こんにちは。okometsubuです。
テスラ(TSLA)。最近凄い人気ですね。自動運転できる自動車作ってるIT企業なんだとか。大人気につき、株価もうなぎ登りで大変人気とのことです。
私は個別株はやる気がないのでほぼスルーしていたのですが、あるビットコイナーの人が「テスラは自動車の常識を破壊して、ビットコインは通貨の常識を破壊する」みたいなコメントがあったので少し気になりました。
ビットコイナー界隈でも割とちょこちょこテスラの情報が出たりでなかったりしているようです。
というわけで、私もビットコイナーの端くれとなったため、テスラの株価の推移とかちょっと気になったので今回はBTCと比較してみましょうというコーナーを設けました。
ということで、まずはテスラの株価を見てみましょうか。とりあえず日足ベースです。参考までにSPXLとTECLも加えてみましょう。
TSLAの日足グラフ
2010-06-29~2020-12-04のデータです。
これは凄い!TSLAが他の3倍レバレッジを圧倒しましたね。最後の伸びが凄いことになっていますし、そもそも最初の時期からSPXL,TECLにほぼほぼ勝利していることが分かります。いやはや、あの2010~2020年の黄金時代のSPXL,TECLに勝利しているのは凄いですね。
続いて対数グラフ。
最終結果
- TSLA:125.37倍
- SPXL:20.59倍
- TECL:56.27倍
黄金時代の3倍レバレッジを凌駕する圧倒的なパフォーマンス!
今こいつに投資を開始することは3倍レバレッジ以上の猛者であり勇者の証と言えるかもしれません!
こいつは確かに破壊的な銘柄です!多くの人が魅了されるのも無理もないことでしょう。私もこいつは少なからず惹かれますね。全力投資は流石に怖いですが、ポートフォリオの10%ぐらいならぶつけても良いぐらいの気持ちにさせられます。
では話を冒頭に戻しますが、対抗馬として「BTC」たるビットコインが挙げられます。どちらも破壊的な銘柄で今までの旧世代の価値感を抜本的に改革する恐るべき対象だと思っています。
私は1企業に投資するというのは肌に合わないので「BTC」を選びましたが、果たして過去の成績としてはどうだったのでしょうか。
BTCは所謂毎日取引可能であり、グラフで見るとかなりズレるので、今回は10年も歳月があることから月足で比較してみたいと思います。
BTC vs TSLA(月足)
2010/08~2020/11までを見ます。
失礼しました。BTC最初期からやったら、多分誰も勝てないです・・・。
それだけ「仮想通貨」と言う概念が誕生した時というのはとてつもないと言う事です。テスラの比じゃない。テスラは一企業のIT企業の破壊的な銘柄ですがBTCは仮想通貨と言う概念の大元、ある意味「株式市場」誕生の瞬間みたいな、そんな投資先なのです。そこから見るのは流石にフェアじゃない。
とはいえ一旦対数グラフを表示します。
相変わらずSPXLがバグってますが、文句はYahoo Financeの月足CSVデータに言ってください!!!!!!!
ということで、ある程度フェアにみるなら、例えば2014年の2月ぐらいはどうでしょうか。丁度、BTCが下落を開始して少し経ったあたりです。ある程度BTC不利な状況からのスタートということです。
ということで、2014年2月から見ます。
BTC vs TSLA(月足) 2014-02編
2014-02~2020-11までのグラフです。
最終結果
- TSLA:14.37倍
- SPXL:4.20倍
- TECL:15.51倍
- BTC :34.32倍
前半、相変わらずSPXLがバグってますが無視してください。
ともあれ、BTCが圧倒的勝利を納めました。
これでは前半よく分かりませんので続いて対数グラフ。
まず最初のポイントは、BTCは大きく値下がりしているにもかかわらず、中旬から圧倒的な右肩上がりの威力によりトップに返り咲いている点です。BTCに不利な位置から計測を開始しているので当然と言えば当然です。
対してTSLAもそこまで前半は成績が良く無かったことが伺えます。とはいえ後半の伸びはとてつもないものを感じますね。逆にその2020年のとてつもない伸びが無かったとしても、2010年開始時から投資していたらSPXL,TECLを圧倒していたので、全体を通してハイパフォーマンスであったことが伺えます。
そんなTSLAすら凌駕するBTC、素敵じゃないですか???
最悪今、雑所得で55%税金取られたとしてもTSLAの20.315%の税金を引いた結果と比べても引けを取りません。むしろ儲かってるまである。
さて、私がもう一つ注目したいポイントは「バブル時」の右肩上がりの強さでしょうか。ちょっと手前の底から頂点までの強さを線を引いてみます。SPXLとTECLは邪魔なので外しました。対数グラフです。
赤線がBTC,青線がTSLAの線です。下側に赤と青の始点を併せて見たものがあるのですが、確度から言って明らかに「BTC」の方が伸びたことが分かります。
もっと言えば、赤線の始点を「2015年10月」からにしたら、圧倒的にTSLAを上回っていることが分かります。若干譲ってBTCを不利な「2016年8月」ぐらいを「底」にしたとしてもTSLAを上回っているんですから、BTCの方が化け物、勝負ありって所でしょうか。
線の純粋な高さ勝負においても、BTCの方が一枚上手なことが分かります。ただ、TSLAもまだまだ伸び盛りなので、この2017年のBTCのバブル期以上に高さは生まれる可能性は大いにありますね。今後に期待です。
ということで、BTCもTSLAも化け物染みた投資対象先であることが分かるとともに、どちらもこのまま旧世代を淘汰する程の発展があった場合、とてつもない爆益が得られる可能性がありそうです。
BTCは今後はボラが下がる見込みと言われており、TSLAとそう変わらない時代がくるかもしれません。そうなった場合は税金面でTSLAの方が上になりそうですね。
ともあれ、過去や今後の安定性を考えてもやはりBTCに投資しそうです。日本に住んでるからかな。あんまり自動車に興味がないので・・・。
後はやっぱり1社に突っ込むのは精神面で怖いのです。BTCは本当にガッツリ投資するだけの魅力があり、テスラにも同様の魅力があると思いますが、やはり1企業の1社に対してそんなに人生の過半数以上の額を投資するのかと言われると怖くてできません。
その辺は恐らく金融リテラシーがある人と全く逆の発想になると思います。私は企業分析ができませんし、出来たとしても、既にプロがそんなもの分析しきった後の株価、所謂「織り込み済み」という便利な魔法の言葉で株価が反映されていると思うので素人がいくら頑張った所でにわか仕込みでは無理というものです。
もちろん、プロ並みに調べて「これだ!」とした人がテスラに投資するのは凄いと思いますが、私が今からどう頑張っても「にわか」から抜け出せないでしょう。
対してBTCは逆で、金融リテラシーがある人でも混乱している状況に見受けられます。つまり、分析しても誰にも「分からない」んじゃないかなぁと思ってます。だって価値を決めるのは人の欲望であり、それが「希少性が高い」と信じる度合いが金額になるだけなのですから(※これも個人的なニワカ意見です)
ということで、私は投資のプロが跋扈しているテスラよりかは、まだ黎明期なBTCに投資ガッツリ投資したいと思った次第です。果たして10年後、どちらが強者になるのかワクワクしますね。
正直な所、今テスラ推している投資家の人にビットコインの意見を聞いてみたいですね。同じ破壊的イノベーション銘柄という位置付けだと思うのでビットコインにも興味が出るんじゃないかなと思ってます。
ということで、今回はここまでと致します。