こんにちは。okometsubuです。
つい昨年まで私は割と「日本円」を沢山持っていました。
いや、なんか金持ち自慢見たいになってるなこれ。そうじゃなくて、投資するのが怖くて「日本円」で銀行に預けっぱなしみたいなそんな感じになってました。
そこで「株主優待クロス」でローリスクでロー~ミドルリターンをゲットしようということで本ブログも都度都度お伝えしてまいりました。
が、ビットコインが来てからというもの日本円が枯渇し、安全資産運用目的でいれたRPAR資産もガッツリ無くなってしまいました。正直まだもう少しビットコイン関連銘柄買いたいまである。というかもうちょっと欲しい。でもお金ないからもう買えない・・・
で、思ったのが「株主優待クロス」に使える種銭が圧倒的に無くなってしまったため、超安全に日々の生活費を稼ぐことができなくなってプチ悲しい毎日を送ることになりました。
が、逆に思ったんです。
「種銭が無かったら超優良な銘柄で揃えるから利率滅茶苦茶いいんじゃないか?」
と。
これは目から鱗です。ナイス私。
ということで、今回は少額投資における株主優待クロスの利率を超ザックリ過去の私の実績を踏まえて確認してみたいと思います。
つまりです。この最低限の種銭の額が分かれば無理してビットコインとか他の投資先に投資する必要無く、「日本円」を余裕で保有し続けることができるということです。
これは安全投資先としている「RPAR」なんかに投資するよりも有益な可能性があります。もしかしたら「RPAR」を一部売却して「日本円」にする可能性すら浮上しているのです。
あ、「RPAR」ってのはこんな感じの。手間なしである程度安心して投資できる私の中では理想のバランスポートフォリオ。割と楽に投資できるが為替の影響が怖い部分はちょいとある。
New・疑似RPAR
10% SPXL(S&P500の3倍レバレッジ)
12% TMF(長期債)
45% TIP(インフレ連動債)
30% GLDM(金)
3% BTC(ビットコイン)
さて、日本円を持っておくと良いのはやはり、急な現金が欲しい時でしょうか。クロス取引してると資金が拘束されると言えばされますが、最悪手数料だけ取られる程度で済みます。ただ、即日対応は難しいのでそこだけ注意するぐらいか。
であるならば、やはりRPARからある程度日本円に変換して置いておくのも一つの手となるかもしれない。
ということで早速私の実績がてら投資額に対する年利の高さを見てみたいと思います。
株主優待クロスの欠点
株主優待は毎月クロス取引をすることで投資額を毎月回収することができます。しかしながら、3月や9月以外の閑散期では投資額が多くても投資先が無いため機会損失となります。3月ならば1000万、2000万、3000万円あればあるほど沢山優待を取れますが、4月とかになると投資先が無く10万円とかしか投資ができないということです。
ということで、「日本円」を持ち過ぎても少なすぎても得られる利益や利率が大きく変動するということです。
ということで、私の過去実績から適当に「最大投資額」の上限を制限してその際の利率を見てみようというのが今回の趣旨となります。
何となく雑に年利をまとめる
適当に上限決めてやります。
原資:年率という感じで表示。なお、優待の利益は独断と偏見で私が勝手に価値を決めてます。例えば3000円分のカタログは市場価値としては800~1200円にする、とか。過去商品をみて大体このぐらいだよなぁ・・・って感じで決めてます。
あとはクオカードは1000円900円換算にしてます。
上限:利率 (実際の利益)
- 1000万円:3.21%/年 (32.1万円)
- 800万円:3.62%/年 (29.0万円)
- 600万円:4.27%/年 (25.6万円)
- 400万円:5.10%/年 (20.4万円)
- 200万円:6.90%/年 (13.8万円)
割と良い感じの結果になった雰囲気になりました。
やはり投資額を抑えれば抑えるほど利率は良くなります。これは自明ですね。
そして見て頂けると分かる通り、400万円の日本円を可能な限り株主優待クロスに回すだけで年5%もゲットできるということになります。
これ、正直滅茶苦茶美味しいです。
- 日本債券でも2%/年前後らしいので現金で持ってた方が圧倒的に得ということになる
- 拘束期間は長くても2ヶ月程度で済むし、いつでも解約可能(※但し当然手数料とか金利は発生する)
- リスクがかなり少ない。たまにストップ高で売りたくなくても売ってしまうこともあるがそこはご愛敬。
- セミリタイア後は年利4%ルールがあれば生きていけると言われている。つまり200~500万円ぐらいを株主優待クロスに割り当てればその分は達成できる見込みでありリスクを若干下げながら戦うことができる
とういことです。セミリタイア後の年利4%ルールは例えば1億円持っていた場合に4%あれば400万円(税別)と考えればいいのです。そのうちの200~500万円は現金で持てばOKということになります。
まー、正直な話、9億9500万円になるだけなのでいうほどメリットは無いかもしれないですね・・・
とはいえ200万円まで抑えれば年利6.9%は相当美味しい投資先であることは間違いありません。下手なバランスファンドよりも好成績だと思いますし、バランスファンドの「債券」に投資する部分を現金で持つことが可能と言っているようなもんだと思っています。
近い将来というかもう既に「債券はごみ」と言われています。もちろん「現金はごみ」とも言われていますが、あえて債券でバランスファンドに投資するぐらいなら株主優待クロスの現金として割り当てるのは理に適っている水準じゃないかと思った次第です。
さて、ここから私事になるのですが、私はRPARで運用しています。最近はビットコインを含めた真・RPARで運用していますが、ビットコさんを外した場合の年利はどうだったか確認します。
疑似RPARとIVV(S&P500)比較
2004-11-18~2020-09-29の結果となります。
最終結果
- RPAR:2.25倍
- RPARレバ:3.09倍
- IVV:2.80倍
私は現在RPARレバ1.5倍なので大体6年で3倍の実績ということらしい。複利計算器で確認すると、約7%/年なんだそうな。通常のRPARなら約5.25%/年となります。
こう考えると、無理してRPAR運用する必要が無くなりました。当然複利で運用できるのですが、そもそも「日本円」が枯渇しているため儲けたお金は「生活資金」に使うことになるため「複利」を考える必要性が全くないと言えます。
あれ、まじでRPARに投資する理由薄いな。今現在500万円分RPAR運用してるんだけど、200万円日本円に変換して、その200万円をビットコイン銘柄に切り替えるという考えをしてもいいかもしれない。ビットコさんが下落したら余裕で200万円追加インするかな。
ともあれ当初の予定通りの行動はできたかなと思いました。
- 日本円は極力投資に使う
- 残った日本円を株主優待クロスすることで比較的安全に年利最大7%をゲットできるためインフレ耐性はついている。200~500万円ぐらいまでなら無理に投資に回す必要は無い
となりました。後は実は節税対策とかにもなる気がしたけど忘れた。他で利益でてたら損益調整で使えるとかだった気がする。年内にトレードしてたら有利かもね(※曖昧)
ちなみに使用している証券会社はSMBC日興証券です。以前は楽天証券も併用していましたが、大口優遇を得られる日本円が無くなったので資金移動も面倒なのでSMBC日興証券オンリーになりそうです。
というわけで、今回はここまでと致します。