SMBC日興証券がやはり強い!株主優待クロスで楽天証券大口顧客と戦わせてみた。

こんにちは。okometsubuです。

 

最近我が子が腕だけハイハイを覚えて少しずつ動き始めました。今日も元気にパパの布団までハイハイしてきて、今飲んだミルクを吐き出して満面の笑みです。

やめてくれよ・・・

 

そんな我が子にきちんとした教育を与えるべく、今回は株主優待クロスを見ていきたいと思います。

私はSMBC日興証券による株主優待クロスが最強(在庫がほぼ無いが)だと思っていましたが、楽天には「大口優遇」という、所謂お金持ち専用のサービスがあります。

 

他の証券会社も似たようなものがありますが、楽天証券の場合は他の証券会社と比べて非常に難度が低く、850万円(それでもかなりキツイですが)あれば、一日で大口優遇顧客になる事が出来ます!

 

簡単にですがやり方は以下に記載しています。

  

okometsubulog.hatenablog.com

 では、この楽天証券の大口優遇とSMBC日興証券の普通の顧客サービス、どちらが株主優待クロスに秀でているのか確認してみましょう!

 

秀でているのかの判定条件は単純にコストによるものとします。在庫数は考えません。

 

株主優待クロスに必要な経費を改めてまとめます。株を買うときは制度信用取引で購入し、その日のうちに現引することで初期手数料を削減する形で計算します。

 

株主優待で必要な経費

  • 株購入手数料
  • 空売り手数料
  • 制度信用買方金利(保持日数÷365日)
  • 一般信用貸株料(保持日数÷365日)

 

ではそれぞれの費用を当てはめていきます。

 

楽天証券大口優遇の場合

  • 株購入手数料:無料
  • 空売り手数料:無料
  • 制度信用買方金利2.8%
  • 一般信用貸株料3.9%

 

続いてSMBC日興証券を見てみます。

 

SMBC日興証券の場合 

  • 株購入手数料:無料
  • 空売り手数料:無料
  • 制度信用買方金利2.5%
  • 一般信用貸株料1.4%

 

パッと見ただけでSMBC日興証券の勝利が分かります。圧倒的ですね。 

楽天証券の大口顧客の場合は手数料無料ですが、SMBC日興証券は最初から無料です。

 

一番差が出るのは売方の貸株料です。

「たった2.5%程度の誤差なんだから気にしすぎじゃない?」

と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

 

例えば14日前に40万円の株をクロスした場合を考えてみましょう。

 

楽天証券大口顧客の場合

  • 株購入手数料:無料
  • 空売り手数料:無料
  • 制度信用買方金利:40万 × 2.8% ÷ 365日 × 1日 = 31円
  • 一般信用貸株料:40万 × 3.9% ÷ 365日 × 14日 = 599円

合計:約630円

 

 

続いてSMBC日興証券です。

 

SMBC日興証券の場合 

  • 株購入手数料:無料
  • 空売り手数料:無料
  • 制度信用買方金利:40万 × 2.5% ÷ 365日 × 1日 = 28円
  • 一般信用貸株料:40万 × 1.4% ÷ 365日 × 14日 = 215円

合計:約243円

 

差額:387円(SMBCの方がお得)

 

かなりの差が生じました。約2.5倍SMBCの方が安いことになります。つまり、売り方金利が最強で取引手数料が無料のSMBC日興証券が最強であることは揺るぎないわけです!

 

そんなSMBC日興証券ですが、最強過ぎて空売りで使う一般信用売の在庫がほとんど無い状況です。なら早めに取得を!と思うと、日々の金利が積み重なり地味にストレスです。

 

楽天証券も1回大口優遇化しておくことで3,4ヶ月は大口優遇化が可能なので、在庫数と相談しながらどちらの証券会社も使って行くのがベターかなと思いました。

 

こうなるとSBI証券は一歩遅れを取ってるので何かしら新しいサービスが出ないかなと期待しつつ、今回はここまでに致します。

 

 

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