【BTC】ビットコイン積立とMARA50%積立+現金50%を比較します

ビットコインドルコスト平均法は普通の人にもできるとてもオススメしやすい投資法になっています。以下過去記事。

 

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ただし、積立投資だろうと何だろうと、最終的にビットコインが右肩上がりをしてくれないと、ある意味ビットコイン信者にならないとドルコスト平均法だろうと初手一括投資だろうとなんだろうと長期投資目線で言えば無意味なのだ。

 

で、今回は何をやるかというと、MARAを積立した場合はどうかということ。MARAはビットコインマイニング企業であり、疑似レバレッジ銘柄と言われています。私は難しいことは忘れて、単にMARAはBTCの値動き2倍になる銘柄だと考えることにしています。暴騰したら2倍伸びて、暴落したら2倍下落スピードが速い。そんな感じ。

 

ただ、レバレッジETFとは異なり、復活速度はきちんと等倍のBTCと同じ時間軸で復活してくれることを期待しています。

 

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BTCがATHから次のATHまでの線を他のグラフにコピペしてみた

 

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ならば、MARAへの毎月の積立額を半分にして、残り現金半分で持ったものと、BTCをフルで積立した場合の実力って同じようなものじゃなかろうか、というのが今回の議題です。

 

もしこれがある程度、イコールの関係性があるとすると、次のメリットが生じます。

 

MARA半分積立とBTC積立がイコールのメリット

  • 余った現金でローリスク投資が可能(株主優待や仮想通貨現先クロス等)
  • 大暴落したタイミングで改めてBTCやMARAに追加投資をして一発逆転が可能
  • 米国株なので申告分離課税扱いなので仮想通貨より有利

 

一つ目は余った現金を有効活用できるということ。銀行なら年利0.2%ぐらいは付く時代なので最低でもその分のお金は増えます。また、MARAはレバレッジ投信ではないため金利コストも発生しません(※会社内部的にはあるかもですが)

 

また、二つ目の大暴落についてはタイミング投資になってしまうのですが、うまくすれば余った半分を使って大暴落した美味しいタイミングで購入できるチャンスが産まれます。もちろん、さらに下落する可能性もあるし、MARAなんかは1社のリスクがあるわけですから、暴落中に投資をするのは難しいと思うので、これは運と実力次第ということで。

 

ともあれ、現金半分持てるのは選択肢の幅が広がってソコソコ楽しめるんじゃないかなという期待があります。

 

後は米国株なので雑所得扱いにならないのがグッドですね。BTCフルで持つより多少は関連企業の株式を持っておいてもいいかなと思ってます。ただ、未来永劫持つのは怖いので多分途中で売り抜ける予定ではありますが。

 

ということで、さっそく見てみましょうか。

 

MARAは2017年11月頃にマイニング会社と合併しているので、2018年から積立スタートで見ていきましょうか。「Marathon Patent Group Wiki」でググったらそんな感じで書かれてたので、BTCマイニング始めたのが大体2017年末ぐらいからかなぁという感じで(※適当)

 

MARA vs BTC積立

2018/1/1 ~ 2022/7/26までの期間を見ます。

分かりづらいので対数グラフも。

 

終結

  • BTC積立:2.08倍
  • MARA積立:4.11倍
  • MARA半分+現金積立:2.56倍

 

結果としてはMARA積立が一番です。ただ、グラフを見てわかる通り、2020年の半ば頃、MARA積立が圧倒的に下落していることが分かります。この期間粛々と積立をしたおかげでMARAの積み立てがトップを走っているということです。

 

対してMARA半分+現金半分積立は割と順調で、2020年の大幅な下落相場も耐えてますし、結果としてはBTCとそこまでひどい差は生まれていません。

 

そして2019年頃は普通にBTC積立の方が結果が良い反面、2021年のような暴騰局面だとMARA半分の方が威力を増していたりもします。どっちもどっち、間を取っていいとこどりしている印象です。

 

つまり、良い具合にBTC積み立てと期間によって良し悪しはありますが、大体良い感じに疑似BTC積立チックに戦えるのかなと思った次第。

 

とはいえ私個人としては、良い感じに下落相場が始まってくれていると信じているため、MARAに毎月フルで積立投資をしていく所存です。

 

今回の結果をもとにやりたかったのは、例えばある程度下落したところでビットコインを買いたくなった場合、まずはMARAを半分投資して、「まさかここまで落ちないやろ~」って所に、残りの半分を指値しておくという戦い方。

 

こうすれば、最悪そのまま暴騰しちゃってもMARA半分でもビットコインフルの威力とそこまで変わらないし、逆に暴落しちゃったら「ここまで落ちないやろ~」っていう価格で半分もの資金で購入できるので、その後のリバウンドはかなり期待したくなります。

 

最悪、そのままズルズル下げる可能性はありますが、MARAに100%投資したりBTCに当初から100%投資していた時よりもある程度リスクヘッジできてるんじゃないかなという感じです。

 

じゃあその「ここまで落ちないやろ~」を決めることは各々の判断にゆだねられるわけですが。

 

まとめ(という名の所感)

  • 元々予定していた積立額の半分をMARAにするのは割と有効
  • 半分も現金が残ってるので気持ちの上でかなり楽(※実は重要)
  • 残った半分でかなり低めの価格で指値をしたら面白そう
  • ただし失敗したら終わり。MARAという会社リスクを信じられるかが焦点

 

失敗したら終わりですが、もうその人は終わりなのでそうなったら積み立てもクソもないのです。

 

ということで、気持ちの上では比較的気軽に戦える方法かなと思いました。おしまい。