※親会社であるFTXが破綻しFTX JPも利用不可となりました。本記事はあくまで過去のものとして備忘録として残しておきます。(2022/11)
分かる人向け記事というより自分用。
FTX JPでFundingRateのCSVを取得できるのですが、何気に2週間ぐらいしか取得できませんでした。
ttps://ftx.com/jp/funding
が、FTXのAPIを叩けば過去のデータも取得できそうなことが分かりました。以下WEBうぉーかーサイトよりPythonコードを参考にさせて頂きました。
BinanceのステーキングとFTXでローリスクで年利10%以上運用を狙う方法 | WEBうぉーかー
嗜む程度の趣味プログラムしかできない私には非常に嬉しい情報です!
ということで、上記サイトのスクリプトを次のようにちょっと直しました。動けばいいという感じで。
・500件以内の指定日から20日間取得にした
・取得後CSVファイルに書き出し
1日毎にループするとAPIサイトに負荷がかかるため適当に20日間毎に取得してCSVに出力するようにしてます。CSVじゃなくてDBに入れてもいいかなと思ったけどそんなに凝ったことしないので適当に。後でサンプルコード備忘録で残しとく。
これにより、大昔の時期から現在まで各銘柄のFundingRate取得できました。
ちなみいにFTXのAPIマニュアルはこちら。APIシークレットキーとか不要でそのままAPI叩けたりする。
API Documentation
https://docs.ftx.com/#get-future-stats
GET /funding_rates
ということで、今回やることはこんな感じ。
今回やること
- FTX JPでPERPがある銘柄を対象に過去のFRを確認する
これだけ。裏の理由として、PERPでショートしつつ「FTX Earn」で報酬もらえるんじゃね?って思ってて、じゃあテストする銘柄どうしようかな?って思って今回検証する感じです。
本当は記事にしないで自分の中でデータ持っておけばいいんですが弱小ブログだから誰も見てないしまぁいいでしょう。
対象銘柄
時期が違かったりするのでなんとなくやります
- BAT
- BTC
- DOGE
- DOT
- ENJ
- ETH
- FTT
- LTC
- OMG
- SOL
- XRP
FTT辺りなんかはロング側が有利な気がする。FTTステーキング的な意味で。
じゃ、見てみましょうか。
簡単な条件
- FRの報酬/支払いは本来ドルだが、各通貨で受け取ったものとする
- 複利は考慮しない。
- 通貨100枚をショートした場合のチャートとしています。つまりチャートが右上に上がれば上がるほどショートが有利という感じで。
某ナンスは各通貨での受け取り/支払いですがFTXだとドルなのでちょっと面倒なので上記の条件にします。
最新の日付からチェック①
ENJが一番新しくて2021-02-21からなので、そこからチェックします。ちなみに
なお銘柄が多すぎるので適当に二つに分けます。
ぶっちゃけFRなんて大昔の傾向は参考にならないと思うので直近の数か月だけ見れればいい気もしますが、とりあえず2021-02-21で比較します。
最終結果
- ENJ:+20.6%
- BAT:+6.6%
- FTT:+2.7%
- OMG:-24.3%
- DOT:+4.2%
- SOL:+17.8%
OMGがなんかバグってますが、何かイベント戦があったのでしょう。OMGはとにかくロングをしていると有利なようです。ちょっと調べてみたらBOBAトークンのエアドロップイベントがあったようです。確かになんかあった気がする。
こういう時に参戦するのが良いのですが、いかんせん私は仮想通貨のことについて何一つ分かってないので参戦せずに傍観するだけだったのでした。こういうイベントは後数年で無くなる可能性もあるから本当は参戦した方がいいんだけどねぇ。日本円が無いという理由で参加してない。
下から2位はFTT。これもそうだよなって思えるのは、FTTは持てば持つほど取引手数料が下がったりIEOへの参加券(※海外のみ)の枚数が得られるとか利点があるので、同数をショートして持てばその恩恵だけ得られるのですから。
さて、この中で最もロングしちゃいけないのがENJとなりました。逆に言えばショートしてたらいいという感じの銘柄です。
とはいえ、先ほどのOMGみたいに何かしらイベントが発生したら逆転する可能性もあるからなぁ。
ということで、次の銘柄を見てみます。
最新の日付からチェック②
2021-02-21からチェック
最終結果
- BTC:+11.4%
- ETH:+10.4%
- XRP:+13.2%
- LTC:+6.2%
- DOGE:+14.0%
順位
- ENJ:+20.6%
- SOL:+17.8%
- DOGE:+14.0%
- XRP:+13.2%
- BTC:+11.4%
- ETH:+10.4%
- BAT:+6.6%
- LTC:+6.2%
- DOT:+4.2%
- FTT:+2.7%
- OMG:-24.3%
こんな感じになりました。こうなると時価総額とか流動性を考えるとBTCやETHでやりたくなってくる。次点でSOL。ハッキングニュースがあったにもかかわらず直近相場だとロングがやや有利になった点は逆に面白い。みんなショートするかと思ったらロングが有利なのだ。ハッキングは買い。
※2022/08/22 修正
ロングが有利=下げ相場なので上記文言取り消しました。
ちなみに時価総額はこちらでチェックできる。
以下CoinMarketCapサイト。
ttps://coinmarketcap.com/ja/tokens/
2021年2月というとバブル頂点の3か月前ぐらいなのでロング側が不利になるのはしょうがないと思う。例えば、2021年2月21日からのBTCのチャートはこうだ。
こうみると、2021年2月21日から極端にFRが悪くなってるのが分かる。
なのでその期間を外した所も見た方が良いかもしれない。
ということで、FTX JPのリファURLを張ります。こちらのリンクから新規口座開設をすると永年手数料が5%減ります!
FTX JPは取引停止となったためリンク削除しました
冬相場で余裕が無いんです許してください。
ということで、長くなりそうなので一旦今回はここまで。
あ、最後に一応FundingRate取得してCSV出力するスクリプトを張っておきます。雑に作ったので動けばいいという感じなので使わないでいいです。python使ってます。
#=============================================
#!/bin/python3
import requests
import time
from datetime import datetime
#スタート日時
t = datetime.strptime('2019/03/07 00:00:00', '%Y/%m/%d %H:%M:%S')
st= t.timestamp()
#スタート日時から+20日-60秒してその時間だけ抽出する
end = st+1727940
#スクリプト終了日時(本スクリプト起動日時)
sc_end = time.time()
#取得する通過を選択
tick = "BTC-PERP"
# CSV出力先ファイル名
output = "{出力先のフルパス}";
# ここでファイルを初期化しているのでしたくない場合は注意
f = open(output,'w')
f.close()
f = open(output,'a')
f.write("時間,マーケット,[object Object]\r\n")
while st < sc_end:
url="https://ftx.com/api/funding_rates?future="+str(tick)+"&start_time="+str(st)+"&end_time="+str(end)
res0 = requests.get(url)
res = res0.json()
len_cases = len(res["result"])
i = len_cases-1
while i >= 0:
try:
rt=res["result"][i]["rate"]
rt=float(rt)
rt=str(rt)
ft=res["result"][i]["future"]
tm=res["result"][i]["time"]
f.write(tm+","+ft+","+rt+"\r\n")
i=i-1
except:
i=i-500
st=st+1728000
end=end+1728000
f.close()
============---
以下続き