こんにちは。okometsubuです。
今回かなり長い文章になってしまいました。結論から述べると、
- 「セゾングロバラ」は「ドルコスト平均法」と相性が悪い
- じゃあどうやって対応すれば良いかを検討する
というものです。実はこの相性の悪いという問題は「株式+債券」等のバランスファンド全般に言えることかもしれません。今回は「セゾングロバラ」のみで話を進めさせていただきます。
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先日、無事「エポスゴールドカード」のインビテーションを取得しました。以下過去記事。
エポスゴールドカードは年間50万円を使うことで永年無料のインビテーションを受けられる可能性があるとされています。また、半年で10万円でもインビテーションを受けられるとグーグル先生から聞いていたので試したところ、14万円ぐらい8ヶ月でゲットしました。
で、そのエポスカードで12万円ぐらいをtsumiki証券の「セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド」通称「セゾングロバラ」に投資をしていました。以下tsumiki証券についての過去記事です。
実際、投資額の0.1~0.5%(1年毎に0.5%まで増える)がポイントバックされる「がんばってるね!ポイント」がもらえたり、エポスゴールドカードの年間100万円の使用で1万ポイントを貰えるため「tsumiki証券」は悪くないです。
むしろ世間の評価とは裏腹に、私の中では非常に好感度が高いです。そのためtsumiki証券への投資は今後も継続して行うことになります。
ただ、「セゾングロバラ」を今後もそのまま使うのかと言う点についてはちょっと思う所があります。
セゾングロバラに思う所
- tsumiki証券を使う以上、「ドルコスト平均法」は必須。何故なら月5万円しか投資ができないため
- 「ドルコスト平均法」は株高になれば高く、株安になれば安く買えるため動きがマイルドな「セゾングロバラ」に対して行う必要性をあまり感じていない。何故ならドルコスト平均法は「現金」にて暴落リスクに備えており、これ以上暴落に対するクッションとして「債券」を加える必要性が無いため。※今回ここを検証します。
- 更に「債券」は今後金利上昇により値下がりする可能性があるため安易に採用しづらい ※私はTMFを持ち始めていますが、長期運用となると疑問に思ってます。
- なにより、「信託報酬」が約0.57%/年とインデックス投信と比べてお高くなっている。※eMAXIS Slim 先進国株式だと約0.1%/年ぐらいで済む
- 更に信託財産留保額が売却時に0.1%発生する
- これらの理由により、「セゾングロバラ」を長期間、「ドルコスト平均法」で運用する必要性は薄いと判断している
私は「tsumiki証券」と「エポスゴールドカード」に多大なるメリットを感じており非常に好ましく思いますが、やはり「セゾングロバラ」は好きになれなさそうです。ここが本当に残念。tsumiki証券も色々商品増やしてくれたら楽天証券を超える神サービスになる可能性を秘めているのですが・・・。
さて、話は変わって「ドルコスト平均法」については過去検証記事を実施していまして、たとえ2倍、3倍レバレッジを用いても「ドルコスト平均法」であれば、直前に大暴落が発生したとしても等倍商品と同じ時期での復活が期待できます。以下過去記事シリーズ物。
ちなみに世界恐慌時は以下。こちらは「ドルコスト平均法」なら大体6年で復活していることを確認できます。さすが世界恐慌と言った所です。復活までちょっと長いです。
その「大暴落」が10年後とかに発生したらレバレッジは大きく値を下げるため、基本的には等倍商品で「ドルコスト平均法」を行った方が安心感は違います。上記の世界恐慌の過去記事を見ても、SPXLがS&P500等倍に比べて3,4年ぐらい遅れて元本復活するケースもあるということです。
しかしながら、「世界恐慌」という特大の暴落であっても「ドルコスト平均法」であれば6年あれば元本復活が期待できる点は考慮しておくべきことでしょう。そもそも等倍商品もそのぐらい復活に時間はかかるのですから。
当然、数年程度の乖離で復活が遅くなることは往々にして可能性はあります。が、それでもレバレッジを効かせてもその程度の誤差ですむことが可能な「ドルコスト平均法」×「レバレッジ」の組み合わせは非常に相性が良いと考えています。
話をここで戻します。
「セゾングロバラ」は「株式」と「債券」を割合保有する銘柄であり、運用会社が「アクティブ」にその比率を変える「アクティブ投信」なのです。
先程のレバレッジを効かせた検証結果ですら、「ドルコスト平均法」を使えば復活するタイミングは非常に素早いものであり、「暴落」が起こっていない期間はとてつもない爆益を生み出す可能性があるのです。
そんな中、果たして「債券」を混ぜる必要が「ドルコスト平均法」にあるのでしょうか。
しかも何気に「アクティブ投信」なので、信託報酬が0.57%/年と「インデックス投信」に比べて高いのです。
更に極めつけは「信託財産留保額 」という、解約時に0.1%の手数料が発生します。これは積立額が多くなれば多くなるほど、運用益が増えれば増えるほどコストが加算されていくため、長期運用の足かせになると思われます。
つまり、「セゾングロバラ」で長期間複利の力で培った利益を得ると、その分「不利益」になることが明らかであり、他の似たような銘柄、「信託財産留保額」が無い商品を選んだ方が0.1%確実にお得なのは目に見えています。
そこで以前私はtsumiki証券に投資した分については1年程度にでも1回スイッチした方がいいんじゃないかという記事を書きました。
で、今回は更にその補強といいますか、この時は簡単なチェックぐらいしかしてなかったんですね。なので「コロナショック」を踏まえた実際のデータを元に「ドルコスト平均法」を用いた結果をそれぞれ見て行こうと言うコーナーとなっております。
ということで参戦メンバー
参加者一同
- セゾングロバラ
- QLD(※QQQのレバ2倍)
- SSO(※S&P500のレバ2倍)
- IVV (※S&P500等倍商品)
人選が謎と思われますが、QLDとSSOは「iFreeレバレッジ」の投資信託でスイッチ先としてちょっと考えていますので採用。完全に私用でございます。信託報酬と管理費用が同じなので、同様の結果が得られると思われます。但し為替ヘッジの有無の違いは一旦無視します。
S&P500のIVVはとりあえず等倍商品なので入れてみました。SPXLやTECLは実データが無いので今回は不参加。今回は全て「実データ」での確認ができ、かつ、「リーマンショック」と「コロナショック」を経由できるので信頼性は抜群だと思います。
前提条件
- 売買手数料は考慮していません。
- 今回は途中売却は行いません。単純なドルコスト平均法積立のみです
- 米国ETFは投資信託と同じように端数までキッチリ買えるものとします
- 為替については考慮していません
- 面倒なので1ドル100円とします。
- 100ドルスタートで100ドル毎月積立とします。
で、今回本格的にやりたいことを書きます。
真にやりたいこと
- 「セゾングロバラ」を買ってからその後短期間で売って、その売却額を他の銘柄に入れたい
- 「セゾングロバラ」を購入した瞬間から長期運用しようが短期だろうが、「信託財産留保額」の0.1%が確実に発生するのでそのコスト分は支払うことはいとわない。短期の方が確実にお得。何故なら長期運用をすればその分の「利益」にも0.1%のコストが発生するため。
- 売却後、他の銘柄に投資して約1年間だけ積立投資を行う。毎月積立。
- 1年後にプラスなら全額売却して最初に戻る。マイナスなら普通に積立を継続。
- ようするにリスクとリスクをある程度抑えた運用にしたい。
こういうことをしたい。なお、「世界恐慌」だろうが「ITバブル崩壊」だろうが、大き目の暴落時にドルコスト平均法を用いた場合、すべからく「3~6年間」は積立額に戻ってきませんでした。
逆に言えば、「ドルコスト平均法」を用いれば、レバレッジを効かせても「3~6年」あれば戻ってくるのです。「世界恐慌」だと6年、他の暴落の場合は「3,4年」程度と言った所でしょうか。※先ほどリンク張った過去検証記事より
そして「大暴落」というのはそうそう起こりません。最近は結構起こってますが、大体10年に1度と言われています。
つまり、レバレッジであれば1年程度でも全額売却してしまえばそこそこな利益になり、むしろ運用益が増すことからむしろ等倍商品を積み立てるより安全なんじゃないかと思っています。結果が悪かったら諦めてプラテンするまで積立を「3~6年間」行えばいいのです。これは等倍商品もレバレッジも同じ期間要するので、時間的にはほぼ変わらないためです。
但し「ドルコスト平均法」×「レバレッジ」の最大の欠点は、投資人生の最後に暴落したら今まで雪だるま式に積み上げてきた投資額が一気に失われる可能性があることです。であるならば、1年に1回程度の頻度で全部売ってしまえばリスクはかなり抑えられるという見立てです。
と、長々書きましたが、そろそろ実際に積み立てたらどうなるかを見て行きましょう。
ただ注意点。「セゾングロバラ」は日本の投資信託であり、米国株と売買日が異なります。面倒なので日付はきっちり併せていません。なんとなくの空気感だけ分かればOKとして見て頂けると助かります。
2007/3/15~2020/7/2のドルコスト平均法結果
最終結果
- QLD:10.62倍
- SSO:3.53倍
- IVV:1.93倍
- セゾングロバラ:1.50倍
- 米国積立額:16100ドル
営業日の関係からセゾングロバラの結果は見た目より良くなっている点ご了承ください。
セゾングロバラは営業日のずれから最後にしわ寄せで横線になってますが、「コロナショック」の値下げも通っているので、最後に凹んでいる部分を見て頂ければと思います。
さて、全体的にはやはり「セゾングロバラ」は結果が悪いです。というのも、2008年からの10年間右肩上がり相場だったのでそれは「セゾングロバラ」の結果が悪くなるのは仕方ありません。何故なら右肩上がりこそ、株式の値上がり率が債券を上回る独壇場だからです。これについては「セゾングロバラ」に謝罪します。右肩上がりは債券に不利な時期でしたからね。株式100%が正義の時代でした。
では、「リーマンショック」前後を見れば今回の目的が達成できるのではないでしょうか。暴落開始前と開始後を見れば、債券を含んで暴落に強いと思われる「セゾングロバラ」は真価を発揮するのではないでしょうか?
というわけで、開始時期をズームアップします。2011年の4年間を見て見ましょう。リーマンショックは実際は「2007-10-09」から発生していますが、まずはこの結果から見ます。
2007/3/15~2011/3/14のリーマンショック時の結果
最終結果
- QLD:1.56倍
- SSO:1.21倍
- IVV:1.13倍
- セゾングロバラ:0.94倍
- 積立額:4900ドル
営業日の関係からセゾングロバラの結果は見た目より良くなっている点ご了承ください。
それでも予想外の出来事が起こりました。確かに、セゾングロバラと米国株で営業日が異なるので若干グラフがずれる点はご了承頂きたい点ではありますが、明らかにセゾングロバラは暴落時期であるにも関わらず結果が悪いです。
株式+債券のバランスファンドは債券を含めることで暴落に強いとされています。それなのに結果が悪い。
そしてなにより、2008年の大幅に下落した時期を見ても、「IVV」と全く変わりがないと言うのです。これでは「セゾングロバラ」の「株式:債券」の両方持ちの利点が上手く活用できていないと言えそうです。
さて、話は変わって最初に元本復活したのはQLD。「リーマンショック」時はITは影響が低かったことと考えられます。その手前の「ITバブル崩壊」で壊滅してるので、既に落ち切っているIT分野。このリーマンショック時は流石にそこまで落ちなかったということだと思ってます。
続いて「IVV」と「SSO」がほぼ同時に2010年8月ぐらいに積立額以上をマークしています。この点を見ても大体「3年目」で概ね元本復活しているのが分かると思います。2倍レバレッジと等倍で比較してもほぼ同着で復活です。
やはりこの点から見ても、「ドルコスト平均法」×「レバレッジ投資」の相性の良さは抜群だと思ってしまいます。
そして「債券」を含めている「セゾングロバラ」がまさかの最下位。正直予想してませんでした。絶対前半は結果良くなると思っていたのですが・・・。下落相場時は等倍商品ですのでIVVと似たり寄ったりです。もうすこし結果が良くても良い気はしないでもなかったのですが・・・。
なぜこのような結果になってしまったのでしょうか。
ここからも私の見解ですが、「債券」は暴落に強いとされていることが逆に足かせになってしまったのではないでしょうか。つまり、地味に安くならなかったことから「ドルコスト平均法」による積立時に「安く」買えずに、復活時期である右肩上がり期では「債券」が足かせになって復活に時間がかかったということです。
これは私が勝手に考えたことです。他の理由として米国以外にも確かセゾングロバラは投資しているので、そのほかの国の回復が遅かったからというのがあるかもしれません。
が、それでも「債券」を混ぜた「セゾングロバラ」は「ドルコスト平均法」との相性は良くないと思われます。
これはそのほかの「バランスファンド」も似たような動きになる気がしています。
何度もお伝えしていますが、「ドルコスト平均法」の最大の欠点は、利益が十分乗った終盤に大規模な暴落が来たら回避不可能ということです。雪だるまで連なった額が、最終暴落が発生することにより、毎月の積立額で安価に買えてももはや何の足しにもならないということです。
その最終局面手前においては確かに「セゾングロバラ」を持つのは安全かもしれません。例えば長期運用30年として、その最後の5年目ぐらい、かつ、その時大きな暴落が無かったら、「株式100%」から「セゾングロバラ」に一括スイッチする、とかいうのであれば判断としては間違いではないと思います。
が、運用最初期から「セゾングロバラ」×「ドルコスト平均法」で行くのはやはり今回の検証からも誤っていると言わざるを得ません。
一応、暴落が始まった瞬間からやってみましょうか。直近高値の「2007年10月9日」からスタートしますので、その後の4年間を見て見ましょうか。
2007/10/09~2011/10/08の結果
最終結果は割愛しますが、やはりセゾングロバラの結果が悪いです。そしてSSOとIVVの復活時期はやはりほぼ同時と考えていいでしょう。
ということで、今回の検証でやはり私は「ドルコスト平均法」と「レバレッジ投資」の組み合わせはとても相性が良いことを確信しました。
さて、ということで結論としては「セゾングロバラ」を「ドルコスト平均法」で「長期間」持つ理由が無くなりました。
上記の結果を踏まえて、私の今後の方針をまとめてみます。
改めて今後の運用方針
- 極力「赤字」にならないように運用したい
- 「ドルコスト平均法」と「レバレッジ投資」の相性はいいが、雪だるま式に増えると非常にリスクが高まるため、黒字であれば1年に1回売却を行い「リフレッシュ」する。
- 大規模な暴落は3~6年は耐え忍ぶ必要があるためそれが可能であればその分の積立総額を考慮しておく。
- ともあれ「セゾングロバラ」は投資後に売却する方針は変わらない。年1回なのか3ヶ月に1回なのか1ヶ月に1回なのかは決めてないが、ともあれ売却はする。信託財産留保額0.1%を支払って解約しているので何ら悪びれる必要性は無い。
- 実は「tsumiki証券」は初年度から投資額の0.1%のポイントバックが得られるため、実質ほぼ無料で解約が可能だったりする。「tsumiki証券」自体の制度は素晴らしい。
- レバレッジ商品はその商品自体のリスクにより償還リスクが伴う。そのため2倍レバレッジ程度までを対象として投資した方が良さそうだけど3倍の方が効率が良さそうだからもうちょっと悩む。
- 希望は「iFreeレバレッジNASDAQ100」だが、バブル崩壊に伴い商品自体が消失する可能性を考慮して「iFreeレバレッジS&P500」も視野に入れる。
こんなところでしょうか。正直、iFreeレバ「S&P500」か「NASDAQ100」かは非常に悩んでいます。大規模暴落における償還という観点で言えば、私の考えではNASDAQ100よりS&P500の方が少ないはずです。理由は、
- サーキットブレーカー(1日の最大下落幅)の発動条件がS&P500の下落率に連動しているため、ハイテクセクター単体だと1日の最大下落幅がS&P500のそれより大きく下がる可能性がある
- 3倍レバレッジ商品は1日に33%以上下落すると恐らく償還される。100%を超えるので。但しS&P500なら1日の下落率による償還はほぼ無い想定。
- そして2倍レバレッジは1日に50%以上の下落が必要だが、たとえNASDAQ100が大暴落したとしても1日に50%落ちるとは考えられない。つまり、QLDの2倍レバレッジであれば、1日で一瞬のうちに償還されることはほぼ無いと考えられる。
- その他の償還リスクとして、1日ではなく世界恐慌レベルに99.9%以上下落するとか、運用会社が破たんするレベルまで行ったらアウトだと思っているが、すべからく等倍でもなんでも皆破綻してるからもういいんじゃないかな。世界の終末!
なので、2倍レバまでなら多分下落による償還は、たとえハイテクセクターでも大丈夫じゃないかなと思ってます。それであれば「ドルコスト平均法」で復活可能であるため、やはり「NASDAQ100」が良い気がしています。
むしろ大きな「大暴落」を期待しても良いぐらいです。「ドルコスト平均法」はその特性上、「ボラ」が激しいのが最も得意な投資方法なのですから。大暴落からの復活は中規模な暴落規模のセクターより明らかに大きな暴騰になりやすいです。であるならば、「ボラ」が激しい2倍レバレッジのNASDAQ100であるQLD,「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が有力です。
iFreeレバのS&P500は総口数が少ない、つまりお客さんが少ないんですよねぇ・・・。30億口数無いと普通に投資信託のサービスが終了するという別のリスクもあります。NASDAQ100は確か60億口数を超えていたはずなので割と余裕が出ています。
話が脱線しました。
ということで、今回の結論としては「セゾングロバラ」×「ドルコスト平均法」の組み合わせは初期~中期にかけて相性が悪く、「ドルコスト平均法」ではなく、投資人生最後の5年間とか大暴落が来る前にスイッチすることを目的とした方が良い商品だなぁと思いました。
ただ、最後の最後に大金を「セゾングロバラ」にスイッチして人生最後の解約時に解約手数料0.1%取られるのは如何なものかと思いますが・・・。
一応グロバラの良い点をフォローすると、運用最後の5年目か、最初の最初、「ドルコスト平均法」は使わず、全額一括で「セゾングロバラ」にぶち込めば、リバランスの手間も無くドルコストする必要もないので案外結果はいいかもしれません。何故なら債券と株式を勝手にリバランスしてくれるからです。
上記の方法であれば、少なくとも「ドルコスト平均法」×「VOO」を同時期に採用するより結果が良くなる可能性は十分あります。多分ドルコストするより良い結果の方が強いと思う。ただ、一括は怖いのと、その「一括投資」する資金がその時代にあるのかという点で本当に難しい問題だと思います。普通はお給料から毎月積立ますからね。
歴史が浅いので何ともな話ですが、単純に「ドルコスト平均法」と「株式+債券」の相性の悪さは分かりました。
よって、10年以上の運用を目標としている人の中に、「バランスファンド×ドルコスト」を現在している人は一考の余地ありです。10年運用するのであり、かつ、ドルコスト平均法を採用するなら株式100%でいいと思っています。
逆に後5年で投資運用人生終えるなら流石に株式100%はギャンブルが強くなりますのでオススメしづらいです。むしろ辞めた方が良いまである。10年は少なくとも欲しい所ですね。暴落しても安く買えますし最悪最低の暴落である「世界恐慌」でも「ドルコスト平均法」なら約6年で復活できますから。
後は運用年数が残り5年程度となった辺りで債券組み入れ銘柄に切り替えたらいいのです。そこに到達するまで暴落があったとしても、株式の「フッ」とした右肩上がりのパワーがあれば債券組み入れよりはかなり優位を取れると思います。
ということで次回、というか準備が出来たらの予定ですが、レバレッジ商品を毎年1回売却するときに積立投資額のxx%以上の価値だったら売り、未満ならxx%以上にになった売るようなシミュレーションスクリプトを作成して記事にしたいと思います。等倍商品も登場させる予定。
先程記載したレバレッジは本当にドルコスト平均法、といか、積立投資と相性がいいかを改めて確認できるはずです。
というわけで、長文で失礼いたしました。今回はここまでと致します。