こんにちは。okometsubuです。
今回でCivilization4プレイレポ第5回目です。今までの内容の続きとなりますのでご了承下さい。
Civilization4プレイレポ_宇宙勝利編その1 - 日々の生活をがんばるブログ
Civilization4プレイレポ_宇宙勝利編その2 - 日々の生活をがんばるブログ
Civilization4プレイレポ_宇宙勝利編その3 - 日々の生活をがんばるブログ
Civilization4プレイレポ_宇宙勝利編その4 - 日々の生活をがんばるブログ
それでは前回のおさらいです。
- 84ターン目「大科学者」誕生。首都にアカデミーを建設し研究力をブーストさせる
- 90ターン目通貨を完成。これにより財政難問題は解決し、安定した研究力を維持できることが可能に
- 91ターン目に第7都市を建てて中国との国境争い終結。後は内陸部に1,2都市を建てて拡張完了予定
- 蛮族都市が南西に発生。首都からかなり距離が離れているため静観する。後ほど「チャリオット兵」(※エジプト特有の戦闘ユニット)を派遣する
- 通貨取得後は「官吏」という技術を一目散に目指すべく、その途中の「法律」の開発を進める
法律完成 - 96ターン目(BC475)
「アカデミー」完成後は国庫を研究力にして大躍進。「法律」を完成させました。
この技術を一番乗りすることで儒教を「創始」することが可能です。さて、儒教を創始できたのかどうか。
やりました!儒教創始です!法律一番乗りだったようです!実はそこまで嬉しいわけじゃない!
ということで、宗教を創始したことによるメリットを記載します。
宗教創始のメリット
- 創始した都市の文化力が+5増える
- 該当の都市に創始した宗教が最初からある
- 他国に宗教を広めることで、国が定めた宗教を採用してもらえるかもしれない。国教を同じにすると仲良くなれるが、別の宗教を国教としている国とは仲が悪くなるので注意
- 宗教を都市に広めた後で「礼拝堂」を創始した都市に建てると、宗教が広まった都市の数分、コインを+1毎ターンもらえる
- 宗教を中世以降から流行させるのはかなり難しい。基本的に最初の方で取得可能な「仏教」か「ヒンズー教」か「ユダヤ教」が世界の3大宗教になることが多い。
- 宗教を直接広めるには「宣教師」というユニットを使って他国の都市に埋める必要がある。生産コストがかかるのと、対象都市へ移動するのに時間がかかる
- 宗教が広まった都市では特別な建物を建てることが可能。「寺院」は幸福+1を、「僧院」は研究力+10%し、その都市で「宣教師」を作ることが可能となります。
- 世界遺産「バチカン宮殿」を最初に建てた国の国教が都市にある場合、その対象宗教の「寺院」と「僧院」からそれぞれハンマー+2を得られる。この「バチカン宮殿」を他国が建設してもいいし、我が国がその宗教を「国教」にする必要もない。とにかく都市に対象の宗教があり、その「寺院」と「僧院」があればいい。
今回「儒教」を創始しましたが、基本的に中世以降の宗教を広めるのは一苦労です。なので今回は特に何もしません。創始による文化力が少し増えたことを喜ぶ程度とします。但し、創始により儒教の「宣教師」を無償で得られました。この宣教師で他国を斥候するもよし、自国内の適当な都市に儒教を広めるもよしです。今回は首都の科学力アップ狙いの「僧院」を建てたかったので首都に埋めました。
また、何より重要なのが「バチカン宮殿」です。この世界遺産は「神学」の技術を研究することで建設が可能です。基本的に自国が建てる必要は無いため、どの国が「神学」を一番最初に開発したかを覚えておくといいです。一番乗りの国の国教が「バチカン宮殿」を建てる可能性が高いため、その隙に該当の宗教の「僧院」を建てて、「宣教師」を自ら作り、自主的に我が国の全都市に該当の宗教を広めることを進めるといいでしょう。
バチカン宮殿から得られる「寺院」と「僧院」のハンマーは破格のハンマー+2を得られるのでぜひとも早期に建てることをオススメします。
話が脱線しました。基本的に宗教はあまり気にしないで、他国と仲良くなるための道具、とだけでいいと思います。
第8都市建設と新たな土地の発見 - 98ターン目(BC425)
第8都市を建設。牛とトウモロコシが使える優良立地だ。ちょっと建てるのが遅いですが、宇宙船開発は道のりが長いので十分役にたってくれるでしょう。
また、南西に魚と銀を発見。銀は貴重な資源なのでこれを取るだけに都市を出してもいいぐらいです。次はここに都市を出しましょう。
他の貴重な幸福・衛生資源として「鹿」「象」「クジラ」「香料」「毛皮」等があります。銀タイルは出力こそ低いため、単純に交換材料や幸福増加として使えるものと覚えてもいいかもしれません。
さて、現在の国境問題として中国と神聖ローマとの接触があります。中国とは特に注意が必要で、悪感情-2ポイントがついていて、割と怖い状況です。
法律を自力開発したので、技術を放出することによる態度ボーナスを狙いつつ、下位の技術の交換も行ってしまいましょう。
シャルルと法律 <-> 瞑想・帆走・石工術・ゴールド20で交換
始皇帝と法律 <-> ゴールド30で交換
ブルと法律 <-> 聖職・ゴールド30で交換(BC275で交換)
「帆走」を得ることで沿岸都市同士であれば道路をつなげなくても交易路をつなげることが可能となります。「石工術」を得ることで「石」や「大理石」タイルを改善することが可能となります。「瞑想」は僧院が建設可能となり「聖職」は寺院を建設可能となります。どれも急いで欲しいものは無かったので、交換入手まで放置していました。
さて、シャルルとは国教を仏教にすることで容易に関係を構築できることが分かっているのでここでは技術交換を優先。始皇帝とは30ゴールドだけ交換して関係改善を図る。が、+1しか増えなかった。
資源取引の恐喝は非常においしい - 102ターン目(BC275)
ターン開始時、徳川さんが牛を恐喝してきた。これは非常においしいイベントで、10ターンだけ牛を手放すだけで、友好度が+1増えるのだ。注意点は10ターン後に自ら取引を中止しないと延々取られ続けることだけ注意だ。
また、恐喝対象の資源が「幸福資源」の場合は各都市で不満が発生してニート(不満で働かなくなった人)が増えるので奴隷を使うなり幸福資源を別で調達する必要がある点は注意だ。それでも10ターンあげてしまっていいケースがほとんどだと思います。
また、同ターン、数学が完成。これで森林伐採時に得られるハンマーが+20から+30になった。+50%の増加という効果だ。森林伐採は国境外かつ中立な土地であれば伐採が可能だが、距離により16ハンマー等減少していく。他国に奪われるのが確定している部分の森は先に伐採しておく等の細かいテクニックもあるので覚えておこう。
また、小技として労働者で森林伐採を2ターンだけ行ってキャンセルしておき、「数学」完成後に労働者による森林伐採コマンドを入れることで、即座に伐採ハンマー+30を得ることができる。つまり、森林伐採コマンドを行ったターン数はターンが進んでも保持されているためだ。これは道路作ったりでも同様なので、覚えておこう。労働者を動かすのが楽しくなる(面倒にもなる)。
宇宙船勝利を目指しているのであれば大学建設時等の時のために森林を取っておくのも一つの手ですし、序盤が重要なゲームなのでさっさと切ってしまうのも一興。
一目切れのオスマン帝国と接触 - 104ターン目(BC275)
紀元前終了間際のギリギリで最後の指導者と遭遇。1つの大陸マップである「パンゲア」では非常に珍しい現象だ。最後はオスマン帝国のメフメド2世。一目見ただけで嫌われていることが分かった。いわゆる「一目切れ」である。
これは最大の敵であるオラニエ公と技術交換や通商条約を結んでいたことが原因と思われる。会ってもいないのにひどい言いがかりである。物凄い遠くにいることが予想されることと、他の指導者からかなり嫌われているようなので、関係構築は行わない。
また、オラニエ公と戦争をしているようだ。同宗教どうしなのに、何やってんだあいつら・・・
戦争中、もしくは戦争準備を進めている国を確認する方法として、指導者に対宣戦布告依頼を出すときに「手一杯」になっているか、毎ターン確認する必要がある。「手一杯」と表示されたら戦争準備中であり、近いうちにどこかに攻めることを意味する。
但し、毎回それをやるのは面倒なので、MODである「CGE」を導入することで、指導者名の隣にある「拳」マークがあるかどうかを見るだけでわかる。
もし隣国が「拳」マークがでていたら、いずれ我が国に来るかもしれないと警戒した方がいいだろう。
「官吏」完成 110ターン目(BC100)
ねんがんの「官吏」をてにいれたぞ!
というぐらい、「官吏」という技術は極めて重要な技術です。何がそんなに重要かと言いますと、中世から最終局面まで使える可能性を秘めている社会制度である「官僚制」を採用できるのです!
これは中国が好む法制度であるが、AIが好む制度をAIとプレイヤーの双方が採用しないと友好にならないことに注意しよう。つまり、最悪の場合は中国に官吏を提供することも考える必要がある。最悪とした理由は、「官吏」、つまり「官僚制」は非常に強力なため、AIになるべく教えたくない技術だからだ。
ではそんな「官僚制」の特徴はどのような物なのかというと、首都のハンマーとコインを+50%ブーストしてくれる優れものです!
金銭ではなくコインと言う事に注目。例えば、首都で「商人」を雇っても増加しません。何故なら商人が生み出すのは「金銭」であり、コインとは似て非なるものだからです。交易路から得られるのは「コイン」なので、海沿い首都は公益収入が多くなるのでオススメしたい。小屋タイルもコインだ。だから首都では小屋を沢山置いたほうがいい。
50%ということは、都市の1.5倍分の働きをこの制度を採用するだけでしてくれます。また、首都は通常一番人口が多く、小屋も育ち始めている事でしょう。これが1.5倍になるのですから下手な都市を建てるよりもはるかに即効性が高いです。そのため首都を小屋だらけにして官僚制を採用することで、国全体を賄えるぐらいの強さを誇っています。
さてここで、都市の発展・開発方法について説明したいと思います。
都市の開発について
「官僚制」を見ていただいて分かった通り、ブースト系の施設や法制度を採用することで都市の出力を高めることが可能です。つまり、各都市は各々何かしらに特化させた形で都市開発を行うと効率が良いとされています。
ここでは一般的な都市の拡張方法について説明します。以下はあくまで一例です。ゲームに慣れていないならばこの通りに都市を開発してみましょう。
一般的な進め方(小屋経済)
- 首都:小屋だらけにする。「官僚制」の恩恵を最大限生かすため。
- 専門家都市:専門家を雇うだけ雇う都市。食糧が多い都市を選定する。基本的に1都市あれば十分とされているが、「首都」以外を全て専門家特化都市にするプレイスタイルもある。
- ハンマー特化都市:(できれば)河沿いかつ食糧がそこそこあり、ハンマーが増える資源や丘タイルがある都市がお勧め。つまりA級都市。人口は不衛生によりそこまで伸びないので高出力となるタイルを多く使える都市が望ましい。これも1都市あればいい。
- 小屋都市:上記以外の都市を小屋を敷き詰めるというスタイル。宇宙船を目指すなら他の全て小屋都市でいいだろう。
上記例は所謂「小屋経済」を実施するときのものだ。都市の育て方は一般的に以下の方法がある。
小屋経済
生産都市と偉人都市以外は全て小屋で埋め尽くす。工業化時代ぐらいからの研究力がずば抜けて加速するが、序盤・中盤が人口及びハンマーが乏しいため臨機応変な対応が難しい。奴隷も使いにくい。但し後半は小屋からハンマーも算出するようになるため宇宙船勝利向け。
専門家経済
全都市で農場を多く貼り科学者と商人を大量に雇用して、大科学者や大商人によるブーストを狙う。大量の食糧から奴隷によるハンマー変換も可能。ルネッサンス期頃にピークを迎えるため、そこまでにガッツリ稼いだ研究速度を元手に最新の戦闘ユニットで他国を蹂躙することが一般的だ。首都に小屋が無いため「官僚制」を採用しなくていいというメリット(?)もある。官僚制とは別の法制度を採用して、例えば、戦争に強い法制度を採用して戦争に特化させることも可能だ。
官僚型専門家経済
首都のみ小屋を敷き詰めて他の都市は農場を多く貼る経済。最も安定しており、かつ柔軟に対応が可能。ルネッサンス期から工業化時代辺りがピークと思われる。ここから戦争に向かってもいいし、宇宙船勝利も狙いやすい。良いとこどりなため割と万能。
専門家を雇用し続けることで生まれる「偉人」は使い道がやや特殊なため、最初は小屋経済から初めて、偉人の使い方が分かったら官僚型専門家経済を試すといいだろう。
偉人の主な使い方は以下の通り。
- 大科学者:初手は首都アカデミー。ルネッサンス期までは「電球」消費による技術獲得。1200ビーカーぐらいは欲しい。
- 大商人:他国に埋めて大量のお金をもらう。遠方であればあるほど金銭を多くもらえる。ルネッサンス期以降は大科学者ではなく大商人を狙う事になる。もしくは、世界遺産「アルテミス神殿」が建設されている都市に向かってみよう。より多くの金銭を得られる可能性が高い。沿岸都市で人工が多い都市もオススメだ。
- 大芸術家:基本不要。黄金期要員
- 大聖職者:基本不要。黄金期要員
- 大スパイ:基本不要。相互通称条約を結んでいなくても他国を自由に回れるため工業化時代までは他国を見て回ってもいいが、基本黄金期要員
大商人は他国の都市に相互通称条約無しで移動することができる。ここで大商人の小技を紹介。
大商人は他国の都市に埋める事で沢山の金銭を得られるが、都市によって貰える金銭が異なる。実際に移動先に移動しないでもわかる方法をご紹介。
移動するときにタイルをShiftキーを押しながら移動させると、移動予約になるため実際に移動しないが、その都市に到着した時に得られる金銭を調べることが可能だ。
以下サンプル例。複数の都市を見て回れる。最後に調べた都市が+1700金銭をくれるようだ。
黄金期について
黄金期とは、タイルのコインとハンマーを+1してくれて、社会制度や宗教変更に伴う革命によるターン待ちを無くしてくれる。パンは増えないが、偉人ポイントが倍になり、小屋の成長速度も2倍になる。基本8ターンだけ有効な期間だ。そのため元々革命のターン消費が無い宗教志向の指導者から見ると恩恵が少ない。我が国は宗教志向だが、今回は大量の土地がある。タイルのコインとハンマーが+1されるので、大帝国であれば黄金期は強力な武器になる。
注意点として、偉人による黄金期を発動すると、次の黄金期を発動するのに+1人追加で偉人が必要になるため、2人、3人、4人とドンドン偉人が必要となっていく。基本は2人~3人消費の黄金期まででゲームが終わる。
また、偉人を都市に定住することもできるが、出力が微妙なため基本は使わない。現在~未来まできて、黄金期も発動できないぐらいになったら首都に埋めることになるだろう。
というわけで、今回はここまで。なんだか情報量を詰め込み過ぎて初心者向けじゃなくなってきてしまった。けれどCivilization等のシミュレーションゲームはそこが面白いから仕方ないね…