裕で耐えられます。何故なら10%も残っている上に復活速度が段違いで早いのですから!

 

この考え方について、つい先日MARAやRIOTに投資した考え方で実際に行動しました。

 

 

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360万円/BTCと高値で買って何だかんだ怖いんですけど、ブログでここまで書いたのです。グダグダ言って行動しないのはおかしいのでちゃんと行動しました。また爆益を得てしまいそうですね!!(※震え声)

 

結局このブログは私の投資方法を検討するための物なので、検証した結果、投資するかどうかが決まったらそれに沿って行動するのは至極当然の話ということです。もし仮に100万円台まで落ちてしまったら泣きながらお給料をナンピン積立投資をしていることでしょう。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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