こんにちは。okometsubuです。
最近めっきりネタが無くなって風前の灯火である我がブログに問い合わせフォームより下記のご質問を頂きました!ありがとうございます!内容引用させて頂きます!
これについては過去の記事がそのまんまなのでこちらの記事をご参照頂ければと思います。「疑似QQQ2倍」が今回ご質問頂いた商品として見てください。
後は倍率の部分を見て積立額から掛け算すればいいだけです。が、これで終わってしまっては味気ないので、改めて過去記事を元に毎月「16,777円」投資したらどうなるか見て見ましょう。以下はおさらいです。2000年から2019年末の20年間で見ています。
20年の結果(2000/1/1~2019/12/31)
- TECL :15.1倍
- 疑似QQQ2倍:9.14倍
- SPXL :7.23倍
- QQQ :3.95倍
- S&P500 :2.31倍
上記期間だと、最初に「ITバブル+リーマンショック」が発生しており、積立投資としてはかなり有利な条件での結果となります。なぜなら株安の時に沢山株を買えるのですから。
つまり、2000年から2019年の20年で見た場合、積立投資が非常に有利な形となるためです。それだとメリットしか見いだせません。さすがにこれを信じて今後投資する場合、途中で何か躓きがあったら立ち直れません。
ということで、その時期、つまり「ITバブル崩壊+リーマンショック」の10年と、後半の滅茶苦茶株が伸びた時期を逆転させた結果についても過去記事にありますのでそれを見て見ましょうか。
疑似的な期間での検証結果(年数としては2000-01-01~2018-07-03の日数分の約19年ぐらいの運用です)
あ、みんな積立額以下になってる!これはヤバイ!!!
- S&P500 :0.71倍
- QQQ :0.65倍
- 疑似QQQ2倍:0.23倍
- SPXL :0.18倍
- TECL :0.07倍
こうなると20年運用しても最悪の結果しか見えません。ドルコスト平均法は必ずしも万能ではないということです。とはいえS&P500であれば積立額に対して0.71倍ですので命は守られそうですね。
さて、このグラフを見る限り、最初の10年は非常に株価が伸びていることが分かります。例えば、最絶頂期とする疑似2009年頃は積立額:12000に対して、疑似QQQ2倍、つまり「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は約62000でした。つまり、5.17倍です。
最後まで積み立てた場合は「22300」となるため、それを元に見たら積立額の約2.8倍でしょうか。
2.8倍というと、正真正銘、2000年~2019年の時期のS&P500の「2.31倍」を上回っていますね。S&P500の20年の結果を10年で達成していることになります。
そのため私の結論としては、レバレッジ投資はたとえ2倍であったとしても、途中で満足のいく目標金額になったら売却してしまうことを検討しています。今考えているのは、10年目ぐらいに20年間VOOに投資をしていた額まで増えた所で一旦売却しようかなと思ってます。そう上手くはいかないと思いますが、ともあれ気長に待つ予定です。
さて、今回のご質問である「毎月1,6777円」の積立とありますが、積立額を変えるだけですぐでると思いますので軽く見て見ましょうか。
例えば20年後としたら積立額は「約400万円」になると思います。2000年から2019年末で見た場合だと単純に9.14倍ですので約3700万円となる感じでしょう。これが質問者様への回答となります。
疑似シミュレーションした最悪ケース(積立初期に株高になり、売却時期に大幅下落)の場合は0.23倍ですので、約92万円です。400万円投資したのに92万円しか手元に残りませんでした。20年間かけてこの結果は身がよじれますね。苦しすぎます。ただし、もし途中の株高の時期に売ることが出来た場合、10年目頃に株価は頂点に達するわけですが、その時点の10年で 約1120万円となります。10年でこの結果なら大満足じゃないでしょうか。積立額も10年なので半分の200万円前後でこの金額になるのですから。
私は10年後にこの額(利率)になるようなら多分売却して「先進国株式」とか「S&P500」の投資信託にスイッチングすると思います。もしくは半分だけ売却してもう半分はそのまま使うとか。難しい問題です。ともあれ、10年前後がポイントだと思ってるので、そうなった時の日数で考えることになるでしょう。駄目なら継続、バブったら売却。それだけです。
未来のことは誰にも分かりませんし、レバレッジなんかはボラが荒過ぎるため正直シミュレーションできません。どこで満足するかはご自身で判断して投資することをオススメします。
長期間、数十年運用での語りとなりますが、暴落が発生したらその後は暴騰がどうせ来るんです。今丁度暴落してますよね。それなら今後10年ぐらいの間に暴落は必ず落ち着きますし、途中で何かしらのタイミングで暴騰が来るんです。つまり売却するチャンスは必ずあるということです。※世界恐慌レベルから目を背けた感想です
今まさに2000年~2019年末と同じ感じで暴落がスタートしています。最初にバブル崩壊が発生した後に株価が伸びる場合はそのまま静観して最後の最後の「バブル発生」時まで単純に積み立てればいいのではないかと思っています。つまり20年後にはあっと驚く程株価が伸びていることでしょう!多分!それを信じなきゃS&P500とか米国株に投資できません!
そして今バブルらしいです。もちろん情報は各ブロガー様やらツイッターやらプロの経済アナリストとかからだよ!(ななめ読み)。そしてバフェットは現金を多めに持ってるんだとか。なるほどなぁ。
であるならば、恐らく10年後では大幅なプラスは望めない可能性が高そうです。ということは、20年、30年の長期投資を目標としてその期間ずっと保持していても良い気がしています。まさに2000年~2019年末の結果のような感じになるかなと。iFreeレバレッジが20年後まで残っててほしいですね。割と切実です。
というわけで、今回はここまでと致します。