税金の話なので税理士さんにご確認ください。ということで税理士さんのyoutubeが最近あったので閲覧してみました。もう滅茶苦茶タメになった。
「暗号資産(仮想通貨)の税金について」with 柳澤 賢仁 | Coinbase Japan コミュニティイベント - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CGvBCDiyKQE
内容について全部聞いた方がいいですし、細かい部分はやっぱり税理士さんに聞いた方がいいのですが、一応動画であってメモさせていただきます。※私の解釈が間違っている可能性もあるのでやはり動画を見た方がいいです。
聞いてて参考になった所
- BTCからWBTCへラップするとき、DEXで実施したら交換なので利確でほぼ確定だが、Binance等の取引所で実施した場合は担保として考えてもよいかも?(※個人の考えなので確定ではない)
- 個人口座から法人口座にする場合はその時点で利確になるが、個人口座からレンディングで法人口座に貸し出して、その通貨を元手に色々やれば利確にならないので法人口座を利益が乗った状態からスタートする場合はレンディングすると良さそう
- 個人口座で向いている人は2点あって、税金が安い国外に引っ越す人と、未来10年近く「ガチホ」して、頻繁に取引をしない人。これは10年あれば「申告分離課税」の20%になることを見込むという話。20%になれば法人税で払うよりお得になるため取引をしない人は有利になる可能性がある。逆に法人口座にした方がいいのはトレードで毎年利益を多く取る人。
- ガス代は「経費」で落とせる(はず)
- 取引し過ぎて自分で計算できなくなった場合、とにかく自分でわかる範囲でいいので大まかな利益を確定申告で提出しましょう。
- ふるさと納税利益が出ると枠が増えてお得
基本的に「通貨を交換したら利確」ということを理解していれば半分は理解できているかなと思っています。それ以外の部分が動画内でかなり語られていたのでかなりうれしい感じです。
WBTC等のラップについての考え方
BTCをWBTCにラップする件について、私は全部無条件で「利確」になると思っていたのですが、これは結構面白いなって思った。これはBTCを担保にしてWBTCを仕入れているということになるということかなと思っている。例えばBinanceとかでBTC/ETHのファーミングをするときとかBTCはBTCBになる(※と私は認識している)のですが、それはBTCを担保にBTCBを仕入れてそれをETHとファーミングしているという解釈で提出できるだろうというもの。
動画では「一次流通」でラップしたか否かという話らしい。その「一次流通」が私の解釈としてBinanceとか取引所で行った場合はこれに当たるかなぁと思った。解釈誤ってる可能性ありだし、そもそもこの考え方自体もまだ国のルールが決まってないので何とも言えません。という状況。
上記の考えはあくまで個人の意見であり、国の回答ではないがこの可能性はあるということだ。不安なら「利確」で計算しておいてもいいかなと思った次第。ヨクワカラナイネ!!!
私の場合はそれが怖いので結局BTCでファーミングはしてません。さらに言えばBinanceでBTC+何かの通貨でファーミングしても利率低いから、インパーマネントロスも考えるとそこまで頑張らなくていいかなぁという感じで放置してますw
じゃあ利率のいいDEXでBTCをBTCBなりWBTCにラップすると、それはもう完全に「利確」になるということなので、じゃあ無理して持ってるBTCを頑張ってファーミングしなくていいかなって私の場合ですが、そんな感じに思ってます。
法人口座か個人口座か問題
次に一般口座か法人口座か問題。私は今年かなり利益が出ちゃったので税金は結構がっかりしていますが、BTCは未来10年は超絶期待しているので今後は大きく売らないようにしようかなと思っています。BTCで利益出ちゃったのはBNBほしいけど日本円無いから・・・みたいな感じで利確しちゃってたので、来年はあんまり利確しないように気を付けてガチホできたらいいなぁって感じ。
もしくは国外にお引越しするか。これは私の中で考えてなくて、英語できないし生活も日本以外でできるとはとても思えないのでパス!!
法人口座だと海外に移住するときに税金とられるが、一般口座だと移住時に税金取られないらしい。そういう場合は個人で持ってた方がいいということ。
ということで、何気に私個人としては一般口座のままでいいかなぁと思った次第。
10年あれば「申告分離課税」の20%になることが期待できるということで、そうなれば個人口座の方が有利になるということ。これに期待しつつ「ガチホ」したいと思います。
後単純にめんどいw
面倒臭いというのはお金になるというのが仕事の考え方なのですが、私はそういう面倒をなくしたくてお金をたくさん儲けたい所があってビットコインに投資しまくったので、なんだか本末転倒な感じになりそうなので、個人口座で頑張るって感じか。
後面白かったのは、個人口座の通貨を法人口座にレンディングして運用するって話。貸出なので利確にならないため、それで運用するのは確かに面白いなぁって思った。貸付先の法人口座側でその通貨を売ってそれを元手に運用するとか。なるほどなぁってなった。
面白そうだけどやり方とか全然わからないので割愛。そしてこの方法も「利確にならないと思う」としか現状言えない所。まだ国がそこまでルール決めてないから。レンディングが「利確」になるかどうかの解釈がないのだ。(2021/11現在)
ガス代経費問題
基本的にガス代は必要経費に含めて考えて良いとのこと。利益に対して経費分をマイナスすればいいからそれでいいのかなって思ってる。という話。その収益を取得するためにかかった費用は必要経費と解釈していいというお話。
取引し過ぎて計算できなくなった問題
取引し過ぎて計算できなくなった問題。これDEX使ってる人は結構多いんじゃないかなと思ってる。私も少しDEX触れてるのですが、いやー、これが相当面倒くさい。1取引ごとに全部取らないといけないし、Approveするだけでも記録付けなくてはいけない。
ガチでやってる人は大変なことになっていそう。
で、そういう人でもとにかくある程度利益額というのは頭にあるだろうし、ある程度の部分はきちんとデータが取れるはずなのでそこまでは頑張って計算して確定申告すべきであるというお話。
ブロックチェーンはそもそも取引をすべて追えるから優れているのだから、実際頑張れば計算できるだろうというのが大前提にあったりする。イーサスキャンとかBSCスキャンとかね。
で、最悪国税庁が自宅にお伺いが来るかもしれない。そうなったらどうなるか。
正しいかどうかを国税庁の人たちが来た場合、頑張って計算することになるが、それは国税庁の人がやることになる。なぜなら「本当に合っているか」を確認しなければならないため。
そしてそこで算出された額が個人で出した利益部分と大きな誤差が出なければひどいことにはならなくて指導で終わる可能性があるということだ。
ということで、とにかく大まかでも利益がどのぐらいでたか、わからないなりにある程度正確に出した方がよい(※個人的解釈として、多少色を付けて利益を申告しとけば問題になっても被害は少ないかなと思いました)
ということで、私もとにかく頑張って記録全部つけようかなと改めて思った次第です。私の場合はCryptactという税計算ツールも有料のもの使ってるので割と何とかなってるかなって状況です。これツール使わないでDEX使えないはマジで・・・
とはいえ、上記の通りなので今年の取引した通貨を今年中に全部売却してその差額を毎年確定申告すればOKだと思うので、そういうツール使ってなくて確定申告楽にしたい場合は全利確がいいかなと思いました。
ただしその手法を行う場合、損益が出ていたら翌年繰り越せないので非常にがっかりすることにはなると思います。雑所得は株式と違って3年繰り越しできないので・・・
ふるさと納税について
これは動画内では「すごいお得!」で終わってたのですが、計算方法はあんまり動画ででませんでした。これについて過去記事でまとめたので貼っておく。とりあえず過去記事でまとめたシミュレーションサイト使えばある程度までなら出せそうかなと思ってる。
ということで、メモ終わり。
改めて再度言いますが、上記は私のメモであり、動画の解釈と異なる可能性もあるので動画を見ることをお勧めしますし、なんだったら動画で流れている内容も「確定」情報ではない部分もあるという点がある点ご留意いただければと思います。
もうわけわからない状態なら税理士さんに相談すべきだと思いました。