こんにちは。okometsubuです。
前回の記事でもお伝えしましたが、SPXLやTECLを取り扱っているディレクション社で各3倍レバレッジが早期償還もしくは3倍から2倍レバレッジに変更する発表があったようです。ただし、SPXLやTECLは対象に含まれていないため、今の所安心していいかもしれません。以下ゆうさんのブログを引用させて頂きます。
【SPXL早期償還!?】米国レバレッジドETFが上場廃止?│SECのデリバティブ取引規制案 - ゆう×米国株投資×ライフプラン
https://yu-kabu-life.com/2020/03/03/leveraged-etf
残念なお知らせです。
spxlを扱うディレクション社において、複数のレバレッジド・インバースETFが償還または倍率調整(3倍→2倍)となるようです。
コメント欄でけだまさんから情報提供いただきました。ありがとうございます。
ソースはこちらです。
<リンク>ディレクション社の告知ページ
ディレクション社の発表によると今回の主旨は以下のように新型コロナと原油ショックの影響によるものとのこと。
COVID-19のパンデミックおよび原油価格戦争の影響により、グローバル市場全体で最近かつかつてないほどのボラティリティが、エネルギーおよび商品市場での明示的および暗黙的な取引コストを劇的に増加させました。ボラティリティはある時点で落ち着きますが、これらの市場に費用効果的かつ効率的にアクセスする能力は、しばらくの間、挑戦され続ける可能性があります。
株主の最善の利益を考慮して、Direxion Shares ETF Trustの理事会は、10のレバレッジされたETFの名前、投資目的、および投資戦略の変更を承認しました。
ここでSPXLとTECL等のレバレッジ商品達における現時点での問題点をまとめます。
現状レバレッジ商品の何が問題なのか
- SECによりレバレッジ商品の仕様変更もしくは償還される恐れがある。どうなるか全くの未知数。1.5倍レバレッジになるという噂もあったりなかったり。
- SPXLとTECLの運用会社であるDirexion社が3倍から2倍にレバレッジ比率を変更したことで、SPXLとTECLもその内対象になるのではないかという問題が付きまとう。
- 世界恐慌レベルになった時、Direxion社そのものが耐えられるのかという問題。
一つ目はSECがレバレッジ商品について簡単に言うと、
「レバレッジ商品の危険性ちゃんと理解して無い投資家が多すぎる!こんなもん廃止だ廃止!もしくは仕様変更で1.5倍とか等倍にして運用しろ!」
的なそんな感じのやり取りが米国であるような感じらしいです!(※あやふや!)
以下全力米国株さんのブログを引用させて頂きます。
THE END OF レバレッジゲリオン | 貯金と給料を全力で米国株に突っ込むブログ
https://zenryoku-beikoku-kabu.com/2020/03/02/4379/
米証券取引委員会(SEC)がレバレッジETFに規制をかけようとしています。規制というか廃止も視野に入っているという。
調べたらロイターは2019年11月にこの件について記事を書いていました。
ロイターによると
との事。
そして2番目は冒頭で記載しました通り、Direxion社が実際に3倍レバレッジ商品を2倍にしてしまったことが挙げられます。まだダウ平均が35%の下落程度であるにも関わらずです。リーマンショックの場合は55%程度、世界恐慌まで行くと87%下落します。そうなると、リーマンショック級が来てしまった場合はSPXLやTECLもレバレッジ比率が下げられてしまうのではないか?と恐れているわけです。
3番目は世界恐慌レベルが来たら、運用会社自体の存続が怖くなりました。まぁ、世界恐慌レベルだったら他のスイッチ先も一緒に駄目になってそうなのでGameOverかなと思っています。
さて、話は変わって私は現在2.4倍レバレッジでの運用を行っています。3倍レバレッジ商品と現金を80:20でリバランスする運用です。これで2.4倍の出来上がり。そして上記の理由で2倍レバレッジになってしまった場合は0.4分、乖離が発生する訳です。私は当初それは仕方ないものとして無視してきましたが、
- 今回のコロナショックでSECやDirexion社の運用スタイルに変化が出てきているという不安。実際に他商品が2倍にされてしまっている。
- 今回の暴落がリーマンショック超えと噂されており、まだまだ下がりそう
- 最悪償還されてしまった場合、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」という逃げ道がある。但しこちらも2倍レバレッジ商品
ということで、今後の運用方針を少し変更させて頂きます。つまり、2.4倍レバレッジを2倍として今から運用をしてしまおうというものです。
倍率調整と昨今の暴落にビビったため、当時の投資額との割合を計算してSPXLとTECLを本日一部売却しました。約60万円程の売却です。投資額は現在900万円程度でしたので、約6.7%程度の売却でしょうか。まぁいいじゃないですか。このぐらいなら!
但し、900万円の投資額は既に半分の450万円になっていましたので、実際は投資額の13.3%程の売却となります。いやぁ・・・1ヶ月で450万円消し飛んだかぁ・・・さすがに1ヶ月で消し飛ぶとクルものがありますね。頭おかしいことやってます。
というわけで、現在はSPXL845枚、TECLが227枚となっております。
※2020/3/25 追記
画像載せてなかったので何となく載せます。自分への戒めです。
そして、売った後に株価が上がるのは世の常で、一瞬で株高になっちゃいました。悔しい!!
そしてこの悔しさは今後、株価が上がっても下がってもモヤモヤする日が続くことでしょう!いやんなっちゃうなぁ!!ハハハ!!!
・・・すいません。なんやかんや理由つけてますが、狼狽売りです。
期待していた方には大変申し訳なく思います。コメントやツイッターでも応援して頂けるようになった矢先のことですから、皆さまにとってはプチガッカリされたのではないかと思います。ホント、この点は申し訳ないです。
だって頭おかしいですよ!3倍レバレッジに900万投資してるんですよこの人!先進国株式の積立投資額は1年以上かけて150万円程度なのに!?頭おかしいよ!!!絶対真似しちゃだめだよこの買い方!!少額がベスト!少額がベスト!!
・・・取り乱してしまい申し訳ありません。いやー、実際に暴落を味わうと違いますね。狼狽しない方が無茶ってもんですよ。こりゃ損したブロガーがフイっと消えていなくなるというのも納得ってもんですよ!
「無くなってもいいお金で投資してます!キリッ!」
とか言ってた自分が恥ずかしいったらありゃしません!無くなって良いお金なんて無いよ!!単なるいいわけだよ!悔しいよ!
というわけで、SPXLが90%下落した時に追加投資予定でしたが、ここで浮いたあぶく銭を得られましたので、SPXL80%下落時の15.17ドル付近、TECLが66.76ドル付近で多少買戻しをしようかなと思っています。一瞬で到達するかもしれないし、数か月後になるかもしれませんが、しばらく待ちます。到達しなくてもいいんだよ?
色々言いましたが、リーマンショック級であれば全然想定内なのでピンピンして生きていけます。ただ、その後は・・・どうなるんでしょうか?
正直「世界恐慌」なんてもう現在で起こらないでしょ!って決めつけて投資していたので、そっちのシミュレーションは皆無なんです。そろそろ現実味を帯びてきたので近いうちに検証して心の平穏を保つときが来たのかもしれません。20年後になりそうですが、何気にまだ1億の夢は諦めてません。ともかく世界恐慌シナリオでどうなるかはやはり見たいと思いました。
今回私が狼狽売りしたという事は、もしかしたら底値が近いのかもしれません!皆さまにとってはかなりの朗報となったかもしれません!そうなったら本当に嬉しいです!心の底から本当に!
・・・というか、本当にここが底値と全く思えない・・・。とてつもなく株価上がっていますが、過去調査で底値から大体20%ぐらいのリバウンドは起こるって、つい数日前に過去の株価を見たばかりなので、今買いに向かう人は刈り取られるんじゃないかと不安に思ってしまいます。以下過去記事です。
ブログ記事にはしてないですが、大恐慌時代も確か底値から50%ぐらい高値を目指すリバウンドがあったはずです。今回の急激な下落を考えると、もしかしたらそっちを考えた方がいいかもしれません。
どうなるかは分かりません。過去にこういう事もあったという事だけしか。ともあれ皆、生き残りましょう・・・生きて・・・