【Civ4】カタクラフトラッシュを妄想するだけ

新PCが届くまで暇というかパソコンが無いと何もできないし色々調べものもする気も起きないので本当にやることがない。あ、やっぱ暇だ。

 

ということで、Civilization4で次やってみたかった「カタクラフトラッシュ」について妄想してみる。なんか近年人気があるラッシュらしい胸甲騎兵の早期戦争用みたいな。

 

カタクラフトとはユスティニアヌスのUUで騎士の代替、戦闘力12と胸甲騎兵と全く同じにもかかわらず生産ハンマーは90(胸甲騎兵は100)と微妙にリーズナブルである。たった10しか違わないのか・・・微妙やねぇ。

 

ただし、「先制攻撃無効」がないため同世代の「長弓兵」に後れを取る形になる。また、カノン砲に対して側面攻撃が無いのもマイナスだが、時代が時代だけにそこは問題にはならないだろう。

 

以下Civ4Wikiより抜粋

 

データ/ユニット/中世 - Civilization4(Civ4 シヴィライゼーション4) 攻略Wiki

https://civ4wiki.com/index.php?%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88/%E4%B8%AD%E4%B8%96#h3efc09a

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ただ、必要技術が「ギルド」と「騎乗」だけでいいのはめちゃくちゃ強いと思われる。

 

本来の胸甲騎兵はそれに加えて「哲学」「火薬」「ナショナリズム」「職業軍人」が必要なのだ。

 

胸甲騎兵で必要な技術

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難易度補正なしで考えても、「6400」ビーカーが追加で必要なことになる。とてつもないアドバンテージに思える。

 

胸甲騎兵ラッシュ自体は安定して決めることができるラッシュとして最近知りましたが、それならばカタフラクトラッシュも先制攻撃無効化が無いながらも余裕で対応できるんじゃないかと思った次第です。

 

それでは次に胸甲騎兵ラッシュの考え方はたぶんこんな感じ。

 

胸甲騎兵ラッシュの考え方

  • 大科学者を出して哲学ジャンプによりカースト制+平和主義を決めて大商人を2,3体程度出す
  • 弓騎兵を30体ほど作りすべてアップグレードさせる。全部アップグレードさせる場合、170G*30体=5100Gほど必要。(※大商人3人必要)
  • 即座にそろえたユニットで一気に他国を蹂躙して少なくとも2か国を飲み込めれば成功か

 

大商人を3体だす、弓騎兵を30体出すのは理想論であり、大商人が1,2体しか出せないなら弓騎兵の数を減らしてあとは奴隷生産で胸甲騎兵を作る必要があったり、隣国が戦争中で後ろからつつくだけなら20体程度でも十分だったり、臨機応変に対応すればいい感じ。

 

ではカタフラクトラッシュの特徴を考えます

 

カタフラクトラッシュの特徴(デメリット)

  • ラッシュ時期が早いため最速でやる場合は哲学、平和主義の採用が困難か?
  • 時期が早いのでそもそも大商人を3体も出せない
  • 時期が早いため大商人で得られるゴールドが少ない
  • ただしカタフラクトのほうが30Gほど安くアプグレ可能
  • 時期が早すぎるため弓騎兵を30体も出せない
  • 敵ユニットは胸甲騎兵ラッシュと同様に中世軍が相手と思われるため、長弓兵、長槍兵が対戦相手に含まれていることに変わりはないと思われる
  • ただしうまくすれば長槍兵が出るまでに勝負できるかも?※結局象兵がつらいんだけども

 

結論から言えば、カタフラクトラッシュは弱いユニットを叩く戦いというよりも、ラッシュ継続期間が圧倒的に長く、3,4か国食べに行く戦い方ではないかと思っている。

 

デメリット要素は結構あると思っていて、最初に大商人3体も出せない問題。

 

これは軍拡+偉人作成期間を「職業軍人」開発期間に充てているためちょうどぴったり当たりで調整することが可能だが、ギルド+騎乗だけで済むカタフラクトラッシュの場合用意するのは非常に困難と思われる。

 

続いて大商人で得られるゴールドも少なくなる。

 

大商人で得られるゴールドは売りさばく都市の規模と首都の規模が大きいほど得られる額が増えるというものがある。これは人口や交易路の数も関係してくるのだが、中世の時期だと人口の伸び率も胸甲騎兵ラッシュをする時より間違いなく少ないことが言える。

 

そのため、通常時よりも得られるゴールドが少なくなるのがデメリットか。ただし、カタフラクトのハンマーは90ハンマー、胸甲騎兵は100ハンマーなので30G分のアップグレード費用は安いのでそこはギリギリ何とかなるか。

 

そして次に、弓騎兵を作る数も時期的にそんなに出せない。中世で戦争する場合、「神権政治」(※経験値+2)を使える「神学」を入手できていない可能性がある。そうなると、少なくとも「兵舎」+「厩舎」は欲しい所。それを作ってから弓騎兵*n体出し始めるので時間的に猶予が無い。

 

そのため、「騎乗」を早めに自力開発して早期にユニット生産をする必要が出てくる。そうなると「溶鉱炉」を作る時間的余裕がなくなるため最終的にみて非効率な形で戦争を開始しなくてはいけなくなりそう。

 

とはいえ胸甲騎兵と比べて10ハンマー少ないという点でここは妥協するしかないか。この辺難しそう。

 

そして最大の問題は敵ユニットが軍胸甲騎兵時と同様、中世軍が相手で変わらないだろうことが想定できる点。

 

中世戦争の一番難しいのが「長弓兵」の存在で、都市防衛において最強ユニットすぎて丘都市長弓兵はライフルでも普通に負けるぐらい強い。これにカタフラクトの先制攻撃無効がついていない状態で殴ることになるため消耗がさらに激しくなることが予想される。

 

つまり、胸甲騎兵ラッシュよりも「数が少ない」状態で「勝率」も多少下がることになる時期でのラッシュになる可能性が高いと思われる。

 

ただし、時期が早いため文化防御は多少ゆるくなっている可能性があるのと、「チチェンイッツァ(※防御力+25%)」が最悪建ってない可能性を考慮するとそこは問題にならない可能性もある・・・か?

 

つまり、カタフラクトラッシュは速攻で相手を叩きに行けるが消耗率は激しいが、敵に「ライフリング」や「軍事学」を開発されるまでの期間が圧倒的に長いことからずーーーっと戦争し続けられることが利点なラッシュだと思いました。

 

これらのことを考えて、じゃあどうするのがいいのかを妄想する。

 

問題点に対する解決策

  1. 法律一番乗りを目指して聖都が手に入ったら大スパイ経済に切り替えて「ギルド」を盗んでからラッシュを開始する
  2. 「官吏」を間に挟んで官僚制を採用して自力で「ギルド」を開発まで進める
  3. 隣国に聖都がある場合は「ギルド」開発時点で研究をストップしてスパイ経済に移行。あらかじめ2,3都市で裁判所を立てておくとともに、首都は小屋+官僚制でスパイポイントを稼ぎに行く大スパイ+国庫をスパイに充てるハイブリッド型で行くか
  4. 隣国に聖都が無い場合は自力研究+属国との交換で頑張って共産主義目指して取得を目指す

 

最大の問題点は利点である「長期間戦争が可能」な状態だと思われる。長期で戦争を継続することで圧倒的に技術後進国になるためキャッチアップが非常に難しくなるのが問題になりそうだ。

 

その問題を解決するのはスパイ経済かなぁと。

 

カタフラクトラッシュですべてを終わらせることができればその限りではないが、2,3か国しか食べることができなかった場合は次の時代を考えなくてはいけない。

 

そうなると必然的にスパイ経済が安定して採用できそうかと思った次第。特に大スパイ経済であれば必要なスパイポイントはその「大スパイ」で補えるため、戦争時の経済は壊滅しても問題にならないことに期待したい。

 

「1.」の法律止めについてですが、敵AIは基本的に「ギルド」を積極的に開発するので割と簡単に盗むことは可能と思われる。そのため、敵AIが「ギルド」を開発するまでじっくり弓騎兵なりスパイを生産して時期を待てばいいということ。大スパイ1体あれば余裕で盗めるだろう。平和主義は採用できないが、哲学ジャンプの「大科学者」を作らなければ十分対応可能だろう。

 

そしてアップグレード費用は国庫から出せばいい。大スパイ経済は研究・文化・スパイポイントを割り当てずに金銭100%で進めればいいのでまとまった金額が手元にあるはずなため。

 

ということで戦争前からスパイしても「ギルド」だけ取れればいいので割と安定しそう。

 

ただし、この時期に非常に貴重なハンマーを「スパイ」生産にとられるのはきつい。そのため首都も農場+鉱山でガンガンにハンマー重視にしたほうがいいことになりそう。そして問題は哲学思考じゃないため大スパイ2人目を出すのが遅くなる点か。ここは哲学を入手して金銭に余裕がでたら戦争途中「平和主義」を採用してもいいかもしれない。維持費は・・・戦争中に平和主義したことないからわからない・・・要検討。

 

そもそも戦争前のスパイ生産+裁判所を建てるのがクッソきついのと、哲学志向でもないので実際やるのはどうなの?と思わなくもない(※完全に妄想)

 

ということで、「2.」の戦争後の復興の段階からスパイを検討する形のほうが良いか。

 

聖都を確保できなかった場合は割引率を考慮して「官僚制」を採用して自力で「ギルド」まで開発する形か。というかこっちのほうが圧倒的に安定すると思われる。

 

その場合は一人大科学者出して首都アカデミーでもいい気がする。この場合は最速でギルドまで到達できるので弓騎兵やゴールドが足りない可能性が非常に高い。そのため残りは大商人1人出すイメージで進めて弓騎兵10~15体をアップグレードする想定で行く。残りは普通に奴隷ハンマーで捻出すれば最速ラッシュといかなくとも、十分早期に戦争でき・・・たらいいなぁ。

 

それとは別に哲学ジャンプによる聖都取得+平和主義の採用はちょっと疑問が残ってる。というのも平和主義採用中に軍拡始めてるのでユニット維持費大丈夫かなぁとか。とはいえ兵舎+厩舎作ってる時期なので問題ないか?要検討。哲学自体は共産主義の前提技術なのであっても損はない。

 

あとは長期間戦争を継続することになるので、おそらくビーカーによる開発は難しいかなぁと思ってる。ガチで敵に「軍事学」or「ライフリング」でるまで無双できると思うので、経済圧倒的に氏んでるはず。

 

なので戦後を考えて聖都は欲しいなぁって思う。とはいえ敵国から得られる可能性はかなり高いと思うので取れる算段があるなら順次スパイ経済に移行しちゃっていいと思う。

 

あとは共産主義まで進めた後は自力研究に切り替えるなり、スパイ経済続けて騎兵隊+スパイ反乱でもいいし、長距離砲ですべてを無にしてもいいんじゃないかな。状況次第。

 

ということで、新PCが来たらCiv4やってない可能性もあるけどいずれやってみたいなぁとかの妄想でした。

 

※2021/10/31 追記

よく考えたらカタクラフトは防壁+城の文化防御をもろに受けるので、ずっと戦争できない、もしくは2,3か国目は野戦カウンターしないとキツイ気がしました。よってタイムリミットは工学となるためいうほど長期戦争向きじゃないかも

 

 

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