こんにちは。okometsubuです。
本記事は非常に個人的な投資方法に関する記事です。私は以下のルールで出た値を÷5して毎日投資中です。河童さんのブログ記事を引用したものとなります。
株価が暴落した時の準備はできていますか?【追加投資ルール】 - 個人事業主が節税してインデックス投資
https://secrets2mysuccess.net/2020/02/03/are_you_ready_for_next_market_crash/
追加投資額を求める計算式はこうです。
=(POWER(下落率-8,1.1)+12)*0.4
グラフにするとこうなります。
元々この式は先進国株式の投資信託を対象としていて、為替の影響も考慮した上で考案されています。そして私の場合は面倒という理由なだけでVOOを指標として毎日積立額を決めてます。ただVOOを指標とした場合、少し問題が生じました。
- VOOは米国株なので翌日の朝にならないと前日終値が分からない
- 前日終値を待つと毎日投資するタイミングが朝しかなく、投資を忘れることが頻発する
- なので、前々日の終値を指標として、当日の夕方~夜にかけてゆっくり投資したい
- その場合、前日終値を指標とするのと前々日を指標とするのでどちらが有利かを見る
ズボラな理由ですが、もう1つ理由があって、前々日が「株高」の場合、翌日は「株安」になる方が多いんじゃない?というものです。通常時であれば右肩上がり相場なのでそうはならない可能性が高いですが、暴落中であれば話は変わります。前日終値ベースで投資すると上手くかみ合わない可能性もあるかなぁと適当に思った次第です。
というわけで、大きな違いが無ければ前々日でも前日でも適当なタイミングで終値を見て投資すればいいじゃん!っていう日々の投資を楽にしたいためのものです。
というわけで、「世界恐慌」時と「リーマンショック」時の2つのタイミングで見てみたいと思います。対象はS&P500をターゲットとします。以下適当ルールで見てみます
- 対象はS&P500(^GSPC)で見ます。
- 「世界恐慌」時は高値から底値になるまで(約4年)を見ます
- 「リーマンショック」時は高値から10%下落まで株価が戻った所まで見ます
- 前日と前々日の終値をベースにした計算式で当日の終値を買った時の株枚数の累計を見ます
シミュレーションする前の感想として、ぶっちゃけそう大差はないと思ってます。前々日の終値で見てもいいんじゃないかなぁという感想が強いです。
まま、とりあえず世界恐慌から見てみましょうか。世界恐慌は直近高値(1929-09-16)から底値(1932-06-01)まで4年の年月かかりましたのでその間見てみましょう。
世界恐慌時の結果(大底まで)
正直全く違いが分かりません。違いがほぼないため1本の線に見えるほどです。毎日積立するのであれば殆ど気にしなくて良さそうな気がしますね。一応結果としては、本当に僅差で前日終値をきちんと見て買った方が良いという結果になりました。とはいえ誤差でいいかなと思いました。
では続いてリーマンショック時を見てみましょう。2007-10-09の高値から大底を打って、その後-10%の下落を解消する日まで積立た場合を見ます。
リーマンショック時の結果(-10%下落が解除されるまで積立)
これもほとんど違いは無いですね。こちらの場合も本当に僅差で前日の終値を指標として購入した方が結果は良くなりました。が、本当に誤差の範囲ですので気にしなくていいかなと思いました。
なんとも微妙な検証でしたが、結果としてはそこまで根詰めてキッチリ買わなくても適当に毎日コツコツ適当に購入しとけばいいかなぁと言った具合で収まりました。
というわけで、今回はここまでと致します。