この記事は過去記事を改めて更新およびグラフの整備を整えた感じになります。以下過去記事。結局ビットコインは積立投資でも最強だったということを伝えたいだけの記事です。
ということで、2022年5月の現在、大きく価格が下がっている昨今でございますが、過去記事から状況に変化があったので改めて確認したいという感じです。
なお過去記事はBTCと株式市場で営業日を合わせてないですが、今回は合わせた形で調整したのでその辺も踏まえてみていければと思います。
ということで、前回の記事と同じ開始日で積立開始してみましょう!!
あ、2010年からの積立は除外。絶対にビットコインが勝つに決まってるので・・・
ということでルールは以下の通り
前提条件
- 100ドル毎月積立します
- 終値ベースで計算します
- 手数料考慮無し
- 2013年とか2017年からを適当に見ます
こんだけ。それじゃスタート。
2013/10/02からの積立
2013/10/02~2022-05-09の約9年の結果となります。BTCが暴騰する前からのスタートです。積立投資としては、暴騰前に開始するよりも、暴落直前から開始した方が効率がいいのでビットコインとしては積立開始時期としては良くない時期となります。
ビットコイン不利な所から開始でもこんなもんよ。ビットコイン最強伝説ですから。
株式市場の黄金時代である2010~2020年を通ってもビットコイン様にはかなわないってことです。あのTECLでもATH部分で全然勝ててませんね。
もう少し見やすく対数グラフで。
最終結果
- BTC:37.94倍
- IVV:1.64倍
- SPXL:2.74倍
- TECL:6.40倍
- QLD:3.69倍
- 積立額:9,300ドル
グラフを見ると分かる通り、ビットコインは暴騰前から積立なので最初はすごく勢いがいいですが、途中2016年までパッとしません。明らかに一人負け状態です。3年間も苦しい思いをしながら積立する必要があったのです!
この大幅下落した時期もコツコツと積立をすることで、2017年の半減期ボーナスを享受することになります。
また、こう見てもらえると分かる通り、2017年のバブルが終わって2019年でも大暴落が起こるのですが、それでもSPXLやTECL、S&P500であるIVVに圧勝していることが分かると思います。
もし2022年5月の今、大暴落が開始されようとしていても、2026年以降はバブル崩壊を気にせず積立してるだけで悠々自適な生活が送れる可能性を秘めているということです。そうなったらいいなぁ。
9年で37倍なので、毎月500ドル投資していたら176万ドルになっていたかんじでしょうか。日本円で2億円です。
ただ、2021年の半減期ボーナス時期の暴騰力を見るに、威力は過去に比べて大幅に縮小傾向にあるのでここまでの大きな利益は今後得られにくいかなとは思います。
さて、それでは次に2017年のバブル前から見てみましょうか。正直積み立て投資は年数が無いと雪だるま式にならないので、本来なら10年ぐらいは観たい所です。そしてその雪だるまになった2013年の9年間ではビットコインが圧倒的勝者であった、ということしか分かりませんでした。
結局、雪だるまを形成している序盤~中盤の時期に大負けしていることは悪いことではなく、その時期にどんどん安く大きく買っていけばいいという話なのです。
なので、2017年からという短期間なので参考程度ということで見ていきたいと思います。
2017/01/03からの積立
2017/01/03~2022-05-09の約5年間を見てみます。
はー、ビットコイン強いねぇ・・・。今現在これだけ暴落してても余裕のよっちゃんですよ(氏語)
あの最強のTECLにも余裕で勝ててるね。ただ、ここから2024年までずっと下落する可能性もあるのでそうなると逆転するかもしれません。
2019年末の初手一括投資組の私としては今後の下落はかなり痛いですが、暴落中は少額ナンピン積立も裏でお給料分行う予定(※つみたてNISA辞めた分)なので、それはそれで下落してくれても構わない心の二段構えを敷いておきます。
初手一括投資組は下落してくれないと一括投資分以上の利益は得られないので、運用期間中大幅に下落してくれた方がアーリーリタイア終盤で得られる金額に差が産まれるなと思っています。※とはいえ今の400万円/BTCで積極的には買いたくない
先ほども述べたように、2025~2026年の半減期ボーナスがどのぐらい威力があるか次第です。もうそこに賭けてます。そこで威力がでなかったら積立停止も辞さない構えです。たった(?)3,4年の積立勝負です。積立投資額ぐらい賭けてもいいなと思ってます。
ということで、対数グラフもみましょうか。
最終結果
- BTC:6.35倍
- IVV:1.38倍
- SPXL:1.75倍
- TECL:2.69倍
- QLD:2.08倍
- 積立額:5,400ドル
SPXLですが、コロナショックの時に大幅に下落しちゃってますね。一応そこからも積み立てを継続していますので復活はしていますが。
やっぱ積み立て投資でもビットコイン最強でいいんじゃないかなぁ・・・って思っちゃうんだけど。浅はかなのかねぇ。むしろ一括投資より積立投資の方が健全だと思うのだけれども。私は半減期ボーナスを信じて一括投資して普通に成功しちゃったけど、普通の人は積立投資*最低5年で考えるといい感じになると思うんよね。
資産の裏付けが無いとか色々な理由でビットコイン投資してない人いるけど、ビットコインが資産の裏付けになる時代くるんじゃないの?知らんけど!
さて、ということで番外編として、疑似BTC銘柄であるMSTRとかMARA、RIOTを加えた場合どうなるかも見てみましょうか。
MARAは2017年11月にマイニング会社と合併契約しているそうなので、この時期から見てみましょうか。ただしMSTRは2020年8月ぐらいから買い向かっているので、一旦除外します。また、勝敗見えてるのでIVVも一旦削除。
というかちょうどバブル崩壊時期から本格稼働したのねMARAは。先見の明があるのかタイミングが最悪だったのか難しい所ですねぇ!
2017/11/01からの積立(MARA,RIOT参戦)
2017/11/01~2022-05-09の約4.5年間を見てみます。
余りにも激しすぎて草。さすが業務レバレッジ銘柄です。
こう見ると、やはりボラティリティが激しい銘柄で積み立て投資をするのは理にかなっているなぁと毎回思います。
ただ、とにかく「雪だるま」が育った後半は積み立て投資実は言うほど関係なくて、その時その時の相場がもろに結果に影響に反映されたりしますのでその降りるタイミングは難しいでしょう。
でもビットコインは一つの指標があって、4年に1回の半減期があるので、株式市場以上に用意に降りる準備を始められるんじゃないでしょうか。
今回私は2021年の半減期だけではセミリタイアできないと判断してたのでガチホ放置して今現在の暴落でガッカリしている最中です。ぶっちゃけ2000万円ぐらい2021年末でバブルで頭おかしくなって行ってくれないかなぁとか思ってましたサーセン!!
とはいえ業務レバレッジ銘柄のMARAとRIOTの最後を見ていただけると分かる通り、RIOTなんかはBTC以下まで落ち込んでしまっています。もの凄いボラです。上昇するときも派手ですが下落するときも派手ですね!!
ということで対数グラフも。
最終結果
- BTC:3.58倍
- MARA:5.91倍
- RIOT:2.61倍
- SPXL:1.59倍
- TECL:2.12倍
- QLD:1.77倍
- 積立額:4,400ドル
やはりというか、このグラフの面白い点は2019年まではMARA,RIOTは積立額から大幅に負けに負けているという点です。2020年の約3年間もずっと負けっぱなしです。辛い時期だったでしょう。
でもその辛い時期、安い時期に積み立て投資を継続したことで安く大量に購入したパワーであのとてつもないボラを12分に発揮したといっていいでしょう。
で、そのパワーが今月の下落で直撃してRIOTはBTC以下になりましたとさ。
逆に言えば、この大きな下落パワーを使って、積み立て投資を開始するにはいい時期じゃなかろうか?というのが今の私の考えです。
もちろん、会社が無くなったら終わりですが、2017年からの例を見ても面白くないですか?ここから積み立てるのって。
なのでBTCが高値にリバウンドしたらすぐ辞めるかもですが「つみたてNISA」を一時中断して、そのお金はMARAに入れてます。1点集中は怖いのでRIOTにも気分で入れてもいいかも、という感じで。
MSTRは2020年8月と新しすぎるので今回の積み立て投資検証ではパスさせていただきます。無意味なので。
ただ、MSTRについては「BTCが3,562ドルぐらいまで落ちない限り大丈夫」宣言がありましたので、ビットコインを信じられるなら投資しても引き続き投資してもいいかなって思い始めてます。以下マイケルセイラーのツイッター発言より引用。
MicroStrategy has a $205M term loan and needs to maintain $410M as collateral. $MSTR has 115,109 BTC that it can pledge. If the price of #BTC falls below $3,562 the company could post some other collateral. See slides 11-12 in Q1 2022 presentation. #HODLhttps://t.co/9WHsIB6Usx
— Michael Saylor⚡️ (@saylor) 2022年5月10日
これが単なるポジトークの可能性もありますが、一応は安心できそうでしょうか。BTCは信じられますがMSTRは信じられるかというと全然分かりません。
ということでまとめましょうか
まとめ
- ビットコインはボラが激しいのでやはり「積み立て投資」でも有力である
- 業務レバレッジ銘柄であるMARA,RIOTはバブル崩壊時は目も当てられないほど下落する(※MARAは一時期99%ぐらい下落してる)可能性があるが、積み立て投資ならむしろ「メリット」になりえる(※つぶれなければ)
- SPXL、TECLの償還リスクとMARA,RIOTの倒産リスク、どちらが上かのチキンレースになるが、リターンを考えると個人的にはMARA,RIOTに積み立て投資したい
ということで、2022年5月、暴落が始まって現在BTCは3万ドルを行ったり来たりしています。むしろ積み立て投資開始にいい時期ではないでしょうか。まだ100円分もビットコインを持っていない人は、この機会に月1000円からでも初めてもバチは当たらないと思いました。管理が面倒ならMSTR,MARA,RIOTでいいかなと思う。
大丈夫だって!私も始めたんだからさ!!!
※Not Financial Advice