【BTC】暴騰しているが買い増ししていいものかどうか

目を離したすきにビットコさんが若干バブってます。ETF承認事実売りで一旦下がった際に半減期の後迄ダラダラいくかなぁと思ったら予想に反して一気に行ってしまいました。

 

 

さて、困ったことに私は残り1/3ぐらいの資金をNISA枠で残しています。今回は年初一括投資が最適解だったというわけですが、果たしてこの1/3をどう投入するか、というのを考えてみたいと思います。

 

そもそもビットコはどこまで伸びるのか?

前提として、BTCはどのぐらい価格が上昇するでしょうか。そんなの分かりませんが、ともあれ予想はできます。世間一般の評価はマチマチで有名だが2021年予想を外して影を潜めた(?)S2Fモデルで言うと、2025年に50万ドルぐらいまで行くんだそうな。いやー、それはさすがに・・・2020年も手痛い目にあってしまったし・・・

 

ビットコインがゴールドの代替になるという話もあるが、2025年までにそうなることは無いと思っている。近いところまでは勢いで行く可能性はあるが、それでもここ数年で超えることは無いだろう読み。ではビットコインとゴールドの時価総額の差は現在どうなのか。以下companiesmarketcap.comサイトより引用させていただきました。2024年3月4日時点のものです。

 

ttps://companiesmarketcap.com/assets-by-market-cap/

 

ゴールド14.028Tに対してビットコ1.247T。計算すると11.25倍となります。今のビットコイン価格が6.3万ドルなので、ゴールドに追いつくと1BTC=70.87万ドルと言う計算になるか。あれ、数年前に調べた時よりだいぶ上がってる。確かその時は40万ドルぐらいだったはずなのに・・・ドルの希釈化が進行してるってこと・・・?

 

そうなると話は変わって2025年に50万ドルっていうのもあながち嘘じゃないかもしれない。半分で考えても25万ドル。個人的にはビットコさんはゴールドの代替ぐらいはこなすと考えているのでそれぐらいは期待したくなる。

 

では過去の半減期の結果から見比べたらどうだろうか。

 

前回2021年の時は、10万ドルは行くだろうと高を括っていたのですが、残念ながら7万ドルぐらいで失速してしまいました。また、半減期が発生する毎にビットコインの上昇率は次第に落ちているという傾向があります。以下過去記事。

 

okometsubulog.hatenablog.com

過去の暴騰時期

f:id:okometsubu-blog:20201121225915j:plain

 

 

斜めの棒が暴騰時期でその右側の○が底値付近と言う感じで行きます。

 

纏めるとこんな感じ。開始時期はかなり適当に決め打ちです

 

暴騰時期 → 底値

全て終値ベースの考え方となります。

  1. 2012/09/01($10)~2013/04/09($230) → 2013/04/16($68.4)
  2. 2013/10/02($123)~2013/12/04($1237.6) → 2015/01/17($199.6)
  3. 2016/08/02($513.4)~2017/12/16($19345.5) → 2018/12/15($3228.7)
  4. 2017/03/24($939.7)~2017/06/11($2973.4) → 2017/07/16($1914.1)
  5. 2018/12/15($3228.7)~2019/06/26($13063.8) → 2020/03/12($4826)

 

見辛い!とりあえず素材なのでこいつを調理します。

 

後はこれを適当に計算して暴騰の威力とその頂点から底値へ向かうときのエネルギーを見ることができれば、今現時点での投資判断が出来たり出来なかったりできそうです!!!!

 

暴騰威力とその後の下落率

  1. 23.00倍 → -70.26% ($10→$230→$68.4)
  2. 10.06倍-83.87% ($123→$1237.6→$199.6)
  3. 37.68倍-83.31% ($513.4→$19345.5→$3228.7)
  4. 3.164倍 → -35.63% ($939.7→$2973.4→$1914.1)
  5. 4.046倍 → -63.06% ($3228.7→$13063.8→$4826)

 

要約すると、超ざっくりでこんな感じになりそう。

 

2012年バブル:約124倍

2016年バブル:約38倍

2020年バブル:約20倍

 

底値から見た感じで表示してます。さて、今回の2024年バブルの底は1.65万ドル程度として考えてみるとこんな感じになる。

 

20倍:33万ドル

15倍:24.75万ドル

10倍:16.5万ドル

 

あれ、割と20万ドル割といけそうな気がしてきた。前回20倍なので15倍と考えても25万ドル行く計算になる。じゃあ今の価格帯が6.3万ドル前後であり、ここから3倍程度なら増える可能性を秘めているため「買い」で良い気がしてきた。もちろん、道中どこかで30%下落とか普通に発生すると思うがそこは泣かない約束で。

 

 

バブルが崩壊した後の話

では次に、バブルが崩壊した場合の底値について改めて確認すると、基本的には最新の半減期ボーナス後の底値は「前回のバブルの頂点」付近で止まっていることが分かる。

 

高値安値とかまで厳密に見ると割っている可能性もあるが、大体2017年のバブル頂点と2022年の底値は大体同じぐらいに収まっている。その時の心境として、それを割って1万ドル割るかも・・・みたいな空気感が凄かったが、なんとか耐えたのを覚えている。以下過去記事。

 

okometsubulog.hatenablog.com

ガチで1万ドルぐらいは普通に下落する「パワー」を持ってるのは確かなので、想定して心の耐性および人生破綻することの無いように上手く調整しておくといいかなと思う。どこまで落ちるか、こればかりはマジでわからん。

当時2022年12月の感想。当時1.6万ドルでした。今買わないでいつ買うの!と自己を奮い立たせていましたが、締めくくりとして1万ドル以下までおちるかも・・・と書いてる所が恐怖を感じますね。1万ドルまでおちると40%下落という事実も否定できません。

 

さて、それでは「前回半減期バブル以下にならない」ということを信じるならば、ドル建てで前々回の半減期バブルすら超えていない状況なので、やはり「買い」ということになります。正直日本円で見る必要はもはやないでしょう。ドル建てで見た方が楽です。

 

まとめ

  • 前回半減期バブルの頂点(7.7万ドルぐらい)超えるまでは「買い」
  • 但し道中普通に下落する可能性も大いにあるので怖かったら小出しで「買い」
  • 今回20万ドル到達は十分可能性ありそう

 

こんな感じですかねぇ。じゃあ残ってる投資余力を全額全部今出しきるかっていうと怖いよねぇ。結局まだまだ毎月積立でマイニング株を買っていくことになりそう。でもまだ普通に買っていくことになりそうです。