こんにちは。okometsubuです。
ただの妄想垂れ流し回。
SBI VCトレードという仮想通貨取引所があります。
これはSBIグループ傘下の会社でXRPを中心としてビットコインはイーサリアムも売買できる取引所になっています。私はこの取引所で散々な目にあいましたし、サービス内容も充実しているとは言えません。
私がSBI VCトレード嫌いになった理由
- 出来高が少なすぎて他取引所なら余裕で差してた指値で拾えなかった
- その後価格は急上昇して高値で買う羽目となった
- 謎のリップル押しかつ、謎の純利益の確保が非常にブラック!※詳しくは怖くてブログでは言えない
- 扱っている仮想通貨が非常に少ない※これはBTCだけあればいいので特に気にしてない
- 仮想通貨の出金が「Cool X Wallet」というSBI独自のコールドウォレットにしか発行できない。つまり、自分のウォレットにしか出金できない
- Cool X Walletが現在発行していないため、持っていない人は実質出金不可能。日本円に売却後に日本円で出金するしかない
ハッキリ言いますね。2020年1月の私の評価ですが、現状ゴミ取引所です。
ゴミな理由
最初のリップル自体には私は投資していないのでどうでもいいと思っているのですが、取引所自体の存続が怖くなってしまっています。
それよりなにより、この取引所、出来高が少なすぎるのも問題で、本当に売買時は高価格で取引しまくっていた記憶があります。今思い返してもはらわたが煮えくり返ります。
まぁ、これは仕方ありません。まだ2019年と新しい取引所です。そしてSBI傘下の取引所ということで潰れることは無いだろうという発想から高値で買わされた分は「保管手数料」として利用しようと思ったので多少は目をつぶりました。腐っても大手取引所。資産がロックされちゃっても資金が確保してもらえるならいいと思っています。長期投資目線なので。
が、リップルのせいでなんだか雲行きが怪しい始末です。なんのためにSBI VCトレードを開設したか分からなくなってしまうレベル。取引所が危ないレベルなのかもしれない(※適当発言)
で、もうこの取引所を使うのが怖いのでビットコイン自体を出金しようと思ったら、「Cool X Wallet」という謎のコールドウォレットが必要なんだとか。以下公式サイト。あぁ、別に踏まなくていいです。そういうのがあるのかぁぐらいで。
Cool X Wallet
なんか、秘密鍵はクレジットカードサイズのコールドウォレットに保管して、管理はスマホで行うんだとか。割と興味はある。何故なら個人管理したいなぁと思っていて、PCにデスクトップウォレット入れて、アンインストールして、パスフレーズだけ管理しようかなと今計画中だったので、その先がコールドウォレットになってもまぁ悪くないかなと思っていた所でした。カードを切り刻んでゴミ箱に捨てればいいのです。※但し、互換性のあるウォレットが無いとそれも不可だと思うが・・・
話が脱線しました。
ともあれ、「Cool X Wallet」についてはまぁいいとしましょう。
で、じゃあこれを入手する方法はどうするのかというと、
現在募集を中止しているそうです。
・・・は???
意味が分かりません。これ、もう2019年ぐらいから取引所開始されてるんですよね?なんで未だに「Cool X Wallet」が普通に出回ってないの?馬鹿なの?しぬの?
というか、つい最近、テレビ?CMを流し始めたんだとか。マジかよこんなん詐欺みたいなもんじゃん!仮想通貨出金できない取引所ってなんだよ!聞いたことないぞ!!!
と、めっちゃ怒り心頭で今すぐにでもこの取引所を払い出したい気持ちで一杯になっています。でもできない。仮想通貨で出金できないのだ。はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
怒りでスーパーサイヤ人になってしまいそうなほど身が焦がれています。やられた・・・!!!
しかも、他取引所や自信の別のウォレットに送る場合は「Cool X Wallet」を経由して更に送る必要があるため、送金手数料が2回分かかると思われます。ビットコインは送金にお金がかかるのです。マイナーに払う手数料ですね。これは自分のウォレットから自分のウォレットに送る際も発生します。今回の場合は2回分も。はーもう最悪。
で、そんな思いから年を越したのですが、冷静になってふと、メリットな点も思いつきました。それは申告分離課税化に向けた動きです
申告分離課税が難しい理由
まず仮想通貨は雑所得・総合課税です。ザックリいうと、1億円利益がでて全部売った場合、所得税だけで45%を超える額になる部分が生まれるという悲惨な状態になっています。住民税入れて最大55%。全額全部取られるわけではないけど普通に辛い。
で、今現在は申告分離課税化に向けて業界が動いているんだとか。
ただ、その障害として、仮想通貨は自由に入金・送金する仕組みがあるため、いつ・誰が・どのように入出金したかを管理するのが非常に難しいとかそんな感じらしい。で、本当に抜本的な改革でも行わない限り、申告分離課税化は非常に難しいんだとか。
ようするに、源泉徴収に対応する必要があるとのこと。
今は自主申告に委ねられている状況であるため、自動で源泉徴収する仕組みが作られて初めて分離課税の20%に出来るのではというものです。
で、仮想通貨とは非常に相性が悪いということらしい。詳細はこちらの動画が参考になりました。ビットコイナー反省会youtube動画となります。
【仮想通貨の税金計算】年末までに清算しないと大変なことになりますよ?【クリプタクト&反省会コラボ③】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1N52sL9kqH8
そんな状況のなか、SBI VCトレードの出金状況を改めて見てみます。
SBI VCトレードの状況
- 自由に仮想通貨を出金できない、または「Cool X Wallet」を持っている人は自分のウォレットと紐づいているため自分に出金していることが管理できる
- 但し仮想通貨の入金は可能(は???)
- 日本円は入出金可能だし、銀行と紐づけなので管理可能
こう考えると、出金時は確実に自身に出金するというのが確約されています。
そして重要なのは税金が発生するのは「売却」する時です。
ここからも素人意見なのですが、仮想通貨で入金された場合はその時点の仮想通貨の額が分かるので、その後の売買も計算が可能になる気がしています。で、売却したらその送金時の金額と売却時の金額が分かるのでOK。
※多分ここの認識は若干異なっていて、入金元側で入手したビットコインの価値がそのまま引き継がれるので記録が出来なさそう。
仮想通貨自体の送金も自身のウォレットに送金することになるためその時点で記録が残りますので計算が可能。
もちろん、自身のウォレットに移った後の送金については管理が必須ですが、こと「取引所」という観点で言えば完結してるのかなと思った次第。
うーん。書いててやっぱ駄目だって気になってきた。他から入金した仮想通貨の価値は他で入手した額がスタートとしてあるはずなので、取引所に移してから売却した場合、いくら利益になったか分からないですねこれだと・・・。
そして個人のウォレットに移した後に自由に他の取引所に送れる時点の管理はどうするのって?って問題も浮上します。
これについてはアメリカでは自身のウォレットに対して規制案が浮上しています。以下coinpostサイトから引用させて頂きます。
米財務省、仮想通貨ウォレット規制案を正式発表
3000ドル(約31万円)を超える引き出しに対してKYC(顧客身元確認)の強化が求められており、暗号資産サービスプロバイダー(VASP)は、その引き出しを行う顧客と、送金先の身元情報(名前や住所など)を確認しなければならない。また1万ドル(約103万円)を超える取引の場合には、FinCENへ報告する義務が発生する。
つまり、取引所と外部ウォレットの間で、仮想通貨の匿名取引ができないようになることを意味している。
これにより、送金時に報告する義務が発生するため、この辺りの整備が確定してから初めて申告分離課税の道が開かれると思われます。
が、これは仮想通貨と非常に相性が悪く、以下のような意見もあるとのこと。再度引用させて頂きます。
しかし、この規則案は取引所の業務を増やし、仮想通貨取引から現金のような匿名性を失わせ、個人を監視するものともなる。米国議員や仮想通貨コミュニティからは反対の声が挙がっている。
この制度が採用された場合、自身の財布(ウォレット)内の仮想通貨で何かしら3000ドルを超える商品を買った場合に報告する義務が発生するんだとか。
これ実は意味不明ですよね。財布から30万円取り出してテレビとか買ったら、それを対応する機関に報告しなくちゃいけないんですから。なんだそりゃって感じです。
ようするに仮想通貨は「通貨」としてみなされてないという感じでしょうか。ただ、これを管理しないと申告分離課税の道は進まない気がします。ようするに、まだまだ申告分離課税化は先かなと思いました。※素人な個人的な印象です。
この仕組み+SBI VCトレードのような、自身のウォレットに出金するしかない状況、仕組みを全取引所で作ることで初めて「申告分離課税」が可能になる世界になりそうです。監視される社会。ディストピアに一歩近づきますね!※ここも適当発言
ということで、SBI VCトレードはクソですが、2019年と新しい取引所であり、次なる規制に向けた動きなんじゃないかという妄想をした所で今回はここまでと致します。いつにもまして酷い記事になった。妄想なので適当に流して頂ければ幸いです。