【米国】先進国株式と3倍レバレッジを同時に投資すべきか否か【雑談】

こんにちは。okometsubuです。

 

今回はあくまで想像ベースであり、特に検証もしていません。今まで以上に雑談混じり回となり、私自身の金融リテラシー0感が半端ない内容になっていそうです。場面によっては不愉快に思われる場面もあるかもしれませんのでご了承ください。

 

私は投資信託である「eMAXIS Slim 先進国株式」に「つみたてNISA」及び楽天カードの1%ポイント還元される上限5万円分までを投資しています。そんな中、ひょんなことから3倍レバレッジ商品である「SPXL」「TECL」「SOXL」についての投資も開始し、これらの合計金額が「先進国株式」をはるかに超える金額で運用を開始することになりました。1年以上かけてつみたてた金額をゆうに3倍以上超えて投資しています。気が付けば超ハイリスクな形での投資です。

 

そんな中、このまま先進国株式でいいのか疑問視されている記事を見かけました。以下ぽすとさんの記事を引用させて頂きます。

 

爆アド!-投資・糖質制限セミリタイア-: 先進国指数がどれも微妙な株価でVOO単体に心揺れちまうよな!!

https://mailbox009.blogspot.com/2020/02/voo.html

前々から「先進国投資は米国単一投資よりリターンが低くリスクが高い」と言われていたのはわかっていたんですけれど、いやこうしてみると、まあホントに微妙ですよねえ。


私の理屈としてはカントリー・リスク、地域リスク、
政治リスクなど、そういった観点で見てみると、
確かに理屈上は米国一本投資は微妙なんですよ。


そしてインデックス投資
「何が騰がるかわかんねえんだから全部買っちゃおう」
っていう超分散投資を是とした投資手法。


その上ででもしかしデータを見ると、
今まではそのリスクが浮き彫りになった様子はない。


どころか、むしろ他の先進国がやっぱり足しか引っ張ってないとなると、
ど~も先進国投資を信じる気持ちが揺らいでしまう部分も少しばかりあります。 

  ~~

この疑念は、SPXLへの投資比率をいずれ
増やすことによって軽減していきたいと思います。
(もうなんか自分を見失いつつあります。)

 

 ぽすとさんは私より少し先に先進国株式投資を始めており、途中までほぼ全ての財産を先進国株式に一括投資をされていました。が、最近私とほぼ同時期に3倍レバレッジに手をかけた事により考え方に陰り(?)が見られました。私がレバレッジ商品を触るようになったのが、ぽすとさんが3倍レバレッジについて導入するか悩んでいたことを記事にされていたことをきっかけに投資を始めたためなので、とても他人事とは思えません。先進国投資まで一緒でしたからね。そして今回の記事、疑問は私も全く同じ意見をもっていたので本当に他人事ではありません!

 

余談ですが、私が「ソフトバンクG(9984)」を最近買ったのはこのモヤモヤを解決するためのものでした。ソフトバンクGはある意味疑似的に中国株(アリババ)に格安(らしい)で、しかも日本株から気軽に購入できるというメリットがある点と、物言う投資家に目を付けてもらったのでその内勝手に株価も上がるんじゃないの?という短絡的な意見と、米国株クラスタで億プレイヤー達がやたら絶賛しているという3つの点から購入しました。

 

結局、コロナ問題が怖すぎたのと、個別株という時点で持ってるだけで不安になったので全売却してしまいました。ただ、コロナが終わったら100株とか多少株高でも買いなおす気がしています。

 

話が脱線しました。とまぁ、色々私自身がとても迷走しておりましたので、自分の頭の中を整理がてらブログのネタにさせてもらおうとまぁそんな感じで本記事はスタートします!

 

 

3倍レバレッジとはすなわち米国株

SPXL」はS&P500を3倍値動きを激しくした商品で、「TECL」「SOXL」はそれぞれS&P500のハイテクセクターと半導体セクターをまとめた銘柄となっています。全て3倍レバレッジ商品です。

 

つまり、ここに投資することは「米国株」に投資しているも同義であると言えます。

 

そして「先進国株式」は現在「米国」に対して約7割近くを占有しており、残りを米国・日本以外の先進国に投資していることになります。

 

つまり、3倍レバレッジ商品を持つことで、自身のポートフォリオの米国割合が7割から8割、9割、それどころか10割を超えるくらいにガッツリ寄せた形になるというわけです。

 

ここで話の分岐点として、そもそも「先進国株式」と「3倍レバレッジ」商品をどちらにどのぐらい持っているかで話が変わってくると思います。

 

 

3倍レバレッジと先進国株式の比率について

 

そういえば、私は投資対象のポートフォリオなるものを作ったことがありませんでしたし、見てもいませんでした。それは追々別記事でまとめるネタにしようかなと今思いつきましたが、実際私はどのぐらいどこに投資しているのでしょうか!?(狂気の沙汰)

 

改めて確認した所、現在の投資先は「3倍レバレッジ」「投資信託(ほぼ先進国株式)」「日本株(カゴメヤマダ電気)」の3つを持っています。日本株カゴメは両親が優待の商品を毎年楽しみにしているのでプレゼント用でずっと保持しているもので、ヤマダは売り忘れた後大暴落したのでずっと塩漬け中です。長期投資家になったので優待額が嬉しいことになって暴落分ペイしました。日本株は少額なので抜かしていいかな。抜かして考えます。

 

話が脱線しました。で、それぞれの投資割合を見てみると、

 

3倍レバレッジ投資信託」の比率は 「72%:28%」となりました。

 

約7:3で3倍レバレッジ側に多く金額を詰んでいることが分かりました。あれ、結構頭おかしいことやってるな!?

 

しかもこの金額、ジュニアNISA側の「SPXL」投資額を外してますからね。子供の口座をブログにさらすのはやはり良くないと思って意図的に外していく予定です

※といいつつ、過去に記事にしていますが・・・

 

話は変わりますが、引用元のぽすとさんの場合ですと、おそらく全く真逆で20:80ぐらいの割合で先進国株式側を多めに積んでいると思います。※割合は適当ですすいません。

 

この2つのケースをもって、今後も先進国株式に投資していいのかどうかを雰囲気(※重要)で考えてみたいと思います!

  

 

結局米国頼み

先進国株式側の比率が多くても少なくても、結局米国の調子次第で資産の上下は激しいものとなるのは目に見えています。3倍レバレッジで値動きが激しく、先進国株式は7割も含まれているためです。

 

では、米国だけが没落するケースが発生したらどうなるでしょうか。

 

例えば、米国だけに隕石や核が落ちたり、米国本土内で戦争が勃発した場合を仮定します。こうなったら世界全てが終わると言えますが、それを抜きにすると、残りは先進国(米国抜き) VS 新興国(中国・インド)という図式になると思います。

 

先進国側の比率を多めに投資していた場合は、銘柄入れ替えにより米国以外の先進国株に投資する率は高まると思います。果たしてそうなった場合でも、

「先進国(米国抜き)」は中国やインドに勝てるのでしょうか?

 

私は中国やインドが勝つと思ってしまいました。中国は嘘か真か世界第2の経済大国と言われています。また、軍事面においても米国と中国が抜きん出ているというのです。以下インタレスト情報サイト様より引用させて頂きました。

 

世界の軍事力 | アメリカと中国はどれほど強いのか

https://interestyou.info/America-Chaina.html

軍事費と国力はほぼ相関します。

 

よって、軍事力、国力共に、アメリカと中国は圧倒的で、世界経済はこの2か国で回っています。

 

2超大国アメリカと中国がそう呼ばれるのはこのためです。

 

もし米国が壊滅的なことになった場合、先進国ではなく、覇権は中国に渡ることになると素人目線でも思ってしまうのでした。

 

そしてインドは「人口ボーナス」が2050年までは続く見通しとのこと。以下スピンさんの記事から引用させて頂きました。

 

【衝撃】2018年12月がリセッションの底だった可能性がある❗️ | 金がうなる!スピンの株式投資

https://superheadspin.com/december-2018-may-have-been-the-bottom-of-the-great-crash

現在2020年。グラフの真ん中らへん。

2050年までに人口が増えるのはインドとアメリカのみ。

長期で保有するならば人口の増える国が正解だ。上記したリスクとリターンの図を裏付ける資料だ。

同じことをまた言う。世界にまるっと投資できるVTだと、人口減少の国まで投資しちゃうから投資対象として適切でないのかなって思ったよ。

2050年までの人口動態、リスクとリターンの比率から考察すると、やっぱりSP500とインドsensixが投資先として適切になるな。

 

カントリー・リスク、地域リスク、政治リスクという点は論として挙げられていませんでしたが、「時間(人口)」というリスクに対するヘッジを行うのであれば米国かインドに投資をするのが理に適っているのかなと思いました。

 

つまり、「米国」が壊滅的なダメージを受けることに対するリスクを軽減させたいのであれば、長期的にみて「新興国」にある程度投資する必要が出てくると思われます。

 

とはいえ、「米国」が壊滅的な状況になるのは非常に稀だと思います。では、「米国」が「リーマンショック」級の暴落が発生した場合はどうでしょうか。

 

ここから「3倍レバレッジ」に多く投資しているか「先進国株式」に多く投資しているかの分かれ道になるかなと個人的に思っています。

 

3倍レバレッジの弱点

3倍レバレッジは3倍の値動きをします。つまり、S&P500が33%以上下落するとサービス終了、残金が無くなって終わってしまいます。早期償還ケースですね。ただ過去の大暴落の例を挙げるとその可能性は非常に低いと考えられています。

 

では、33%まで行かずとも、30%下落したらどうでしょうか。実際ITバブル+リーマンショックで97%ちかくの下落が発生したものと考えられます。以下その時確認した過去記事となります。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

そして3倍レバレッジ商品は値が戻る速度がとても遅く、我々が生きている間に元本まで戻らない可能性もあります。※但しITバブル+リーマンショックレベルの暴落であれば、約20年あれば復帰はできることを確認済み

 

この状況下で見ていきます。

 

まずは「先進国株式」に多く投資している場合です。3倍レバレッジは20年間塩漬けになるかもしれませんが、そもそも投資額が少ないので問題ないです(はず)です。そして「先進国株式」の場合はリーマンショック時では5,6年程度での復活と言われています。米国は多少大暴落になっても復活が早いので、このまま先進国株式に投資を進めても特に問題は無さそうです。

 

何故なら「先進国株式」を多めに入れることは米国以外へのリスクヘッジの意味合いにプラスして、日々の右肩上りも期待するというハイブリッドな考え方だからです。米国が滅んでも残りの先進国株式で銘柄入れ替えによってまた復活する可能性はありますし、米国が絶好調ならそれはそれで7割の米国パワーでのし上がれます。こう考えると、投資先の選定やら管理の手間を含めてもそのまま「先進国株式」で良い気がします。「新興国投資信託だと将来右肩上がりを信じるのが難しいと思うので中々買えないです(><;

 

 

では「3倍レバレッジ」側に投資額を多く置いている場合はどうでしょうか。

 

3倍レバレッジ」で既にリスクを取ってリターンは十二分にある状態になっています。こうなると、「米国」が好調だった場合に「先進国株式」を持つメリットが少なくなります。既に3倍レバレッジ側で資産形成が成されるためです。

 

では「米国」が不調だったらどうでしょうか。「3倍レバレッジ」が壊滅的なことになると共に、先進国株式も非常に不調になります。内訳として約7割も米国株に投資しているためです。銘柄入れ替え前だと、少ない投資額である先進国株式の、さらに3割の投資しかしていないことになり、影響力があまりにも少なすぎる気がします。組み換えが終わっても不調の米国が足を引っ張るかもしれません。ただし、この話は「米国」だけが不調な場合に限ります。

 

その前提であれば、3倍レバレッジ重視、利益を追求する部分を重視するより他の国への投資額を増やしてリスク分散した方がいいかなと思いました。

 

そして「米国」が壊滅的な状況になったら先ほどの考えの通り、「中国」か「インド」に投資しておけば少なからずリスクヘッジは出来るものと考えられそうです。

 

但し、先ほどとの違いは「中国」や「インド」に投資するのは利益を得るためのものではなく、「米国」に何か問題があった場合のクッションとしての存在として価値が出てくると思いました。私は「先進国(米国除く)」と「インド」「中国」で見るなら長期的に見て後者に投資したいです。(あくまでイメージです)

 

そもそも「米国」が壊滅的になること自体が稀であれ、そこまでしてリスク分散を取る必要があるのかって話になりそうですけどね!

 

更に戦争を除いて「米国」だけが壊滅的な状況になったら中国インドもろとも全世界が大暴落になってるんじゃないのーというのもあるので何ともはや・・・

 

戦争で米国が万が一にも敗れたら勝利国の株価が昇るか?いや、その時は北斗の拳の世界になっていることでしょう。

 

じゃあやっぱり米国だけでいいんじゃないの!?

 

堂々巡りです。

 

 

 

さてさて、そんなインド株はどう買えばいいのでしょうか。以下インドに投資する方法をテマセク太郎さんのブログを参考にさせて頂きました。

 

個人がインドに投資するにはどうしたらいいか

https://www.temasektaro.net/entry/how-individual-invest-india

INDIAがファーストチョイスではありつつも、日本の大手ネット証券でインドに投資するなら

WisdomTree India Earnings Fund

が現実的な選択肢です。

管理費用は年0.84%と高く、時価総額もUSD 1.3BとINDIA程は大きくはありません。

主な構成銘柄は、INDIAとほぼ同じですが、上位にONGCやIndian Oilのような資源系の会社が多少入っているのが若干の違いです。

パフォーマンス上は大差はないはずです。

 

日本のネット証券でインド株を買うならこれを選択するのが一番楽らしい。ただ管理費用が0.84%って滅茶苦茶高いですね。eMAXIS Slim先進国株式で慣れてしまった私はこの管理費用はちょっと購入しずらいです。3倍レバレッジ商品の利益を目指すならともかく、ディフェンシブに長期的に見てのクッション材量として買うのですから余計つらい。

 

しかしながらインドはあの「リーマンショック」の暴落にも余裕で耐えたそうです。以下三菱UFJリサーチ&コンサルティング様のサイトを引用させて頂きました。

 

インド経済の現状と今後の展望 ~ なぜリーマンショックで沈まなかったのか? ~ | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

https://www.murc.jp/report/economy/archives/analysis_past/research_past/er_100518/

リーマンショックの余波で多くの新興国が景気後退に見舞われる中、インド経済の堅調さが注目を集めている。インドの経済成長率は、2003年から2008年まで6年連続で7%を上回る好調を続け、リーマンショック直後(2009年1-3月期)に一時的に5%台へ低下したものの、その後は再び上昇に転じている。

 

2010年の記事で中期的には緩やかな成長となるだろうと予想されていました。割と当たってそうです。

 

とはいえ最近の低迷に加えて今インドは割高水準に達しているため決して安くは無いと思いますが、先進国オンリーと比べるならば、「人口ボーナス」を加味して20~30年の長期運用で見たら悪くないかもしれません。それこそつみたて投資をするのも良さそうです。3倍レバレッジ購入で米ドル建てのETFを購入経験があるので何とかなりそうです。

 

ただ、投資信託ではないので楽天カードの毎月積立ができないのが非常に残念と言った所です。悩ましいですねぇ・・・こうなってくると、面倒だと思う心の方が強まってしまいました。

 

私が投資信託に投入している理由の一つに楽天カードの1%、毎月500ポイントの存在が非常に大きいのです。3倍レバだけでもう心のゆとりはないのにここで手間取りたくないという気持ちが強まってしまいました。安価な投資信託先があればよかったのですが、インドはそう簡単に個人が買うことができない場所らしい。無念。

 

そうなると「eMAXIS Slim 新興国株式」に投資することになりますが、インドは10%程度しかありませんし、新興国株式自体があんまりパッとしないんですよねぇ・・・。別に投資したくない国も沢山入っていますし。専門家でも意見が分かれるところで、つみたて投資先としては不十分で、この銘柄は最近右肩上がりしておらず、所謂ボックス型、下値で買って上値で売るタイプの銘柄と一部では言われていますし。ぐぬぬ・・・。

 

総じてインド株は購入がしづらく、管理費用も高いことから気軽には投資したくないかな。熟考した上で決心してようやく買える感じでしょうか。

 

中国」については冒頭でも述べたように「ソフトバンク」買うのが一番面倒が無くて楽に買えて良さそうに思いました。ザックリし過ぎですが、日本株だし確定申告もめちゃ楽です。しかも格安(らしい)のでお買い得感も凄いらしい!(適当)

やっぱりこいつだけ100株だけとりあえず保険で持っておきたい気が強まってきた。今中国コロナでアレなので来年ぐらいかなぁ。少額投資ができないのが玉に瑕。後個別株なのがなんとも・・・個別株、新ためて買ったら怖くなりました。投資信託ETFのおかげですね。

 

ともあれ、あくまで私の意見をまとめると、

 

・3倍レバの比率が低い内は「先進国株式」に投資を続けて問題ない

・3倍レバの比率が高いなら「先進国株式」だと米国株率が高すぎることと、先進国の比率が少なくなりすぎて分散効果対象になり得ないので、今まで購入している先進国株式はそのままにしておいて、次からの積立を別の商品を選択した方がリスクヘッジができそう(※例えば先進国(米国以外)の商品 or 新興国)。もしくは現金で持っておいてナンピン買いし、3倍レバレッジ商品と心中する覚悟で挑む

 

というわけで、ここまで書きましたが結局面倒なので先進国株式の積立を継続しそうなところで今回はここまでと致します。やっぱりアメリカがナンバーワン!!

 

 

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