【SPXL】過去の超金利高の時の株価を調査します【雑談】

こんにちは。okometsubuです。

 

私は金融リテラシーがありません。どのぐらい無いかというと「金利」というワードを一切考えずに3倍レバレッジに投資している程にリテラシーはありません。

 

ツイッターで「金利」が上がるとレバレッジ商品はリターンが単純に押し下げられるため非常に不利になる可能性がある!という情報を頂きました。ありがとうございます!全く検討もしたことが無かったので良い機会です。ちょっと所感をまとめてみようかと思い記事にしました。

 

今回の記事はあくまで所感なので話半分に流し読みして頂ければ幸い。本当に怪しい記事内容です!あやっふや!!!

 

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さて、ツイッターで頂いた回答ですと、超ザックリですが、例えばSPXLを30年間運用して約149倍に伸びたとしたと仮定した場合、金利が4%上昇したら初期投資額の149倍が45倍まで落ち込む可能性がある旨を示唆されました。それは怖い!!

 

で、なんで金利が上がるとこんなに倍率がこんなに下がるの?っていうと、以下のようなシナリオが発生するらしい。

 

  1. 金利が上がる
  2. レバレッジはお金を借りて投資をしているため、お金を借りる時の金利が上がるためコストが上がる
  3. そのコスト分、単純にレバレッジ商品の価値が下がるため、単純にその分損する

 

と言う感じ。今は低金利なのでお金借り放題!みたいな感じでしょうか。だからコストが安くなって結果的にレバレッジ商品の価格も下がらないと。これが高金利になったらその金利分が引かれるというものです。

 

これはSPXLだけでなくTMFとかも対象ですね。「レバレッジ商品」なので。

 

というわけで、過去の金利が上昇しまくった時期をターゲットに当時のS&P500やらSPXLの株価はどうなったかというのと、私がなんとなくそれっぽく調べたことを軽くみてみようかなと思います。完全に私用。備忘録用なので間違ったこと書いてあること請け合いです。ご注意ください!(※そんなのブログにするなよという突っ込みは受け付けません)

 

 

さて、一般的に金利が上がると株価が下がると言われています。

 

ではまずはこれが本当のことなのか調べてみます。もうそこから。一般人以下のレベルの知識しかないのでそこから開始です。一般情報を知るべく、我々取材班はアマゾン(Google)の奥地へと向かった・・・

 

 

・・・早速それっぽいの見つけました。以下楽天証券の投資情報メディアであるトウシルより引用致します。

 

長期投資で勝つための「景気1サイクル投資」。景気・金利・株価のリズム | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/27474

 景気・金利・株価には、一般的に、以下のような関係があります。すべての景気循環で成り立つわけではありませんが、株式運用を考える上で、頭に置いておく必要があります。

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 日本も米国も、コロナ危機で、景気後退期入りしているのは確実です。しかも、ただの景気後退ではありません。日米だけでなく、世界中の国々が「戦後最悪」の景気悪化に陥っています。

 今は日米とも、上の図で黄色の枠で囲んだ「景気後退期の後期」にあると考えられます。世界中で中央銀行が金融緩和の大判ぶるまい、金利が大きく低下する中で、世界的に株が上昇しているからです。

 

 

この画像から見るに、何も金利が上がったからといっていきなり株価が下がるということも無さそうということらしい。

 

最近のニュースで「金利を下げることに決定」みたいに、よく流れていたのを耳にしました。これについては「ふーん」くらいに聞き流していた(オイ)のですが、これはつまり、「経済が悪化しているから、株価を押し上げるために金利を下げて対策しよう!」と、人の意志で決定できる部分と解釈しました。つまり、金利というものは人類がコントロールして株価を上げることができるということです。多分そういうことだよね?それ前提で話を進めます。

 

であれば、その金利を上げるタイミングは今後どういうタイミングで行われるのだろうか?というのを無い頭絞って考えたのですが、結局「景気」が良くならないと「金利」を上げることを人類はしないんじゃないかなぁと短絡的に考えています。根拠なし。私の頭の中ザ・ワールドでは一般常識でそうなりました。

 

そうなると、一般的な「金利」を上げると「株価」が下がるという部分は微妙に異なるのかなと言った感想を持っています。債券は表裏一体だと思うので金利が上がったら普通に下げる気がしてますが、株価はむしろ上がっているのではないでしょうか。株価が上がってから、「あ、経済安定してきた?じゃあ金利上げても大丈夫っぽ!」ってなってから人類が金利を上がる気がしました。

 

現に、上記の引用させて頂いた内容を見ても、金利が上昇した時に株価が上昇するケースもあるように見受けられました。株価が安定したら金利を上げて、一時的に株価は下がるかもしれないけど経済は好調だからそのまま上がるとかそんなイメージ。

 

ただし、ここで注意が必要なのはレバレッジ商品の扱いについて。金利が上がって株価が上がったとしても、レバレッジ商品はその金利分、結果が悪くなるということです。お金を借りて投資するのですから、金利が上がるとその分お金を借りる時のコストが上昇するということです。

 

で、私がここで考えたのが、じゃあ過去の超絶な金利上昇時において、S&P500および疑似SPXLの株価はどうだったのだろうか?この考え方の答え合わせをしたいなと言うのが本記事のメイン部分です。そもそも金利上昇で株価がずっと下降したらSPXLどころじゃないですからね。

 

先程冒頭でちょっとネタバレしてますが、実際は149倍と非常に株高でした。超金利高な時にもです。それだけ経済が伸びるのであれば、最悪金利でリターンが超絶押し下げられても何とかなるんじゃないかなと楽観しています。

 

なぁに。株価が下がったら人類は金利を下げる政策をとるのです。そしたら結局レバレッジも有利じゃあないですか。残念なのは3倍レバレッジの超絶パワーは高金利によって抑えられそうといった具合でしょうか。多分シナリオとしてはそんな感じになると思ってます。

 

では実際に金利が上昇しまくった1950~1980年の結果を見て見ましょう。まずは金利についてグラフを見ます。

 

金利の歴史

さっそくすいません。私が本当に金融リテラシーが無いので、以下参照させて頂いているリンク先が「金利」を表すものかちょっと怪しいです。間違ってたらすいません。多分米国10年債=金利の指標と世間では認識されてると思ってます。多分。以下モンキーパパさんのブログより引用させて頂きました。

 

アメリ長期金利(10年国債)の推移と長期データのダウンロード方法 - ほったらかし投資の達人

https://www.gakushi-investment.com/entry/usa_10yrates

 

その他、こちらにズバリそのものがあったので引用させて頂きました。以下やまはさんのサイトを参考にしました。

 

米国10年国債超長期チャート - やまはFX

https://blog.goo.ne.jp/yamahafx/e/6595653952737ca7c29d384156c51e2c

 

実際のデータはmultpl.comサイトを引用させて頂きました。

https://www.multpl.com/10-year-treasury-rate

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はー。なるほどなぁ。確かに1980年台は超絶金利が上がってますし、2020年なんかは0.64%とかとんでもなく低金利ですね・・・

 

昨今のコロナショックでも株価が上がったのはこういった人類の努力があったからなのかなぁと思った次第。紐解いていくと面白いですね。非常に新鮮です。また頭が良くなりました。

 

さて、このグラフを始めてみましたが、現状超低金利と言う名は伊達ではないということです。過去の歴史を振り返って平均すると大体2~4%ぐらいが通常時と言った所でしょうか。といっても、過去70年ぐらいから上下に動きまくってて平均を考えること自体ナンセンスなのかもしれません。

 

面白いのが「世界恐慌」の1920年頃は言うほど金利が高く無く、酷い経済状況だったのに金利は今程下げてなかったという点です。まだオンライン市場じゃなかったとか、金利を操作するシステム・仕組みとかが世の中になかったとかそういう背景があるのかもしれません。よくわかんないけど超低金利と言うほど下げてなかったと。

 

もしそう考えるなら、もう今後の未来では「世界恐慌」レベルの暴落は起こらないことを示しているか、もしくは現在の「超低金利」から更に株価が暴落したら、それこそ「世界恐慌」レベルの暴落に発展するとかそういうことにならないかな。だってもう金利下げられないから止める手立ての一つ「低金利」技が使えない。超怖い!

 

話が脱線しました。話を戻します。

 

さて、SPXLができたのが2008年なので、低金利の有利な状況下で生まれた商品です。金利によりSPXLの先行きが不安になるのは無理もありません。

 

では本題。金利がとてつもなく上昇した1950~1980年について、S&P500(^GSPC)および疑似SPXLはどのぐらいの株価が上昇したのでしょうか。

 

注意点として、疑似SPXLはその際の金利は考慮していない点をご了承ください。16.66ドルスタートです。当時の^GSPCの値から開始。

 

1950年1月~1980年5月末くらいまでの結果

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終結

  • SPXL:117.00倍
  • S&P500:5.95倍

 

ちょっとツイッター上や冒頭で「SPXLが149倍ぐらいになった」と書いてますが、対象期間をクッソ適当に30年くらい取って出しただけの数値だったので、本記事とは値が変わっています。本記事では金利がマックスになったのが1980年3月ぐらいっぽかったので1980年の5月末まで伸ばした形で取った感じなので倍率が117倍と下がってよりリアルっぽい(?)値に仕上がっています。大体29年の期間でとりました。

 

ともあれ、このグラフを見て分かる通り、必ずしも金利が上昇したからと言って株価下がると言うものでは無いと言うことが分かります。

 

では次にツイッターで教えて頂いた金利のコストを考慮する方法を試してみます。

 

この117倍を年利に置きなおして、その年利から金利を引き算することで実際の年利が分かり、そこから改めて倍率を見ると良さそうとのことでした。なるほど!

 

じゃあ117倍までの期間は約29年間ですのでそれを当てはめてみます。

 

エクセルでちょっと計算。この関数で年利が出せるはず。

=RRI(投資期間,元本,将来予定額)

 

なので、今回は

=RRI(29,16.66,1949.21)

 

となるので、年利は17.847%となりました。

 

で、ここから金利を引き算するのですが、金利は常に変動しています。ということで平均とって金利8%としてみましょうか。で、SPXL設立付近の金利大体3%ぐらいなので、差し引き5%として考えます。ちょっと甘め設定。そうすると年利は12.847%となるわけで、これを以下のサイトで計算してもらいます。以下高精度計算サイトです。

 

複利計算(元利合計) - 高精度計算サイト

https://keisan.casio.jp/exec/system/1248923562

 

計算すると554.48ドルとなるので、元の16.66で割ると約33倍程度と言った所でしょうか。117倍から減り過ぎ!!!!!

 

もしこれが真実であれば、レバレッジに賭けるのはなかなか危険であり、この低金利な昨今から投資を始めるのは非常に危ういものとなりそうです。

 

しかし、本当にこの計算式でいいのかはちょっと分かりかねます。さすがにここまで直結はしないと感覚では思う。とはいえ、そこそこ大き目のダメージを負うことになりそうということは分かりました。

 

但し、冒頭でお伝えした通り金利が上昇したら株はずっと下がるとは私は考えていません。結局経済(株)が悪化したら金利を下げて株価上昇を押し上げてくれるはずです。1950~1980年の過去の超金利高の時の株価は十分過ぎるほど伸びているという結果もあります。

 

一応、最初の「トウシル」の引用画像もこの根拠を後押ししてくれてると思ってます。加熱期であれば金利上昇時に株は下がりますが、既に加熱する程株価が上がってるのでヨシとします。短期的にみたら金利上昇ニュースで株価は下がるらしいですが今回の運用は長期30年運用なので大丈夫なことを期待。金利上昇直後の株下げはその後の経済は安定して右肩上がりであることに期待します。

 

そうすると、経済は安定している中での金利上昇なのでそれはそれでOKと考えることにしたら、レバレッジ投資をそのまま投資してもあながち間違いではないのかなぁと言った具合です。この前提が崩れてたらもう知らない!!

 

ただ、そこまでのリスクを冒してまで3倍レバレッジに改めて投資していいのかと言う疑問は残ります。計算方法が本当に合っているのか、本当に金利が上昇したら本当に丸々損してしまうのか、という点です。

 

もう少し色々調べたところ、drkernelさんの記事で以下のようなものを見つけました。以下引用させて頂きます。

 

レバレッジETFの乖離を詳しく見てみる(SPXL編) | Dr.Kernelの見た世界

https://drkernel.net/archives/31

 

金利が高くなってきたときに金利による下方圧力が心配の種でしたが、hassさんが証券会社に問い合わせてくださったようで、実際の金利負担分はそこまで大きくないとのことでした。

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SPXLに期待するリターンをごく簡単に表すと、
リターン = キャピタルゲイン * 3 + インカム * 3 – 金利 * 2
と定式化できそうです。もちろん今後、金利上昇によるリターンの低下やS&P500自体の暴落などが起きたときは大きなリスクになりえるのでご注意ください。

 

hassさんが問い合わせた後にdrkernelさんが実際のレバレッジ商品と等倍商品との差を見て計算式を上記のように回答されていました。

 

インカムは配当金分かな?そうなると配当金*3-金利*2の部分が実際に影響が出る部分だろうか。つまり最初にhassさんが問い合わせた結果と併せて結論としては多少はマイルドになる感じかな。

 

正直この記事を何度か読み返しているのですがよく理解できていません。超ザックリですが、VOOの配当金は4半期に1回約1.3%らしいので年間だと4倍で大体5.2%/年ぐらいでしょうか。もし仮に金利が8%なら

 

(5.2% × 3) - (8% * 2) = 0.4% と言った具合でしょうか。

 

あれ、滅茶苦茶結果いいですね。マイナスになっていないなら割と金利は大きく考えなくてよい・・・??うーん。私の解釈が大分間違っている可能性大ですねこれは・・・。

 

いや、そうではなく、今現在の低金利の状況でその利益を株式に反映して結果が良くなっていると考えるのであれば、今後金利が高まったらその分減るってことに直結しそうってことかな。つまり金利*2がそのままダメージになるってことかな?

 

いやー、それだと結果が悪くなりすぎると思う。8%所じゃなくて16%ってことになるのですから、レバレッジ投資は絶対に手を出しちゃいけない代物ということです。さすがにそれは無いかなと思いますが・・・。SPXL登場から低金利ではありますが、1%未満~3%ぐらいで約2.9倍値動きを実現していましたし。大分前に別件で確認したSOXLなんかは3倍以上の値動きになりました。金利が上昇すると、配当金も上昇するのかな?

 

ともあれ、金利分、全部ダメージとして食らうわけではなさそうっぽい?ということだけ覚えておくことにします。

 

私は本当に残念な頭なので、レバレッジの大御所のdrkenrlさんやROKOHOUSEさんの記事をみてもよく分からないんです。なんとなく結論は分かるけどその結論に行きつくまでの過程の話が専門的過ぎてよく分からないとかそんな感じです。地頭が悪いと苦労します。

 

 

さて、話は変わって、私は現在「現金リバランス70:30」と「ノーセルバリュー平均法」をなんとなく適当にふわっと運用しています。どちらも共通して言えるのは、「安く」なった時に買うという手法が用いられている事です。

 

つまり、たとえ金利が途中で大きく上がることになってSPXLの株価がその時急落したとしても、そこで「安く」買うことができます。当然、金利分は単純にコストとして加算されるため、株価がたとえその後に伸びたとしても実際には金利分、単純な損失となるだけです。株価が上げて用が下げて用が、一様にコスト分下がるはず。

 

但し、その金利コストはSPXLの株価に反映されるはずです。そして金利というものは常に変動しています。よって、SPXLを売る時の金利状況によりその当時、真に安い時に買えたかどうかが変わってくるはずです。何が言いたいかと言うと、SPXLを金利が高い時に安く買って、金利が低い時に高く売ることも十分可能じゃないでしょうか。

 

もし仮に運用途中まで金利が上がり続けて、その後運用完了時まで金利が下がり続ける相場が続くようなら、運用途中で金利が上がったら安く買って、最後のSPXLを売るときに金利が下がっているならば「安く買って高く売る」が実現できそうです。

 

では、逆の場合になったらどうなるでしょうか。今後15年間超低金利が続いて、最後の15年、30年後ぐらいに超高金利になった場合です。30年後に高くなってしまった場合に売却するのであれば大損する可能性が出てくるということです。

 

しかしながら、私はこのレバレッジ商品は運用途中で目標金額に到達したら売ってしまうのがベストだと考えていますので、何とか滑り込みセーフで途中の株高で売れたらいいなぁと期待しています。

 

割と賭け事に近い発想ですが、S&P500に投資している時点で皆同じです。同じとしたのはリバランス運用や積立投資でSPXLを買う場合には、です。

 

異論はあると思いますが、私の中では投資も投機も賭け事という認識です。但し、投機は「マイナスサムゲーム」で投資は「プラスサムゲーム」という解釈。

 

SPXLやTECLは投機として見られると思われがちですが、それはボックス相場による「減価」と言われる現象だけに焦点が当てられているからであって、長期的に見たら「プラスサムゲーム」なはずです。「減価」だけでなく「増価」もするのですから。

 

但し初期一括投資した場合は「超長期運用」が求められます。「超長期運用」、つまり60年運用できるなら「プラスサムゲーム」として見ていいと思います。世界恐慌時にSPXLがあった場合を調べた過去記事です。60年あればプラスに戻るっぽいです。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

  

ただ、人類はそんなに待てるわけがないということがSPXLの欠点です。人類は60年も待てない、つまり「運」が絡むのでただのギャンブル、「投機」と言われても仕方ありません。

 

そのため先ほど述べた「積立投資」やら「リバランス運用」を行うことで20年~30年というスパンで見ても「プラスサムゲーム」と見立てることが出来るという発想を持っています。この辺の考え方は過去記事を参考頂ければと思います。

  

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

であるならば、20~30年という「投資期間」あれば運用途中で目標金額まで到達することは別におかしい話じゃなくて、普通に皆が投資しているS&P500が信じている「右肩上がり」を信じるのであれば、SPXLに投資していても現実的に物を見れるはずです。もちろん、そうは言ってもリスクは超高いですけどね!!

 

 

ではその途中売却する際の目標金額はどうするのか。私は「生涯仕事をした上で現実的に老後を過ごせるレベル」の金額と「億万長者を目指す」金額目標の2通りを考えています。

 

現実的に老後を過ごせるレベル」ではかなり現実的な数値に設定しておいて、途中で売ってVOOにでもスイッチすれば良いと思っています。例えば2000万円問題なんかそうですね。投資額によりアレですが、投資対象が2000万円貯まったらレバレッジ売ってしまってVOOにスイッチです。私自身はというと「eMAXIS Slim 先進国株式」にスイッチすると思います。

 

上記は金額目標ですが、その他の例を挙げると、金額ではなく倍率で見る方法もあります。例えばドルコスト平均法による積立を想定します。

 

超例えばですが、VOOの積立投資額よりもSPXLの積立投資額が2~4倍程度でも行ったときにVOOに1倍分~4倍分をスイッチする、というルールを取るのは現実的かと思います。それぐらいであれば積立投資期間5~15年以内で達成できると信じています。何故なら世界恐慌でさえも、「底」に到達するのは3年程度であり、その後20年は停滞期です。そして停滞期であっても途中で株高になるタイミングは結構ありました。

 

ノーセルバリュー平均法もしくはドルコスト平均法を使えば、たとえ5~15年間相場が悪くても「安く買う」をずっと継続することになりますので、ふと右肩上がりが発生すればプラスに転じる可能性は非常に高いと睨んでいます。それはVOOでも同様ですが、同じ期間、VOOに投資していた人と比べて非常に安く買え、そしてその下落相場が終わって多少の右肩上がりが発生した際には爆発的なレバレッジパワーでVOOの成績を上回るのは往々にして起こりうることです。

 

そうなった瞬間に売っちゃえばいいんです。不安なら1.5倍~2倍程度とかでもいいと思ってます。そしたら等倍商品にスイッチすればその時点で等倍商品の1.5倍~2倍の年月を稼いだことになるのですから。

 

これは米国株は過去百年以上右肩上がりを継続しており、未来も基本的には右肩上がりするだろうという話の大前提があるからこそ言えることです。30年あれば積立投資をしていればどこかのタイミングで売却タイミングは必ず訪れるはずです。ただ運用5年後くらいに世界恐慌が発生した場合は40年運用となるリスクあるのでそこはちょっと怖いですね。世界恐慌+それが5年後に発生と言う条件は見なかったことにすれば現実的かなぁと直感で思ってます。

 

私はドルコスト平均法等の積立投資でかつ30年運用を前提とするならば、少なくともどこかのタイミングで圧倒的にVOOより上回るスコアが出せる日が来ると考えます。もしそうなってなかったらVOOもずっと右肩下がりまっしぐらで世界恐慌所ではありません。そんなもんアメリカがもう崩壊しています。一応最悪ケースとして想定している世界恐慌時でもドルコストであればVOOを超えるスコアになることは疑似データ上では度々ありましたので最低ラインはそこを目指せればいいと思います。

 

と、色々書いてますが、その私自身がまだ「現実的に老後を過ごせるレベル」の具体的な金額とか売却ルールを決めてないので何ともはや。多分どこかでヒヨって売ることになると思ってるのでそこは追々考えます。運用5年程度経過した時に株高になってたら考えればいい。

 

そして「億万長者」コースについても同様です。こっちは金額が金額なので更に運用期間が伸びてリスクが高く、実現できない可能性も否めません。運が良く無かったら普通の成績で終わる可能性も十二分にあります。

 

が、前述の「現実的に老後を過ごせるレベル」で一旦売却して利確しておけば、ある程度リスクを取って攻めることが可能かなと考えています。そして運が良かったら5~10年で1億円到達するパワーがSPXL/TECLには備わっています。

 

ということで、最低限のリスク管理(リバランス/積立)と現実的な目標金額と夢を見る目標の3本柱で行けば、まぁなんとかなるんじゃないかなぁと楽観視しています。

 

 

 

・・・まーた話が脱線しました。話を金利の話題に戻します。

 

さて、私は今現在「iFreeレバレッジ NASDAQ100」にてドルコスト平均法による積立投資をしており、SPXLとTECLにも投資しています。よってどこかのタイミングで「現実的に老後を過ごせるレベル」になったら、どれかの資産を売却予定です。

 

最初はiFreeレバを売ろうかなとも思ったのですが、レバ比率や今回の議題である「金利」を考えたら先にSPXLやTECLを売却してiFreeレバを保有して1億円目指した方が理に適っている気がしています。3倍レバレッジの方が2倍レバレッジよりも金利の影響を受けるためです。まぁそりゃそうか。3倍お金借りたら金利の影響もでかいよねって話。だったら3倍から先に処分した方が安定しそうですね。これは5年後とかにまた考えます。株高になってなかったら10~15年後の話になるので。

  

 

ということで、そろそろまとめに入りましょうか。

 

積立投資やリバランス運用をしている人にとっては金利について気を付けなければイケないものの、運用を全拒否する程の物でもないかなと思っています。

 

但し初期一括全額投資。てめぇはダメだ。レバレッジ商品に初手全額投資は怖すぎる。マジで怖い。私は2019年に何にも考えないで相当な額をやっちゃったけどな!!

 

一応、引き返せるぐらいの額だったのでまだ生き延びてますが、今現在「積立投資」分をプールせざるを得なくなったため、生活資金から投資する形になっています。実質生死を分ける形での運用に突入してしまいました。もっと額減らせばいいんだけどねぇ。早期の夢もみたいんだよなぁ・・・。でも、1回意図的に日寄って「現金リバランス」を実行してSPXL/TECLをちょっと売っとこうかしら。70:30リバランスはするって常に名言してるからそれぐらいなら許されるでしょう。

 

初手一括投資はNGと書きましたが、少額投資なら初手一括投資でも夢見れるのでそれなら良いかなと思ってます。更に欲を言えば、少なくとも少額初期一括投資した後に途中SPXLが80~90%ぐらい下落したらもっかい少額投資はしておきたい。一般の人はレバレッジ投資に対してこの2回の投資で終わらせておくぐらいがちょうどいいかと思います。

 

金利が上がったり下がったりなんていうものは、為替の上下になんか似てるなって思いました。であるならば、為替と同様、もう深く考えないで運用せざるを得ないかなと。とはいえ、今は超低金利であるという点は留意すべき事柄であることは覚えておいて損は無いでしょう。

 

ということでまとめましょうか。

 

私の感想(あくまで個人的感想です)

  • 金利が上昇すると株が下がると言われているが、経済が安定しているからこそ金利が上昇するという発想から株価自体は伸びることを期待してレバレッジ投資を継続する
  • 但し金利が上昇したらリターンが悪くなるので、金利が高くなり、かつ、株価が下落するような局面の場合はナンピン買いを行うことが求められる
  • 30年間の長期運用中、途中で目標金額に到達したらVOO等の等倍に切り替えたり預金したりすることを心に刻む。無茶はしない。
  • 金利が上昇して株が大幅に下がる、経済がやばくなるようなことがあったら、人類は金利を下げる方針を取ると思うので割と心配してない(※ここ突っ込みポイント。想いだけで語ってます)

 

こんな感じでしょうか。金利は人の手で操れるってところがミソだと思ってます。そう考えると株価は数百年ずっと右肩上がりをしてこられたのも納得できる雰囲気です。意図的に右肩上がり相場を作り出せるのですから。多分。1要因としてあると思う。多分。

 

今回はいつも以上に怪しい内容になりましたが、話の流れとして筋は通ってるかなぁと勝手に思ってます。そして金利が極限まで下がった昨今、更に株価が下落する方がリスクが高いと言えそうです。今回のコロナショックが世界恐慌レベルまで発展しないことを祈ります。

 

ということで、今回はここまでと致します。

 

 

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