対決!ノーセルバリュー平均法VSドルコスト平均法その8(暴落10年前_10年積立編)

こんにちは。okometsubuです。

 

まさかの長期連載シリーズ第8回目です。多分需要は無い。ですが、私の投資方針を固める記事なので絶対に記事にします。

 

今回は疑似SPXLにて各歴史上の暴落発生高値から10年前かつノーセルバリュー平均法において追加投資をする額を最短で10年分積立てられる額で投資した場合の検証です。以下過去記事。SPXLを積立投資する場合に参考になるかもしれないし、ならないかもしれない本シリーズ、今回はどんな結末を迎えるのでしょうか!?

 

 

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やることを要約すると、「年利15%」以下になったら積立投資予定額の10年分割したものを毎年投資するというものです。前回が15年分割で、ドルコストは30年分割かつ「年利15%」以下は関係なく、毎年定額投資するというものです。投資額は目安として載せてますが、割合だけ定めれば後は同じ投資方法で倍率を出すことは可能です。

 

 

じゃ、さっさと始めましょうか。

 

 

 

今回のシミュレーション条件

  • 面倒なので1ドル100円換算とします
  • 初期投資として6万ドル投資したものとします
  • 運用期間はとりあえず30年分は見ます
  • 年利目標は15%とします
  • 追加投資上限を6万ドルとします。初期投資額と合せて12万ドルまで自身の懐から出ることになります
  • 年1回の株価判定を行い、その時に年利より上下していた分を追加投資して、下落してなかったら追加しない
  • 毎年チェック時の追加投資する場合、1回辺りの上限を6000ドルとし、上限6万ドルに到達したら追加投資は終了となります
  • 追加投資額は疑似SPXLに余すことなく購入できるものとします
  • 追加でドルコスト平均法を参加させます。こいつも初期投資を6万ドルとして、毎年2000ドルを無条件に追加投資する形とします。30年後にキッチリ6万ドル上限まで使います。
  • バリュー平均法やドルコスト平均法の現金が余ったらその分最後に足し算します。

 

簡単に言うと、初期一括投資で財産の半分を投資して、残り半分を「ドルコスト」か「ノーセルバリュー」で戦わせる、というかんじです。前回までと一緒。

 

全シリーズ(その1~5)と違うのは1回辺りの上限を4000ドルから6000ドルにした点だけです。これで「15年」分割から「10年」分割になります。

 

 

低迷期が長い暴落達勢ぞろい!(いつもの)

 

さて、世界恐慌なのですが、世界恐慌開始前の10年について、残念ながらデータがありません。なので、ちょっと異例の対応を行います。

 

 

これも本シリーズで毎回伝えてるやつ。なんとなくでいいんだよ何となくで!

 

んじゃ見てみてみましょ。

 

 

世界恐慌-10年前からの30年

1919-09-03(疑似空間)から1949-09-02の30年間を見てみます。(疑似空間)はITバブル崩壊10年前の1990-08-31~2000-08-30の期間の値動きを強引にだしています。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • ノーバリュー(10年):4.49万ドル(0.37倍)
  • ノーバリュー(15年):7.92万ドル(0.66倍)
  • ドルコスト:5.34万ドル(0.45倍)
  • 総額:12万ドル

 

今回もノーセルバリュー平均法(10年)が大敗してしまいました。これは厳しい。世界恐慌を見るなら15年の積立投資額が欲しいですね。ただまぁ、ドルコスト平均法との差は1万ドル程度なのでちょっと辛いですが攻めた結果です。受け入れられなくもない金額だと思います。

 

それよりも最初の10年で3.5億を超えてるのでもうどの投資法でもいいんじゃないかな・・・

 

ドルコスト平均法が手前までなら有利ですが、1億円超えたら売却することを検討しているのであれば、数ヶ月、達成が早まる程度にしかなりません。この条件かでのドルコスト平均法は安全を求めるというよりも、右肩上がり時に利益を乗せたいための投資と言えるでしょう。

 

ともあれ、手前に用意したのがITバブルなだけなので、実際はもっと低い可能性は否めないという点を考慮して、30年後の結果としては「ノーセルバリュー平均法(15年)」の勝利となりました。

 

これについては散々「ノーセルバリュー平均法(10年)」が弱いという前提で始めているので何も不思議じゃない。というか、前半は年利15%以上なのでそもそも投資を開始していないため、結局前回までの記事で結果は分かっていた結果でした。

 

・・・え?

だったら他の暴落でも全く同じことがいえるんじゃないか?

ですって!?

 

いえいえ、一応「年利15%以下なら追加投資」というルールがあって、年利は毎年ガンガン増えていきます。そのため投資タイミングは過去にずらすほど高値で判定されるので結果は結構変わるんじゃないかなと思ってます。それを確認するために検証しているところがあると考えればOKです。多分。よくわかんない。わかんないから検証すれば雰囲気解決!

 

ではここからが確認したい暴落達のオンパレードです。世界恐慌を捨てた場合の暴落達に耐えられ、かつ、暴落耐性・成績が良いのであれば採用余地ありありです!

 

ベトナム戦争辺り-10年前からの30年間

1958-11-29から1988-11-28の30年間を見てみます。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • ノーバリュー(10年):351.91万ドル(29.33倍)
  • ノーバリュー(15年):330.69万ドル(27.56倍)
  • ドルコスト:321.62万ドル(26.80倍)
  • 総額:12万ドル

 

僅差ですが「ノーセルバリュー(10年)」の勝利です!

 

ともあれ、ドルコスト平均法より30万ドル、約3000万円も高いのですから十分効果を発揮していると言えるでしょう。暴落して3.5億ですからね。いやぁ、ヤバイヤバイ。

 

さて、今回は20年運用も見て見たいです。結構面白そう。

 

ベトナム戦争辺り-10年前からの20年間

 

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • ノーバリュー(10年):31.61万ドル(3.16倍)
  • ノーバリュー(15年):29.79万ドル(2.98倍)
  • ドルコスト:29.05万ドル(2.90倍)
  • ノーバリュー(10年)総額:11.34万ドル
  • ノーバリュー(15年)総額:9.6万ドル
  • ドルコスト総額:10万ドル

 

勝者は「ノーセルバリュー平均法(10年)」となりました。

いつもの通り投資しきれていない分の現金も含めた形での結果です。10年側が先行して多めに投資しているとかそんな部分ですね。

 

20年間伸び悩んだ残念時期ですが、それでも早期に10年分割で投資した方が有利になったということです。やはり米国株の基本姿勢は右肩上がりにあり、早期に投資すればするほどお得であるという考え方で基本は問題が無いということでしょう。

 

それでも世界恐慌やその他の暴落が不安になるので、10年分割程度の濃度であれば世界恐慌ドルコスト平均法には劣りますが命は守れそうですし、他の大暴落程度であれば最も優れた投資法となるのです。

 

いや、7年分割とか6年分割ぐらいの方が強いかもしれません。でも世界恐慌でアウトなのと、早期に金額を投資しまくるので、SEC介入とか株価下落しすぎでSPXLやTECLが早期償還になったらその分残念になるので、しっくりくるのは10年~15年ぐらいがベストだと感じています。

 

今回のコロナショックからの世界恐慌ムーブにも耐性があります。世界恐慌は底まで3年でしたから、3年分が失われるだけで済むね!!!!!

 

それかドルコスト平均法。なんだかんだ、SEC介入と大暴落による早期償還リスクに対しては安全性は高まります。30年分割での投資で薄めているためです。当然、投資人生終わりの20年後、30年後とかだったらすべからくみんなお陀仏なのでそこは知りません。皆違って皆いいんです。どれを選択するかはその人の好みということです。

 

前も言ったかもですが、私はドルコスト平均法にするぐらいならノーセルバリュー平均法(15年)にするかなぁと思ってます。多分。現実としては10~15分割の金額範囲内でやると思う。SPXLやTECLは必ず端数がでるので、その間の金額になればオールOKみたいな。そんな感じ。

 

話が脱線しました。私は赴くままに文字を入力してるのでやたら長文になって糞化していくのです。悲しいなぁ。これを読まされている読者の方がもっと悲しいでしょうが、耐えてください!私も耐えてるんだからさ!!(意味不明)

 

第一次オイルショック-10年前からの30年間

1963-01-11~1993-01-10の30年間を見ます。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • ノーバリュー(10年):736.08万ドル(61.34倍)
  • ノーバリュー(15年):682.38万ドル(56.87倍)
  • ドルコスト:667.09万ドル(55.59倍)
  • 総額:12万ドル

 

いやー、強い。またノーセルバリュー(10年)の勝利です。

 

結局過去のチャートを追っているわけですから、「早期に沢山投資した方が強いよ!」理論にのっとれば10年分割が強いのは当たり前の話なのかもしれません。ただ、無作為に突っ込むだけだと右肩上がり相場でタヒることになるので年利15%という制限が効果的になってくると思います。これは10年分割をベースにしてもいい気がしてきた。十分な分散効果でしょう。10年分割でも。レバレッジはキチンとケアしないと大変なことになりがちですが、さすがに10年分割もあれば十分そうと肌で感じました。

 

それじゃ20年運用結果もついでにみます。

 

第一次オイルショック-10年前からの20年間

 

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • ノーバリュー(10年):51.72万ドル(5.17倍)
  • ノーバリュー(15年):48.68万ドル(4.87倍)
  • ドルコスト:47.94万ドル(4.79倍)
  • ノーバリュー総額(10年):12万ドル
  • ノーバリュー総額(12年):10万ドル
  • ドルコスト総額:10万ドル

 

はい。ノーセルバリュー(10年)の勝利勝利。

 

ノーセルバリューは世界恐慌時においてもドルコストよりも圧倒的に強いので対暴落対策としては最強ですね。反面、暴落相場が一切ない場合だと弱いですが、そんな強気相場なら、さっさと1億円もらってリタイアですよ。妻子持ちだから1億だけじゃ無理なんだけれども。本当は3億欲しい。絶対失敗するから1億で我慢してやる(上から目線)。

 

とはいえこの20年は停滞期です。1億どころではない・・・と言いたいですが、5000万円の獲得に成功しています。20年で5000万円なら十分じゃないでしょうか。が、リタイアは諦めるしかありません。これ、VOOとか積み立ててる人がアーリーリタイア不可能でしょう。もしくは私の10倍投資額を増やしてるかのどっちかでしょう。はやくお金持ちになりたーい!!

 

駄目です。暑すぎて文章がさっきからおかしい。なんか気づいたらもう初夏っぽいじゃないか!!糞!!さっさと終わらせよう!次!

 

 

ITバブル崩壊-10年前から現在まで

1990-08-31~2020-05-21の約30年間を見ます。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • ノーバリュー(10年):506.97万ドル(42.25倍)
  • ノーバリュー(15年):500.04万ドル(41.67倍)
  • ドルコスト:532.91万ドル(44.41倍)
  • ノーバリュー(10年)総額:9万ドル
  • ノーバリュー(15年)総額:8万ドル
  • ドルコスト総額:12万ドル

 

今回はドルコスト平均法が勝利しました!

 

それもそのはず。年利15%以下になることが殆どなく、追加投資が十分にできなかったからです。

 

でも見てください。結果は5億円に到達していますし、なんなら最初の7年目ぐらいで1億円は総じて達成しているわけです。7年で目標に達成しているということは、つまり、ドルコストの追加力も7/30年分しかないのですから、差異はそこまで無いと言えそうです。30年後まで待てば確かに結構変わってきますがね。

 

ということで、右肩上がり相場で追加投資するドルコスト平均法をえらぶよりは、10~15年分割のノーセルバリュー平均法が良い感じだなぁと言う感想を持ちました。

 

あ、ちなみに暴落15年前~20年前編は不要と判断できました。なぜなら以下の過去記事とほぼ同じ結果になることが私の中で分かったからです。右肩上がり相場中はノーセルバリュー平均法は追加投資しませんからね。右肩上がり相場で追加投資しないんだからそりゃー「ドルコスト平均法」に負けちゃいますし、15年分割と似たり寄ったりなのがイメージできます。以下過去記事。

 

 

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但し、もし検証した場合でも、多分、ノーセルバリュー平均法(15年)より10年の方が結果は良くなるはずです。右肩上がり相場ですからね。追加投資額が多い方が強いってもんですよ。

 

というわけで、世界恐慌が来なければ、「ノーセルバリュー平均法(10年)」15年ものよりも圧倒的に強い、そして、ドルコスト平均法よりも大体のケースにおいて安全で暴落時に強い!!と言う結果でフィニッシュでございます。

 

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あの絶対不変の強者である「ドルコスト平均法」を更に超えた「ノーセルバリュー平均法(15年分割)」を更に超えた今回の検証結果。多分私はこれを採用すると思います。

 

・・・話は変わるんですが、「ドルコスト平均法」の時点でS&P500(VOOとかIVV)の等倍商品を積立投資するよりSPXLに積立投資した方が圧倒的なまでに有利であることが分かってしまったのですが、一つ、疑問が生じます。

 

なんでこんなに流行ってないんでしょうか!?

 

 

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ドルコスト平均法なんて超一般的な運用方法なので、普通にSPXLとかTECLのドルコスト平均法」ぐらいは流行っていてもおかしくないのに!

 

私はここまで検証して記事を書いてきたのですが、密かに誰か突っ込みを入れてくれるのを待ってるんですよ!?

 

私の知らない何か落とし穴があって

あ、その投資方法○○があるから無理っすよ!?

みたいなコメントを待ってるんですが一向に現れません。

 

ドルコスト平均法」×「レバレッジ商品」の圧倒的暴力は本当に凄い。私程度の凡人で気づけたのだから、金融プロの方々ならすぐに気づきそうなはず・・・・

 

もしかしたら「裏・米国株村」があって、この手法は「」の極秘情報だから「」のこのブログに規制が掛かってGoogle先生に引っかからないようになってしまったのでしょうか!?

 

くそ・・・なんということだ。私はいつのまにか「」の極意を会得してしまったというのか・・・。

 

あ、でも一応「ツミレバ」とかいう うたい文句を流行らせようと躍起になっている記事は見かけましたね。「iFreeレバレッジ NASDAQ100」。お前のことだよ!!!

 

以下新R25サイトより引用。完全に商品説明サイトなのでご注意下さい。以下は第2回目の記事らしいです。

 

リベンジ成功!? 田端信太郎に「買おうかな」と言わしめた“ツミレバ”新ファンドの魅力とは|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。

https://r25.jp/article/786488138142298870

 

営業トークバリバリなんですが、正直内容確認すると、私が過去に検証した通りの感じなんですよねぇ・・・。後半の商品宣伝である「米国3倍4資産」とかいう商品は知らない。歴史の浅い・よく分からない商品に興味は無い。

 

正直、読者が欲しいのは「利益」もさることながら、「リスク」じゃないかと。暴落時にも耐えられるのかって話の方に興味が行くと思う。私はそっちに目が行った。普通の人はそうだ。レバレッジで大儲け!って記事じゃあ怪しいに決まっている(※偏見)

 

だから自分で検証して過去の暴落時にも耐えられるのかを知りたかった。でもまぁ証券会社だと下手なことは書けないのかもしれない。それに私の考えでは30年運用中のどこか暴騰した部分で欲を出さずに途中で売却することを推奨しています。最後まで持っててもいいですが、とてつもない右肩上がりで人生2つ分の資産ぐらいに伸びても意味が無いですから。途中で売却とかそんなこと、証券会社の人が書ける訳ないですからね。

 

明らかに営業トークっぽさが凄いのでアレなんですが、一応、証券会社としても「レバ×積立」を否定していません。むしろ熱く語ってます。そりゃ営業トークですから当たり前ですが、大和証券投資信託委託の営業マンが熱くなるのも無理はないと、若干シンパシーを感じてしまっています。くやしい。だが、恐らくこの営業マンは私と同じような心境なのだろうなと想像できる。

 

尚、私は上記記事を見たから始めたわけじゃないんですが、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を毎月積立を4月から開始しています。楽天ポイント分だけ積み立てています。正直、営業トーク満載の上記URLと同じことを本記事で伝えるのはあんまり嬉しくないし、なんか悔しい!これじゃ証券会社の手先みたいじゃないか!!糞!!!もうこの話は辞め辞め!!

 

 

後、「レバレッジ×ドルコスト平均法」が普及していない理由はこんな感じかなぁ。

  

  • 20年後くらいの売るタイミングで世界恐慌が来たらパァ
  • 暴落が来たときの早期償還が怖いし・・・
  • 暴落中にSEC介入とかで3倍値動きが2倍値動きになったら株価戻らなくないっすか!?

 

位しか見当たりません。いや、十二分にその理由で投資しないのは当たり前なんですけどね!?普通に怖い!!けど、後数年である程度は分かりそうなので、最悪、数年分の追加投資額が消えるだけです。嘘です。半分一括投資している分も一緒に消えますねこれは痛い・・・

 

ともあれ、世界恐慌が来ても最強の「ドルコスト平均法」を更に凌駕する本検証記事検証の「ノーセルバリュー平均法」は最強オブ最強ではないでしょうか。世界恐慌さえなければ無敵の結果で世界恐慌でも最低限のケアができるのですから・・・

 

今!新たな最強伝説の幕開けに皆さまは立ち会っているのです!!!!

 

もうこれ以外突っ込みが入らないなら私は今回の「ノーセルバリュー平均法(10年)」で運用開始するぞ!いいのか!?早期に億万長者になるぞ私は!

 

・・・よく考えたら、我がブログは弱小ブログだったからそんなに人見てないし突っ込む人いないわ。

 

最近Google先生にも嫌われてしまい我がブログも検索結果に出てこなくなってしまいました。収入もうまい棒以下の日々が続き、時給換算したら0円xx銭とかになる程の不人気っぷり!!

 

やはり「」からの介入があったんじゃ・・・

くそ!やつらめ。汚い手を使いやがる!!!

 

まぁいいだろう。ノーセルバリュー平均法(10年)運用を開始しようじゃないか。

 

今月は2万円分を既に投資済みなので、来月から投資金額と15%年利を計算して下回ったら追加投資します。積立額はもうちょっと考えます。SECとかの介入に重きを置くか、将来の値上がり率に重きを置くか。どうしようかな。

 

後は現金リバランスについてもちょっと再考します。結局怖くてどこかで売却は確実にするのですが、「高値で売ってリバランスする」という行為がまだしっくり来ていません。いや、シックリは来ているんです。「ボラの激しさ」を取るか、「安定性」を取るかというだけなので。リバランスの回数を増やせば「安定性」が増すということです。

 

ここからは私のイメージの話ですが、3倍レバレッジは右肩上がりが続いたら膨大なエネルギーで爆上げするとお伝えしましたが、その上がり途中で「リバランス売り」をしたらそのエネルギーが放出されてしまうような、そんなイメージ。二次関数の右肩上がりの中途半端なところで売ってしまって、そのちょっと進んだ超絶株高部分を得られないような。そんな感じ。

 

でもそのリバランス売却後、「高値」か「安値」かなんてもう運なだけなんです。リテラシーの無い私の場合ですが。逆に売却後に株価が下がったら最大限のエネルギーを得ているわけですから、現金リバランスが有利になります。

 

ただ、高値で買って安値で売れたらもっともっと儲かるんですけれども、利益に対する税金がなぁ。税金分、運用できなくなるのがもどかしい。それが無ければ普通に安全をみて月1~年1回で適当に売るのですが。

 

どっちにしても絶対右肩上がりしまくったらビビッて途中でリバランス売却するんですけどね。間違いない。予言しますよ。私はビビりなので。こうなると、「現金リバランス」の検証結果と対決させるのも面白いかもしれません。

 

あ、話を戻しますが、今から下落相場になる読みなので毎年じゃなくて毎月投資から「ノーセルバリュー平均法(10~15年)」をスタート予定。下落相場は毎月積立の方が毎年積立より強いですからね。様子見を兼ねて毎月積立で投資感覚をつかんで、「底」から1年たったら恐らく年初一括投資に切り替えると思います。

 

というわけで、SPXLという地獄への門の中としては穏やかな春を感じる「ノーセルバリュー平均法」の検証を終了したいと思います。

 

以下ノーセルバリュー平均法(少額投資)の手順書です。

 

 

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