こんにちは。okometsubuです。
※この記事は自分への鼓舞を目的としたものであり、投資方法を推奨するものではございません!!ご注意下さい!!普通に怖いよ!!
いきなり結論から書きますが、以下の条件で人生生きることが出来るのであれば怖くないです!※あくまで過去実績では!
- 今からは3,40年運用可能で3,40年後に下ろせればいいという余剰資金である
- 早期償還は無いものとする
怖くないといった手前、メッチャ怖いんですけど!未来のことなんか分からないですから!
ただ、早期償還がなければ割と不安は無くなります。例えばSPXLなんかだと3倍レバレッジですから指数が33%下落したら99%失うわけで無一文になる可能性がありますが、サービスが終わらなければ暴落からの復活もまた、もとに戻ることを過去実績が証明してくれます。
では、その過去実績ではどうかというと、リーマンショックやブラックマンデーなんかを直撃しても、時間が全てを解決してくれていました。以下過去検証記事です。
開始時1970年から2009年の39年間を運用することで、3倍レバレッジ商品を運用している3つがすべて「S&P500」に勝っているという点です。SPXLはこの時96%程度の大暴落を直撃したわけですが、長い期間をかけたことにより通常のS&P500に打ち勝っています。
最も怖いのが早期償還で、短期間で指数が99%を超えたらサービス終了はいそれまで、です。但しSPXLにおいては上記有名な大暴落があったとしても問題ない水準でしたので、今後も無い事を期待している訳ですよ。
※TECLとSOXLは危ないかも。以下過去検証記事。
と言うわけで、未来のことは分かりませんが、SPXLは早期償還は発生しない事を前提に話を進めさせていただきます。
この場合、本当に「3倍レバレッジ」商品、特にSPXLは只々危険な商品となるのでしょうか。そもそも危険とは何なのでしょうか。
危険と思う理由
- ちょっとの暴落で資産が一瞬で半分以下になる可能性を大いに秘めている
- 下落して底の底まで行くと、復帰するまで指数の倍近い時間がかかる可能性がある
- ボックス相場では単純に投資資金が目減りするので損した気分になる。(実際損してる)
最初の危険については早期償還がなければ実はそれほど危険では無いと考えています。何故ならS&PA500は過去数百年ずっと右肩上がりであり、必ず復活すると信じているからです。
え??右肩上がりを信じていない人はどうするのかですって??
投資しないで銀行に預けておけば良いんじゃないでしょうか…
なので一時的に90%近く落ち込んでも気にせずに放置で良いと考えます。むしろ、90%まで下がったらレバレッジ無しの銘柄を売ってでも買い付けると良いのではと考えています。何故ならレバレッジで90%と言うことは、指数側は30%の下落程度のハズです。ここでレバレッジ商品にスイッチしたらなんと60パーもお得に購入できますね!
まぁ、当日は怖くて何も出来ないだろうなと思いますし、スイッチしてる間に株価ご戻るという恐怖を味わうことになるかも知れませんし、そもそも市場が空いてない気もします。
私は一時的な下げは恐怖していませんが、2番目の値戻りの時間が、最大の恐怖ポイントになるのではと考えています。何故なら人には寿命があるからです。
以下ITバブルとリーマンショックをダブルで受けたときの過去検証記事です。
ITバブル~リーマンショック後の元本復活までの期間
1位:リバ50% :2012-09-06 (約12年)
2位:S&P500 :2013-02-08 (約12年半)
3位:リバ60% :2013-02-19 (約12年半)
4位:リバ70% :2013-05-17 (約13年)
5位:リバ80% :2014-09-05 (約14年)
6位:ナンピン :2016-12-07 (約16年)
7位:リバ90% :2016-12-07 (約16年)
8位:SPXL :2017-05-25 (約17年)
過去の話ですが、S&P500は12年半で回復しましたが、SPXL単体の場合だと17年もかかってしまいました。この例ですと、例えば残りの運用限界期間が「25年」だった場合、25年目に大暴落を食らうと寿命でアウトですが、8年目くらいで大暴落を食らった場合、その時点から17年で復帰していること、かつ、8年分の運用益が加わることでS&P500に投資しているときより圧倒的に優位に立っている可能性を秘めていることになります。
なので、運用限界が「25年」であれば運用8年目で方向性を定めるのが良いかもしれません。8年目で利確してもよし、25年後にピークに持っていきたいならそのまま継続してもいいです。もしくは、上記の記事のように「現金」でリバランスすることで最大パフォーマンスを捨てて復活期間の短縮を狙えば良いでしょう。
私は最悪、後「30年」ぐらいならまだなんとか自分の意志で運用可能なはずなので、逆算して大体あと15年くらいまでに決着を付けたいなと考えています。決着がつかなかったら30~40年近くの運用を強いられることでしょう。最悪40年運用してもいいですが、おじいちゃんになってるので運用取引するのに骨が折れそうです。この間、投資したお金も使えないのがいと厳しす。
とはいえ、この「時間」について考えると、「3倍レバレッジ」商品はむしろとてつもなく安全な商品なんじゃない?と思えています。
むしろSPXLが安全だと思える理由部分
- 運が良ければ最短(10年程度)で老後の資産形成まで完全に終わらせられるパワーを秘めている
- 上記のように運が良かったら、市場にそこから長居する必要がなくなり、早期撤退することで今後の95%下落するほどの「大暴落」を食らう回数が単純に少なくなるため被害を大幅に軽減できる可能性を秘めている
- 運が悪く、最初の10年で大暴落を食らっても100年に1度といわれるリーマンショック時+ITバブルを食らっても17年程度で復活しているため30年後ぐらいにはS&P500を超えているはず!!(希望的観測)
- ITバブル+リーマンショックを途中経由しても30年運用すれば78倍近くになったことを過去シミュレーションで確認済み(※先ほどの過去記事その1)
- 早期に暴落を食らうことで、超長期運用がハッキリと分かるため、現実をしっかり見据えて本業の仕事に専念できる!やったね!!!!!!!!!
- 早期に暴落を食らう事で早い段階で早期リタイアに対してあきらめて将来の見通しが立てやすくなる。
これを見てわかるとおり、若い人が有利で40年近く運用できるのであれば早めにSPXL100%投資することは理に適っていると思っています。若ければ資産も少ないですが、投資額を抑えても十分夢を見れます。要するに30~40年続ければ大暴落を2、3回数受けても耐えられる運用益が備わり最強に見えるやつです。
投資シナリオはこうです。
最初の10年前後は賭けに出ます。当たるも八卦、当たらぬも八卦。初年度に500万円〜1000万円程度をぶち込み、ここで勝てたらもう人生上がりの1億達成です。全部利確してもよし、S&P500、先進国株式とかに鞍替えするもよし、一部10%程度の資金をまたSPXLに投資して更に30年間放置するも良しです。贅沢な悩みですね!最高にハイッてやつだァ!!
もし失敗したら、なんとそこで終わりではなく後10年〜20年運用出来れば「S&P500」よりも更に好成績まで株価が戻る可能性に満ちています!どうせみんな20年間くらいは積み立てるでしょうから、もう20年間見ないで放置すれば良いんです!
つまり、レバレッジ商品はお金を増やすというより時間を買う訳です。しかも過去実績ではどこで投資しても30年間ガチホすれば必ずプラスになるという過去結果がありますので、失敗しても人生でチャンスは2回貰えるという破格の条件が付いてくるわけです!
また、もし運用年数が残り少なくなってきたと思ったら「SPXL:現金」の比率を修正して行けば大事故は防げます。あと何年運用するのか、あとどのくらいリスクを投資できるのかを考えながら比率を調整してみてはと思っています。「SPXL:S&P500」でもいいですが、リバランスがめんどいのと、年を取ると操作が手間取りそうなので年をとったら現金リバランスにしそうです。
先程の過去記事の例を挙げると、「SPXL:現金」を50:50にすることでオリジナルのS&P500よりも場合によっては若干元本復活が早まるパターンもあると言えます。※ITバブル+リーマンショック時の結果なだけですが、最悪ケースとして頭の隅に置いておくのも悪くないかなと思います。
ITバブル~リーマンショック後の元本復活までの期間
1位:リバ50% :2012-09-06 (約12年)
2位:S&P500 :2013-02-08 (約12年半)
3位:リバ60% :2013-02-19 (約12年半)
4位:リバ70% :2013-05-17 (約13年)
5位:リバ80% :2014-09-05 (約14年)
6位:ナンピン :2016-12-07 (約16年)
7位:リバ90% :2016-12-07 (約16年)
8位:SPXL :2017-05-25 (約17年)
とまぁ色々書いてきましたが、一番怖いのは未来のことなんかどうなるか分からないのだからどうやっても全部の資産が溶けるかもしれないし、右肩上がりにならずに右肩下がりになったらSPXLだけじゃなくて他の米国株も御終いです。どう頑張っても右肩下がりなら資産が溶けていくだけですからね。
なのでSPXLは超長期運用においてはかなり有望な投資先ですが0になることも考慮して余剰資金でやりましょう、とさも当たり前な事をお伝えして今回はここまでと致します。