【QLD】サクソバンク証券を利用しないのは特定口座が対応していないから

こんにちは。okometsubuです。

 

本記事は2020/04/23現在の記事です。近い将来、「特定口座」に対応しているかもしれませんのでご留意頂ければと思います。

 

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私は現在「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に楽天カード5万円/月 分の積立投資を開始しています。この商品は「NASDAQ100」の値動き2倍の商品で為替ヘッジありの商品となっています。NASDAQ100は米国株式市場で言えば「QQQ」に該当します。これの2倍値動きですね。

 

で、2倍値動きする商品として「QLD」というものがあります。こちらを購入することで為替ヘッジ無しで購入することができます。

 

さて、先日お問い合わせフォームよりこれに関連したご質問を頂きました!ありがとうございます!以下内容を引用させて頂きます!

 

okometsubuさんのブログ記事を読んでいるとQLDという名のETFが目につきます。
「iFree レバレッジ NASDAQ100」と同じ動きをするものとのことですが、
興味が湧き、調べてみたのですが、
このQLD、サクソバンク証券という証券会社で買えるようです。

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これが現物で買えるのであれば、okometsubuさんがデメリットとしていた
・為替ヘッジの問題
・口数の問題
・信託報酬(未確認)
指値(成行も)が使えない
などが完全に解決できる筈です。

このQLDもゆくゆくは、
SECのレバレッジETF規制に引っかかるかもとも思ったのですが、
ゆう氏のサイトに以下のような記述があります。

>内容(規制案「規則18f-4」)としては細かくは省きますけれど、
>要するにレバレッジをきかせすぎた商品は市場にとって良くないので
レバレッジを抑えようという主旨になっています。
>SPXLはディレクション社の販売している商品になりますけれど、
>高レバレッジ商品を扱うもう1社であるプロシェアーズは
>当時この提案が採択されても
>2倍のレバレッジド・インバースETFは運用継続できると表明しています。
https://yu-kabu-life.com/2020/03/03/leveraged-etf

 

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okometsubuさんは、私よりもずっとETF投資について詳しいと思うのですが、
QLDを投資対象から外したというのは、
やはり何か大きな問題があったということなのでしょうか?

okometsubuさんのサクソバンク証券を利用したQLD投資についての
意見・考察など(何でも)聞いてみたく思います。

 

 

私なんかよりとても良く調べられています!

 

「QLD」はサクソバンク証券で購入が可能ですが、私は以下の理由から「QLD」ではなく「iFreeレバレッジ NASDAQ100」への投資にしています。非常に簡素な理由です。

 

QLDに投資しない理由

  • サクソバンク証券では特定口座が現状対応していないため面倒だった
  • 証券口座を作るのが単純に面倒だった
  • 可能な限り米国株式を持ちたくなかった
  • 楽天カードの5万円で積立投資ができ、買付手数料が楽天証券なら0円で可能なため

 

そんなに大層な理由じゃなくて申し訳ないです。最初にサクソバンク証券は現状、特定口座に対応していないということです。以下公式サイトのQAより引用します。

 

特定口座は開設できますか – よくある質問・FAQ|サクソバンク証券

あいにく、現在特定口座には対応しておりません。

 当社口座は一般口座であるため、お客様ご自身で確定申告を行っていただく必要がございます。

 

しかしながら、現在特定口座対応に向けて調整中とのことです。なので、もし特定口座に対応することになったら始めるかもしれません。それぐらい一般口座の対応が面倒だったのです。

 

というのも、私は金融リテラシー0であり、一般口座での確定申告方法がよく分からないのと、漏れた時の対応が大変そうだなぁと言ったズボラな理由があります。理解がある人であり、確定申告を毎年している人であれば十分サクソバンク証券を利用する価値はあると思います。そう面倒じゃなければ普通に証券口座を開設したいなと思ってます。

 

次に米国株式を持ちたくないという理由は、配当金の管理が面倒だったのと税金の扱いが非常にグレーな感じなため、SBI証券の他にサクソバンクも含めて管理するのが大変そうだなぁと言った理由があります。税金について素人目線で恐縮ですが以下過去記事となります。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

配当金に対する税金の考え方ですね。ただ、これについてはサクソバンク証券は「DRIP」を実装しています。これは配当金を自動的に、しかも非課税で再投資を行えるサービスです。これが日本でできるのはサクソバンク証券のみらしいです。

 

本当に素晴らしいサービスです。「特定口座源泉徴収あり」口座が作れるのであれば真っ先に口座開設していました。が、2018年頃に対応調整していたそうですが、ついに2020年になっても対応していません。以下たわら男爵さんのブログを引用させて頂きました。

 

サクソバンク証券、特定口座はまた延期(6月ないし7月?) - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ

http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1670.html

 

サクソバンク証券は、この2点の弱点のうち、特定口座対応は当初からやる気であり、2018年中にも特定口座に対応すると明言していました。
しかし、その予定はどんどんずれ込み、最終的に2020年3月か4月には対応すると断言するに至ったことは下記記事でお伝えしたとおりです。


●サクソバンク証券、3月か4月に特定口座(あり・なし)に対応
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1612.html 

 

さらに延期して夏頃に対応となったようです。ともあれ今急いで口座開設する必要は無いかなと思っています。

 

最後の理由に「楽天カード」で毎月5万円の積立投資が「iFreeレバレッジ NASDAQ100」であれば手数料無料かつ、1%の実質500円を貰いながら投資ができるためです。

 

私の場合ですが、「SPXL」と「TECL」はある程度一括投資を実施して対応しましたが、今現在火の車で大変な損失を被っています。そして「iFreeレバ」への投資も常にリスクが伴います。というわけで、私の場合、一括で投資はしずらい状況にあります。

 

そこでドルコスト平均法により大きな利益を得るより安定した運用を目指すべく、QLDではなく投資信託である「iFreeレバ」に目が行った次第です。

 

但し、頂いたコメントでおっしゃられている通り、SECによるレバレッジ規制に「QLD」が対象外となった場合はTECLからの切り替え先に一括で投資することは検討の余地ありだと思います。これについてはSECによる介入がどこまでのものかを見極めてから検討しようかなと考えています。

 

仕様変更があったとしても、突然すぐになるようなものではないと考えていますし、少なくとも1年ぐらいの猶予はあるかなと言った次第です。内容次第では私もサクソバンク証券を開設すると思います。私の場合、特定口座源泉徴収ありが必須となりそうですので、その頃までに対応できていたら乗り換える気がしています。

 

が、面倒なのでやはり「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に切り替えているかもしれません。こちらであれば配当金の再投資も現時点で自動でやってもらえているはずなので実質DRIPみたいなものです。残念なのが信託報酬が約1%と高く、「為替ヘッジあり」という点です。10年、20年後に円安になっていた場合は残念な結果になりそうです。逆に円高になっていたら嬉しいですね。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

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