こんにちは。okometsubuです。
本当に株価がうなぎ登り中で、VOOの暴落前の高値から15%マイナスの位置まで上り詰めてきました。正直すでに格安感を感じなくなってきている昨今です。そして相変わらずコロナショックが終わったら株価はうなぎのぼりするという意見と世界恐慌に近い大変な事態が起こるとする勢力の2極化が進んでいるように見受けられます。
というわけで、毎日投資額を少し減らしました。以下の計算式から÷3して毎日行っていましたが、÷5ぐらいに切り替えました。元は河童さんの記事となります。
株価が暴落した時の準備はできていますか?【追加投資ルール】 - 個人事業主が節税してインデックス投資
https://secrets2mysuccess.net/2020/02/03/are_you_ready_for_next_market_crash/
追加投資額を求める計算式はこうです。
=(POWER(下落率-8,1.1)+12)*0.4
グラフにするとこうなります。
以前の記事で÷3することで3年の積立期間もつかな?と思いましたが、暴落具合によりますが3年もたなさそうだったので÷5にしました。本当に少額投資になります。
また、7:3で「先進国株式やS&P500の等倍銘柄」:「iFreeレバレッジNASDAQ100」に割り当てていましたが、これを「先進国株やS&P500」にのみ投資する形にしました。
こういう式を使った場合は変なルールを決めないで愚直に積み立てるのが一番良いとは思いますが、以下の考えが頭にあるため今回修正しました。
- 追加投資資金は若干生活資金も入っているため大きく賭けるのは望ましくない
- 元の計算式の場合、半年~1年程度で使い切ってしまうためその後の暴落に対応できない
- 「世界恐慌」の「底」になるまでは高値から3年かかった。その後数十年、底付近をうろちょろする世界になるので、少なくとも3年ぐらいの猶予はあっていいのではないか
- そもそも毎日投資が十分に出来なくても問題ない。今投資している商品(既に投資済みの3倍レバレッジ達)の復活で頑張ればいい
世界恐慌レベルだと、S&P500を直近高値の35%下落した地点で購入できたとしても20年近く復活に時間がかかります。以下当時の確認記事です。
世界恐慌時のS&P500と下落率のグラフ
一番右端でヒットした日を完全復活として期間を計算します。35%は今現在の下落、55%はリーマンショックの底のイメージで書いてます。
35%下落:1929-11-11~1951-01-04(約21年)
55%下落:1931-04-29~1949-07-06(約18年)
70%下落:1931-10-01~1942-12-17(約11年)
80%下落:1932-04-08~1933-04-10(約1年)
今現在16%の下落地点ですので当時の世界恐慌を当てはめると、今、S&P500やら先進国株式を購入した場合は25年程度になるでしょうか。レバレッジを効かせたら40年とか50年とかになりそうです。
とはいえ、世界恐慌にならずに株高に一気に行く可能性だってありますので、毎日投資も悪い話じゃないです。むしろ世界恐慌まで行く方が確率低いっぽいらしいですし!
どうなるか分かりませんが機会損失回避のためこれからも少額ずつ毎日投資を取り込んでいき、もし資金が余ったら前回の「底」から半年~1年過ぎても次の「底」にならなかったらその日に順張り投資として行えばいい、というスタイルを行います。最近何度も書いてますねこれ。自分に言い聞かせるようです。
イメージとして、「逆張り」に厚めに張るのは「等倍商品」、「順張り」時に厚めに張るのは「レバレッジ商品」みたいな感じを持ってます。「底」が見えないからこそレバレッジ商品への積立は慎重になっています。ただ、この意見は毎日投資としてスポットでの購入に限ります。毎月のドルコスト平均法側は普通に今からでも「レバレッジ商品」に投資続けます。10年~20年の積立を行うことを想定しているためです。以下「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を毎月積立で20年積み立てた場合のシミュレーション記事です。
世界恐慌時にTECLやQLDの疑似検証が出来ないのが残念ですが、ITバブル崩壊やらを見てみた場合、やはり最終的な元本投資額の2倍ぐらいの時に早期に売ってしまって安全を確保する考えがあれば20年あれば余裕がある気がします。だって今まさに暴落が発生しようとしているのですから、世界恐慌があっても最初の3年が株高で購入することになり、残りの10~20年で低い株価を買いためて行けばいいのですから。
本記事はあくまで「スポット」での毎日積立の投資方法であり、1~3年の短期決戦用の資金であるという視点であるため、無理して頑張らなくていいかなぁと言った具合です。÷3程度では時間的分散が薄いかなと思った次第です。
とにかく今回のコロナショックはそれに付随して他のショックが発生しうる状況にあると思います。どのような結果になっても柔軟に対応するもよし、どれかに的を絞って一転集中投資するもよしです。私はちょっと疲れたので少額ずつ投資することにします。
というわけで、今回はここまでと致します。