ここから書くことは本当にただの雑談。心の整理。ビットコインが下落して7割落ちそうとかだったら全然OKだし頑張って仕事しようってなるんですが、本件はFTX絡みの話。
実は前々から気づいてたしなんなら過去記事でも取り上げたことがあったが、目をそらしていた。だが、やはり直視した方がいいだろう。
私はFTX JPに全財産7割近い仮想通貨を一時的に預けていましたが、途中で怖くなって大部分を撤退しました。一部残ってますが甘えたので最悪諦めます。
が、そんな私が恐怖しているツイートがある。だいぶ前に話題になったのですが、目を背けていました。人間見たくないものは見ないようにしたいのです。でもやはり見ます。以下Gukoさんのツイート。
クリプトレンディングサービスで、意外と知られていない留意点
— Guko (@crypt_guko) 2022年8月9日
米国レンディング企業が倒産する場合、倒産時に預けていた資産がなくなるだけでなく、倒産前90日の間に引き上げた資産も返すよう請求される(法により倒産企業側に請求権がある)
そして言うことを聞かないと、訴訟される場合がある
これについてですが、実は前々から把握していてそれを踏まえてFTX Earnは大丈夫か等を検討していました。以下過去記事。
この法律問題の焦点は「FTX Earn」がレンディングサービスか否かに関わってくる気がしています。※個人的な考えです。
8月の時からここ、本当に恐怖ポイントだったので当時サポートに確認したんですね。そうすると、次のような回答を頂きました。サポートからの回答ということで真偽はもはや不明ですが。
- FTX Earnは「レンディングサービスではない」
- 「貸出」をそもそもしていないので、「分別管理の対象」となる。
- ETHW付与される際改めてFTX Earnに預けたETHでETHW貰えるか確認したところ、レンディングサービスじゃないから貰えると回答あり。事実、もらえた。
上記になったからこそ、全資産の7割をFTX JPに預けたんですね。あのFTXで、かつ、レンディングサービスじゃなくて、更に日本の取引所であり分別管理の対象なんだからまま、セーフでしょって。
で、事実、ETHをFTX Earnに保管したらETHWを取得できたことがありました。レンディングサービスでは付与されないはずなのでガッツポーズです。以下過去記事。
つまり、FTX Earnはレンディングサービスじゃないので米国連邦倒産法が適用されてしまっても 11章 547条に該当しない、つまり、倒産前90日の間に引き上げた資産の返還に応じる必要はないんじゃないかなぁと見ていました。
・・・見ていましたが、はたして本当にレンディングサービスではなくて5~8%のAPYを稼げることが可能なのか・・・?と今さらながら怖く感じています。実態はアラメダに持ってかれてるとか云々あるのですが、表面上はレンディングサービスじゃないと明言されてるから大丈夫でしょって思うのだが・・・
しかしながら国に何か言われたら泣き寝入りです。もしそうなると、Earn報酬受け取っていたほぼ全員が対象になるので本当にキツイ。出金して安心している人(※私)もターゲットということになりかねません。
11章547条とかいうのを食らうと、私は全資産の6~7割を失うことになる。全資産の7割だ。ハッキリ言って、人生終わるレベル。結構ガチでFTX Earnに入れていたのだ。FTX JPのサービスが本当によくて、ブログで宣伝するぐらいでしたから、有言実行、ガチでガッツリ資産を入れていました。
話が冗長になってしまいました。申し訳ありません。
さて、その後の流れを見ると、これはアメリカ(US)の話であり、FTXグローバル版だとどうなるか不透明になりそう。ここまでくるとさすがに専門家レベルの知識が必要だし裁判次第だから誰も今の時点では回答でないのではって勝手に思ってる。で、Gukoさんのツイートでこんなのがあったので引用させて頂きます。
なるほど、ありがとうございます。
— Guko (@crypt_guko) 2022年11月12日
私の元々のツイートは、米国の破産法の話ですが、FTXグローバルはFTX USとは別の国で法人登記されていたと思うので、どうなるのか気になりますね。
あれ、FTXグローバルだからアメリカ関係ないかも?
これが本当なら本当に心が救われる・・・じゃあFTXグローバルはどこなのよ?って軽くググってみたらバハマっぽい?正直情報良く分からないのでリンク割愛しますが「FTXインターナショナル Wiki」でググったらバハマってでてきた。
あー、だからバハマだけ先に出金できたのかなぁとかちょっと思った。バハマ口座持ってる人が優遇されてるのはそういう理由だったのか・・・?(※個人の見解です)
じゃあFTX Earnはどのサービスだったかっていうとグローバル版っぽそうなので大丈夫そうなのだろうか。一応公式サイトより引用します。
ttps://help-jp.ftx.com/hc/ja/articles/8825765022233
*FTX EarnはFTX Internationalが提供しているサービスです。FTX Earnを利用する際は、FTX Internationalが定める利用規約に同意する必要があります。
グローバル版っぽそう。FTX US版ではない。
そしてP2P暗号資産貸借サービスについてはグローバル版っぽそう。以下Coinpostサイトより引用します。
日本進出した仮想通貨取引所「FTX」とは |主な特徴とサービスを徹底解説
前述のとおりFTX Japan株式会社は、FTXの商品及びサービスを日本の法令に準拠した形へ徐々に統合していく予定です。その施策の一環として、FTX Japanではユーザー間が設定する金利で仮想通貨を貸借し、現物取引でのマージントレーディングに活用できる「P2P暗号資産貸借サービス」の追加を予定しています。
本サービスはグローバル版FTXが提供する貸借サービス「FTX.com P2P Borrowing/Lending」と連携するようです。
こっちもグローバル版っぽそうなので、レンディング全般は全部FTX International側のサービスだったということで、バハマ側の法律が適用される・・・されない?
といってもバハマの法律とか知るわけないし、現在「米連邦破産法11条」にて破産申請したらしいので、じゃあ米国の法律になるの?とかもう良く分からない。
ただ、こういうツイートも見かけました。TKさんのツイートを引用させて頂きます。
どこの国の企業であろうがCh11申請対象企業であれば米国の法律に基づき判断されるはず。日本の法律を尊重するとは考えられない。破綻する企業に鬼のように有利なのがCh11。米国外の企業でも米国で少しでも事業実態があれば破産申請できてしまうハードルの低さから、世界中の企業に重宝されてます。
— TK (@HikoukiR) 2022年11月11日
ようするに、結局米国の法律に基づいて判断されるということ。
ああぁぁぁぁ・・・・じゃあこれ完全にダメなやつだ。グローバル版だからとか関係ない。ガチで終わりを迎える。
しかし、そうはならない可能性も示唆された。あくまで可能性の話であるという前提のもとですが、以下加納雄三さんのツイートを引用します。
なぜなら、
— 加納裕三@bitFlyer (@YuzoKano) 2022年11月13日
①チャプター11での再生計画で、現地法人の法律を尊重すると思われる
②親会社が債権者で子会社が債務者の場合に、子会社の顧客預り資産を取り崩してまで親会社に債務を支払えと言わないだろう
②を強行すると、日本の顧客が優先弁済されてるので、返還してくれと言わないといけません。
そんなことは凄くコストのかかることだし、個人顧客が返してもらったものを、アメリカの裁判のために元に戻すと思えません。
— 加納裕三@bitFlyer (@YuzoKano) 2022年11月13日
だから、親会社は泣き寝入りすると思います。子会社の社長を訴えるか?
と言っても、子会社社長も国内の法令に基づいて処理してると抗弁するでしょう。
なるほどなぁ。日本と争うだけ時間とお金の無駄ってことか。
上記のツイートについてFTX Earnとはまた別の話だと思いますが、まさに私が懸念している部分にも影響がある話じゃないかなぁと勝手に解釈してる。多分。合ってるかなんてわからない。
が、個人を相手に一々返還を求めることのコストはバカにならないってところから、案外大丈夫じゃないかとも思えてきた。ただ、氏は最後にこう締めくくっている。
本件の場合は子会社には純資産がありそうなので、普通に考えると子会社は大丈夫だと思うのですが。
— 加納裕三@bitFlyer (@YuzoKano) 2022年11月13日
親子間の債権債務が分からないので、これが明確にならないと本当のインパクトは何とも分析できないとも言えます。
うーん。もう全然どうなるか分からない。実際取り立てにくる可能性は十分あるってことかな・・・。世界規模の話で前例がないらしいから本当にもう良く分からないタスケテ!!!
ということで、ガチで取り立てられたら全資産7割消失してガチ引退です。さすがにアーリーリタイアは出来ません。幸いなことに3割は手元にありますので(つみたてNISA、残った暗号資産等々)、生涯働いて質素に暮らせば生きてはいけると思います。ただ贅沢はもうできないねぇ!
ビットコインが4000万円に到達してもアーリーリタイアはむずかしいでしょう。いやさすがに4000万円までいけば、65歳ぐらいでリタイアできるかなってそれもうほぼ定年じゃないですかヤダーーーーーーーーー!!!!!!
そしてこのFTX問題は何年続くか分からない点も面倒な所です。
こんなヤキモキした気持ちで後10年ぐらいFTXでゴタゴタする日が来る可能性もあるとか、もうどっちに転んでも生きる気力自体が無くなってきました。疲れた。
ビットコインがゴミになって人生終わるならまだしも、全然関係ない盤外からの攻撃で終わることになるとは夢にも思いませんでした。この点本当に残念です。
ただ、もし日本の法律が重視された場合、FTX JPは暗号資産と法定通貨を分別管理してくれていたようなので、全額取り戻せる可能性が高まっています。以下公式サイトより。
ttps://help-jp.ftx.com/hc/ja/articles/12458835958681
以前より、当社ではお客様からお預かりしております資産については法令に則り、暗号資産は当社のコールドウォレットにおいて、法定通貨は日本の信託口座において、分別管理を行っているとご案内を差し上げていたところです。つきましては、当社でのそれぞれの資産の管理状況及び当社の自己資産の状況等について、以下のとおりご報告申し上げます。
1.暗号資産の管理状況について(2022年11月11日現在)
2.法定通貨の管理状況について(2022年11月11日現在)
これで日本側が勝利した場合は全額戻ってくる可能性があります。そうなってほしいですが、果たしてどうなるか・・・10年ぐらい揉める可能性もあるらしいので、気長に待つことにします・・・
なお、冒頭でもお伝えした通り私の勝手な心の中の叫びを書いてるだけであり、内容が正しいかどうかは全く分からない素人なので参考にしないでください。ただ一応サポートからの回答はガチなので必要になったら証拠をなんか偉い人と交渉することになったら提出する予定です。まぁ、国と国とのバトルだからそんなオペレータの回答なんて何の効果も無さそうですが!