【調査】CFDはSPXLやTECLの代替となりうるのか?!【5倍レバレッジ】

こんにちは。okometsubuです。

 

今回はいつも以上にあやふやな記事になるかもしれません。一応調べた限りではおおむね方向性は合っていると思いますがその点ご了承ください。いつも予防線ばかり貼ってすいません。何かありましたら叱咤激励頂ければ幸いです。

 

また、3倍レバレッジ(SPXL,TECL)のスイッチ先調査記事は「スイッチ先検討」カテゴリに追加することにしました。(※思いつき)

 

================

 

以前の記事にてまたまたありがたいことにご質問を頂きました!以下コメント内容を引用させて頂きます。

 

okometsubuさんはCFDレバについては、どうお考えでしょうか?
追証等のデメリットはありますがその分レバetfにはないメリットも多いのではと思うのですが。
宜しければお時間あるときにcfdのシミュレーション検証なども行っていただけると、非常に興味があります!笑 

 

CFDについて私はよく分かっていません。よく分かっていないながらちょっと調べた限り、以下のような感じだと思ってます。違っていたらこれから行うシミュレーションはゴミと化す!!!

 

CFDの簡単ザックリなんとなく説明

  • 信用取引と違い株であれば元本に5倍迄のレバレッジを掛けれる
  • 逆日歩が発生しない
  • 追証は発生する
  • 手数料は基本無料が多い
  • 自分の売りたい・買いたい値で売買できない可能性があるらしい

 

色々調べたところ、「信用取引だと3倍だけどCFDなら5倍までいける!」というの記載があったので、単純に「元本」に5倍した投資額で始められるものなのかなぁと思った次第です。その前提で話を進めます。

 

追証があるので強制ロスカットされる危険性があるかなと思うので私はやらない気がします。気がしますが、ともあれ投資先として有効なものかどうかを簡単に調べることはできそうです。

 

というわけで、本当にザックリで恐縮ですが、何となく有効な投資先となりうるか確認してみたいと思います。私視点の条件になる点ご了承ください。また、CFDについて本当に知識が無いので、誤っていたらもう本記事は無視するか罵詈雑言頂ければと思います!申し訳ありません!

 

前提条件

  • 投資先はS&P500とします。
  • 投資額は1000スタートとします。
  • ^GSPC(S&P500)とSPXL(疑似データ使用)とSPXL:現金を66.67:33.33にしたものを毎月1回リバランスしたものです。これらをグラフに登場させます
  • 上記に追加でCFDで元本に3倍と5倍レバレッジを^GSPC(S&P500)に賭けたものも登場させます。つまり3000スタート5000スタートの2つが加わります。
  • 手数料や税金は考慮しません

 

条件緩めですいません。感覚をつかんでみたいということで簡単に検証できるようにさせて頂きました。

 

^GSPCは多分オリジナルのS&P500だと思っています(詳細不明)。大昔だとIVVやVOOが無かったりしているのでこれを指標とさせて頂きます。

 

 

66.67:33.33については、「iFree レバレッジ S&P500」を疑似的に再現しようと思ってのことです。これで大体2倍レバレッジ効果になるはずなので、概ね似たような動きになるかなぁと。SPXLが無くなった時の移行先候補です。以下検討した時の過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

SPXLの疑似データ作成方法は以下過去記事を参照ください。2008年以前もこの数値で疑似的に検証が可能という感じです。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

シミュレーションを開始する前に私の意見を述べますと、「元本」に3~5倍のレバレッジを掛けることについてはそれほど面白くはないかなぁと思っています。何故なら重要なのは「値動き」に対してレバレッジを掛けた方が長期運用において圧倒的に強さを増すと思っています。

 

検証前ですし私の思い過ごしで全然違う結果になるかもしれないので、その点気になるので早速検証してみましょう!期間は適当に選びました!

 

 

 1970年~2019年末まで(50年)

 

f:id:okometsubu-blog:20200303224747p:plain

 

  • 1位:SPXL     :1913倍
  • 2位:iFreeレバSP500:488倍
  • 3位:CFD5倍レバ  :174倍
  • 4位:CFD3倍レバ  :104倍
  • 5位:S&P500    :35倍

 

CFDの前提条件が誤っていなければですが、私の想像通りの結果となりました。つまり、レバレッジを元本に効かせても「値動き」に対して効かせないとSPXLやiFreeレバレッジS&P500のような値動きにならないということです。「値動き」にかけるレバレッジというのはそれだけ強力であるということですね。

 

iFreeレバレッジ大和証券で明示的に「値動き2倍」と記載がありますので、前回の検証記事でも書きましたが、多分この形に近しい動きになると思います。

 

以下は大和証券様サイトの商品説明サイトより引用させて頂きました。ちゃんと値動きについて言及されてるので安心しています。

 

iFreeレバレッジ S&P500 /大和証券投資信託委託株式会社

https://www.daiwa-am.co.jp/ifree_series/leverage/sp500.html

レバレッジ×S&P500

 

当ファンドは米国を代表する株価指数であるS&P500指数を対象にしたレバレッジ型ファンドです。
日々の基準価額の値動きがS&P500指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざします。

 

 

・・・偉そうに語っていますが、私は金融リテラシーが無く、結果がこうなったからこうだ!と言っているにすぎません。ともあれ、CFDはこの時点で候補としては除外するかなと個人的には思っています。

 

なぜなら私はSPXLやTECL等の値動きに対するレバレッジ商品を求めており、「10年で1億」を目指すにはCFDでは成績が良くありません。しかもこれ、手数料とか追証とかのリスクを無視してます。特に追証。結局現金用意しておかないと一気に下がった時に強制的に終了してしまいますので本当に借金をして投資をすることになってしまいます。

 

いや、もちろんSPXLやiFreeもレバレッジ効かせて借金しているわけで変な感覚ですが、あちらは別に放っておいても追証とか無いし勝手に終わることも無いのが本当に強いです。いや、銘柄自体が終了した場合はさすがに終わるのですが。SPXLとTECLが今回怪しいです。だから検証と検討を進めているわけですが!

 

しかしながらCFDの場合は長期間ケアしたりするのがしんどそうなので私の中では投資対象外となるかなぁと思いました。短期間で稼ぎに行く!という人はアリだと思います。単純に投資額が増えるので。

 

もっと簡単に言うと、

CFDはS&P500の成績×3倍~×5倍の成績になる

で終わる話でした。

 

というわけで、50年の長期間1本検証で恐縮ですが、これにて投資対象外とさせていただきます!CFDの性能調べるならS&P500の成績に掛け算するだけですからね!

 

また、私の認識誤りでCFDも「値動き」に対して3倍とか5倍掛けられることになったら検討の余地あるかなと思いました。が、ちょっとミスって追証の危機に追いやられるのは怖いのでやはり私はCFDよりも「iFreeレバレッジ」や「2040」銘柄なんかに投資することになると思います。

※いつものことながら将来テノヒラクルーする可能性はございます。

 

そんなこんなで、今回はここまでと致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200303230049j:plain