【イノベーション】子供に投資先を教える際何をお勧めするか

私はビットコインが丁度伸びる時期に気づきガッツリ投資することで人生上がりました(予定)。これは非常に運が良くて、もう二度とビットコインで人生上がれる!という時期は来ないまさにギリギリの時期と言うわけです。

 

そして私は「DIE WITH ZERO(読んでない)」という本の理念にある程度共感(読んでない)しており、子供に資産を残す気はあんまりありません。私自身、親の遺産はほぼ無いのと、親の遺産を目当てに生きるって悲しいし、感情論抜きにして遺産目当てなんて不安定な要素で人生決めるのは非常に危険だと思います。

 

ということで、我が子の将来について考える必要があります。さて子供が成人になるであろう10~20年後の世界、果たしてどこに投資すればいいのでしょうか?

 

インデックス投資一択

逃げ道は簡単で、「インデックス投資」すればいい、で終わりです。全世界株式にでも若い内からポイっと投げ込んでおけば終わりでしょうか。何も考えなくていいので非常に理にかなっているでしょう。しかも成人したての若い時期。給料も全然もらえてない状況なので、全財産インデックス投資で何も問題はないでしょう。

 

私の場合は30代になってからインデックス投資に気づいて、その後にビットコインだったので正直投資遅れた感はかなりあります。なので、我が子の時代ならば新入社員の初手からいきなり投資ができるのが強いので、やっぱりインデックス投資しておけばいいことになりそうです。なんならジュニアNISAとかしてるのでそっちですでにある程度の額は投資しているので更に安泰です。※マイニング株に突っ込んでいますが・・・

 

但し、2024年現在、ようやくですが一般層にもNISA等で投資も一般的な話になりつつあります。これでは10~20年後、全員が全員株式に投資する未来が容易に想像できます。果たしてインデックス投資だけで問題ないのか、というのがあります。

 

基本的には問題ないと考えていますが、私と同じように子供もアーリーリタイアしたい!とか言い出したら、やはりビットコインのようなイノベーションを見つけるしかありません。

 

次のイノベーションを見つける方法

そんなの分かれば私が真っ先に実戦している・・・ってそれがビットコインなのですが、その「ビットコイン」のような革新的で次の時代の主役になれる投資先をどう見つければいいのか?を検討しなくてはいけません。

 

その大正義から別として投資するならどうすればいいかって話なのですが、よく言われているのがビットコインの前のイノベーションは「インターネット」であったということです。では、インターネットができたのはいつ頃でしょうか。

 

ググってみるとパケット通信は1960年ぐらいから研究が開始されていて、1990年頃から商業利用が活発化してきた用です。元々は軍事利用だったと記憶しているのでそこからスタートとしましょうか。実際のITバブルは2000年だったので、人々の目についてから10年弱の猶予はあったといっていいでしょうか。分かりやすいのはチャートです。QQQのチャートを見てみましょう。

 

^NDX(*NASDAQ100)のチャート

確認が取れる1985-10-01開始時から2024年3月27日まで見てみます。

 

2000年バブルの後、2017年ぐらいまで復活できないことが確認できますね。ともあれ、NDX開始からバブルまで15年の歳月が必要だったことが分かります。そしてそのバブルから復活するまでの期間も大体15年は必要と見て良いでしょう。

 

では一応ITバブル時だけズームアップ。

 

 

15年で約40倍ですね。要するに、「インターネット」のイノベーションのバブル周期は15年十言うことが分かります。

 

ではビットコインはどうでしょうか。

 

ビットコインのチャート

意味不明なグラフになるので対数グラフで表示しています。

 

1回目のバブル開始見るなら、2010年7月から2011年10月ぐらいで、0.1から5までなんと50倍になっています。期間も1年。が、それは流石になので最初の頃は割愛しましょう。2014年のバブルから次のバブルまで2017年なので、大体4年。2017年から2021年なので次も4年。大体4年周期でバブルが発生していることが分かります。

 

非常に短絡的に考えるなら、新たなイノベーションが発生した際の周期は圧倒的に短縮されていることになります。これは「インターネット」を使って情報拡散が過去に比べて圧倒的であることが起因してるんじゃないかなと勝手に思っています。

 

つまり、次の「イノベーション」の間隔は更に早まる可能性があるってことかな?

 

今でいうと「AI」でしょうか。「AI」が特に注目され始めたのは2012年頃だそうです。囲碁で世界王者にAIが勝った、というニュースがその頃でたんだとか。なんか覚えてる。※GeminiのAIからの回答

 

ではその頃からのAIに注力している企業のチャートを見てみましょう。Geminiに聞いてみたところ、BOTZとIRBOというETFを教えてもらったのでチャート比較してみます。

 

AIに注力してるETFのチャート(BOTZ)

まずはBOTZから。こっちは2016年開始と少し古めの情報も扱っています。

 

うーん。こう見るとパッとしません。開始から8年経過した所であり、これでは^NDXの15年周期と同じぐらいに見ても良いかもしれない。

 

逆に言えば、その周期で考えるなら今が「旬」であるので、次期イノベーションである「AI」に投資するなら今から5年以内って感じでまだいけそうな気がしないでもないです。

 

もしくは、次期イノベーションは「AI」ではない何かということになるかでしょうか。

 

一応IRBOのチャートも見ましょうか。

 

AIに注力してるETFのチャート(IRBO)

うーん・・・全然だめですね。

 

これは難しい。私は勝手に「AI」が来る!世間でも人気だし!みたいな感じで注目しちゃっていいかなって思ったのですが、6~8年間パッとしません。

 

結局次期イノベーションの選択を誤ると大変なことになる可能性があるということです。Geminiに「次期イノベーション候補」を調べてもらいました。

 

次期イノベーション候補一覧

 

うん。分からん。AIでいいんじゃないかなぁって思うんだけどね・・・

 

仮に本当に周期が^NDXと同様、チャート開始から15年周期でバブルがやってくるものと捉えるならば、今から投資することになるし、15年後のバブル崩壊から更に15年間、低迷期間がある(かもしれない)のでその時期に改めて投資をする、つまり、子供が丁度成長しきって成人するころに、改めて「AI」に投資するのは面白いかもしれません。

 

つまるところ、「次のイノベーションを見つけるのは難しい」ってことです。

 

では次に、2000年に爆発的にITが流行りましたが、当時平行して流行っていたイノベーション候補についても聞いてみた。

 

2000年当時のイノベーション候補

 

多いなぁ・・・当時と今の違いってのを見たいんだよね。バイオテクノロジーと宇宙開発はずっと続いていますね。宇宙開発のETFがあったので観てみましょうか。

 

SPEC(宇宙開発系ETF)のチャート

 

開始10ドル現在1.4ドル。バブル時は60ドルと6倍程度でしょうか。なんかしょぼい。15年周期で考えるなら今が絶好の投資チャンスと言えなくもないが、2000年から「イノベーション」と言われた宇宙開発が2024年の今になってもなんか微妙なのは、果たして選択していいのかどうか。難しいものです。

 

ではナノテクノロジーはどうでしょうか。「eMAXIS Neo ナノテクノロジー」という投資信託があったので観てみます。TINYというETFもあったのですが2021年と新しいので一旦2018年から開始してるこっちで。

 

eMAXIS Neo ナノテクノロジーのチャート

 

うーん・・・良く分からない。2000年からのデータがあればいいんですが、2018年開始の手前はどうだったのかっていうのも知りたくなりますね。結局のところ、次期イノベーションとなりうる「ジャンル選び」を誤ると手痛い失態になる可能性をはらんでいることが伺えます。

 

じゃあ私はどうやってビットコイン見つけたか

当初は株式信者でしたが、安定資産目的でRPARのポートフォリオ作成に躍起になってた時期でした。で、その時期にビットコインだけ、株式も債券とも違う値動きをしており、独自の動きをしていたのがきっかけです。独自の動きをする資産をRPARに盛り込むことで、安定したローリスク/ローリターンを実現しようとしたんですね。

 

でも見てみると当時サッと見ただけでもすごいなって思える要素が満載でした。

  • 企業も買い始めてる(MSTRやらPaypalという有名企業も!)
  • 自分が好きなブロガーの人が激押ししてた(参考にする人選び重要よね)
  • 半減期4年に1回とかいう誰でも簡単に投資時期が分かる雰囲気!
  • ビットコイナーが頭良すぎて何言ってるか分からないけど正しいこと言ってる雰囲気だけ伝わってくる
  • ゴールドの上位互換

 

当時の購入材料はこのぐらいでしょうか。調べればもっと出てくるのですが、決め手となったのはやっぱり「企業も買い始めた」と「好きなブロガーが激押ししてた」でしょう。企業も買ってるなら自分も買うか!って感じでのめり込みました。

 

ようするに、運が良かったというのと、参考にすべき人、モノ、情報を取捨選択できる自分の目の二つだけです。やっぱ見るべき情報の取捨選択が全てかなぁ。下手に自分に能力があったりしたらビットコイン買えてなかっただろうな。ドヤ顔で「環境に悪い!」とか言ってインデックス投資継続してそう。

 

なので、頭空っぽにした目線だと、次はAIでいいかなぁって思うけど、今激押しのビットコインが始まる所なのでAIなんかに構ってる時間はないのだ。

 

じゃあビットコインを子供に進めればいいじゃんって思うけど、10年後、20年後はボラが少なくなってるから投資対象としての魅力は減ってる、それこそインデックス投資で良いじゃんレベルになってそうなんだよなぁ。

 

結論

 

こんな感じかなぁ。インデックス投資家は「インデックス以外は勝たん!」って脳氏状態になっていますが、もう一つ、リスクを負わないといけない場面が人生にはあると思うので、入社5年目ぐらいまでは普通にリスクをしょい込んでガッツリ勝負した方が良いとも思う。AIへのETF投資なら圧倒的に下落することは考えづらいし、バブったらバブったで20倍とかになったら結構な額になるはず。5年 * 5万/月 * 12ヵ月 = 300万円 * 20倍 = 6000万円ですので、5年目6000万円はすごいとおもう。

 

結局のところ、子供がその頃に持っている原資(※私がジュニアNISAしてる枠がとんでもないことになっていきなり人生ゴールしてるとか)や、入社した際の給与の額、子供の性格(浪費家なのか否か)とか、子供の考え(リタイアしたいのか、仕事がやりたいのか、やりたい仕事があるのか)とかを考えた上で投資しないといけないなと思いました。

 

元も子もないですが、その頃になったらまた考えましょう。どうせ覚えてないけど。