こんにちは。okometsubuです。
確定申告時期になってきましたのでまたそのお話をします。今回は確定申告の郵送についてのお話です。以下前回の記事。確定申告時の添付書類が大幅に削減されて申告がとても楽になりました。
そんな確定申告ですが、私は昨年から郵送にて行っています。正直、現地に行く理由が無いぐらい、郵送にはメリットが溢れ出ています。それではメリットを見てみましょう。
郵送によるメリット
- 交通費不要!圧倒的コスト削減!
- 並ぶ必要無し!ポストに投函するだけ!
- 封筒内にクリアファイル2つ入れて、夫婦別々に分かるようにする事で二人分の確定申告が一度の郵送で対応可能!お得!!
- 返信用の封筒と切手は私の場合は不要!(※ここは人によりけり)
返信用の封筒についてですが、これと切手を同封する事で税務署から「受け取りました」の証拠として受領印が押された確定申告の控えを折り返し送ってくれます。これは「受け取った」という証明なだけであり、中の資料の確認でOKが出たわけじゃないので、返送用の封筒は同封せずに費用削減に繋がります。
但し、この受領印ありの確定申告書の控えが必要な場合は返信用の封筒を同封するべきです。これは収入証明書として使う場合等です。私の場合はサラリーマンなので、源泉徴収票で収入証明書で使えるため不要と判断し、返信用封筒は同封していません。
ただ、税務署まで書類が到着したかは知りたいですよね?私は返信用の封筒を入れていないため、到着までを証明してくれる「レターパックライト」にて郵送しています。到着までしてくれていたらまぁいいでしょうという感じです。以下レターパックの公式サイト。
https://www.post.japanpost.jp/service/letterpack/
対面でキッチリ渡したい場合、特に確定申告を絶対にしなければならない人であれば「レターパックプラス」が良いですね。私の場合、税金を取り戻したいだけの確定申告であり、最悪漏れてしまっても損するだけなので郵便受けまでは保証してくれる「レターパックライト」で十分としています。これで妻の分もクリアファイルで分けた上で合わせて入れることができて370円(税込み)です。安い!
さて、私が郵送にして提出した理由は結婚してから住居を変えた事により、税務署まで往復約1000円近くかかりました。税金を返してもらうためにお金と労力、時間をかけるのは理に叶わないと思ってしまいました。昔は徒歩で行けたため、寧ろ最高にコスパが良かったと言えます。
また、現地に行ったら行ったで大変な混雑です。そのためか、係の人はざっと資料の中身を見ますが、実は正確に中をチェックしているわけではありません。資料に誤りがあったら、結局再度出向く事になるかもしれませんし、電話で済むかもしれません。
つまり、「郵送」で送っても「現地」で渡しても何ら変わらないんですよ奥さん!!
だってその場でそこまでキッチリチェックしないのだから。後で間違ってたら電話とか来るのは郵送でも現地に行っても変わらないのです。
ここで小技紹介。確定申告会場は大体2月中旬から始まりますが、実は「郵送」であればそれよりもっと前に送ってしまって問題ありません。実際は1月1日から送れるようですが、私はなんとなく2月の最初の週で送っています。次回は1月中に送るかも。以下国税庁のサイトより引用
法第120条《確定所得申告》関係|国税庁
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shotoku/19/01.htm
(2月15日以前に提出された確定申告書の受理)
120-2 その年分の確定申告書(法第120条第8項及び第122条第1項《還付等を受けるための申告》に規定する申告書を除く。)がその年の翌年2月15日以前に提出された場合には、当該申告書は通則法第17条第2項《期限内申告》に規定する期限内申告書に該当するものとする。(平23課個2-33、課法9-9、課審4-46、平29課個2-13、課資3-3、課審5-5改正
早期に送る利点は空いている時期に素早く書類をチェックしてもらえるため、不備があったら早めに教えてもらえる可能性が高まります。また、戻ってくる税金のお知らせも比較的早く来ました。私は今回初のふるさと納税による確定申告を行うので1月くらいから早めに行動しようかと思います。
では郵送について、デメリットを見てみます。
郵送によるデメリット
- 書類が届いた後、紛失されていないか気になる
- 書き方が分からなくて現地で質問したい場合
他に何かデメリットありますかね……
ちゃんと届いたかについてはレターパックライトや普通郵便で送った場合です。レターパックライトなら郵便受けに入れたところまでしか分かりません。それが気になるならレターパックプラスにするか、現地まで行くかした方が良いですね。
後は確定申告初回の人は実際に混雑等を体験してもいいかもしれません。
「あ、コレなら次は郵送で良いな」ってなります。
ならなくても次回からは確定申告作成手順が確立されるはずなので、もう郵送でも自信を持って送ることが出来るでしょう。
さて、e-taxについても検討するのが正しいあり方だと思います。しかしながらe-taxは事前にICカードリーダーの購入が必要、もしくは「マイナンバーカード」の取得及び現地で申請をしなくてはいけないため私は見送っています。以下e-tax公式サイトより引用。
【平成31年1月開始】e-Tax利用の簡便化に向けて準備を進めています|e-Tax
https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_290510_kanbenka.htm
簡便化の概要
<マイナンバーカードによるe-Tax利用(マイナンバーカード方式)> マイナンバーカードを用いてマイナポータル経由又はe-Taxホームページなどからe-Taxへログインするだけで、簡易な設定でe-Taxの利用を開始し、申告等データの作成・送信ができるようになります。
「マイナンバーカード」方式が今年から新たに導入されたようで、これなら「ICカードリーダー」を購入せずに申請できるようです。その分コストが浮いて良さそうに見えます。
しかしながら、「マイナンバーカード」を取得するのが必須であり、私は持っていないのと、もし持っていても最初に税務署まで出向いて申請をしないと使えません。我が家の場合は妻と私の二人分の交通費、約2000円の出費と労力、e-tax申請用のソフトウェアの購入が必要になるかもしれません。更に、今までの確定申告手順を一新しなくてはならず、非常に大変な思いをしそうなので私は郵送のままでいいかなぁと言った具合でございます。初めて確定申告される方や詳しい方、個人事業主で確実に毎年行うことが決まっている人だと最初からe-taxがいいかもしれません。
※2020/4/12 追記
昨今では「マイナンバーカード」が無くてもe-tax申請が出来るようになったようです。IDとパスワードの申請を役所まで届け出る必要があるのと、仮の運用のためそれも今後なくなる可能性もありますが役所に1度行ってもいいと言う方は申請しに行くのも手です。以下国税庁サイトURLとなります。
ID・パスワード方式で申告するための準備:令和元年分 確定申告特集
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/info-kakutei-idp.htm
と言うわけで、確定申告はお早めに郵送しようの回でした。本日はここまでと致します。