アーリーリタイアする時、株式50:債券50の比較的安全なポートフォリオで生活費4%ルールすると30年間は95%ぐらいの確率で資産が消え去ることはない、というのが巷で有名な話です。
で、取り崩す方式も、固定で毎回資産を売却して受け取るか、その年その年のポートフォリオの成績によって売却額を変える変動制を採用したりと、その辺も考えなきゃなぁって。
で、思ったんですよ。アーリーリタイアした時点ってつまり、「アーリー」なのでまだバイトぐらいはできるんじゃね?と。
バイトで生き延びろ
- アーリーリタイア達成したら40~50歳ぐらいなのでまだ働ける
- なので株式80%:債券20%等のハイリスクなポートフォリオを組んで置く
- 1年優雅に過ごす
- 1年後、売却タイミングでちょうど株が大暴落して大損していた。このタイミングで売るとかなり勿体ない!!!
- 1年間の生活費をバイトでなんとかつないでポートフォリオそのまま
- これを最長で5年間ぐらい繰り返す
- 基本的に大暴落があっても底値から半値程度は反発しているもの。ある程度回復してきたこと、寿命が5年ぐらい縮んだので総資産の必要額も減っているため難易度が下がることが期待できる
- 逆に初年度から株価が暴騰したらそれ売って生活すればいい。成功したら80%20%を70%30%に切り替えてもいい。
- そこから優雅にFIRE
うん。いいんじゃないこれ。最悪、強気なポートフォリオじゃなくてもよくて、株50%,債券50%だったとしても、成績がアーリーリタイアした直後に悪かったらバイトして賄えばいいじゃないですか。40~50歳なので5年間ぐらいはバイトできるでしょうし、初年度から投資が成功したら後はもう働かなくていい可能性もある。最初に強気ポートフォリオを作成したためだ。
こうすることで、精神的負担は大幅に軽減するとともに、寿命も縮まって難易度も大幅に減らすことができつつ、運用資産を下手に大暴落したタイミングで売らずに済んで一石三鳥です!
問題はバイトで1年間の生活費を賄えるか問題。昨今のバイト代の相場は大体どんなもんでしょうか。AIに聞いてみましょう。以下はBardの回答。
40歳から50歳にかけての平均のバイト代は、大体時給1,000円から1,200円です。ただし、これはあくまで平均であり、実際のバイトの給料は、経験やスキル、仕事内容などによって大きく異なります。例えば、接客業や販売業では、時給が1,000円以上になることが多いですが、倉庫作業や清掃業などでは、時給が800円から900円程度になることもあります。また、アルバイトの求人サイトやアプリなどでは、時給1,500円から2,000円のアルバイトもたくさんあります。
はーん。大体1100円ぐらいで見ておけばいいっすかねぇ?
1日8時間働いたとして毎月22日働くとすると約15万円。年間にして180万円程度でしょうか。税金も105万円の壁といわれているので、そこまでかからないでしょう。
もし生活費が15万円を超えているようだとちょっと辛いかも。その場合はやや安全なポートフォリオを組むか、3年間ぐらいはダラダラ過ごせるように生活費として日本円を手元に置いておくとか考えてからアーリーリタイアすると良さそうです。
そうですね。その考えを元にするなら最終形態はこうでしょうか。
ただの妄想
- 株式80:債券20とかの強気ポートフォリオ作成
- としつつも、3年間の生活費をプールしておく(※この時点で80:20のポートフォリオじゃないという意見は受け付けない)
- 最初3年間相場が悪かったらプールしたお金で過ごす
- 4年後もアーリーリタイアした当初よりもポートフォリオの成績が悪かったら働く
これの欠点は、3年間ぐーたらしたらバイトなんかできなさそう、ということです。3年ぐーたらはさすがにもう何もできなさそう。1年でも結構何もでき無さそうなのに。
ということで、あくまで妄想ですが、アーリーリタイア初年度はそこまで安全に行く必要はないのかなぁと思うのでした。まぁ実際なってみないと分からないね。
自分の場合はどうなるかっていうと・・・ビットコイン大量にあるので恐らく売るに売れない状況になっていると思います。税金的に。そうなると、資産はあっても結局暴落も考慮することになるので、次の半減期迄バイトでつなぐ・・・とかの覚悟をしてそうな気はする。それはリタイアなのかと問われると怪しいです。