リタイア達成目標額の"日本円"は果たしてそのまま使っていいのか

ただの雑記。

 

2020年ぐらいからアーリーリタイアしたくてたまらない状態でついにビットコインにも投資を始めてここまで来てしまいました。で、当時から色々シミュレーション(笑)をしてでた結論が、1.6億円~2.1億円(税引き考慮込み)あれば家族養いつつ生活水準やらある程度の病気や税金アップ等を考慮してもなんとかなりそう・・・みたいな結論になりました。以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

シミュレーション自体はかなり安全マージン取った上で過去チャートよろしく再現データをもとに株式の最悪時期を当てはめた結果、1.6億円あれば問題なさそう、という結論になりました。

 

ただ、最近の円安だかなんだかのせいで、確実に食費は1.5~2倍は増加していることを肌で感じています。そうです。ちょうど1ドル100円時代から1.5倍程度、生活費が増加しているように感じています。家賃は据え置きですが、普通に今後値上げだったり引っ越し先の費用が水増しされているだろうことは想像に難くないです。

 

で、冒頭に戻って私はビットコインに投資しているのですが、それを売却して税金を全部払った上で1.6億円になった場合、果たしてそれで達成としていいのかどうかというのを考えなければなりません。

 

当時のシミュレーションで考慮したのは

  • 株式の譲渡所得を20.315%から30%に増えた想定
  • 円高/円安を考慮して日本円を生活費14年分、残りはリスク資産(※これならドルベースで物事が見れる)

 

としたのであながち円安/円高どちらに進んでも問題ないことを考慮した上で1.6億円としました。が、基準となる「生活費」が値上げして想定の10倍とかになったら詰みではないか?とちょっと恐怖しました。

 

でも、そのためのリスク資産であり、ハイパーインフレに強いのはその国の通貨ではなく、株やら金、ビットコインということになります。そうなるとリタイア達成額については案外そのまま使える気もしないでもないです。なぜならハイパーインフレにより株やらビットコインの総額が途方もなく上昇することになることが明白だからです。

 

じゃあやっぱりリタイア達成目標額はその当時の円の価値である日本円の基準で考えても問題なさそう、ただしその当時の生活費についてはキッチリ考える必要がある、ということで結論になりそうかなと思いました。

 

ただこれも懸念点があって、ハイパーインフレ+利益乗りまくりからの大増税でガッツリ資産を奪われたらダメかもしれません。とはいえ、もしそのような状況であった場合、普通に働いていてもアウトだし、その国自体がもう終わっててどうしようもない状況なのでアーリーリタイアしてようが仕事してようが関係ないことになります。

 

つまり、己の肉体とビットコインがモノを言う世紀末ヒャッハー時代です。真のビットコイナーとはすなわち、筋トレはもちろん英語も達者で世渡り上手、スキルも持ち合わせている必要があると考えている超人たちを指すことになるでしょう。

 

で、その対策を実際にビットコイナーの方々はしている人を散見しているので、真の意味でのビットコイナーは"アーリーリタイア"とかいう概念は毛ほども無いんじゃなかろうかと思った次第。

 

あれ?何の話してたっけ?

 

ようするに、スキルもない努力する気もない仕事もしたくないが、ビットコインだけはなぜかちゃんといっぱい持ってる私のような人間は、仕事してようがしてまいがハイパーインフレしちゃうような国にいたらアウンとなので、リタイア達成目標額はそのまま現時点の"日本円"で考えつつ、リスク資産とノーリスク資産(円)の配分はきちんとしておこうねって思ったのでした。おしまい。