【FTX JP】四半期先物がついに解禁しました!

※親会社であるFTXが破綻しFTX JPも利用不可となりました。本記事はあくまで過去のものとして備忘録として残しておきます。(2022/11)

 

この度めでたく「FTX JP」にて「四半期先物」の取り扱いが開始されました!!!

 

以下FTX JPの公式ブログより引用します。

 

四半期先物リリースとキャンペーンのお知らせ

https://ftx.com/jp/blog/post/dated-future

本日より、FTX Japanで四半期先物の提供を開始しました!

 

キャンペーンもやってるので、FTX JPの口座持ってる人はやってもいいでしょう。30名の狭き門なので当たらないでしょうけれど、そんなことより四半期先物が解禁されたことの方が滅茶苦茶嬉しいです!!

 

↑これ

 

 

さて、この四半期先物とはいったい何かというと、超ざっくりいうとこんな感じのものです。

 

  • 現物価格(BTC/USD)と各四半期先物とで値段に乖離があるよ
  • 各四半期の期限に近づくにつれて乖離が無くなっていき、現物価格とイコールになる(はず)よ
  • ただし期限(09/30とか12/30とか)になったら強制的にポジションが清算されるよ

 

多分こういう感じ。残念ながら私は金融リテラシー0なので概ねしか把握していませんが、概ね上記の通り動きます。最後の強制的にポジションが清算されるのは過去実験で試したらそうなったのでここは間違いないでしょう。

 

とまぁこういう先物です。ではちょっとBTC-1230を見てみましょうか。

 

 

下の青い線が「BTC/USDの現物(19783)」価格でその上が「BTC-1230(19877)」の価格です。

 

今が9月16日なので、それが12月30日に向けて、この赤字分の乖離が徐々に埋まっていくというものです。

 

これが何を意味しているのかというと、「BTC-1230」をショート(売り)して、「BTC/USD」を現物買いしてクロスして12月30日まで待てばその差額分儲かる(はず)というものです。

 

なんだこの錬金術は!?

 

ってなるんですが、上記例だとたった「0.4%」の乖離しかないことが分かります。とはいえ、9月→12月までの約3.5か月で0.4%なので年利としたら「1.3%」程度という感じでしょうか。

 

これは現物価格と先物価格で差が生じないようにするためのもので、乖離を抑える役割を担っています。要するに先物の方をショートする人が増えることで、現物価格と先物価格を近しいものにするという仕組み(だったはず)

 

で、この乖離ですが2021年とかのバブル時だと年利20%程度の乖離があったりして超絶ロングイケイケ押せ押せ状態だったことがあります。その時にこの期限が定められた先物を両建てしておけば気軽に20%年利を貰えたというわけです。

 

デメリットは次のようなものでしょうか。

 

デメリット(というか私が理解できてない部分)

  • 期限ぎりぎりになったら必ず乖離は無くなるのか不明
  • ポジションを取った後にさらなる乖離が発生する可能性
  • 基本、期限ぎりぎりまで資金が拘束される(期中に乖離が逆転するニュースとか無ければ)
  • 期限が近付いたら確実にポジションを解消することになるため、利益となる税金を考慮しておいたほうがよい

 

前者はかならず期限ぎりぎりになったら乖離が無くなるか不明慮な点。過去の経験上、乖離は無くなっていますが、期限ぎりぎりで大規模なニュースで大変な乖離が発生する可能性も否定できません。多分。まぁ基本大丈夫だと思う。

 

2番目については単に利益が減るという話。例えば、先ほど例にあげた図だと「0.4%」の乖離しかありませんが、一大ニュースとかで大暴騰したら乖離が1%とか3%とか発生する可能性も否定できません。

 

その場合、0.4%の乖離で両建てしてしまったらその分損失となります。ただしこのデメリットはあくまで更なる利益を得られないというだけなので、安全と言えば安全な取引が可能。

 

ただ、3番目の「拘束期間」は発生してしまいます。当然、ポジション組んだ後に大暴落が発生して先物価格と現物価格が逆転する可能性はあります。というかETHマージ前なんかまさにそうでしたよね。

 



 

上記はTradingViewの「FTX:ETH1230/FTX:ETHUSD*1000-1000」の結果。1000倍してるのは100倍だと小数点部分が出ないので1000倍にしてる。現状は-3.0となっているので-0.3%ということだ。

 

これを見ると、EHTマージ前は-3%近くの乖離が発生し、ETH1230先物ロング、現物売りの逆ポジションが発生することになります。

 

なので、その手前で「ETH1230先物ショート + 現物買い」を乖離が無い状態でポジションを組んだ場合、「-3%」のタイミングでポジションを解消すれば、12月30日まで待たなくても3%以上の儲けが出たということになります。

 

今回の場合はETH現物を保有した場合「ETHW」がもらえるので「現物売り+先物ロング」ポジションを持つのか、ETHWでもらえた分の利益を狙うのか悩ましい所だった・・・はず。多分。私はなーんも分からないのでポジション持ちませんでした。

 

一応、Maticチェーン上にETHがあったりしたものをイーサネット上のETHにしたりOptimismのETHをL1上にもって来たりとかはしましたが、ポジションは取っていいか分からなかった・・・

 

ということで、基本的には「先物ショート+現物買い」が基本となるわけです。ただ、現状冬相場真っ只中なので、使い方わかってる人以外は特に必要性が無いかなぁとか思ってます ※私は使い方分かってない勢

 

ともあれ、日本で四半期先物が誕生したのは本当に喜ばしいことです。日本政府の一声でどうにかなる可能性のある海外取引所使うぐらいならFTX JPだけ使ってた方が心の安寧にもつながると思っています。

 

ということでいつもの最後に張ります。最近完全にFTX JPの信者になってしまって恐縮です。国内取引所で頭100個ぐらい抜けて最強すぎるので宣伝せざるを得ない。

 

いつものアフィ勧誘

ということで、FTX JPのリファURLを張ります。こちらのリンクから新規口座開設をすると永年手数料が5%減りますので是非!

 

FTX JPは取引停止となったためリンク削除しました