【毎月15円】セゾンクラッセのポイント伸び具合を観察開始します

こんにちは。okometsubuです。

 

セゾンクラッセというものがあります。これは「セゾンポータル」か「UCポータル」というスマホ用アプリをインストールすると閲覧が可能になります。ランク制となっていて、星1~6まであり、セゾンカードやUCカードの使用頻度やアンケートに答えたりすることでポイントが増え、最大800~900の星6まであります。

以下セゾンクラッセの公式サイト

 

セゾンクラッセ|セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」|クレジットカードは永久不滅ポイントのセゾンカード

https://www.saisoncard.co.jp/app/classe/

 

少し前に、セゾンクラッセで星4以上の人限定で条件付無償ゴールドカード(セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカード)をゲットできるキャンペーンが行われていました。その他様々な特典が星毎に頂く事ができます。

 

上記は期間限定で突発的なキャンペーンでしたが、普段使いの場合は以下の2つが魅力的に感じると思います。※個人の感想です。

 

  • 星4~6で毎年誕生日月に永久不滅ポイントを頂くことが可能
  • 星6で永久不滅ポイントの付与が2倍(※0.5%アップ)

 

前者の永久不滅ポイントのプレゼントはそれぞれ30,50,100ポイント貰えるちょっとだけ嬉しい内容となっています。とはいえ、普段使いでなければ、永久不滅ポイントが30ポイント入った所ですぐ他の商品に変えられないので何とも言えない気分を味わうことになります。

 

後者の永久不滅ポイントが2倍(※0.5%アップ)はかなり美味しいです。何故なら、前述のセゾンゴールドアメックスカードの場合は素で0.75%あるため、この星6であれば、1.25%という高還元率のカードに早変わりするためです。

 

ではこの星6を目指すにはどうすればいいかですが、詳細な条件が開示されておらず、主に「日々のカード使用状況」と「ぺんとすくんのアンケート」にこたえることでアップしやすいようです。

 

特に「日々のカード使用状況」について、使えば使うほどポイントを上げられやすいようですが、これもどういう使い方をすればいいかよく分かりません。Google先生調べによると、月額で発生するものを登録(電気や水道料金等)するとポイントが上がりやすいようです。

 

私もこのブログを始めるまではUCカードで保険や電気・ガス等を払っていましたが、つい最近、クレジットカードを楽天カードに切り替えてしまったため、セゾンカード、UCカード共に全く使用しなくなってしまいました。

 

そんな状況ですが、10年以上UCカードを使っていたこともあってスコアは780ポイント近く現在あります。これが毎月減っていくのはちょっと悲しいです。

 

というわけで、毎月15円、Amazonギフトにチャージしてみたいと思います。逆に手数料が取れないクレジットカード会社の逆鱗に触れてポイントが下がるかもしれませんがそうなったら仕方ありません。諦めます。どうせ使わなくなる運命にあったということで、海外旅行するときまで眠っていてもらいましょう。

 

現在の私のステータスとしては、

 

  • 10年以上UCカードを使用していたが、今月から支払い0円になった
  • ゴールドカード取得し、セゾンポータルに上記UCカードと2つ紐づけを行った
  • 現在ポイントは785ポイントである

 

という形です。これで800まで行くようであれば、公共料金や普段使いで使用するかもしれません。800まで行ってから切り替えですね。

 

本当は「セゾンポケット」で毎月投資するのが一番楽なんですが、月最低1000円からで、還元率も最大0.1%と低く6ヶ月間続けないとポイントを貰えないことから始めるのをためらっています。最近始まったにしてはサービス内容がしょぼすぎます。そのための試験的な形という位置づけで「セゾンポケット」は無視して、Amazonギフトチャージ15円毎月実施してみようかと思いました。以下「セゾンポケット」を検討した時の過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

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というわけで、この記事を書いて数日たっていますが、現在1月の結果は772ポイントでした。アレなんか下がってる。785ポイントって↑の記事で書いてるのにね。雲行き怪しいなぁ!!

 

まぁ普通に考えて無理だよなぁ。でもせっかくだから試してみましょう。というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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インデックス投資結果(2020/1_4週目)

赤ちゃんのウ○コをトイレに入れる前にトイレットペーパー1枚ペラを軽く中に敷いておくだけで転がっても水が跳ねにくくなるからオススメだゾ!

 

こんにちは。okometsubuです。

 

あっという間に1週間が経過しました。余りにも濃密な一週間だったためか本当にあっという間。運用当初は手間なしブライト投資信託毎月積立で終わるはずだったのですが、最近は3倍レバレッジ商品とかいう外来種と戦い続ける日々でほとほと疲れました。今日ぐらいゆっくりしようじゃあ ありませんか。

 

というわけで、我が先進国株式率いる投資信託結果はどうなったでしょうか!?

 

 

 

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前回の評価額合計:1,731,538

現在の評価額合計:1,719,534

現在のトータルリターン:+199,493 円

利率:11.60%

 

超絶久しぶりに前回よりマイナスの結果になりました。コロナウイルスが流行ってきたからか、米国株価が加熱しすぎたため一旦調整が入ったのか分かりませんが、ここから少し株価は落ちていきそうな気がしますね。

 

落ちてしまったら買い増せばいいと思っていますが、そろそろ余剰資金を使いまくるターンになってしまったためどこでどう買うのか微妙なところです。まだ3倍レバレッジの検証が済んでいない(※もうちょっとやりたい検証がある)のでもう少し暴落は待ってほしい所です。

 

と言った所で今回はここまでと致します。

 

 

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【3倍レバレッジ】SOXLについての過去暴落時を疑似検証します!【リーマンショック】

こんにちは。okometsubuです。

 

この記事は本当はSOXLを購入する前に書いていた記事です。以下SOXLを購入してしまった時のブログ

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

最近SPXLの他にも投資先が無いかえっちらほっちら探しております。先日TECLについて10万円投資しましたが、過去の「ITバブル」時のシミュレーションをしたらその急落があまりに酷く、早期償還が頭をよぎったのでちょっと及び腰です。以下その時の記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

じゃあどうすんのよ?!ってことでね。今回はSOXL及びSOXは「ITバブル+リーマンショック」時はどうだったのだろうか、というのを確認してみたいと思います。これでそんなに暴落してないなら安全なんじゃね?と言うとてつもない安易な考えです。要は気持ちの問題ですね。

  

とその前に!!「SOX」と「SOXL」って何よ!?って話ですよね。

SOX」はフィラデルフィア半導体株指数のことで、簡単に言うとS&P500の半導体だけのグループとなるようです。エヌビディアとかゲーミングパソコンを購入検討した人なんかは馴染みがあるんじゃないかな。あとマイニングとかで。それを3倍レバレッジしたのが「SOXL」です。

 

「これからAIが流行る>半導体も需要が伸びる>Win-Win!伸びるから買え!!」

 

みたいな感じらしいです。あの「TECL」よりもハイパフォーマンスらしい!!

 

結局現状半導体の技術進歩がAIを加速させてる所あるようなですから。逆かな。まぁどちらも進化が進むのは目に見えていますので、後数十年は安泰というものですよ!多分!!

ただ、需要のバランスが非常に偏るらしく、高騰や暴落を繰り返す銘柄という風の噂を聞きつけています。実際どうなんでしょうか。気になりますね?

 

というわけで、SPXLとSOX、S&P500も含めてパフォーマンスを見てみましょう!あ、それとTECLも含めますね!「SOXL」が2010年からなので、そこから現在までの実績です!

 

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パッと見、「SOXL」の値動きがヤバそうです。2012年~2014年までは他に比べて大幅に需要がなかったのか、かなりマイナスです。2017年ぐらいから需要が高まって他よりもパフォーマンスが上がってきた感じでしょうか。ただ、2015年にも大幅に値下がりしていることから、需要と供給のバランスにより上下に激しく動く銘柄であると言えそうです。

 

うーん。検証前ですが、上下に激しいとなると早期償還リスクが「TECL」以上にヤバそうな気がしました。一発山を当てに行くにはもってこいですが、長期運用となると候補外になるかもしれません。

 

ただ、いいタイミングで買えば「TECL」以上の強さを誇ります。

 

というわけで!

いつもの「ITバブル+リーマンショック」時の大暴落に耐えられるかチェックを行います!それじゃいつものように疑似データを作成してみます。以下drkernel氏の計算式を利用させて頂きました。

 

RでレバレッジETFをシミュレーションしてみよう。 | Dr.Kernelの見た世界

https://drkernel.net/archives/43

 

上記サイト内容からSOXL用に書き換えます。R言語を使用しています。

 

library(quantmod)
start = "2010-03-11"
end = "2020-01-17"
sox <- getSymbols("^SOX", src = 'yahoo', auto.assign = FALSE, warnings = FALSE, from=start, to=end)
tecl <- getSymbols("SOXL", src = 'yahoo', auto.assign = FALSE, warnings = FALSE, from=start, to=end)
return_asset <- list(sox = dailyReturn(sox),
tecl = dailyReturn(tecl))
lm(return_asset$tecl~return_asset$sox)
scatter.smooth(return_asset$tecl~return_asset$sox, xlab = "SOX", ylab = "SOXL")

 

> lm(return_asset$tecl~return_asset$sox)

 

結果、出ました!

 

Coefficients:
(Intercept) return_asset$sox
6.432e-05 2.961e+00

 

ということは、

 

(SOXLの1日の値動き) = 2.961 * (SOXの1日の値動き) + 0.00006432

 

ということになりそうですね!

 

 

と言うわけで、以前TECLを検証した時と同じ条件で行います。以下TECLの過去記事となります。TECLは大暴落しまくりで、早期償還リスクがヤバそうと感じました。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

前提条件

  • ITバブル崩壊開始日の2000-08-31からスタート。頂点からのスタートです。
  • リーマンショック最底辺の2009-03-09ですが、復活の兆しが見えてきている2012-11-12をターゲットとして見ます。その過程で3/9のデータも見ます。

 

データはYahooファイナンスサイトにて参考にさせていただきました。

Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance News

https://finance.yahoo.com/

 

今回はS&P500,SPXL,SOX,SOXLとXLKの5種類で確認します。TECLは底の底なので見る必要無いでしょう。前回記事見れば解決するしな!!

 

 ITバブル+リーマンショック時のグラフ

 

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あちゃー・・・「SOXL」も早期償還コースですねこれは・・・

 

こうみると、「XLK」と「SOX」もそんなに違いはありませんね(あくまでパッと見)。この結果だけを見て決めるのはいけないことだと思いますが、最初の10年間のグラフからも見て貰えた通り、以下のようになると思います。

 

まとめ

  • SOXL」と「TECL」は似たような感じのパフォーマンスを誇りそう
  • SOXL」は上下の値動きが激しいため、良い時と悪い時の差が凄いことになっている
  • 値動きが激しいということは、下落時の「早期償還」リスクがかなり高まりそう

 

正直、「SOXL」も少額だけ入れて放置しようと考えていましたが、20年、30年と長生きしてくれるでしょうか。

 

TECL」に20万、「SOXL」に10万円入れて放置しようか悩むなぁ。ともあれ、両方に投資しておけば、早期償還のリスクは単純に半分(※どちらかが死んでも生き残る可能性を考慮)になる感じでしょうか。

 

うーん。私はテクノロジーについては今後必須になるという意見については非常に賛同しますが、半導体の需要供給の大小については全く読めません、というかイメージが付かないんですね。全然わからん!全然わからんし、超需要があって超絶高値を付けた後に大暴落があったら「早期償還」リスクがヤバそう。そこで売り切れればいいのですが、少額だけ入れてる人は満足しないでしょうし。となると短期決戦用銘柄かな?

 

似たような動きなら、私は「TECL」側を手厚くするかな?と思いました。値動きがマイルド(?!)なので。とはいえ、テクノロジー分野が伸びれば半導体の需要も伸びると言われています。やはり両方持つのもありかもしれませんね。

※昨日両方取得してしまいました。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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【3倍レバレッジ】TECLとSOXLを40万円分追加で買ってしまいました!【即氏】

こんにちは。職業「靴磨き」のokometsubuです。

 

今回は株を買った買わないの雑談ですよ。えぇ。もう私の記事全部雑談と言って差し支えないでしょうから一々前書き不要かもしれません。

 

最近コロナウイルスが流行っていますが、WHOは緊急事態宣言を見送りました。そのため株価は回復傾向にありますが、私はこれは何かよからぬことが起こる前振りなんじゃないかとちょっとドキドキしています。赤ん坊を連れてちょっとレジャー施設にでも行こうかと思った矢先の出来事なので、かなり残念です。

 

経済面で言えば、もし全世界で流行り病になってしまったら株価が大暴落するんじゃないでしょうか。かなり嫌な感じですね。

 

というわけで、

 

 

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TECLとSOXLを購入しました!!(?!?!????)

 

 

 

実はSPXLに追加350万円ぐらい入れて、ガッツリ運用を開始しようかなと思ってたんですね。まだちょっと検証足りない部分もありますが、とりあえずやりながら考えればいいか!という非常に危ないことやろうとしてました。

 

しかしながら、株主優待クロスを裏でしていまして、証券会社にお金をプールさせっぱなしにしてたんですね。で、この現金を移動するのに2日間程度時間がかかってしまっている最中にコロナウイルスが気になった次第でございまする。これはちょっと落ち着こうと。まだあわあわわわわわてる時間じゃないと。

 

もし何事も無く終わったら良かった良かったで済みますが、大事になった場合は大暴落するとかあり得るかなぁと。少ない確率かもしれませんが、この辺よく分からなかったので単純に怖かったんですね。

 

そこで!!追加40万円程度を用意して、TECLSOXLにそれぞれ25万:15万ぐらいに分散して投資しておこうかなと思い至ってしまったって話ですよ!奥さん!!!

 

TECLについては約9万円分既に投資済みなので、全部合わせて合計50万円。後は20年ぐらいガチホする予定です。といいつつ、早期償還が怖いので途中で良い感じになったら元本だけ引き下ろすとかはするかもしれません。元本分引き下ろせればそれこそ完全放置できます。

 

ということで、初期に50万円投資して、残り50万円ぐらいを安全のために置いておこうかなという感じです。もし90%以上暴落したらその50万円使えばいいんじゃないかなぁというそういうアレですよ。リバランス運用とかはしません。額が小さすぎるため面倒になりそうだからです。

 

ただ、投資経験年数だけは無駄にある私に言わせると、大暴落が起こったその瞬間、株なんて買えないことが殆どです。日本株の場合は仕事中ですし、海外株なんてもう夜中寝てます。指値なんて最大でも数ヶ月出来るかどうかですし、通常は数週間ぐらいまでしかできません。それを毎週やるのかって話になるので、やはり現実的ではないんですね。

 

なのでシミュレーションで例えば"-20%"以下になったら無条件で買う!とかを行うのは現実的ではなく、私が行おうとしているリバランスのように、毎月決まった日付ぐらいにチェックして、リバランスを適当にやるぐらいで丁度いいんです。気が楽なのも重要です。

 

そんな思いもあって、じゃあ投資するタイミングなんてもう分からないんだから50万円だけ投資しておこうかなとそういった具合です。株価が落ちたら追加投入でハッピッピですし、株価が上がったらラッキッキです!!

 

ま、株価上がってしまったらその後SPXLで追加300万近く投入するときアンラッキッキですが仕方ありませんね。50万円TECLとSOXLに先行投資できたことを喜びますよ!

 

と、そんな記事を書いてる1/25の深夜ですが、購入後に早速アンラッキーな記事が!!

以下ザイFXの記事より引用させて頂きました。

 

ドル円軟調 米国で新型コロナウイルス感染2人目を確認 | 2020年01月25日(土)|リアルタイム為替ニュース - ザイFX!

https://zai.diamond.jp/list/fxnews/detail?id=334244&utm_source=zaifxrss&utm_medium=rss&utm_term=zaifxnews&utm_campaign=zaifxrss

2020年01月25日(土)00時33分 [NEW!]ドル円軟調 米国で新型コロナウイルス感染2人目を確認

ドル円軟調。米国内で2人目の新型コロナウイルス感染が確認されると、米国株相場が失速。投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ドル売りが入った。

 

購入完了した瞬間にこれですよ!!0:33って!!タイムリー過ぎる!!!!

購入完了して今まさにブログ書いてる最中にそういうことしちゃう!?

まぁでもそのリスク込みで購入したから多少はね?(強がり)

90%下がるまで気にせず持ち続ける覚悟を決めてるから大丈夫だって!ヘーキヘーキ!

 

というわけで、明日の朝起きたら爆氏している可能性が否めない所で今回はここまでと致します。どうせ20年持つんだから誤差だよ誤差!!

 

 

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SBI証券に分配金を自動で外貨建てMMFに入るようリクエストしました

こんにちは。okometsubuです。

 

SBIポイントというのをいつの間にか貰っていましたが、1月末で有効期限が切れてしまいました。ポイントも微々たるもので最低500ポイントも持ってなかったので寄付しておきました。寄付だと1~100ポイントとかでも行けるようです。もし期限切れのポイントがあるようなら寄付するのも悪くないですね。

 

さて、私は最近寝ても覚めても海外ETFのことばかり考えていました。いや、値動きのことではありません。海外ETFの仕組みや税金、その他購入時や売却時に何か落とし穴が無いかを探して、それを埋める作業に躍起になっているわけです。

 

そんな海外ETF米国株落とし穴である「分配金」の取り扱いについて改めて記載します。

 

海外ETFや米国株は年に約4回、分配金(配当金)を排出しています。この分配金が排出されるとその度に税金が取られますし、そもそも分配金を排出した事で株価はその分下落します。つまり、何も得していないどころか税金を先行して支払うという多大なリスクを負ってしまうのです。

 

それを再投資してもまた分配金で排出されるのでまた税金が取られるダブルショックです。ドンドン資金が税金分減っていきます。気がおかしくなりそうです。

 

そんな「分配金」ですが、なんとそれ以外にもデメリットがあります。もう勘弁してくれ……

 

それは分配金を受け取ったタイミングでの為替レートと海外ETFや米国株、外貨建てMMF等の何かしらの商品を購入時や円転の時の為替レートにおける為替差益により「雑所得」が発生する可能性がある事です。詳しくは以下の過去記事をご参考ください。面倒くさみの極みにございます。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

つまり、分配金が排出されたらなるべく早く何かしらの銘柄に投資をするか円転する必要があるのです。3ヶ月に1回も!!!

 

かなりの労力、と言うより神経を使うことになると考えられます。そこで私はGoogle先生に助けを求めました。

 

ズバリ、

 

分配金を自動で外貨建てMMFに入れる方法

 

です。

 

これが出来ると「雑所得」に怯えずに、かつ、ドルを年利1%近くで運用できる「外貨建てMMF」にその日から運用できるため無駄がなくなり利益に繋がりやすいと思います。「外貨建てMMF」とはドルで投資できる「投資信託」で、非常にリスクが低く、まるで銀行に預けるように使えるんだとか。但し原価割れの危険性はあります。非常に低い確率で、とのことです。利率の良い銀行というイメージで使って良いとのこと。

 

 

しかし残念ながら、現時点ではSBI証券では未対応との事でした。悔しいなぁ。絶対にほしい機能です。

 

悔しいので更に検索を続けると、私と同じような考えの方がブログで記事にされていました。そして、その機能の実装のためにリクエストを送ることも実施されているようです。以下ronaldread氏のブログとなります。

 

米国株の配当を直接米ドルMMFで受け取れるようになって欲しい - 高卒非正規が株式投資でアーリーリタイアを目指す

https://ronaldread.blogspot.com/2019/08/USD-MMF.html

SBI証券のリクエストフォームに要望を出してみた

面倒に思いつつも今まで特に何もしていなかったので、SBI証券のリクエストフォームに要望を書いてみました。

もしSBI証券を使っていて同じことを思っている方がいましたら、これを機にリクエストを出してみませんか?
(リクエストは画面右上の「お問い合わせ」→「ご意見・ご要望窓口」から送ることができます。もしシステム上不可能とかだったらごめんなさい。)

 

お、これは面白そうだなと思い、私も僭越ながらリクエストさせて頂きました。これが実装されたら10や20銘柄持っている人は凄く楽になるんじゃないでしょうか。最近、海外ETFや米国株の購入手数料の値引きも進んでいますし、SBI証券からの注目度は高いと思われます。今なら割とリクエストが通りやすい気がしますので、もし沢山米国株を持っていて、分配金発生時の為替差益による雑所得が心配な方は、レッツリクエスト!!

 

マジでここが解決したらもっと米国株や海外ETFは流行る気がしてます。私の中でですが。でも実装されなければ投資信託の「インデックス投資信託」を推奨したいですね。海外ETFをやるより圧倒的に神経を使わず脱税リスクを回避してくれて何より分配金の再投資も勝手にやってくれる(しかも非課税で!)ので時間を作りやすく時間が惜しい人にも最適です!

 

海外ETFの買い付け手数料が無料になった今でも一般人なら海外ETFと比べても利益に大きな差は出ないようです。なので、個別銘柄や私のようにSPXL等のレバレッジ商品を購入する人以外は投資信託がオススメです。

 

あ、そういえばたわら男爵氏のブログでも同じような記事を扱っており、そちらはAmazonポイントも抽選でもらえる海外ETFアンケートとなっていました。そっちに書いた方が良かったかな。というより外貨建てMMFよりDRIP機能をリクエストすればよかったかも。以下参考にさせていただいた記事となります。

 

SBI証券にDRIPを要望し、アマギフをもらおう - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ

http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1615.html

 

私は追加で海外ETFのアラート機能の要望を出しておきました。日本株しかアラートメール出してくれないんですよね。まぁ実装されたとしても、夜中にメール来られても困るからPC当てメールで翌日見る感じになると思います。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その3(リバランス調整編)

こんにちは。okometsubuです。

 

「最近、アクセス数が じみーーに増えてきたり」

「読者登録数が何故か増え始めたり」

スマホだと非常に押しづらい場所にあるブログ村のバナーを多数踏んで頂いたり」

するのは、みんな、

 

このシリーズが気になるからなのかぁ!!?!?

 

な、シリーズ物の続編となります。

 

なんかブログ村のアイコンやたら踏まれてて怖い!アクセスありがとうございます!!

これが終わったらまた過疎ブログに戻るけど、それまで頑張る!!

ま、自分のために頑張ってるだけなんですけどね!!!

 

前回までのあらすじ

【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その0(プロローグ編) - 日々の生活をがんばるブログ

【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その1(長期運用編) - 日々の生活をがんばるブログ

【SPXL】対決!ナンピン購入VS現金リバランス!その2(絶望投資編) - 日々の生活をがんばるブログ

 

ちょっと今回はタイトル詐欺チックですが、「現金リバランス」に注目してもう少し深堀してみたいと思います。というより、もう前回までに大体の決着は付いちゃってるんで、今回からは各投資手法について深堀を進めていく感じになるかな。良い時も悪い時も両方の時期を見てメリット・デメリットも判明しちゃったからね。

 

ナンピンの良し悪しもあり、リバランスの良し悪しも違いがあります。みんな違ってみんな良い。詳細は前回の記事「その2」をチェキラしてね!

 

尚、私は10年以内に可能であれば1億取ってセミリタイア(家族持ちだと足りないな!?)したいと考えているため、多少リスクを多めにとることも辞さない覚悟で挑みます。多少ね。多少。そんな感じに重点を置いた形での検証となりますのでご了承ください。

 

多くのSPXLに投資しているブロガー記事を閲覧させて頂きましたが、資産運用が上手くてある程度資産がある人はディフェンシブに、つまり現金:SPXLの50:50のような安定して「S&P500」を超える仕組みを作って運用している人が多く、私のような「一発」当てたい人は額は大小あれかなりリスクを背負って投資しているように見受けられました。

 

つまり、記事内容が二極化していて、そもそもの「ゴール」がお互い違うんですね。一発当てて早期に資産形成したい過激派と、リバランス50:50とか、少額だけ投資して後は放置するみたいな安定安心で少しのリスクで中リターン以上を目指す保守派の対決みたいな。

 

私はその過激派グループの一派寄りですが、そのギリギリのリスクを取って「一発」を狙いつつ、最低限の安定を目指したいと思います。それが今回の「リバランス」の比率調整の検証記事となります。

 

 

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本記事で言う「リバランス」はSPXL:現金を50%:50%で毎月リバランスを行う運用方法となります。以下についてこの考え方をブログにまとめられたゆう氏の記事となります。

 

SPXLリスクコントロールポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ

https://yu-kabu-life.com/2019/01/13/spxl-riskcontrolportfolio

 

そして今回はSPXL:現金の比率を変えた場合どうなるかを見ていくコーナーとなっております。50%:50%から40%:60%30%:70%とかで毎月リバランスです。これについてはすでにゆう氏のブログで記事にされていますが、2008年以前のデータが無かったことと、それ以上(90:10とか)のリバランス比率が無かったため、気になって試してみたくなりました。

 

以下ゆう氏のブログとなります。考え方や結果・考察・検証もきっちりされているので私のブログをみるよりゆう氏のブログを参照したほうが100倍勉強になります。で、この記事で気になった個所がありました。以下その部分を引用します。

 

【資産構成比率編】│SPXLリスクコントロールポートフォリオ - ゆう×米国株投資×ライフプラン

https://yu-kabu-life.com/2019/02/13/spxl-asset-ratio

「リスク大」はリターンが優れているものの、ドローダウンの深さと期間が大きいのが個人的には気になります。

 

リスク大」とは、SPXL:現金比率を70:30にしたものです。ここで暴落「期間」を気にされていましたが、実際のグラフを見ると、「リスク中(50:50)」や「IVV(S&P500)」とほぼ同じような時期に復活しているように見受けられました。以下引用させていただきます。

 

過去11年のシミュレーション結果(2008年~2019年)

では、期間を2019年2月8日時点まで広げてみます。下図をご覧ください。

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リスク小(30:70)」はオリジナルの「IVV」にすら負けているので対象から外します。

 

IVV」と「リスク中」と「リスク大」についてグラフを見ると、元本復活時期がそれぞれ2012/11頃2013/1月頃2013/2月頃と、数か月程度しか変化がないように見受けられました。この期間の結果としては「SPXL」を抜いて「リスク大」が最もパフォーマンスに優れている結果になりましたが、当然、右肩上がりが進めば「SPXL100%」が勝利するものとなるでしょう。

 

この結果から、70:30でも「元本に戻る時間」が割と早くて良いんじゃない?と思っていますが、落ちる度合いはやっぱりオリジナルのS&P500よりも相当深く深くなります。しかし、元本までに戻る速度がそう大差が無いのであれば、我々インデックス投資家は握りっぱなしにするというスキルが備わっているので特に問題はないはずです。※寿命や生活資金が枯渇した場合を除く

 

そして「SPXL100%」は結果的に最大パフォーマンスを取得できますが、復活期間が長すぎるのがやはり気になります。仕事を辞めたい、寿命が来てしまう、生活資金が無くなった。もう待てない!!!

 

そんな問題が浮上するのが「SPXL」100%投資です。これについての対策は2つ。

 

  • 少額で初めて消えてもいい額で始める
  • 暴落したら追加投資を行う

 

 今回のリバランスはある意味、後者に当たりますね。

 

リスク大」について、「ITバブル」+「リーマンショック」の大暴落を前にしてこの程度の誤差であるのであるならば、その「リスク大」を長期運用したらどのぐらいの成績を収めるのでしょうか。その他もっとリスクをとった80:2090:10のリバランスも気がかりです。大暴落からの復帰は遅くなるとは思いますが、それが私が納得できる速度で復活するのであれば、何も「SPXL」100%で運用せずとも良いことになります。なんだかんだ、「SPXL100%は怖いですよ。滅茶苦茶怖い。

 

そしてその比率問題が解決したら、その分の余剰資金を、追加投資したいと考えています。

 

つまり、「暴落時戻る時間を短縮(リバランス)」するか「最終的な目標金額到達までの時間を短縮するか(100%SPXL)」を重視するか、つまり、リバランス比率時間を調整するというわけです!

 

 

というわけで検証してみましょう!

 

 

前提条件

  •  総額1200万円スタートとします。
  • 特定の期間から特定の期間までの何パターンかを事前に用意します。これについては後程紹介します。
  • 為替は1ドル100円で固定とします。
  • 手数料等は現在(2020/01)のSBI証券の手数料を使用します。
  • 税金も現在のものを使用します。
  • リバランス側は月末にリバランスを行います。
  • 過去のSPXLはS&P500を元に擬似的に作成したデータを使って検証します。
  • ナンピン買いの条件はS&P500が直近高値から10%値下げしたタイミングで購入開始。投資先はSPXLとなるため実質30%値下げしてからの購入となります。
  • 最後に全部売却したときの合計値で見ます。税金も考慮します。
  • リバランス時は売却時の株価が平均取得額より低いときのみ売ります。つまり、必ず利確となるため税金が都度発生します。
  • 円をドル転して株を購入する際は端数が出ない形で計算します。つまり、きっちり決められた金額を全額株に投資できる形となります。

 

前回と同様ですね。違いは次の参加メンバーです!

 

参加メンバー紹介

ナンピン :S&P500が直近高値10%以下になったらSPXLを買い増すあれ!

リバランス50%SPXLと現金50:50で毎月リバランスする安定タイプ!

リバランス60%SPXLと現金60:40で毎月リバランスする小冒険タイプ!

リバランス70%中ボス!

リバランス80%ラスボス!

リバランス90%宇宙からの侵略者!

SPXL   SPXL100%中の100%!!神!!!

S&P500  みんな大好きS&P500ちゃん!※でも私はVTIのほうが好き

 

ちょっと参加者多いですがもっと増やしたいのを抑えてこの数です。諦めます。

それじゃ次に調査対象期間を決めます。

 

 

それでは始めます。最初は30年。これはふーんって感じで見るだけ。あ、グラフは税引き前となっていますが、終結果は税引き後を考慮しています。

 

1990年~2019年末までの30年間

 

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終結果(倍率:1億円に必要な投資額)

1位:ナンピン98.8倍 (101万円 )

2位:SPXL    :77.9倍 (128万円) 

3位:リバ90% :58.8倍 (170万円)

4位:リバ80% :47.0倍 (212万円) 

5位:リバ70% :35.3倍 (283万円) 

6位:リバ60% :24.7倍 (404万円) 

7位:リバ50% :16.0倍 (624万円)

8位:S&P500  :7.4倍  (1358万円) 

 

グラフはとてもきれいになりましたね。最後の株価は等間隔に分かれていてスッキリしています。概ね予想通りの結末となりました。

 

尚、今回から元本からの倍率で記載し、投資額いくらで1億到達できるかを( )の中に記載しようかなと思います。こっちの方が現実味があるよね!

  

30年間で1億を目指そうとする場合、投資額100万円台で達成を目指すなら「リバランス90%」ぐらいのリスクを負う必要があるという事です。また、これは30年という長い期間が必要なことを考えると、10年で1億を目指すなら全然元本が足りないことになります。これだけリスクを取っても1億というのはなんと遠い存在でしょうか。

 

しかもこれ、初期一括投資しての結果なので、毎月積立ならもっと投資額が必要になることでしょう。S&P500初期一括で1300万円を投資するのもある意味リスクですし、SPXL128万円を一括投資するのも怖いですね。過去検証結果からは、むしろ128万円を一括投資するのが一番リスクが無いと私の中では結論づけていますが怖いものは怖いのです!まぁ、私は既に300万円一括投資済みですが・・・

 

もし30年間耐えられるのであれば、「リバランス50%」をキッチリ運用して1億~2億の範囲をもらうのが一番固いんじゃないかなと思います。まだ余命があり、順風満帆な普通の暮らしを求めるならこれ一択かもしれません。けれど、私は仕事を辞めたいという思いとともに、来たるべき「中年大リストラ時代」に耐えられるだけの資産がどうしても欲しいのです!出世コースを完全に外れたコミュ障はリストラ食らったら何も残りません!割と焦ってます!!というか真面目に日本の将来の見通しがつきません。技術も無い覚悟も無い税金も更に課税されそうと、もう希望がありません。生き残るには10年間技術を磨き続けてある程度自信を付けて会社を切られても大丈夫にしておくか、資産を構築するかです。

 

話が脱線しました。というわけで、次からが準本命の20年運用です。

 

 

 

 

 

 

ITバブル崩壊開始直後から2019年末(※約20年)

IITバブル発生(2000/8/31)後からリーマンショックを乗り越えて復活した所までですね。グラフをみてどのぐらいにそれぞれ元本以上になったかを見ていきます。今回の目的の部分です。

 

 

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いよいよグラフが見づらくなってきました。今回の目的である"どこで元本に戻ったか"を調べたいため、グラフに"元本の線"を引いています。最終結果としては以下となります。

終結果(倍率:1億円に必要な投資額)

1位:リバ70% :3.13倍 (3195万円 )

2位:リバ60% :3.10倍 (3227万円) 

3位:リバ50% :2.78倍 (3593万円)

4位:リバ80% :2.46倍 (4062万円) 

5位:ナンピン :2.43倍 (4109万円) 

6位:リバ90% :2.24倍 (4462万円) 

7位:SPXL      :1.95倍 (5130万円)

8位:S&P500  :1.90倍 (5265万円) 

 

大暴落から復活後の世界です。こうなるとリバランス組が強いですね!もちろん、SPXLとナンピンが大人しいですが、右肩上がり最絶頂期であれば最強に値を上げまくってくれるでしょう。最大瞬間火力+暴落からの復帰力。この組み合わせ最強を決めるべく、"大暴落から元本まで戻った速度"を今から見てみます。順位と日付はこちらです!ここでの復活の基準は「リーマンショック回復後」とします。

 

ITバブル~リーマンショック後の元本復活までの期間

1位:リバ50% :2012-09-06 (約12年)

2位:S&P500  :2013-02-08 (約12年半)

3位:リバ60% :2013-02-19 (約12年半)

4位:リバ70% :2013-05-17 (約13年)

5位:リバ80% :2014-09-05 (約14年)

6位:ナンピン :2016-12-07 (約16年)

7位:リバ90% :2016-12-07 (約16年)

8位:SPXL      :2017-05-25 (約17年)

 

ここでの注目はあの「S&P500」でも元本まで戻るのに「12年半」かかっているという点です。こうなると、「リバランス80%」辺りまでなら許容できそうです。あの「S&P500」でこの時間がかかるのです。そこに1年半遅れたとしても許容範囲内じゃないでしょうか。80%あれば、その後たった2,3年で「S&P500」に勝てるのですから。ただ、そこから更に資産を伸ばすなら更に5年~10年の年月が必要になる点も考慮する必要がありますね。ま、それは「S&P500」にも同じことが言えますね。

 

まとめると、あくまで私の許容範囲として「リバランス80%」までは投資対象としてOKっぽそうです。そして「リバランス70%」はかなり優秀なんじゃないかと思い始めています。復活時期も伸び率も十分な結果を残しています。グラフでみても「リバランス70%」の復活位置は「リバランス80%」よりかなり早い段階での復活となります。そして「リバランス70%」分あれば、大暴落から20年後には3.48倍とS&P500の1.9倍をはるかに上回りますので早期回復及び頂点にたてるのは心の安心材料でもあります。後はこの70%で10年1億円が達成可能かにかかりそうです。

 

 

 

 

 

リーマンショック開始直後から2019年末まで(※約12年)

2007/10/09~2019/12/31までの場合です。ITバブルが無い分かなりマシだと思います。100年に1度の大暴落が単発程度であったらどうなるか、というのがこの検証の目的です。

 

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終結果(倍率:1億円に必要な投資額)

1位:ナンピン :3.29倍 (3039万円) 

2位:リバ80% :3.00倍 (3326万円)

3位:リバ70% :3.00倍 (3326万円)

4位:リバ90% :2.86倍 (3496万円) 

5位:リバ60% :2.83倍 (3534万円) 

6位:リバ50% :2.60倍 (3843万円) 

7位:SPXL      :2.57倍 (3888万円)

8位:S&P500  :1.85倍 (5411万円) 

 

ナンピンが1位になりました。上手く開始時に下り坂で投資でき、かつ、売る際に右肩上がりで好調だったら一番強いですね。それじゃ続けて元本復帰時期を見てみましょう。

 

リーマンショック(2007/10/09)後の元本復活までの期間

1位:リバ50% :2013-02-19 (約5年半)

2位:S&P500  :2013-03-28 (約5年半)

3位:リバ60% :2013-05-03 (約5年半)

4位:リバ70% :2013-08-02 (約6年)

5位:リバ80% :2013-12-23 (約6年)

6位:ナンピン :2014-06-05 (約6年半)

7位:リバ90% :2014-06-20 (約6年半)

8位:SPXL      :2015-05-21 (約7年半)

 

結果は大体分かっていましたが、100年に1度単発程度であればこのぐらいの期間で戻るようです。注目すべきは「リバランス50%」のパフォーマンスでしょうか。このケースだと復帰も一番早くなりました。やっぱり一番バランスが良さそうです。

 

さて、ここまで暴落ばかり見てきました。では、このITバブル以前での実績はどうだったでしょうか。ザックリ10年と20年分で見てみたいと思います。
 

 

ITバブル崩壊が始まる前の20年(1980年~2000年)

ITバブル+リーマンショックの組み合わせが一番強烈だったと思われますのでその時期を避けます。ブラックマンデーを経由しますが、結果はどうなったでしょうか!

 

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終結果(倍率:1億円に必要な投資額)

1位:SPXL      :611倍 (16万円 )

2位:ナンピン :600倍 (17万円)

3位:リバ90% :328倍 (30万円) 

4位:リバ80% :178倍 (56万円) 

5位:リバ70% :97倍 (104万円) 

6位:リバ60% :52倍  (192万円) 

7位:リバ50% :28倍 (360万円)

8位:S&P500  :11倍 (887万円) 

 

やはりSPXLは神!!!

「リバランス90%」にしても本物より大きく下回って6割程度となっています。こうなると90%はバランスが悪いかもしれません。一攫千金で大勝利を目指すにもSPXLの6割、復活時間もSPXLよりちょっとだけ早い程度です。

 

リバランス側の倍率を見てみますと、70%のリスクを取れば全て100倍以上という結果となりました。「ブラックマンデー」経由してこれですからね。如何に単発の大暴落は恐れるに足りない暴落であることが分かります。仮に「ブラックマンデー」直前に購入した場合でも、5年後ぐらいには元に戻っていることがグラフから分かります。(※超見づらいですが・・・)

 

リバランス70%」を採用したとしても、200万入れて20年で2億、1000万円で20億ですね。うまく行けば嬉しいですね。

 

ただ、私の夢は10年で1億、欲を言えば家族持ちセミリタイア可能な2億(※よく調べてない)ぐらい欲しいです。

 

というわけで、大体条件が見えてきました。残り10年区切りで見ていきます。

 

1980~1990の10年

 

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終結果(倍率:1億円に必要な投資額)

1位:SPXL      :13.5倍 (742万円 )

2位:ナンピン :13.2倍 (755万円)

3位:リバ90% :11.3倍 (887万円) 

4位:リバ80% :9.2倍 (1088万円) 

5位:リバ70% :7.3倍 (1361万円) 

6位:リバ60% :5.8倍 (1734万円) 

7位:リバ50% :4.5倍 (2245万円)

8位:S&P500  :2.9倍 (3489万円) 

 

ブラックマンデーがあっても問題ないですね。私の資産だとリバランス80%にないと1億は難しそうですが、急落前に1億達成直後に売れば暴落に耐えられた形となります。次はブラックマンデー直後から確認します。

 

1987/10/1~1997/10/1の10年(※ブラックマンデー直撃)

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終結果(倍率:1億円に必要な投資額)

1位:ナンピン :21.6倍 (464万円)

2位:SPXL      :10.3倍 (973万円 )

3位:リバ90% :9.1倍 (1102万円) 

4位:リバ80% :7.9倍 (1261万円) 

5位:リバ70% :6.5倍 (1533万円) 

6位:リバ60% :5.3倍 (1886万円) 

7位:リバ50% :4.0倍 (2466万円)

8位:S&P500  :2.5倍 (3985万円) 

 

グラフで見ると「ブラックマンデー」の下落が霞んで見えますね。実際23%近く下落したそうですが、その後は普通に回復しているので普通の大暴落程度の感覚で考えてよさそう。パッと見大したこと無さそうに見えますが、それはその後の株価回復がとてつもないものだったかもしれませんね。

 

この不運に見舞われた場合はSPXL100%じゃないと1億目指すのはちょっと難しいか。ナンピンはタイミングが合えば最強なんですが、こんなにタイミングよく暴落時に買えないし、待っていたら株価はドンドン上がってしまいます。

 

 

1990~2000の10年

 

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終結果(倍率:1億円に必要な投資額)

1位:ナンピン :44.4倍 (225万円)

2位:SPXL      :35.1倍 (285万円 )

3位:リバ90% :24.7倍 (404万円) 

4位:リバ80% :17.5倍 (573万円) 

5位:リバ70% :12.3倍 (811万円) 

6位:リバ60% :8.7倍 (1150万円) 

7位:リバ50% :6.1倍 (1634万円)

8位:S&P500  :3.5倍 (2892万円) 

 

この期間は所謂「楽観的な相場」と考えてよさそうです。この相場なら「リバランス70%」でも十分1億目指せそうです。今後大きな暴落は無い読みなら「リバランス70%」を採用、暴落があるけど1億円欲しい場合は「リバランス80%」を選ぶ感じになる気がしました。本当は逆なんですけどね。復活の早い70%が暴落読みになるのですが、そうなると元本次第では10年で1億は間に合わない。

 

さて、大方大体のパターンを見ることができました。結果から私にとって最適解は「70~80%」となりました!こうなると、75%もちょっと見てみたいけど、まぁ、70%と80%の間ぐらいの結果になるだろうからいいか。未来の相場がそのままなるわけでもあるまいし。

 

上記結果を見ると、やはり1億円を10年という期間で目指すと結構大変ですね。ただ、「TECL」は早期償還リスクが怖すぎるので、ちょい参戦ぐらいが性に合ってるかなと思いました。「SOXL」は検証していないですが、それも今度見てみようかなと思います。ただ、「TECL」より激しいと聞いてるので多分10万円とかそういう規模で入れたら放置という感じになる気がします。

 

 

さて、この対決シリーズはほぼ結論がでました。改めてザックリまとめます。

 

ナンピンVSリバランスの総括

  • ナンピンはSPXLのパワーを上げ下げするものであり、タイミングによりSPXLよりパフォーマンスが落ちる場合あり。逆もまた然り。
  • SPXL100%だと暴落時の戻りが遅すぎるがアゲアゲ相場だと途方もないパワーで他の追随を許さない。そこまで個人で目指す必要があるのか難しい所。
  • リバランス70~80%が限界ギリギリを攻めて、かつ、大暴落時の復活が多少早まるため一般の人はこのラインで攻めるのがいいかもしれない。私はここに賭ける予定。
  • リバランス50%は大暴落時以外は全てS&P500よりもパフォーマンスに優れている。通常はこの「リバランス50%」を非常にオススメする。
  • 検証結果より、個人的な意見となりますが、S&P500は大暴落時以外はすべてにおいて「リバランス50%~60%」に劣っていそう。多少の暴落時にすぐ復活することは利点になりにくい。なので、出口戦略としてSPXLを一時的に辞める時とかに入れる先として活躍できそう。

 

というわけで、結果は

 

ナンピンとリバランスは勝負の軸が違うので、バトルになっていない

 

でした!バトルするならやはり今回のリバランスの比率部分でしたね。後はナンピン買いをもっとはっきり、80%以下になったら50万円だけ入れるとか。

 

仮に1000万円入れて80%暴落したら200万円になるので、そこで余剰資金の200万円を投資すると実質2000万円投資した事と同義ですからね。なら90%まで待って100万円にした方が余剰資金も半分で済むか。このぐらいなら機会損失も大したことないし、90%下落待ちでもいいかもしれませんね。早期償還リスクを考えなければですが。

 

で、全ての結果を通して私の中で結論付けたのは、

 

10年で1億円を目指すならリバランス70%~80%で900万円投資して毎月リバランス

 

になりそうです。900万円としたのは良く計算したら私の余剰資産は「900万円」くらいでした。ちょっと少なかった。危ない。上記のバランスにして10年で運が良ければ1億円、という感じにします。なぁに、「ブラックマンデー」が起こっても10年で1億達成してるので、「ITバブル」+「リーマンショック」のダブルショック並が10年以内に起らなければヘーキヘーキ!

 

実際、残り10年で上記の暴落が起こるかどうかがカギです。20年とか30年やると、大暴落が訪れる可能性も飛躍的に増えますが、10年なら何もない場合もあります。そう考えると、まさに今、900万円を20:80、つまり、180万(現金):720万(SPXL)を投資すべきかもしれません。でも怖いから800万ぐらいからやろうかな・・・

 

後は100万円枠を「TECL」と「SOXL」に取っておいて、最初30万/20万入れてガチホして超大暴落が着たら残りの30万/20万を後から入れるとか。50万ぐらいの余剰資金は普通に普段使い、例えばクロス取引でも使えるし悪くないかもしれない。まだ悩む。 

 

ここにきてまだグダグダしてますが、人として当然でしょう?!

怖いものは怖いんです!

 

あ!そういえばジュニアNISAもやってるんだからそんなにリスク取らなくてもいいかも!といっても、あっちは子供口座だしなぁーうーーん。やっぱり70%ぐらいかなぁ。

 

皆さまも上記倍率を載せているので何となく自分の資産と運用年数を合わせて目標金額に到達するか試してみても面白いかもしれません。もちろん責任は取れませんので、日本人が大好きな言葉、「自己責任」でお願いします!

 

ということで、もうちょっとだけ悩んで結論を出します。今回はここまでと致します。正直疲れた!お疲れ様でした!

 

 

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【3倍レバレッジ】TECL対SPXL大暴落麓決戦!【リーマンショック】

こんにちは。okometsubuです。

 

私には後10年くらいで億プレイヤーになってセミリタイアしたいと言う夢がある!

 

」であることは重々承知しておりましたが「3倍レバレッジ」商品との出会いで私の人生の歯車が狂い始めました。そして余剰資金の300万円を一括投資中です。理由はあの超有名でど安定な「S&P500」を約3倍しているという安心感があってこそでした。

 

そんな中、「TECL」と言うテクノロジー分野に特化したETFの存在がとても気がかりになってしまいました。こいつは直近10年くらいですが、「SPXL」を遥かに凌ぐ超ハイスペック製品です。過去に勢いで買ってしまいました。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

 

TECL」はS&P500銘柄内のテクノロジー関連銘柄を集めた3倍レバレッジ版となります。テクノロジー・ハイテク分野は今後伸びることが予想されており、特にAI製品が順調なようです。で、その元となっている指数が「XLK」という銘柄だそうな。マイクロソフトやアップルに重みを置きまくって、50%近くあるそうな少数精鋭タイプらしい。残念ながら自分はあまり好みじゃないかな。似たようなものでVGTというのがあるけどそっちのが好き。

 

で、今回私が気になっているのは以下のことです。

 

  • TECLの方が利益を圧倒的に生み出せるが、いざ「大暴落」が来たらSPXLと比べてどのくらい落ちてしまうのか

 

リーマンショックは100年に1度と言われています。もう私が生きている間に発生してほしくないですが、もし発生してしまったらSPXL以上に下落してしまうのかが気になってしまいます。

 

逆に言えば、大暴落時にSPXLとほぼ変わらないようであれば採用の価値ありますぜ!※非常に短絡的な意見です

 

しかしながら、「TECL」は2008年くらいに開始しているためリーマンショック時のデータがありません。

 

というわけで、R言語をインストールして疑似的にTECLのデータを取得してみたいと思います。このR言語、Yahooファイナンスから株価とか引っ張ってこれるようで、めっちゃ楽しそうです!

 

が、今回はR言語のお勉強とか一切しません。とにかく入れて、とにかくサッと計算してシミュレーションに移ります。

 

 

とりあえずR言語インストール

環境はCentOS7上で行いました。

yum install epel-release
yum install R
yum install libcurl-devel

 

R言語インストール後、Rコマンドでコンソールに入ってからR用のモジュール?をインストール

■quantmodというのをインストール
R
> install.packages("quantmod")

 

環境ができたら、drkernel氏のソースをそのまま使わせて頂きました。以下引用させて頂きます。

 

RでレバレッジETFをシミュレーションしてみよう。 | Dr.Kernelの見た世界

https://drkernel.net/archives/43

library(quantmod)
start = "2008-11-05"
end = "2018-03-31"
sp500 <- getSymbols("^GSPC", src = 'yahoo', auto.assign = FALSE, warnings = FALSE, from=start, to=end)
spxl <- getSymbols("SPXL", src = 'yahoo', auto.assign = FALSE, warnings = FALSE, from=start, to=end)
return_asset <- list(sp500 = dailyReturn(sp500),
spxl = dailyReturn(spxl))
lm(return_asset$spxl~return_asset$sp500)
scatter.smooth(return_asset$spxl~return_asset$sp500, xlab = "S&P500", ylab = "SPXL")
> lm(return_asset$spxl~return_asset$sp500)

 

実行してみたところ、drkernel氏のブログ記事と全く同じ結果が算出されました!

 

Coefficients:
(Intercept) return_asset$sp500
9.872e-05 2.903e+00

 

やったね!!導入成功です!!

 

ということで、ここからが本題。「TECL」はテクノロジー・セレクト・セクター指数の運用実績の3倍を目指すETFです。つまり「XLK」銘柄の3倍ですね。

 

というわけで!先ほどのコマンドをXLKTECLに置きなおして試してみます!!

 

library(quantmod)
start = "1988-12-22"
end = "2020-01-17"
xlk <- getSymbols("XLK", src = 'yahoo', auto.assign = FALSE, warnings = FALSE, from=start, to=end)
tecl <- getSymbols("TECL", src = 'yahoo', auto.assign = FALSE, warnings = FALSE, from=start, to=end)
return_asset <- list(xlk = dailyReturn(xlk),
tecl = dailyReturn(tecl))
lm(return_asset$tecl~return_asset$xlk)
scatter.smooth(return_asset$tecl~return_asset$xlk, xlab = "XLK", ylab = "TECL")

 

> lm(return_asset$tecl~return_asset$xlk)

 

結果はこちら

 

Coefficients:
(Intercept) return_asset$xlk
6.149e-06 3.030e+00

 

えーっと、ということは、

(TECLの1日の値動き) = 3.030 * (XLKの1日の値動き) + 0.000006149

 

ってことでしょうか。3倍超えてるがな!

XLKとTECL自体が完全一致していないのでしょうか。いやでもオリジナルはXLKで合ってるだろうし、よく分からないね。仕方ないね。とりあえず計算結果では上記の通りなので、この計算式を使って計算していきます。

 

あ、前々回ぐらいの記事で「ブラックマンデーブラックマンデー」と叫んでいましたが実際は「ITバブル」の勘違いでした。大変お恥ずかしい限りです・・・ブラックマンデーは1987年でITバブルが2000年頃の暴落なんですね。大変失礼いたしました。名称を間違えただけでデータ自体はそのものを使っているのでご安心をば・・・

 

ということで、超雑にTECL設定前の、「ITバブル崩壊」および「リーマンショック」時の値動きについてTECLとSPXLでどのぐらい違いが出るのかを見てみたいと思います!

 

 

 

・・・だったら、最初からS&P500XLKで争わせれば良かったのでは???

 

 

 

 

ガーンだな・・・でもせっかくなので備忘録として残しておきます。両方グラフにして比べれば違いも分かるし一石二鳥!

 

まずはオリジナルのS&P500とXLKのグラフから。

 

前提条件

  • ITバブル崩壊開始日の2000-08-31からスタート。頂点からのスタートです。
  • リーマンショック最底辺の2009-03-09ですが、復活の兆しが見えてきている2012-11-12をターゲットとして見ます。その過程で3/9のデータも見ます。

 

データはYahooファイナンスサイトにて参考にさせていただきました。

Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance News

https://finance.yahoo.com/

 

S&P500 VS XLK

 

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あ、これあかんやつや

 

早い段階で80%下落しています。これ、もし「TECL」の約3倍値動きでやっていたら早期償還になってしまうのでは・・・?

 

とはいえ、この「ITバブル」がきっかけでサーキットブレーカーが改良されたようで早期償還リスクは下がったと考えていいのかな。サーキットブレーカーはザックリ言うとS&P500の値動きを見て、1日で20%以上の下落が出来ないような仕組みです。なので、早期償還される33%の下落率を1日で達成することは昨今無くなりました。でもかなり怖いですね。翌日も20%マイナスなら即死です。

 

逆にこの「ITバブル」を乗り越えた先の「リーマンショック」ではS&P500と比べて耐性が付いたのか、大きな落ち幅は無かったようです。

 

その後、最初にグラフを見せた通りこの日を皮切りにXLKは驚異的な伸びを見せてS&P500を圧倒していきます。

 

それでは一応疑似TECL、疑似SPXLのグラフとXLTとSPXLを合わせてグラフ化してみます。

 

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ですよねーーーーー!!

 

だって20%前後下落している日が連続でありましたからねXLK。これ多分即死コースですよね。調べてみるとサーキットブレーカーはS&P500銘柄が20%下落したらストップするらしいので、今回の様にXLKの場合はもっと下落するかもしれません。昔はダウ平均株価で見てたらしいです。(※知識が無いのでこれ以上よく分かりませんでしたすいません。)

 

ということで、TECLは危険度は高いことを覚えておいた方が良さそうです。といっても、この時の暴落は「ITバブル崩壊」なので、まさにテクノロジーの「XLK」が落ちるのはやむを得ない!

 

その根拠(?)として「リーマンショック」のグラフを見てみると「XLK」は「リーマンショック」時点では大幅には下げておらず大人しいものでした。

 

 

こうなると、「TECL」については早期償還の可能性を捨てきれないという結果になりました。まぁ、ITバブル時の話ですし、ここからテクノロジーの重要性が増してきていることから、そんなに酷いことにはならないんじゃないかなぁと楽観的に見て大丈夫かな?!

 

いや、私のような末端の人間にまで

 

ハイテク万歳!神!!!

 

とか民衆皆が皆言い出したなら起こりうるかもしれません。株価があまりにも上がりバブル過ぎてパーンって・・・逆に流行ってるから大暴落しちゃうっていうね。(※個人の勝手な感想です)

 

まぁそれはさておき、大暴落時での勝者は圧倒的にSPXLとなりました!!!

 

実際、「SPXL」は割と値動きマイルドに見えませんか!?

安心感を買うなら「SPXL」で超長期運用!!※TECLの暴落具合を見せつつ

 

 

 

さて、この結果から私は次の投資先をどうするか考えます。

 

  • 圧倒的パワーの「TECL」だが、早期償還のリスクが高まる可能性ありかもしれないし、「SPXL」よりリスクが高そう
  • 逆にSPXLの方は早期償還リスクはかなり低いと考えられる。
  • ならば、「SPXL」をメインに購入しつつ、遊び心で「TECL」を購入するか、100年に1度の大暴落はもう終わったので、大暴落は発生しないことを信じて「TECL」比率を上げるか検討の余地あり
  • ともあれ、「TECL」に長期間投資することを目的とするのであれば、「SPXL」と「TECL」の両方を最大でも50:50程度で持っておいた方が安心だろう。20:80とか30:70ぐらいでもいいかも。当然70,80側がSPXL。
  • 一発逆転、数年の短期間運用で一攫千金狙うなら「TECL」全力買い!但し値動きが激しさを増すので、投資資金が0円になる確率が「SPXL」よりも高そうなのでそれだけはご注意を・・・

 

※TECLの早期償還のしやすさについては上記結果と私の何となくのイメージです。もし誤っていたらご指摘お願いします!!

 

と予防線を張りつつ、こんな感じですかねぇ。「TECL」。

 

真面目に1資産築きたいなら検討の余地ありだと思います。とりあえず私は10万円投資(20~30年塩漬け予定)しているので多くて30:70位かなぁ。資産築きたいので追加投資したいと思います。最終的に50~100万円ぐらいまでが許容範囲かな。やるとしてもSPXL:TECLの比率は4:1ぐらいか。まだ悩み中。超長期運用にするのが少し怖いので、一気に上がったら売り切ってしまうのも手ですね。どこが「一気に上がったか」が分かればですが・・・

 

また、私は勝手に2020年末から2021年中にはリセッションが来ると思っているのでその時買おうかな。いや、逆に年末リセッション読みなら今から購入しておいても良い気がしてきた。で、秋頃に売り。できないな。多分ガチホしちゃう。うん。悩みの種がまた一つ増えました。泣けるぜ。

 

 

 

さて、後はせっかく「TECL」についてのなんちゃって計算式をゲットしたので、いつかはSPXLみたいに30年とか10年スパンで取り出しても楽しそう。この計算式自体が非常に怪しいので気が向いたら。

 

・・・あ、いやいや!ある程度、本当にあってるか、「本物のTECL」と「疑似TECL」でグラフ作れば確認出来るじゃーん!

ということで、最後にグラフを確認してみましょうか。

 

本物TECLと偽物TECL(XLKを元に先程の約3.03倍を計算)

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おお、何となく、大体、ほぼ一致していると言っていいかな?

 

それじゃこのデータを使って過去の実績とか見ても楽しいかもしれません。とはいえ、ハイテク産業はAIが進んでいるため過去を見ても意味が無い気はしていますので、本当にネタが切れたらやるぐらいでしょうか。ほぼ意味が無いと思うのでやっぱりやらないかも。もう時代は移り変わっているので過去の条件はハイテクにおいては無意味かもしれません。

 

 

フワフワ気分でまとめたところで今回はここまでといたします。

 

 

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