こんにちは。okometsubuです。
最近何度かお伝えしている松井証券の現金還元サービス。これを利用しない手はないと考え楽天証券から松井証券に「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を全額スイッチしました。以下過去記事。
ということで、ガッツリ移管しました。ご祝儀ということで、少し多めの金額で買付を行っています。
楽天証券売却
- 解約単価:20,823
- 実現損益:231,829円
- 税金:47,096円
約5万円、税金で取られたことが分かりました。そして23万円の儲けでしたね。スイッチなので全く意味のない数字ではありますが、5ヶ月でこれだけ伸ばせたのはちょっと嬉しいですね。
さて、今回8/13にスイッチしましたが、本当に成功したでしょうか。解約単価が分かったので、これと松井証券の買付口数で見て見ます。
なぜこのようなことを言っているかと言うと、投資信託は買付時は「金額」指定で購入しますが、解約時は「口数」指定で解約することになるためキッチリぴったりスイッチするというのは中々難しいものなのです。
そして投資信託は指値ができず、当日の終値ベースでの金額で決まりますので一体いくらで売却できるのかが不透明ということがあります。
というわけで、早速松井証券の結果を見ます。
松井証券での買い付け結果
- 取引金額:700,000円
- 取引数量:336,167口
ちょっと「のし」を付けて多めに購入しています。実は裏で「tsumiki証券」のセゾングロバラも売却しており、その分のスイッチングも同時に兼ねていたりします。以下「tsumiki証券」に関する過去記事。単純に「セゾングロバラ」はドルコスト平均法と相性が悪そうなので、こっちのiFreeレバナスにスイッチする感じにしてます。
さて、松井証券では買付時の単価が画面で分からなかったので、楽天証券で得た「解約単価」をベースに確認します。
取引数量 × 解約単価(楽天証券表示) = 70万円 になればいいわけです。
20,823 * 336,167 / 10000 = 700000.5441円
ということで、楽天証券の表示の解約単価でほぼピッタリ70万円に合いました。
スイッチング大成功です!やったね!!!
そして松井証券も楽天証券も買付・売却手数料は無料ですので、割と気軽に行えることが分かりました。
但し投資信託は売買注文したその日に取引成立するわけではない点注意です。しっかり売買注文を出した時に「約定日」を見て、一致させることが肝要です。そこがあってれば問題ないことが今回の結果でも分かったかと思います。
ただ、ちょっとピッタリの金額ができずにずれるので、そこはご愛敬と言った具合。
さて、松井証券への移管を行う際は手数料をキャッシュバックしてもらえるので実質無料ですが、私は今回このサービスを利用しませんでした。以下そのサービス概要。
https://www.matsui.co.jp/service/fund/transfer/
なぜかというと、「投資信託」を委託すると約1ヶ月~2ヶ月程度、出庫元で投資信託を購入することができなくなるためです。移管対象銘柄だけでなくすべての商品に対してです。この辺も上記過去記事に書いてるので割愛。
で、私は「楽天証券」で毎月「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を5万円積み立てています。これについては今後も継続する予定です。何故なら楽天カードの1%ポイントバックで500ポイント/月貰えるためです。今後は毎月クロスするのは流石に面倒なのでしない予定です。
が、キッチリやるなら購入後にクロス取引するのが良いでしょう。ただ、楽天カード1%受け取ったらすぐに売却するように見られるので楽天ID停止とかになったら嫌なのでやっぱりそのままですね。積立額が50~100%の利益がでたら利確して恐らくiFreeNextのQQQにスイッチします。で、iFreeレバナスは1からドルコスト平均法をする形で進めます。その考えの過去記事です。
他にも3つの銘柄を100円投資して3%を稼いでいるのと、つみたてNISAに対しても毎月100円投資しています。これは年初一括投資をしている端数を積み立てているだけです。なので、これらの取引が止まってしまうとちょっともったいないんですね。
移管サービスを使わなかった他の理由としては、
- 書類を郵送したり書いたりするのが単純に面倒くさかった
- 封筒代が自分持ちだと思うのでちょっともったいないなと思ってしまった
- 必要書類に不備があった場合、スムーズに移管できないとゴタゴタした場合、翌月もポイントバックが貰えない可能性が浮上する
- 電話で買付営業日前日に楽天証券にすれば購入できるが、忘れた時のショックがでかいので躊躇われた。
ただし、証券会社間クロスについては以下のデメリットが存在します。
- 利益が確定するため、税金が発生する。
- 投資信託は買付時は金額指定で購入だが売却時は口数での売りになるため実際にいくらで売却できるか不明となる。そのため、松井証券側で買う場合に正確な値が分からないため概算でザックリスイッチすることになる
前者のデメリットは税金が発生した分の運用益が減ってしまうと言う点です。私の場合は5万円程、今回税金で持ってかれます。その5万円の運用益が無くなると言う話です。
ただ、これはフルインベストメントしている人や生活資金(余剰資金)が少ない人の場合はそうだと思います。私の場合は仕事をクビになっても3年間は暮らせる額を現金で保有するように自粛しているのでその銀行口座にある5万円が減るだけです。
本当は余剰資金も「株式:債券」とかのバランスで全額ブッコんで安定して利益を取るのがいいんでしょう。が、やっぱり現金持ってると安心しますし、子供の教育費も含まれていますので、そこは素直に安全資金として担保します。多分暴落したらその時ある程度使うことになりそうですがその時はその時考えます。
話が脱線しました。
ということで、今回はクロス取引をしたので税金を先行して払いますが、5~10年後とかにiFreeレバナスは一度売却すると思います。そのときの税金を今現在支払ったわけですから、大きな損失を出すと言うほどではないということです。レバレッジ商品は長期保有で真価を発揮すると考えていますが、但し目標額到達したらさっさと売るべきだとも思っています。
なので、今回は証券会社間クロスを行いました。投資信託は終値で買付と売却を行ってくれる(※逆に言えば指値ができない)ので割と安全にスイッチが可能です。
そして実はこれは「損出し」でも使える技になると思います。基本的に投資信託は買付手数料無料の所が多いです。であるならば、大きく損失を出したら一旦証券会社間クロスを行って、また戻ってくれば多少の買付額の誤差は生じてしまうものの「損出し」成功すると思います。
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が年末にかけて損が大きく発生するようであれば、楽天証券やSBI証券に一度クロス間取引をしてから再び戻ってくるという荒業も出来るかなと考えています。なので11月~12月頃にまた損出しについては検討します。12月末頃にやると、誤って受取日が1月になると来年に持ち越されて非常に残念なことになるため、やるなら12月初旬ごろに実施した方が無難でしょう。
後は松井証券が「iFreeレバレッジ」商品に対して積立投資を自動で行っていただけるよう調整してくれれば完璧です。何気にレバレッジ商品は積立投資ができないという弱点があるんですよね~。松井証券は。
※2020/8/15現在の情報です。現在松井証券ではiFreeレバナスは積立投資設定ができません。
なので、恐らく私は来年3月ぐらいになった辺りから年毎によるドルコスト平均法に切り替えます。それを開始するのが「順張り投資」の判定日にする予定です。以下順張り投資の過去記事。世界恐慌までみたら「底」から11ヶ月を見たら大体暴落は収まっているだろうという過去結果があったためです。
で、コロナショックは今年の3月に発生したので、来年の2~3月ぐらいに順張り判定として開始してみようかなと言った具合です。
とはいえ、これはあくまで「過去」のお話ですから過信は禁物です。が、ある程度の指標になるのではとも思っています。
流石に松井証券で毎月積立を手動でやるのはシンドイです。忘れそうですし、間違いなくどこかのタイミングで年初一括投資にします。が、今はやっぱり株価が上がり過ぎて心情的に怖いので様子見をしつつ毎月積立と致します。毎月積み立ててるしまま、右肩上がりなら多少利益は乗ってくれることを信じます。
というか「ツミレバ」なんて言葉を流行らせようとしてるんだから大和アセットマネジメントさんは松井証券に対して積立機能をプッシュしてもいいんじゃないかとも思いますけどその辺どうなんでしょうね。業界の事はサッパリ分かりませんが、何気に「iFreeレバレッジ NASDAQ100」、総口数がうなぎ登りでかなり売れ始めてます。結構安心できる商品になりました。私のブログのおかげだな!!!!!!
というわけで、今回はここまでと致します。