リタイアしたい病になって2週間近く経過しました。リタイアしたい欲と、リタイアして大丈夫かと思う自分と、リタイアした後の周りの反応に耐えられるかどうか不安な自分に苛まれています。
ということで、今回はリタイアしたい欲に任せて、いつ、リタイアできるかを軽く考えてみます。もちろん自分用なので、自分の投資方針とリタイア時の総資産、ポートフォリオを考えるだけなので見る必要ないです。
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方針
- 目標額はとりあえず日本円で考えます。1ドル145円としておきます。
- リタイア目標額は1.5億円にします
なんとなくですが、1.5億円だと不安感および世間の目のダブルのせいで仕事辞められなさそうな気がする。気がするけど、「いつ仕事を辞めてもいいんだが?」ができるのは強い。そういう意味で、まずは1.5億円を目指す。
今の状況
ざっくりで見てみる。正直、いまどのぐらいあるかあんまり分かってない。税金考慮せずでまとめる。
- BTC:約4800万
- 疑似BTC銘柄(株):約1200万円
- 他仮想通貨:約240万円
- 投資信託(NISA含む):約250万円
- 現金:約250万円
円安のおかげでビットコイン様は割と利益出てます。円安効果やべぇです。
こう見ると、つみたてNISA枠も雀の涙でしかねぇなぁってなる。グラフにするとこんな感じか。
BTC関連だけで集めると、約90%、後は4%ずつという感じ。我ながらぶっ壊れてるポートフォリオだ。投資信託はNISA分ぐらいしかない。全部BTCにスイッチング済み。
疑似BTCであるMARAやRIOTは買ったタイミングが最悪だったので割合低めです。もう少し増やしたいなぁと思っているので、BTCが値下がりしたらスイッチングも結構検討してます。
話が脱線しました。
ということで、基本的にはビットコイン様のご機嫌次第ということになります。
では今のビットコイン様の価格はどうかというと、「約380万円」だそうです。正直、ビットコインはドルベースで見た方が良いかなと思ってるので、ドルで見ますと「約2.6万ドル」となります。
さて、ということで、ビットコインがいくらになったら1.5億円になるでしょうか。一旦軽く考えてみます。
適当シミュレーション条件
- 疑似BTC銘柄はBTCと同じぐらいしか暴騰しないものと仮定します。※本当はもっと伸びて欲しいが途中利確とかもするだろうから一旦。
- 為替は変動無しで145円として考えておきます。
- 面倒なのでBTCは利益に対して55%の税金が発生するものとします。
税金を考えなければ簡単で、BTC関連=6000万円なので、2.5倍の値段になったら目標達成です。380万円の2.5倍。つまり1BTC=950万円です。なにげに難易度一気に低くなった感じがする。税金考えなければ2025年のタイミングで「もう仕事辞めてもいいんだが?」が使えるのか。
さて、ということで税金も考えましょうか。とりあえず建値は重要なのでリストアップ
■建値適当に
- BTC:230万円
- MARA:18.38ドル
- RIOT:25.62ドル
■BTC関連保有比率
- BTC:74.2% = 1億1130万円
- MARA:21% = 217,241ドル (3150万円)
- RIOT:4.8% = 49,655ドル (720万円)
これを達成すればいいというわけです。とりあえずMARAとRIOTは価格同じで計算した結果で考えればいいか。今似たような値だし。
ということで、税金考慮したらこうなりました。
いつ売るか(あくまで目安。税金考慮)
- BTC=約1550万円
- MARA,RIOT=約50ドル
税金キッツい!!!
税金考慮したらBTC1550万円か。税金55%は利益にしかかかりませんが、こう暴騰しまくっちゃうと超絶難易度上がった感は否めない。MARAは今から約5倍にならないと達成できない。結構シンドイ数字だ。うーん。2025年はリタイアちょっと無理かもなぁ・・・。2028年になって税制も変わって申告分離課税になった後に売るのが安パイな気がしてきました。
税金考えなければ2.5倍の950万円/BTCでリタイア達成できるのに・・・雑所得が憎いぜ。
・・・って思ったけど、1550万円って1BTC=11万ドルだよな。それぐらいなら2025年の半減期で行けるんじゃね????あれ?かなり現実味帯びてる数字じゃない???(1ドル145円計算)
うーん。2025年でそこまで行けるだろうか。半減期毎に暴騰力落ちてるからなぁ・・・S2Fモデル提唱していたPlanB氏によると、2024年の半減期は4~5万ドルぐらいまでしかいかない、的な発言があったとか。以下BITTIMESサイトより引用します。
ttps://bittimes.net/news/149380.html
ともあれ、2025年末で行ける可能性としてはギリギリなんとかありそうな雰囲気です。というか、1BTC=11万ドルぐらい、ちょっとした勢いで行ってほしいです。
そうなると問題は、到達した時点でBTCをキッチリ手放せるかどうかという点だろう。
リタイア後は次のようにバケツ戦略というものを使ってリタイアする予定、もしくは「いつ辞めてもいいんだが?」状態で多少仕事を続けるつもりです。以下過去記事。
バケツ戦略のポートフォリオ?はこういう感じになります。
つまり、このバケツにあるようにBTCを全部売らないと達成しません。しませんが、私はビットコイン信者であり、多少持っておきたいという思いもあります。ビットコインはたかが1550万円/BTCで終わるやつじゃない(※2028年以降の話)とおもってるので。
が、保有し続けると2025年でリタイアできなくなる。バブル崩壊したらBTC下落しまくるから。
ということで、ついでなのでバケツ戦略についての金額ももう一度見直しましょうか。
バケツ戦略の考え方をおさらいすると、
- 株式は基本7年で復活するよ(※但し世界恐慌は考えないものとする)
- 短期バケツと中期バケツでその7年間をしのぐよ
- 7年しのいだら長期バケツが復活してくるはずなので、そこを売って生活するよ
- ITバブル崩壊+リーマンショックの場合、7年後にまた暴落が発生したので、それを考慮するなら7年後に長期バケツから中期、短期バケツに資金を入れるよ
というものだ。長期バケツは株式、中期バケツは債券、短期バケツは現金としている。が、ここで問題になってくるのは長期バケツと中期バケツだ。中期バケツの債券についてですが、日本で米国債を購入すると為替問題が発生します。※当然ながら長期バケツもそうですが
以下過去記事
安定を求めているのに為替問題も発生するというリスクが生じる点が難しいし、世界の経済が不安になったら株価が下落するとともに、円高になりやすいというダブルパンチを食らうことになります。そんな中、ヘッジ無しの債券を持っていた場合、債券で株の下落は抑えられても円高効果は押さえられないんじゃないかと危惧しています。
なので、日本に住んでいて、バケツ戦略をするならこうした方がいいんじゃないかと思い始めています。
中期バケツはTLTを考えていましたが、1.5倍疑似RPARにするのはどうだろうか。
まず、株式の暴落が収まるのが大体7年と言われているので、とにかく7年分耐えられる生活資金を日本円で持っておきます。ただ、当然ながら平時では現金(日本円)の効率が圧倒的に悪くなるのでトレードオフでしょうか。ぐぬぬ・・・悩ましい所です。
で、7年したら株式も落ち着く=円高も落ち着いてほしいという希望的観測で、中期バケツに残っていた約2年分の1.5倍疑似RPARを使います。こちらのポートフォリオは大暴落時は一緒に落ちますが、復活速度がとても早いため、7年間の生活費を日本円でしのいでいる間に運用益が乗ってほしいという願望を込めて入れています。
とはいえ、円安に進むなら長期バケツが全部為替で良い感じになるので、そこまで悲観しなくていい気もします。最後に実際の割り当て金額をみて考えましょう。
RPARについては以下過去記事。
で、長期バケツが問題。本来は株式だけですが、ここにビットコインをぶっこみたいのです。理由は3つある!
ビットコイン信者だから使えるポートフォリオ。最悪、現金7年+RPAR2年の生活費が手元にあります。ビットコインであれば2回の半減期があれば普通に復活してくれることを期待したいです。
そうなれば株式よりもビットコインの方が暴騰率は高いので、現金比率を2年から3.5年にして運用益を減らしたとしてもそれほど大きな問題にならない・・・ことを期待したい。
問題は生涯ビットコインというクソ高ボラティリティを見ながら生活できるのかって話。老後になったらすっごく怖そうなので、株式とビットコインのポートフォリオを作って長期バケツに積み込んじゃおうかなと。
とういことで、一旦イメージを付けるために割り当てる金額を確定させます。
生活費35万円/月、総資産1.5億円として計算。
バケツ戦略の割り当て金額
- 日本円:2,940万円
- 1.5倍RPAR:840万円
- 長期バケツ:1億1220万円
長期バケツは1億1220万円となりました。比率にすると、
長期バケツ:その他 = 74.8% : 25.2%
となるので、中々攻めてるポートフォリオと言えるんじゃないでしょうか。
これぐらい攻めてるなら、やはり米国債を持つ必要はなくて、日本円で7年間生活費をプールしておくので十分な気がしてきました。平時では75%の長期バケツが活躍してくれますし、暴落時は7年+ RPAR2年で生活はできそうです。多分。世界恐慌じゃなければ。
後はビットコインをどのぐらい持つか。
正直な所、私はビットコインを大量に持ちたいと思っていません。理由は、2022年ぐらいのタイミングですでに全体の20%の資産が紛失されて取り出せなくなっているという事情があります。以下coinpostサイトより引用します。
失われた5億円相当のビットコインを取り戻せるか、あと一歩に迫った「21世紀の宝探し」
これまでのビットコインの永久喪失数は、2019年のデータで推定400万〜600万BTCに上る。これは、最大発行枚数の4分の1に相当する量で、多くのBTCがブロックチェーンから動かせなくなっている状況を示している。
こんな怖い物、老後にまで持っていきたくない!
という思いと同時に、国が終わったりするリスクを考えると、ある程度保有していないとそれはそれで怖い!
という思いと2つの思いで苛まれてしまいます。ぶっちゃけ老人になった後にウォレットを自分で開いて送金して・・・とかできる自信ないです。普通にプロの人もウォレット紛失してるのに素人の私が老後管理なんてできると思えません。
また、取引所に置いておいても、銀行のように1000万円まで補償!とかそういうの無いのも恐怖ポイントです。とはいえ、似非ではありますがビットコイナーなので、生涯枚数をたくさん持ちたい、という趣味みたいな考えもあります。
人間の欲望に上限はない。ここは心を鬼にしてある程度売ることを視野に入れないといけないでしょうか。
私自身はビットコイン=20万ドルは余裕で到達、40万ドルはまぁ、多分行くでしょ(80%程度確信)みたいなノリで考えているのでその時になるまでは保有し続けると思います。
そうなると、2枚ぐらい持っておけば十分かなと思っています。途中リバランスを考えると2.5~3枚ぐらいでしょうか。
リタイアするタイミングが1550万円なので、3枚保有すると4650万円相当になります。長期バケツが1億1220万円なので全世界株式(or 先進国株式)の額は6570万円相当になります。この辺の割合は感覚です。ビットコインは歴史が浅すぎるので予想もクソもないです。
ということで、まとめるとこうなる。
終わりの始まり時のポートフォリオ
明らかにリタイア後のポートフォリオじゃないな?????
ということで、恐らくですが、私は次のように行動します。
恐らくですが、ビットコインはバブルになってるはずです。1000万円が上限なのか、2500万円ぐらいまで行っちゃうかもしれません。そうなると、予定の1.5億円をはるかにこえる可能性もありますし、1.5億円でポートフォリオを組んだ瞬間に大暴落するかもしれません。
ともあれ、ビットコインをポートフォリオに入れている以上、すぐに仕事を辞める心境にはなっていないでしょう。ただし、「いつでも仕事を辞めていいんだが?」状態には理論上(笑)なっているので、適当にダラダラ過ごして、頭に来たら辞めればいいかなとか考えてます。
だったら2025年で一旦ビットコイン全部売ればいいじゃんって思うかもしれませんが、売った後に滅茶苦茶伸びるのを見るのって結構辛いのよ。2021年で学んだ。バブルを見るのも辛いし、バブル崩壊を見るのも辛かった。どっちも辛い。それがビットコイン。
なので、追加4年仕事に専念すれば、このバケツ戦略で使ったポートフォリオを次の半減期になったらビットコインに戻すことでとてつもない爆益になる可能性も秘めているという感じで。仕事やめらんねぇなぁ・・・
とまぁ、ここまで書きましたが、BTCが1600万円到達してくれないと何もはじまらないので、とにかくまず1600万円到達してくださいおねがいします!!!!!