こんにちは。okometsubuです。
何度か書いていますが改めて自身に言い聞かせるために書きます。あくまで「株式投資家」目線であり、元々から「仮想通貨」トレーダーの方向けではない点ご了承ください。
日本では4倍レバレッジが可能でしたが最近は規制等で2倍レバレッジ迄となっています。このレバレッジ取引は米国株で有名な3倍レバレッジETFであるSPXLやTECL,SOXLとはまた違うレバレッジのかけ方で、CFDによるレバレッジ取引となります。以下過去記事。
私は以前、このように考えていました。
「ビットコインは半減期ボーナス中であり、2021年末までに右肩上がりしかしないのだから、レバレッジ掛けたら大きな利益になるじゃないか!」
と。
この考え方自体は正しいと今でも思っていますが、レバレッジを掛ける場合のリスクをキチンと把握しきれておらず、結局収益プラマイ0円ぐらいで疲れて辞めた経験があります。
ではレバレッジを掛けるとどのようなリスクがあるのでしょうか。
BTCをレバレッジ取引するリスク
- 毎日金利が発生する。特に日本ではロングもショートも両方金利を払うことになる※海外取引所だと基本ショートだと金利を貰うことが出来たりする
- 強制ロスカット価格が設定されており、この金額を下回ると強制決済しつつ、余計手数料を多くとられる
この2つ。
最初は簡単で、借金して取引するわけですからそれに対して金利を払うことになると。これも日本だと結構な額で、1日0.04%です。これ凄くて、365日換算だと14.6%/年です。やばくないですか???
海外取引所だと動的に変動しているため一概に言えませんが、似たような年利になる可能性を秘めています。
そして次の「強制ロスカット」がとにかく問題。
最初に述べた通り、ビットコインはレバレッジを掛けなくてもとてつもないボラが発生する恐怖の投資対象です。右肩上がりを信じられたとしても平気で1日30%下落するとかしょっちゅうです。
そうなると突然30%下落して強制ロスカットされた後、すかさずリバウンドしてそのまま右肩上がりしてATH・・・とかなったらもう悲惨の一言。
それを回避するにはむしろ30%以下になったらレバレッジ比率を上げる戦いをするのが無難になります。少しずつ下落幅が増えたらレバ比率も増やして行くと。これについては以前試したことが合って、結構上手く行きました。
ただ、結局その相場を待ってる間「機会損失」し続けることになるんです。なので一々それを見てから投資するのは面倒だし機会損失もあるので辞めました。もしやるならBOTで対応するのがベターでしょう。
ただ、毎日金利が発生するというリスクも考えると中々辛いものがあります。
そもそもですが、ビットコインはSPXLやTECLに負けない暴騰力があります。あえてレバレジを掛けて無理をする必要性は無いのです。
ARKK誕生からのグラフ
2014-09末~2020-11末までのグラフとなります。
ということで結論としては、無理してレバレッジをかけてまでBTCに投資する必要性は無いなと改めて記事にしました。
・・・と、ここまで書いておいてなんですが、海外取引所を使って「BTC」現物を担保に大幅な調整が発生した時のみ自動で「レバレッジ」取引を使うやり方なら、「機会損失」せずに割と安定して投資できるんじゃ・・・と思い始めてしまいました。
さっきのヤツですね。
まとめ
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チャレンジ中のやつ
チャレンジ中のやつは「日本円」で待っていたのでBTCが値上がりする機会損失を常に受け続けていたのですが、海外取引所では「BTC」建てで待つことで機会損失は一切発生しません。そう考えると、あれ、やってみてもいいかもしれない・・・と今一瞬思ってしまっている。
例えば今年の6月ぐらいまでは今年の半減期ボーナスは有効だと思っていますので、その短い期間だけBOTを動かしておくとか。あれ、いいんじゃないかもしかして。
いかん・・・タイトルに偽りありになるかもしれない。
ただ結局一撃50%下落したら25%下落した所でレバ取引したら間違いなくロスカットで大損します。そのリスクとリターンが割に合っているのかよく考えた方がいいでしょう。
ということで、
「ビットコインはレバ無しで3倍レバレッジETF並にボラが激しいから無理すんなよ!」
ってお話でした。米国株投資家からしたら恐怖の対象であるというのを頭の片隅に置いた方がいいです。仮想通貨界のトレーダー見てると羨ましく思うんだけれども百戦錬磨の人たちだからこそできるんだろうなぁと。
ということで今回はここまでと致します。