こんにちは。okometsubuです。
以前、SMBC証券が株主優待クロスNo1である記事を投稿しました。
SMBCの金利や貸株料が最安でかつ、信用取引の売買手数料が無料だからですね。
■買方金利(制度信用・年率)
SMBC:2.5%
SMBC:1.4%
ちなみに、買い側も制度信用取引後、すぐに現引すれば手数料無料で買方金利1日分の費用で株を購入することができます。有名な技ですので、分からない型はググール先生に聞くと良いと思います。
SMBC証券が最強ということは現在も認識代わりが無いのですが、楽天証券とSBI証券が怒涛の値下げ合戦を繰り広げています。
以下ソース
3社を見比べてみますと、
■買方金利(制度信用・年率)
SMBC:2.5%
楽天 :2.8%
SBI :2.8%
SMBC:1.4%
楽天 :1.1%
SBI :1.1%
となります。
つまり、買方金利ではSMBCが一歩有利ですが、貸株料については楽天とSBIが一番安くなりました。ただ、買方は1日分の金利だけで良いので、あまり有利な点ではありません。
クロス取引で一番気を付けたいのは売り建て部分で、権利日までの保有日数分、貸株料がかかるので、最安値の楽天かSBIを選ぶのはアリかもしれません。
ただ、今後どうなるか分かりませんが、注視したい点として、
- 一般信用(無期限)が値引きされたが、株主優待クロス取引の場合、楽天、SBIの場合は(短期)の一般信用が主に使われている印象が強く、(無期限)は株主優待クロスで使えないんじゃないか?
- 売買手数料は楽天・SBI共に発生する
が挙げられます。売買手数料がかなりの割合を占めると思うので、普段はSMBCを使うことには変わりはなさそうです。SMBCなら信用買い後に現引すれば手数料無料で株式購入できます。※ただし、最低1日分の金利は必要ですが。
で、実際に調べてみたら、株主優待がある銘柄でSBIと楽天証券を見てみると、一般信用(無期限)で買えるものが見当たらなかったんですね。はい。この記事の議論はこれにて終了。SMBC一強のまま変わらないという結論になりました。
以下がその証拠です。
楽天 :3.9% + 手数料(大口の場合は手数料不要)
SBI :3.9% + 手数料
楽天証券は大口取引になる条件がとても緩いので、割と達成しやすいと思われます。手数料無料なので、以下を参考にしてみてください。
あ、突然ですが豆知識コーナーです。
SBI証券のことですが、SBI証券にはアクティブとスタンダードという手数料プランが存在します。
クロス取引をするときは、3,6,9,12月の場合、大量の銘柄を売買することになるので、基本的にはアクティブにするのが効率がいいんですね。
で、アクティブ手数料で勘違いしてたのが、「1日の約定代金合計額」についてです。
制度信用取引と一般信用取引の売買両方の合計額が「1日の約定代金合計額」として
計算するのだとばかり思っていましたが、これは間違いで、以下の記載がありました。
出展:SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA
※「国内株式現物取引」、「国内株式制度信用取引」、「国内株式一般信用取引」の「約定代金合計額」・「手数料」は各々別口として計算いたします。
クロス優待での節約方法として、株式を買い付けするときも制度買いとして購入後、現引きをする方法があります。この場合の制度買い部分と、「空売り」で使う一般信用取引の費用は別口となるため、合算して計算しないようにする必要があるということです。
例えば、9万円の株があったとして、
制度買い⇒現引きで9万円の取引、
一般売りで9万円の取引
となるとします。
合算すると18万円ですが、アクティブ手数料の191円が取られることは無く、
制度信用取引9万:無料
一般信用取引9万:無料
で、手数料がただで購入できたことになります。
SBI証券でアクティブ手数料にするときは気を付けてみると良いでしょう。
以上、結局一般信用在庫次第であることに何も変化が無い現場からお伝えしました。