よく考えずにAmazonポイントを大量購入すべきではありませんでした

こんにちは。okometsubuです。

 

私は色々あってAmazonに11万円近くお金を投入しています。以下nanaco三井住友カード20%キャンペーン時に購入した際の過去記事。

 

 

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で、最近Amazonプライムが切れてしまいました。正直、更新するメリットが乏しいので再加入を保留にしていますが、丁度タイミング悪く欲しいものがありました。200円くらいの安い封筒です。

 

以前なら簡単に送料無料で買えましたが、今は2000円以上購入しないと買えません。こういう所で贅沢に慣れると生活水準下げるのが大変なことを実感します。

 

丁度他に欲しかった「カセットコンロ」とそのボンベの購入を検討しました。これは、災害時にカセットコンロで水を沸騰させて赤ちゃんの飲水を確保する時とかに使うためです。

 

さて、そこで価格comや楽天市場のポイントを考慮したり送料を勘案して色々見てみると、なんとAmazonが1番高くなっていました。一昔前はそれでも一番安かったのですが、時代が変わったようです。

 

と言うわけで、今回はAmazonギフト券に投資した場合のデメリットと投資効率について考えてみたいと思います。

 

Amazonギフト券に投資した場合のデメリット

  1. 値引きで購入したAmazonポイントを考慮しても他店舗が安いと精神的に辛い
  2. Amazonポイントで支払った分、クレジットカードによるポイント還元が受けられなくなる
  3. ポイントを保有しているだけでは、銀行では無いため金利が発生しない

 

1.についてはそのまんまです。今回軽くショックでした。今回はガスボンベのセットがAmazonでしか売っていなかった事と、割と安価だったのでこれと合わせて本当に欲しかった封筒を買いましたが、今後は小額決済するのはプライム会員にならないと買えなくなりそうです。

 

2.について、これはもうどのポイントサイトでも言えることなので割愛しても良いんですが一応記載。仮に「楽天カード」で全額払えば1%のポイントが貰える所、Amazonポイントを使うとポイントバックが無くなります。そう考えるとその分の費用を引いた額で他店舗と比較したほうがフェアと言うものです。今回、nanaco経由で約4.5%引きでポイントを購入していますが、これを考慮すると「3.5%」引きにした金額を他店舗と比較する必要が出てくることになります。もっと還元率の高いカードを使ったらもっと差が生まれます。それでなくても他店舗の方が安くて今回ガッカリしています。

 

この点について「楽天ポイント」であればそのまま「楽天証券」で投資信託を購入できるので気が楽ではあります。「楽天証券」の投資は上限5万円以上はクレジットカード払いできないため、追加ポイントは完全に1ポイント1円と胸を張って言えるためです。また、楽天カードの支払いに充てることもできます。その場合もポイント満額頂いた上でカード支払いから減額出来るので完全に「」として使えます。その為、ショッピングでポイントを使うと少し損した気分になるのは私だけでしょうか?

 

 

3.についてが今回の本命と言える箇所です。10年間にAmazonギフト券10万円使い切れるのか、使いきれなかった場合、どのくらいの損失になるのかを考えます。

 

流石に10年あれば10万円は使えると思います。とりあえず1年、5年、10年で使い切った場合を超ザックリ見てみます。

 

シミュレーション内容

  • Amazonギフト券は4.5%引きで10万円購入したものとします。
  • クレジットカードのポイントバックが貰えないことから実質3.5%の価値であるとします。
  • 1年、3年、5年、10年それぞれで使い切った場合を想定し、商品はその年一括して10万円の商品を購入したものとします。
  • 年利0.16%(税金考慮済み)の銀行に預けていた場合からの差額を考慮します。但し、福利は考えないものとします。

 

割と怪しい条件ですが、なんとなく分かればいいやの精神でお願いします。

では見てます。

 

1年目で使い切る場合

Amazonポイントの年利

3.5 ÷ 1 = 3.5%/年

 

銀行金利を引いた場合の実質年利

0.16 × 1 = 0.16%

(3.5 - 0.16)÷ 1 = 3.34%/年

 

これはそのまま。年利3.34%です。いい投資先であると言えます。つまり、3500円の得となります。銀行や投資では無いため税金は考慮しなくてもいいのがかなりお得に感じる所です。

 

 

 

3年で使い切る場合

Amazonポイントの年利

3.5 ÷ 3 = 1.17%/年

 

銀行金利を引いた場合の実質年利

0.16 × 3 = 0.48%

(3.5 - 0.48)÷ 3 = 1.01%/年

 

一気に雲行きが怪しくなってしまいました。1.01%/年です。

 

とはいえ、悪くは無いです。3年目に使い切るのであれば、銀行に預けるよりもマシ、いやかなりの優遇です。他店舗より最も安くAmazonで買える商品を厳選して1.01%の年利を貰えると考えれば悪くは無いでしょう。

 

 

5年で使い切る場合

Amazonポイントの年利

3.5 ÷ 5 = 0.7%/年

 

銀行金利を引いた場合の実質年利

0.16 × 5 = 0.8%/年

(3.5 - 0.8)÷ 5 = 0.54%/年

 

0.54%/年。ちょっとお得感が無くなってしまいますね。しかもAmazon以外で購入不可という制約があってのこの年利です。

 

これ見て思ったのは、余っているポイント、ガンガン使いまくって、銀行でも何でも現金で入れないと大損すると言うことがよく分かりました。ポイントは極力すぐに使ってしまって現金を放置した方が手間もかからないしいいかも知れません。

 

 

10年で使い切る場合

Amazonポイントの年利

3.5 ÷ 10 = 0.35%/年

 

銀行金利を引いた場合の実質年利

0.16 × 10 = 1.6%/年

(3.5 - 1.6)÷ 10 = 0.19%/年

 

もしこのパターンになってしまった場合、10年もAmazonで買いたい商品が無い時点で0.19%の価値すら無いかもしれません。こうなったら流石に投資先をミスったと言わざるを得ません。

 

Amazonポイントは10年も期限があるから超安心!

 

と思っている人(私含む)は再考した方がいいと思いました。もしnanacoワザの様にお得にAmazonポイントを沢山購入した人は早めに高い買い物を済ませることでお得感を満喫頂けると思います。3年目くらいまでならかなりお得感はありますのでリミットは3〜4年目くらいかなと思いました。

 

まとめると、Amazonに限らず、現金で無いポイント類はとにかく早く消費した方が良さそうな事と、安いからって無計画にポイントを購入するのは避けたほうが良さげですね。つい先日記事にしたVISAバニラカード然り。何事も計画的に使う商品が無いのであれば、現金保有が一番安心できそうです。

 

 

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買うものが予め決まっていて何時までに消費完了するか目処がたっているならお得なんですけどね。

 

と言うわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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