【BNB】バイナンスの流動性スワップを検討します【BTC】

こんにちは。okometsubuです。

 

つい最近、SushiSwap初体験を済ませました。

 

 

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FTM用のSushiSwapだったので手数料が激安でできたので参入しやすかったと言う感じです。確定申告の煩雑さもなんとかなるレベルと判断できました。

 

ということでイールドファーミングに慣れてきたのでBinanceの「流動性スワップ」についても検討してみたいなと思います。

 

なぜBinanceの流動性スワップに注目したかと言うと「BTC」を扱えるからです。基本的に「BTC」はレンディングするか、「wBTC」等に変換してDeFiで運用するのが精々だったと認識していますが、Binanceだと「BTC」のまま「流動性スワップ」に出せるようでした。※この認識が誤っていたら本記事は消滅する!!

 

 

流動性スワップはイールドファーミングと全く同じことだと認識していて、2つの通貨を1:1で流動性を提供してその利率を別枠で貰えるという解釈。

 

問題は「インパーマネントロス」があります。

 

以下九条さんのブログを引用させて頂きました。

 

年利60%も 仮想通貨の流動性マイニングってなんだ? - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

  • 1.25倍の価格変動 = 0.6%の損失

  • 1.50倍の価格変動 = 2.0%の損失
  • 1.75倍の価格変動 = 3.8%の損失
  • 2倍の価格変動 = 5.7%の損失
  • 3倍の価格変動 = 13.4%の損失
  • 4倍の価格変動 = 20.0%の損失
  • 5倍の価格変動 = 25.5%の損失

 

色々難しいですが、上記の感覚を知っておけば何とか戦えそうです。

 

つまり、この「インパーマネントロス」を起こさないようにするか、もしくはこの「ロス」が発生しても全く問題ない組み合わせで対応する、という方針にすればいいと言う事です。

 

インパーマネントロスを極力無くす方法

端的に考えるとこうでしょうか。

 

  • ほぼ同じ値動きをする通貨を提供する
  • 似たような値動きの仮想通貨同士で流動性を提供する

 

前者については実際、九条さんは「BTC-wBTC」で流動性スワップされていました。以下九条さんのブログより

 

Binance流動性供給のリスクとリターン - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

このペアの最大のメリットは、BTCをロングしたまま追加のリターンを7.1%得られる点です。長期的にBTCをロングしたい場合、BlockFiなどのレンディングサービスで追加リターンを得ることができます。同様に半分をWBTCに変えて流動性供給することで、追加リターンを得られるというわけです。

 

「wBTC」はイーサリアム上で動くBTCとほぼ同じ値動きをするトークンと考えてください。BTCを担保に各企業が「wBTC」を発行してユーザに提供するというもの、なはず。つまり「中央集権」コインになるので、「wBTC」を発行している企業が倒産とかしたら共倒れになる可能性があるとかそういう雰囲気でお考え下さい。

 

そう考えると、「BTC-wBTC」というメニューもBinance上にありますので、それで利益を得られるということです。これは非常に魅力的です。

 

が、私が特に気になっているのは「wBTC」の入手方法です。

 

税金のお話になりますのであくまで雑談ベースでお聞きください。決まり文句で恐縮ですが、詳細は税務署の人や税理士の方にご確認ください。

 

もし仮に「BTC」から取り崩して「wBTC」に変換して流動性スワップをするなら利確扱いになる可能性が高いと考えています。

 

但し、BTCを担保に「wBTC」を借り入れている、と解釈するのであれば利確扱いにはならないと思っています。

 

が、BTCを「wBTC」に「変換」している扱いだと売買が成立するのでBTCを利確した扱いになるはずです。ここは今現在、国税庁でも見解が出ていない部分だったはずですが、私は「変換」扱いで利確扱いになると考えています。つまり「wBTC」を「BTC」で購入していることになるということで、BTCの利確が発生してその時の利益が税金に加算されると。

 

最悪ケースを想定して「利確」扱いにして記録しておけば、どっちに転んでも国税庁から指摘されることはないとは思います。税金分損しますが・・・

 

ということで、私は結構今年利確やらレンディングやらで結構雑所得が増えそうな雰囲気しています。BNB買うときに一部BTCから移してきたりしてたので利益として計上されているため、これ以上利確すると今年結構雑所得取られそうだなって感じになってます。

 

ということで、次の候補として、「BTC」と似たような動きをする「BNB」との組み合わせはどうだろうか?というものです。以下BTCとBNBを比較した過去記事。

 

 

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見て頂けると分かる通り、結構似たような動きをしてるんですね。ただ、バブル時期だけ異常にBNBの方が伸びてる威力が高い様に見受けられると。

 

さて、上記は対数グラフですが、大体バブル時で比べても最大5倍未満程度の誤差で収まってそうだなっていうのが感覚的に分かる感じがします。となると、先ほど九条さんのブログを参考にした、以下の損失がポイントになりそうです。

  • 3倍の価格変動 = 13.4%の損失
  • 4倍の価格変動 = 20.0%の損失
  • 5倍の価格変動 = 25.5%の損失

 

では現在のBinanceの「BTC-BNB」のペアはどのぐらいの年利になるでしょうか。

 

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11.46%でした。うーん・・・微妙かも。

 

当然、先ほどのグラフのように、バブルが発生しない時期を見るとほぼ似たような値動きになるのでここまでの損失にはならないと思いますが、今まさにバブル相場が始まっている、もしくは終わりに近づいているといいましょうか。

 

この状況下であえて攻める必要性は無いかなと個人的に感じました。

 

そうなるとやっぱり「BTC-wBTC」の組み合わせが良いんだよなぁ~。

 

ただ、wBTCを提供している会社が破産したとか、BTCを一部利確してwBTCにすると税金かかるしなぁとか、色々面倒なのでこれも出来れば避けたい。実際この組み合わせの年利を見ると6%程度でした。流石に割に合わない感がつよくて、だったらレンディングに出した方が分かりやすい。※また別のリスクが増えますが・・・

以下現在のレート

 

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また、もう一つ問題点があります。「BNB」は単体でステーキングができて、30日間ステーキングするだけでも14%程度の年利が貰えます。そう考えるとあえて「BTC-BNB」で攻めなくてもいいかなぁって気になってしまいます。当然、片方のBTCは宙ぶらりんなので微妙ですが・・・

 

真に良いのは、「wBTC」を日本円でBTCで流動性スワップする分を購入してBTCと組み合わせることです。こうすればwBTCとBinance社の運用を信じられるのであれば最強です。が、今の私には「日本円」が無い。詰んだ。

 

ということで、一旦仕切り直しとしてBinance社の流動性スワップは見送ろうかと思います。多分。気分で突然始めているかもしれない。例えば、BTCが300万円近く大暴落した場合とか。そうなったら、BTCをwBTCに変換する際の「利益」が超絶減っているので余裕で変換が可能です。そうなった時考えてみます。

 

ということで、今回はここまでと致します。

 

 

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