インデックス投資結果(2020/10_1週目)

こんにちは。okometsubuです。

 

もうすっかり秋になってしまいました。

 

色々なことを学んで実行に移した年だった気がするのですが、特に何もなくいつの間にか10月になった気もします。これは楽しいことをやり過ぎて一瞬で時間が過ぎる相対性理論的な感じの時間の早さなのかもしれません。

 

そんな中、今現在やりたいことはこれだけあります。

 

  • 1.5倍疑似RPAR購入対応
  • RSI自動メールスクリプト作成
  • CFDのお勉強(値動きxx倍実現方法、ロスカット対策等々)
  • 時間があったらオプション(先物?)について勉強

 

オプションはCFDの高レバレッジの保険になるんだとか。勉強前の印象だと、オプションでもなんでも、結局その人の目利きが必要であり、オプションを使ったから大儲けができる!とかそんなことはないんじゃないかなと個人的に思ってます。

 

ともあれ、オプションを使うことで手数料を払って大損する際の「保険」みたいな買い方が出来るというので面白そうではありますし、いろんな買い方・売り方があるようです。が、そこまで管理しだすと「長期投資」目線では完全に無くなりそうなので、その辺が分かるまでは勉強する感じかな。

 

 

さて、やりたいことを並べましたが、これもあくまで経済面・ブログ面におけるやりたいことの一端であり、子育てとかゲームとか家族で遊びに行きたいとか美味しい物食べたいとか、やりたいことがわんさかあり過ぎます。あぁ、将棋とか麻雀もやりたいねぇ。将来は家族でボードゲームなんかもしたいなぁ。外でスポーツもいいね。体を動かしたいです。

 

もうね、やりたいことあり過ぎて書ききれません。ゲームも50本近くの積みゲーがあるし早く消費したい上に、今までやった神ゲー各種を再プレイしたい。言ってるそばからCivilization4またやりたくなってきたし、バイオ2もPS版、Re:2含めてまた走りたい。新しいゲームに手を付ける前に既存ゲームでループしてしまう不具合。

 

 

ゲーム関係は最近だとEpic Gamesとかいう謎の団体から毎週無料でゲーム貰えてるので正直もう永遠に困ること無いんじゃないかと思えるほど充実してます。ただ、あっちの国系でSteamから無断で情報抜き取ってるとかニュースで流れてるような所でちょっと怖い部分があります。基本ログインしないようにして、多分クレカ登録はしないと思う。が、無料ゲームの中に楽しそうなの何本もあるから普通にプレイはしたい。

 

最近はゲームの無料化が進んでる上にアニメまで基本無料が増えています。もう娯楽が溢れすぎてて暇になることなんか殆どないんじゃないかな。ブログも続けたらそれこそもう仕事なんかしてられません!!

 

後は子供が成長したら色々遊びとか勉強とか教えたい。10年後とかになりそうだが、理解できるようになったらCivilizationを教えたら世界史の勉強もバッチリだ。スポーツも普通に好きなので一緒に球技とかやりたいし、投資の勉強させたら学校の勉強ができなくても最悪何とかやっていけるだろう。最悪いじめ問題とかあっても生きていく術を学んでおけば学校行かなくてもいいとさえ思ってます。何もなかったら普通なら行かせるけどね。ともあれ、早い段階からヒエラルキーの頂点に位置する投資家に向ければいいのだ。

 

 

あぁ、もうやりたいことが溢れすぎててリタイアはもう夢しか詰まってない!!!

 

なにこれ仕事辞めても絶対時間足りないじゃん。 

 

 こんなにやりたいことだらけで頭おかしくなりそうなのに、

 

セミリタイアして家にいたら絶対暇になるからお金があっても仕事辞めないよ

 

という謎の仕事大好きマンが日本に数多く存在することに恐怖を感じます。本気か!?

 

これ嘘でしょ?なんでそんなにやりたいことないの???

仕事が生きがいの人は超有能過ぎて一周回ってバカ(失礼)なの???

 

独断と偏見で書きますが、多分仕事スキーは超有能な人です。

 

自分の考えを仕事で表現できる人なんだと思います。自分のやりたいようにやってそれでお金が貰えて周りからの評価を得られて自身の心が満足するような人たちじゃないでしょうか。本当に仕事が出来る人なんだと思う。そりゃ自分で色々コントロールできる術があれば楽しかろう。純粋に凄い。

 

そうではないけど働きたい人は・・・家に帰るのが辛い人かなぁ。妻や子供の相手をするのがシンドい人とか、独身で家に帰っても一人で孤独が苦しいとか。家にいるより仕事場の方が心がリフレッシュするなんて、かなしいなぁ・・・

 

私は仕事はお金をもらうだけのものだと思ってるし、自分のやりたいように仕事できない、そもそもやりたい仕事が無いです。人づきあいが超嫌いだから関わりたくないし、保つほど高いプライドも持ってないので別に評価されたくもないです。

 

人間なので多少は評価されたいと言うのはありますけど、評価されると仕事が回ってきて厄介事が増えるだけです。気苦労が絶えません。胃に穴が空いてしまいます。

 

もちろん、家庭持ちの人は仕事もせずに家にいたらいたで苦労するかもしれません。妻とは主張や考え方が異なるため度々衝突したりもするものです。

 

が、それがいいんです。感情のぶつかり合いも楽しみの一つ。ガンガン言い合った結果、喧嘩になることもあります。でも最後には「ごめん・・・さっきは言い過ぎたよ」とお互い折れて仲睦まじい関係がより強固になっていくってもんですよ!仲直り後は凄い幸せになりますねぇ!!

 

・・・あ!!すいません!!のろけてしまいました!!!

 

こんなプレイも出来る家庭を持つには、やっぱり婚活が一番手っ取り早い!

 

みんなも和気藹々な家族が持てる(かもしれない)婚活にレッツチャレンジ!!!

 

・・・え?婚活するお金が無い???

 

ならサッサと投資しまくってお金を集めよう!

 

先進国株式等の投資信託が私はオススメだけど、リスク取ってお金稼ぎたいいなら私のブログを片っ端から見てレバレッジでもなんでも使ってお金稼いでね!!!!(※自己責任でお願いします)

 

そんな婚活が出来るかどうかの資金を本当に稼げるのか?

 

今回の結果を発表します!!!

 

 

f:id:okometsubu-blog:20201003173135p:plain

 

 

前回の評価額合計:¥3,018,662

現在の評価額合計:¥3,254,866

前回のトータルリターン:¥344,857(※231,829円スイッチ利確含む)

現在のトータルリターン:¥530,861

利率:16.31%

※途中売却した銘柄の結果を含んでいるため画像と乖離があります

 

 

うん。十分婚活できるレベルでお金儲けできてるじゃないですか。1年ぐらいの投資人生の結果ですので、この額あれば婚活できますね

 

 

ぶっちゃけ、婚活自体が成功したら割と経済面で有利だったりします。

 

何故なら二人で同じ家に住めばそれだけで家賃・光熱費・通信費用等々を共有できる点はかなり有利です。正直家賃共通できるのは本当に強いですよ。共働きすれば一人でいるよりガッツリ稼げるんじゃないかな。そもそも婚活してなかったら二人とも働いているわけですしね。

 

そして結婚式は不要。あれ1日だけで数百万取られるとか正気の沙汰じゃないので、今から婚活したくてお金が無い人は全く考えなくてOK。これなら経済活動という面で見ても婚活は割と理に適っているかと思います。

 

とはいえ私は結婚式やりました。普通に心に残ったし思い出になったのでやってよかったと思っています。

 

が、数百万もかけてやるもんじゃないです。完全に搾取されてるというのが頭をずっとよぎりますね。「やってよかった!」と綺麗ごとだけ言えればいいのですが、私は卑しい人間なので、正直感動はするものの流石に結婚式は高すぎますよ。そりゃ婚活したい人が減るってもんです。両親とか相手の親御さんの目も気にしなくてはいけません。いやぁ、婚活したくなくなるってもんですよこの結婚式とかいうシステムは。

 

一番アレなのが参加者からお祝い金を貰うとかいうシステム。これで負担額は減る!っていううたい文句が滅茶苦茶嫌い。お祝い金を想定して実質いくら、とか人の善意を何だと思ってるんだって憤りを感じます。

 

・・・でも結婚式良かったです。いやぁ難しい。でも普通に高いので無理ならやらんでOKという心持が必要でしょう。

 

後は子供ですが、子供は言っちゃあれですがかなりお金かかります。経済面だけで見るなら結婚はOKだけど子供はちょっと考えた方が良いと思います。私は普通に子供欲しくて経済面云々の理由じゃなかったので普通におりますし、今めちゃくちゃ幸せですよ!!

 

ということで、経済面から考えると高校・大学生の頃に彼女を作って早々に同棲して働きにでるのが最適解かもしれまえせん。

 

私は長い間実家暮らしで過ごしたのでそれよりもはるかに経済活動面ではそっちの方が有利ですけどね!!彼女持ち調子のってんじゃねぇぞ!!!って青春でしたねぇ!!!!クソが!!!!

 

 

なので皆もレッツ婚活!!!!

出来れば子供も作って日本を活気づけよう!!!

自分たちの老後対策にもなるよ!!!

 

少しでも日本を間接的に救っていきたい。ずっと住むので。

 

 

 話が脱線しました。

 

 

さて、インデックス投資結果としては前回より大幅に改善しました。とはいえ今回は積立投資メイン回なので、そんなにハラハラドキドキする場ではないのでゆっくりやりましょう。投資額も積立途上の微妙な額です。

 

と言いつつ、今回から「iFreeレバレッジ FANG+」への積立投資が開始されてしまいました。ちょっと攻め過ぎな気がしているので近日中に積立額を変更すると思います。最初は25000円/月でやってしまいましたが、多分やり過ぎたので投資額を下げると思います。ETNへの投資部分とフェイスブックツイッター辺りがやっぱり私は将来性ないんじゃないかなとヤキモキしているのです。以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

まぁ採用銘柄が大企業だらけなので大事にはならないと思うんですけどね。が、これから5~10年と長期積立運用をすることを考えたらどうなるか分からない銘柄もそこそこあるなと思ってます。ので、やっぱりNASDAQ100、ひいては「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の方が安心感は違うと思います。

 

さて、私のインデックス投資結果はあくまで老後資金用を考えている部分となってます。

 

最近の調査によると、老後問題は2000万円じゃなくて3000万円以上必要ということだったらしい。これについては当時から「持ち家」ありきで2000万円としていたので、実質3000万円以上というのは正しいと思います。

 

なので長期目線でレバレッジを積立投資するのはそんなに悪くないと思ってます。ただ、私は少し臆病だったので生活資金を多く取り過ぎていました。もう少し投資額を増やして再出発する予定です。主にRPARとかで。近日中に大量に買う予定なので、その時は改めて記事にしようかなと思います。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20190605171502j:plain

 

RSIを用いたリバランスタイミングを検証します_その7(TQQQ微調整編)

こんにちは。okometsubuです。

 

RSIを用いたリバランスタイミング検証記事の第7回。

 

今回は今までの総合結果を元に、微調整を行う回となります。以下本シリーズ1回目記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

何やるかと言うと、今までRSIを5刻みで見て行ったのですが、それを1単位ずらして確認するだけのものです。

 

というのも、例えば「RSI75_25」が良いとした場合、76にずれただけで大幅にパフォーマンスが悪くなるようであれば、ちょっと採用しづらくなります。この場合、71~79の間を見て、大きく変動するポイントを見極めて、その中間地点ぐらいを押さえればマイルドになるんじゃないかなと適当に思った次第。

 

当然、過去は過去。未来は未来ですのでその限りではありませんが、傾向として知っておきたいという人間の心の支え部分になればと思っています。ぶっちゃけ、今回の検証はそこまで意味のあるものとも思ってません。完全に精神的にゆとりが得たいがためにやってます。

 

というわけで、今までの総合結果を軽く見ます。攻めの結果ではなく、安定運用できそうなRSIのみ選択しました。数が多すぎるので、その点ご了承下さい。

 

今までの過去検証結果まとめ

  • TQQQ_TMF:RSI80_25
  • TQQQ_現金:RSI80_25
  • SPXL_TMF:RSI70_30
  • SPXL_現金:RSI75_25
  • TECL_TMF:RSI75_25
  • TECL_現金:RSI75_25

 

概ね下限は「25」ぐらいでいいんじゃないか説が出ています。「ITバブル崩壊」とか「リーマンショック」とか考えた場合ですね。起こらなくても右肩上がり相場を期待できるため、安定した成績が期待できるというものです。

 

私の予想ではTQQQは上限80で安定していたのでTECLも80~85位になるかと思いきや、RSI80はむしろ悪い結果になったので難しいです。RSI85は普通に成績が良かったですがボラが激しすぎてちょっと採用しづらい感じです。

 

というわけで、数が多すぎるので、長期間ザクっとみて終わらせようかと思います。TQQQ編ということでTMFリバと現金リバの上限下限の両方だけ見ます。

 

前提条件(前回までの記事記載と同様)

  • RSIがxx以上、かつ、株式側の株価が当初の割合より上ならリバランス
  • RSIがyy以下、かつ、株式側の株価が当初の割合より下ならリバランス
  • RSIは一般的な14日平均を使用します
  • 一度リバランスしたら22営業日はリバランスしない
  • 「xx」や「yy」のRSIの値は適当に決めます。
  • リバランス日は「翌営業日の終値」とします
  • これに対して「毎月リバランス」を実施した場合と比較します
  • 手数料や税金は考慮しません

 

 

それでは最初にTQQQ:TMFリバランスから。グラフは60:40リバランスでの結果です。

 

TQQQ60:TMF40下限確認

1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20201001144043p:plain

 

終結

  • RSI80_21:3316倍 (リバ23回)
  • RSI80_22:3012倍 (リバ23回)
  • RSI80_23:4408倍 (リバ29回)
  • RSI80_24:6746倍 (リバ36回)
  • RSI80_25:7325倍 (リバ37回)
  • RSI80_26:7624倍 (リバ42回)
  • RSI80_27:4674倍 (リバ48回)
  • RSI80_28:2204倍 (リバ52回)
  • RSI80_29:2040倍 (リバ51回)
  • 毎月リバ:1930倍

 

対数グラフです。

 

リバランスの回数は下限数値を増やすと当然ながら増えます。最後28より29の方が少ないのは、「リバランスしてから22日間リバランスしない」という点で若干の誤差が生まれたと考えて良いです。

 

さて、あくまで結果としてですが「RSI80_26」が1位になりました。ついで「RSI80_25」が2位、「RSI_80_24」が3位となっています。

 

そしてその前後の「RSI80_27」と「RSI80_23」の順位が比較的良好です。つまり、この数値の中の一番間に存在する「RSI80_25」が最も中間地点に位置するという考えで割かし間違いはないと思われます。

 

あくまで1986-05-19からの結果、という限定的な状況ではあるものの、その最たる結果を出した「RSI80_26」を採用してもいいです。但し、「RSI80_27」までしか猶予が無いと言う点だけ注意でしょうか。28まで行くと下から3番目の順位と劣悪な結果となりました。

 

ただ分割してみましょうか。「ITバブル」中の右肩上がり相場ではRSI80_29がむしろ成績が良かったということです。ITバブル崩壊はとてつもない破壊力でした。今後、このレベルが来ない読みであればむしろ「RSI80_29」を採用すべきですし、多少数値を上げた「RSI80_26」でも良い気がします。

 

ということで、私は「RSI80_26」の方が好みですが、今現在の「ハイテクはバブル」みたいな情報を聴いてしまうと、若干の誤差程度である「RSI80_25」で無理しないで良い気がしています。難しいですね。ということで、一旦の結論は「RSI80_25」とします。

 

TQQQ60:TMF40上限確認

1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。

 

f:id:okometsubu-blog:20201001153855p:plain

 

  • RSI85_25:    410倍 (リバ13回)(※グラフ表記無し)
  • RSI84_25:17323倍 (リバ16回)
  • RSI83_25:17423倍 (リバ16回)
  • RSI82_25:13452倍 (リバ21回)
  • RSI81_25:13310倍 (リバ29回)
  • RSI80_25:7325倍 (リバ37回)
  • RSI79_25:7153倍 (リバ41回)
  • RSI78_25:6615倍 (リバ42回)
  • RSI77_25:6309倍 (リバ46回)
  • RSI76_25:5903倍 (リバ55回)
  • 毎月リバ:1930倍

 

RSI85_25は参考までに記載。圧倒的に「RSI83_25」の勝利ですが、RSI85_25が圧倒的に大敗するという異次元の負けっぷりがある点を我々は認識しなくてはなりません。そういう結果です。

 

安定を取るなら「RSI81_25」が無難と言う結果になりそうですが、「ITバブル」という異常なバブル時の結果の安定がコレですのですので、欲張らずに「RSI80_25」ぐらいが安寧かもしれません。

 

とはいえ、RSI82,83,84と上位に3つも余裕がありますので、そう考えると「RSI81 or RSI82」がベストな選択となりそうです。この辺は難しいですねぇ。ミスったらRSI85の悲劇が待っていることを考えるとやはりRSI81が無難かなと思いました。

 

リバランス回数で見てもRSI82辺りから回数がガツっと減ってきてますのでその境界線のRSI81~82ぐらいが良い落としどころかなと。

 

ということで、TQQQ:TMFの結果としては「RSI81_25」か「RSI82_25」が私の中ではアリかなと思った次第。まぁ、TQQQに投資してないので個人的にはどうでもいい所ではあったりします。日本から気軽に特定口座でTQQQに投資できたらなぁ!!

 

失礼しました。では続いてTQQQ:現金リバランスです。

 

TQQQ70:現金30下限確認

1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。

 

f:id:okometsubu-blog:20201001162303p:plain

終結

  • RSI80_21:1674倍 (リバ28回)
  • RSI80_22:1557倍 (リバ28回)
  • RSI80_23:1610倍 (リバ32回)
  • RSI80_24:2109倍 (リバ38回)
  • RSI80_25:2224倍 (リバ39回)
  • RSI80_26:2189倍 (リバ46回)
  • RSI80_27:1371倍 (リバ49回)
  • RSI80_28:645倍 (リバ51回)
  • RSI80_29:675倍 (リバ53回)
  • 毎月リバ:441倍

 

「RSI80_25」になりました。前後賞を見ても悪くない結果です。もしくは「RSI80_24」も捨てがたい一ですね。

 

対して「RSI80_28」まで行くと大分成績が落ちることになります。そう考えると「RSI80_24」が無難な選択肢かもしれません。

 

ともあれ「ITバブル崩壊」レベルが発生したらRSI24が妥当でそのレベルが無いのであればRSI25以上でも問題は無いと思われます。そんなの分かるわけないんだよなぁ!!

 

ということで、RSI25でも24でもどっちでもOKということにしておきます。数値だけみたらRSI25でも良さそうです。TMFリバランスを見てもRSI25がベストな選択になりそうです。

 

TQQQ70:現金30上限確認

1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。

 

f:id:okometsubu-blog:20201001164623p:plain

  • RSI85_25:  211倍 (リバ11回)(※グラフ表記無し)
  • RSI84_25:5456倍 (リバ17回)
  • RSI83_25:5475倍 (リバ17回)
  • RSI82_25:3863倍 (リバ21回)
  • RSI81_25:3869倍 (リバ28回)
  • RSI80_25:2224倍 (リバ39回)
  • RSI79_25:2105倍 (リバ43回)
  • RSI78_25:1958倍 (リバ44回)
  • RSI77_25:1862倍 (リバ48回)
  • RSI76_25:2020倍 (リバ59回)
  • 毎月リバ:441倍

 

結果として「RSI83_25」が最強でした。が、「RSI85_25」の結果がやばすぎてヤバイです。そう考えるとRSI82辺りを選んでおきたくなります。ギリギリここなら+-2の誤差分の余白があります。

 

が、ITバブルという超異次元バブルを考えると、やはりRSI81辺りが無難じゃなかろうかと思ってしまうのでした。

 

また、リバランス回数の部分に注目すると、RSI83とRSI84は大体同類だと見て取れます。RSI82とRSI81でも少しの隔たりがあるので、やはりRSI81~82ぐらいが安全に行くなら無難だと思われます。

 

ということで、個人的な推しとしては「RSI81_25」で安全に行くか、ちょっとスパイしイーな「RSI82_25」となりました。投資額が超絶大幅に下落するという恐怖がありまっすので無難に「RSI81_25」が落としどころかなと思った次第。

 

ということでTQQQ編でした。ぶっちゃけ、私が全く投資していないので割とどうでもいいと思ってしまっていますが、1986年からデータが取れるので貴重なサンプルとなりました。1986~2000年の14年間のITバブルまでの時間を考慮するのであれば、という結果になり得そうな気はしています。

 

さて、昨今の「コロナショック後」の世界、今は本当にITバブルなのでしょうか。それとも途上なのか、もう破裂寸前なのか、金融リテラシー0の私には分かりません。が、今がどういう時期かを読める人であれば、今回のRSI80~85のどの位置でリバランスするのか、いや、むしろ今すぐリバランス売りをした方が良いのか、もっと待った方が良いのか、分かるんでしょう。

 

私はもうサッパリ分からないのでRSI81_25で比較的安全に行けばいいんじゃぁないかなぁと思った次第。つい最近RSI80を超えた時期があったなぁ。もしかしたらそれが最終ジャッジの日だったのかもしれません。あぁ嫌だ嫌だ。そうだったらもう手遅れなのでRSI25でカバーすることにしましょう。

 

それじゃ改めてまとめです。

 

TQQQ編まとめ

  • TQQQ:TMF=RSI81_25(ディフェンシブ)~RSI83_25(アグレッシブ)
  • TQQQ:現金=RSI81_25(ディフェンシブ)~RSI83_25(アグレッシブ)

 

ということで、今回はここまでと致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20201001165753j:plain

 

 

【メシウマ】千趣会(8165)を信用売りして損失を被りました【株主優待クロス】

こんにちは。okometsubuです。

 

ちょっと前にやらかしたことを懺悔する記事。つまり、反省ストック記事だ!

 

 株主優待クロスを妬み憎しみを持っている読者の皆様。お待たせしました。

 

株主優待クロスで大損こきました!!!ファッ○!!!!!!!!!!

 

ストップ高で意図せず売り完了

 

f:id:okometsubu-blog:20200919230715p:plain

 

 

■翌日成行買い。その日の終値は436円

f:id:okometsubu-blog:20200919230723p:plain



いやぁ、やっちゃいましたねぇ・・・。

 

こちらの銘柄、なんかJRと提携して楽しいことをやるとかなんとかで、ストップ高になってしまったというわけです。

 

結果としては手数料併せて4100円程度の損失でしょうか。株価を見て見たら買い戻した額が466円だったのに今は395円で圧倒的に下がっていますねぇ!ダブルショック!!

 

でも翌日の成行買いはむしろ問題ありません。ミスをミスとして捉えてサッサと相殺できて良かったと思います。むしろ誇らしいですよ。終値まで待ってたらむしろ儲かったのですが、タラレバを言ってはキリがないのです。

 

以前ですが、この損切りをサッサとしないおかげで傷口が広がったことがありました。当時は株価が戻ることを期待してすぐに損切りしなかったせいで2万3千円ちょっとの損失になりました。以下過去懺悔記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

これで合せて2万7千円近くの損失となったわけです。

 

と言っても、その前日の夜間取引のPTSでは500円の値がついていたはずなので、とにかく相殺できてほっと一息です。

 

とはいえ、これには優待クロス組を日頃から良く思っていない方々はニッコリでしょう。

 

 

ではなぜ私はストップ高千趣会(8165)を売ることになったのでしょうか。

 

というのも、SMBC日興証券では一般信用の在庫を疑似的に「予約」できる仕組みがあります。その予約を行う際にストップ高となる株価を指定して予約する数量文を一般信用売り注文をしておくのです。

 

こうすることで、「ストップ高」にさえならなければ1週間分予約できるということです。

 

今回、その「ストップ高」が発生してしまったため、約定してしまいました。

 

ぶっちゃけると、千趣会、なんとなーく予約していただけで全く買う気が無かったのでダブルパンチで超ショックです!!!

 

アァ、これが欲を追い求めたさもしい者の末路というものです。これについては何にも言えません。

 

以前間違えて売り注文が約定してしまった銘柄も、別に欲しい銘柄ではなくて「何となく」建てたものでした。こうなると精神的にかなり食らってしまうわけです。

 

というわけで、今回の千趣会は翌日成行買いをさせて頂いたというわけです。

 

 

で、今回の損失は4000円程度ですので、実は大ダメージと言うほどではありません。これは本当に助かりました。翌日も「ストップ高」なんて銘柄もたまにあるので、もしそうなったら5万円近くの損失を覚悟していましたので、本当に胸がスッとしました。

 

ちなみに昨年の私の株主優待クロスの半年の利益は大体18万円程度なので、十分黒字ではあります。が、このぐらいの想定外の額はやはり想定しておく必要がありそうです。よって、想定年利はもう少し引き下げてシミュレーションした方が良さそうということです。

 

しかしながら、これはある意味、良い機会になったかもしれません。

 

私は丁度、株主優待クロスから「RPAR」への投資に向けて着々と準備を進めていた所でした。

 

「RPAR」とはあの有名な「オールウェザーポートフォリオ」の亜種(?)みたいなもので、そのポートフォリオに「インフレ」部分を強化したような感じのものと考えてください。以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

で、最近最終チェック段階まで来てます。昨日の記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

ようするに、「どのような経済状況になっても割と安心」できるポートフォリオであり、一回投資したら後はその比率になるように年1回とかにリバランスすれば良いと言うものです。あの「リーマンショック」でもたった2年で復活でき、かつ、そもそもリーマンショックでも一番の底でも20%程度の下落で済んでいるのが利点です。

 

f:id:okometsubu-blog:20200930174543p:plain

 

見えづらいですが、赤丸部分がRPAR1.5倍レバで緑○がIVVの頂点部分となります。パッと見ただけでも大分期間が違うことが分かりますね。実際にはこんな感じになりました。

 

暴落前~暴落後の期間

  • RPAR:2008-03-14~2010-04-21(※約2年)
  • RPARレバ:2008-03-14~2010-05-12(※約2年)
  • IVV:2007-10-09~2013-03-11(※約5.5年)

 

リーマンショック高値から底値までの下落率

  • RPAR:-17.0%
  • RPARレバ:-23.6%
  • IVV:-56.5%

 

 

本物のRPARは4半期に1回実施していますが、あれは企業がやっているものであり、個人の、それも日本から手数料を大きく払う立ち位置にいるのであれば年1回程度がギリギリ個人投資家の範囲だと勝手に思っています。ボラが激しくなりますが、逆に儲かる可能性もありますし、大きな誤差は生じないと睨んでいます。

 

もちろん、大暴落等が起こると原価割れしますが、概ねすぐ復活することが期待でき、毎年プラスに働く率が高いポートフォリオであるということです。というか、そのような「大暴落時」にリバランスするのが一番効率は良い気がしています。それを読むのは難しいんですけどね。

 

ということで、株主優待クロスは過去経験から大体3~4%の年利が期待できていました。今回のような異常事態がなければノーリスクで3%の年利は単利ではありながら、中々凄い成績です。

 

とはいえ、今回のようなイレギュラーなケースや、買い忘れ、売り忘れのリスクを踏まえると、年利1%ぐらいの損失を覚悟してもいいかもしれません。つまり、株主優待クロスは年利2~3%程度ぐらいに見た方が良いと言う事です。

 

対してRPARは複利で年1回、軽くリバランスするだけなのでヒューマンエラーは限りなく少なくなります。そして株主優待クロスと異なり全額投資できるため根本的な利益はRPARの方が圧倒的に上になります。そしてほったらかしで複利で運用してくれるおまけ付き。

 

株主優待クロスというものはどうしても「手間」が発生します。つまり、手放しではなく「労働力」が発生するため、あるいみ「副業」に位置する投資先ということです。

 

以下時給をまとめた過去記事。労働力の面から言えば時給換算でかなり美味しいですが、「投資」として見た場合は手間は年1回だけで済みますので「RPAR」が圧勝しそうな気がしています。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

ザックリ時給

106330 ÷ 34時間 = 3127円/時

 

 

結構労働力発生するんですよ。株主優待クロスというものは。もちろん、生活資金とか子供の養育費でストックしている「日本円」で出来るのですからノーリスク投資としてこれほど素晴らしい投資先は無いと思ってますので継続はする予定です。ただ、その絶対額を大きく下げようという話でした。

 

というわけで、やはりRPARの投資は今回の株主優待クロスが終わって資金がまとまったら早めに開始したいと思います。

 

あぁ、私のブログが「アフィリエイトブログ」だったらこの

 

RPAR

 

の部分を

 

ウェルスナビ」の「リスク許容度1~2」がオススメ!

 

と言って、アフィ広告費用でお金を儲けることができることでしょう。

 

まだ株主優待クロスしてるの?ウェルスナビならもっと稼げる!

 

みたいな煽りタイトルを付ければ完璧ですかね。今回の記事の様に実体験で損したことをプラスに変換するのも良い感じに働きそう。実際の年利も出してますし、それと比較してウェルスナビのが上!みたいに言っておけばいいんですから。

 

が、私から読者様に対して、ウェルスナビはオススメしません。

 

私自身が投資するなら宣伝してもよかったですが、流石に投資しないで宣伝するのは道徳から外れることはできません。いや、自身が投資して本当にオススメなら宣伝したいとは思いますけどね。以下なんとなくオススメしないことを雰囲気で書いた過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

結局ウェルスナビは信託報酬が高すぎるのが問題過ぎるということです。この1点に限ります。商品内容としては、私が実践予定の疑似RPARのように世間一般にありふれた誰でも投資できるETFに投資しているだけです。ユーザに優しいのはその投資先について公表している点ですね。なのでウェルスナビ自体は私は好印象です。

 

そんな信託報酬が高いウェルスナビです。こいつのリスク許容度1~2採用するぐらいなら「RPAR」とか「オールウェザーポートフォリオ」を自作した方が良いですし、リスク許容度5でやるなら株式100%で良いと思ってます。

 

とはいえウェルスナビのサービス自体は私の中では非常に高評価です。利益は十分得られると思います。オススメしないのは、単純に信託報酬が高すぎるという只1点であり、それが全てです。

 

ぶっちゃけ、RPARと同じ銘柄を同じ比率で買った後、一生涯1度もリバランスしない場合でもウェルスナビより勝てるんじゃないかとも思ってます。それでもRPARの方が手間なしで勝てそう。ここ根拠ないけどそれだけ信託報酬が高いということです。

 

 

 

・・・なんだか話がごっちゃ煮になってしまったのは、

 

 

単純に千趣会で予期せぬ損失を出して大分心がやられてるからだよ!!!!!

 

 

いやぁ、皆さまにおかれましては、程良いメシウマ案件になってしまいました。

くやしいのぅwwwくやしいのぅwwwwww

※本当にくやしい

 

 

ということで、今まで株主優待クロスは「ローリスク/ミドルリターン」として我がブログでお伝えしてきましたが、その「ローリスク」の部分を食らってしまったというお話でしたとさ。めでたしめでたし。

 

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200917160841j:plain

 

本当にRPARに投資していいか最終チェックをします

こんにちは。okometsubuです。

 

いよいよ9月の株主優待クロスが終わったため、10月には余剰資金が浮くことになりました。ついにRPARに投資する日が近づいてきたことになります。以下RPARについての過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

RPARは要するに、株や債券、商品や金、インフレ連動債とか色々な所に投資して非常にリスクを少なくしつつ、利益を少々頂こうという投資方法です。大暴落が来たらさすがにマイナスですが、比較的短期間で復活が期待できるというものです。

 

公式サイトでも似たようなことが書いてあったので多分そんな感じでしょう。

 

で、私は銀行預金に預けるならこの「RPAR」に投資しておこうかなと思った次第です。真の目的は現在SPXLやTECLへのナンピン保有資金用です。ナンピン用の現金を銀行預金に放り込みっぱなしはちょっともったいないというのと、債券は今後ちょっと怪しいという内容なのでRPARに注目しています。

 

さて、本物のRPARというETFがあるにはあるのですが、日本の証券会社では購入できないようです。もしかしたらサクソバンク証券で出来るかもしれないですが、一旦本物への投資検討は除外させて頂きます。経費も0.5%/年と非常に高価であり、利率が低いと思われる銘柄としては手が出しづらいです。1.2倍レバレッジ商品なのでその辺も関与しているのでしょう。

 

で、疑似的にRPARを再現するならどうするか、というのを記事にまとめているブロガーの方を参考にさせて頂いています。以下靴磨きおじさんのブログより引用させて頂きます。

 

一般日本人がレバレッジ1倍~1.5倍のリスクパリティPFを簡単に組む方法とオールウェザーちょっと考察 - 恥知らずの模倣者"Shameless Cloning"戦略のブログ

http://kutsumigaki.blog.fc2.com/blog-entry-581.html

残念ながら、このETFについてですが、2019年12月に始まったばかりで日本証券では購入が現状できないとのこと。個人でやる場合の案について再度引用させて頂きます。

リスクパリティポートフォリオ(レバ1倍)案
21% VT
29% TLTかヴァンガードのもっと経費率の低いもの
29% TIPかヴァンガードのもっと経費率の低いもの
10.5% GSG
10.5% IAU

~~~

ちなみに1.5倍程度レバレッジをかけたいなら、それにも対応できます。
リスクパリティポートフォリオ(レバ1.5倍)案
10% SPXL+EDC
15% TMF
45% TIPかヴァンガードのもっと経費率の低いもの
15% GSG
15% IAU
グローバル株式にEAFE諸国が入れられないのが残念ですが
1.5倍くらいのレバレッジでも今年くらいの状況では、年次リターンでみてほとんど微動だにしないでしょう。

 

そしてRPARの考え方についても引用させて頂きます。

レイ・ダリオの説く4つの経済の季節を思い出してみましょう。

All2.jpg

それぞれで効果的な資産はなんでしょうか

季節①経済成長率が想定より上がる時期
株式
コモディティ(金含む)

季節②経済成長率が想定より下がる時期
名目金利のFixされた(政府)債券
インフレ連動債

季節③インフレが想定より進む時期
インフレ連動債
コモディティ(金含む)

季節④デフレが想定より進む時期
株式
名目金利のFixされた(政府)債券

 

 

つまり、どのような状況でも安定した投資が期待できるというものです。

 

 

こちらのポートフォリオの懸念点としては、「TIP」のデュレーションが約7年であり、本物のRPARでは約15年物を使っているようです。つまり、RPAR側の方がボラが激しいことになります。以下ronaldreadさんのブログより引用させて頂きます。

RPAR(The RPAR Risk Parity ETF)は"Cash is Trash"局面に強い? - 高卒非正規が株式投資でアーリーリタイアを目指す

ちなみに有名なTIP(iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF)は実効デュレーションが7年程度ですが、RPARのTIPSは15+ yaerと書かれており、かなりデュレーションが長いです。

 

 

そのため、上記の疑似RPARを作る際に「TIP」の割合をほんの少し増やして調整するのが良いと思います。が、面倒なので靴磨きおじさんの案を採用したいと思います。誤差だよ誤差!

 

いや、人生掛かってるのでもうちょっときちんとやった方がいいのですが、どうせ海外ETFは端数でキッチリ買うことができません。その時にちょっと「色」を付けて多く買えばいいってもんです。適当にやります。

 

さて、TIPはインフレ連動債という商品で、今後インフレが発生するとお得になる商品です。ここが少し弱くなるのはちょっと懸念材料と言う話をしました。

 

で、RPARは金の他にコモディティにも投資することになるのですが、今回私はこのコモディティを除外したいと考えています。

 

理由は以下の2点。

 

  • 個人投資家コモディティに投資するにはGSGのETFコモディティに関わる株式を購入することで代替する必要がある
  • GSGの場合は経費が0.75%/年非常に高く、中々手を出せる商品じゃない
  • その上、コモディティは「プラマイゼロ」商品と言われており、最悪経費分だけ取られる可能性がある。※ここ言われてるだけで実際どうかよく分かってない
  • コモディティに関わる株式を採用することでも代替できるそうだが、選び方が筆者にはよく分からないと言う点と、石油関連が上位にくるためそれらの株式を買う必要があるが、石油に将来性があるのか筆者はサッパリ分からないため手が出せない・出しづらい

 

と色々書きましたが、単純にコモディティを個人が買うのは結構難易度が高いかなと思った次第。経費がとにかく高い。直接先物を買うという上級者向けの方法もあるようですが、ちょっと金融リテラシー0の私が手を出すには億劫なのと、管理が煩雑になるのでやめました。

 

じゃあどうするかというと「」に全部集中投資しちゃおうかなと思います。理由はありません。「」も立派なコモディティでしょ!!という超適当な考えです。後は個人が金ETFを買うときに「GLDM」という新しいETFが誕生したのですが、これの経費が0.18%と安価で買うことが出来るためです。

 

結局「金」も「コモディティ」も両方インフレ時に有効だという点と、その中で「金」であれば、株式が大暴落した時のクッションになる過去実績がありました。対してコモディティは一緒に下落する過去経緯があるので、持つなら「金」でいいんじゃね???という考えです。

 

ただ、戦争になったりすると石油とかジャンジャン使われるので「コモディティ」が凄い値上がりするらしい。怖いけど、そういう可能性も否定せずに投資するならやはり「コモディティ」にも少々入れた方がいいんでしょう。私は外してちょっと冒険します。GSGは経費が高すぎる・・・

 

さて、続いて株式について言及します。

 

本当は「IVV」、つまりS&P500は全世界株式でやるのが一般的ですし、本家も全世界株で投資しているようです。ただ、今回はIVV,SPXLを対象としました。理由として、TLTやTMFが米国の国債であるため、米国株で統一した方が管理上よろしいかと思った次第です。

 

また、新興国用の3倍レバレッジ「EDC」というのがあるのですが、数パーセント混ぜるのも管理上面倒なのと、売買手数料の関係から「SPXL」に統一してしまいます。債券も米国なので株だけ世界にするのも変な感じです。やるなら債券も世界に合わせるべきですが無理なのでやりません。

 

ということで、以下の方法で投資することを目標とします。

 

疑似RPAR(予定)

21% IVV(株式)
29% TLT(長期債)
29% TIP(インフレ連動債)
21% GLDM(金)

 

多分、次の1.5倍レバレッジを採用することになると思ってます。今回のようなリスクが非常に少ないポートフォリオを採用する場合、金融機関は基本的にギリギリまでレバレッジを掛けるのが一般的なんだとか。個人がやろうとすると、こんな感じになるということです。SPXL以上の値動きxx倍レバレッジ商品もないですし、以下が限界かなぁと思います。

 

今回用の1.5倍レバレッジポートフォリオ

10% SPXL(S&P500の3倍レバレッジ)
15% TMF(長期債)
45% TIP(インフレ連動債)
30% GLDM(金)

 

 

実際、SPXLは経費が高いですが、今回の保有比率は10%やTMFの15%程度の等倍ポートフォリオに比べて1/3になるので、その分実際の経費率は大分マイルドになるかなと期待しています。IVVはSBI証券だと買付手数料無料なのでそこはちょっとうらやましい。

 

 

ということで、これでやります。「TIP」のインフレ連動債はバンガード社にも似たような商品(VTIP)があります。経費は大分安くなるのですが、デュレーションがこれより更に短くなるので不採用とし、採用銘柄は「TIP」とします。

 

 

さて、では今回何をやるかというと、改めて疑似RPARの実力を確認しようのコーナーとなります。SPXLとTMFは疑似データを使い、過去データが無いのでGLDMは「GLD」を使います。その分成績は悪くなるということをご留意ください。むしろ悲観的な私としてはGLDでガッカリした情報を見た方が耐性が付いて嬉しく思ったりしてます。

 

前提条件

  • リバランスは年1回実施とします
  • 手数料・配当金考慮無しです
  • IVVは初手一括投資のみです

 

疑似RPARとIVV(S&P500)比較

2004-11-18~2020-09-29の結果となります。

 

f:id:okometsubu-blog:20200930173635p:plain

終結

  • RPAR:2.25倍
  • RPARレバ:3.09倍
  • IVV:2.80倍

 

なんと、IVVを超えてしまいました。当然、「リーマンショック」を経由していますし「コロナショック」で逆転している経緯はあります。

 

が、この暴落に対してクッションを用いるためにRPARを用いたいと思っているのです。このレベルであれば1.5倍レバでもいいですし、等倍RPARでもいいのではないでしょうか。

 

但し、この結果は「コモディティ」を外して成績優秀だった「金」に投資しているという経緯があることを忘れてはいけません。将来、金よりもコモディティが成長する未来は十二分にあるのです。それを気にしないためにRPARを採用するのですが、いやいや、個人が疑似的にRPARをやろうとするとやっぱりコモディティは大変だと思った次第です。

 

 

 

さて、ここから私の場合の話をさせて頂きます。

 

先程述べたように、私はこのRPARの資金をSPXLやTECLのナンピン用に使おうと考えています。そこで思ったのが、RPARが前回の暴落前高値に復活したタイミングでSPXLやTECLに投資したら十分間に合うのではないかということです。

 

もちろん、過去の結果はあくまで過去であり、未来もその通り動くとは限りませんが、実績があるというケースはないがしろにできません。

 

ということで、2004年からのデータしかありませんが、当時のリーマンショックの地点を見て見ましょう。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200930174543p:plain

 

見えづらいですが、赤丸部分がRPAR1.5倍レバで緑○がIVVの頂点部分となります。パッと見ただけでも大分期間が違うことが分かりますね。実際にはこんな感じになりました。

 

暴落前~暴落後の期間

  • RPAR:2008-03-14~2010-04-21(※約2年)
  • RPARレバ:2008-03-14~2010-05-12(※約2年)
  • IVV:2007-10-09~2013-03-11(※約5.5年)

 

一応「リーマンショック」は100年に1度の暴落と言われる程度には凄い暴落だったようですので、この結果を参考にするのは十分アリじゃないかなと思っています。

 

そもそも今回はRPARの資金をSPXLやTECLへのスイッチを目的としています。IVVは5.5年で復活しますが、SPXLやTECLは更に年数をかけないと復活しないことは明白です。よって、RPARが復活してからSPXLやTECLに投資するのは遅いってことは全くなくて、むしろRPAR復活まで待っても特に問題ないことになります。

 

正直「世界恐慌」に比べたら月とスッポンなので、「100年に1度」とか言われてもハン!っと鼻で笑いそうになってしまうレベルの暴落ですが過去データがギリギリ2004年からでないと取れないので仕方ありません。

 

話が脱線しました。

 

つまりこの結果から、短絡的な意見ではありますが以下の2パターンの投資方法が考えられます。

 

  • RPARは1.5倍レバでも等倍でも大体2年程度あれば復活が期待できる
  • その復活までの2年間分の「現金」を手元に置いておいて、その期間はSPXLやTECLに積立投資でナンピン買いを行う
  • もし2年を超えても暴落が続くようなら「RPAR」を売却してSPXLやTECLにスイッチする
  • スイッチする際はRPARの比率を見て、値段が高い所から順に売却することでセルリバランスが可能となるはず

 

で、更に要約するとこうでしょうか。この2つのどちらかのパターンになりそうです。

 

過去結果を見た上での投資方法

  • 2年間分のナンピン買い用の「現金」を保持するパターン
  • 2年間分のナンピン買い用の現金も全部RPARに突っ込むパターン

 

この2つのパターンはつまり、今から数年以内に「大暴落」が来る場合を想定したディフェンシブな投資方法であり、後者は5~10年ぐらい「大暴落」が来ない場合を想定したアグレッシブな投資方法であると考えています。

 

ようするに長期間大暴落が来なければ、2年間の現金をRPARで運用できますので、5~10年後に大暴落が来てスイッチする場合でも、それまで培った5~10年の運用益でペイしてしまおうという考えです。

 

ということで、今回の疑似RPARと疑似RPAR1.5倍レバレッジの年利はいくらかを調べます。以下サイトを利用しました。

 

複利計算(元利合計) - 高精度計算サイト

https://keisan.casio.jp/exec/system/1248923562

 

 

大体以下のようになりました。

 

2004年からの年利

  • RPAR:5.2%
  • RPARレバ:7.3%
  • IVV:6.65%

 

面倒なのでザックリ考えます。

 

例えばで、余剰資金が「1000」だったとします。2年間のナンピン用を仮に「200」とします。この200を年数別で運用するとこんな感じ。1.5倍レバだけで考えます。

 

  • 1年目 215
  • 2年目 230
  • 3年目 247
  • 4年目 265
  • 5年目 284
  • 6年目 305
  • 7年目 328
  • 8年目 351
  • 9年目 377
  • 10年目 405

 

上手く行けばの話ですが、10年で2倍になりました。凄すぎるのでリアルでやったらもっと下がる気がしますがここでは割愛。

 

では次に、今回のリーマンショック場合、直近高値から底値まで一体どのぐらい下がったのでしょうか。ザックリで以下のようになりました。

 

リーマンショック高値から底値までの下落率

  • RPAR:-17.0%
  • RPARレバ:-23.6%
  • IVV:-56.5%

 

下落率の面で見ても言うほど下がりませんでした。つまり、この「23.6%」の下落率と、それまでの運用益が勝る限界点を求めれば、何となくタイムリミットが分かることになりそうです。

 

最悪全額RPARに投資したとしても、この23.6%の最悪のタイミングでRPARを売却しても損をしない程度の運用益を得られればいいのです。

 

えーっと、つまり、2年間のナンピン買い用の200を元に考えると、

 

x * 0.764 = 200

x = 261.8

 

となるため、「61.8」を1.5倍レバレッジで稼げれば良いことになります。

 

となると、先ほど年利計算ですると61.8を稼ぐには「4年間」、運用期間中にリーマンショック級の暴落が無い読みであれば全額RPARに投資を行い、暴落がある読みなら現金で持っておいた方が良いと言うことになります。4年間で265になるので。

  • 4年目 265

 

 

ザックリ書きましたが、実際にはナンピン買いを「底」でリバランス全額するわけではないので、恐らく3年間分ぐらいの運用益があれば十分対応できるかなと思った次第です。

 

つまり、今の「コロナショック後」の3年間、大暴落が起こるか起こらないかを賭ける必要があるということです。悩ましい!!!!

 

そういうのが分からないからRPARに全額投資したいの!!!

 

さて、今回2年間の追加投資分を「200」としましたが、比率の違いだけですので、額は重要じゃなく、恐らく3年間ぐらい大暴落が起こらなければ全額RPARに投資した方が効率が良さそう、というお話でした。

 

そして先ほどの年利は「リーマンショック」と「コロナショック」の両方を通った上での年利なので、3年間と言いましたが案外2年間ぐらいでもギリギリ耐えてくれたらプラスになるかもしれません。これはちょっと希望的観測か。やはり3年間の運用益は考えておいたほうが無難か。

 

さーーーってと・・・どうしようかなぁ。もう1つちょっと考えたことがあって、ぶっちゃけ、私の手元に「ジュニアNISA」用にプールしている資金とかもあったりするので、最悪後1,2年で「大暴落」が発生したらその追加ナンピン用の資金をここの「日本円」から調達して3年後とかにRPARが復活したら先行投資した分をドルから円転して「ジュニアNISA」に補充するということも出来なくもない。

 

これの欠点は為替問題とドル転・円転の手数料がかかること。微々たるものとしてしまえば問題にならないけれども。

 

うーん、そうしようかな。つまり、最悪「生活資金(ジュニアNISAPool分)」から出して、最悪RPARが底に向かっている途中で「日本円」が切れたらもう諦めてその時は普通に売却して円転して生活費に戻すという地獄の作業を行うと。

 

大暴落が近いうちに発生して、それが2年以上ずっと続く確率の方が流石に低いんじゃないかなと思いたい。そうすれば生活資金の日本円からナンピンすれば為替問題も解決できる。うーん。こう考えるなら一気に投資しちゃいそうです。

 

まぁ、そもそもRPARは値動きはそこまで激しくないので滅茶苦茶急いで投資をしなきゃいけない理由は言うほど無いです。考え方自体は今回の記事で何となくまとまったので、後数週間はゆっくり考えようかなと思います。

 

 

 

 

・・・これで本記事を終わらせようとしましたが、「TIP」への比率を少し上げた場合も気になってきました。蛇足ですが、番外編としてちょっとグラフを出しますね。

 

まずはTIPの比率を上げたポートフォリオを用意します。

 

TIP増やした疑似RPAR

18% IVV
26% TLT
38% TIP(インフレ連動債)
18% GLDM(金)

 

もしくは1.5倍レバレッジを採用したいと思っています。今回のようなリスクが非常に少ないポートフォリオを採用する場合、金融機関は基本的にギリギリまでレバレッジを掛けるのが一般的なんだとか。個人がやろうとすると、こんな感じになるということです。

 

今回用の1.5倍レバレッジポートフォリオ

8% SPXL(S&P500の3倍レバレッジ)
13% TMF(長期債)
51% TIP(インフレ連動債)
28% GLDM(金)

 

これを先ほどのグラフと併せて見ましょう。

 

f:id:okometsubu-blog:20201001102803p:plain

 

ある程度予想はできましたが、成績は悪くなりました。そりゃ株式の比率を下げたら右肩上がり相場時が長かった期間です。十分結果が悪くなります。

 

そしてリーマンショック高値からの最大下落率はこんな感じ

 

  • TIP増量RPAR:-17.0%
  • TIP増量レバ:-22.4%

 

先程の結果はこちら

  • RPAR:-17.0%
  • RPARレバ:-23.6%
  • IVV:-56.5%

 

あんまり対暴落対策にはなってなさそうですね。レバ側が若干改善したかなぁ程度。

 

というよりもTIPはボラが低いと分かっているので、そこの比率を上げるということはその分「右肩上がり相場」においては成績が悪くなることは明白だったかもしれません。また、過去はデフレっぽいのでインフレが異常に発生した時の対策用として「TIP」があるので、その比率を上げたら成績が下がるのは検証するまでも無かったと言えるかもしれません。

 

ともあれ、そこまで深く考えないでいいかなと思ってしまいました。やはり投資予定額の「端数」があったら多少色を付けてTIPを増やす程度でいいかなと思った次第です。将来のハイパーインフレ時は若干成績が悪くなるかもしれませんが個人レベルではもうこれ以上の対策は難しいかなと・・・(※金融リテラシー0人間の言い訳)

 

 

 

・・・更にもう一つ、気になる点がありました。今回年1回リバランスとしていますが、本家のRPARと同様4半期に1回やったらどうでしょうか。毎月リバランスも入れてみましょうか。ではどうぞ。因みにTIP増量は見ません。手数料や税金、配当金考慮無しです。

 

リバランス時期調査

 

f:id:okometsubu-blog:20201001180808p:plain

終結

  • RPAR(年1回):2.25倍
  • RPAR(年4回):2.26倍
  • RPAR(年12回):2.29倍
  • RPARレバ(年1回):3.09倍
  • RPARレバ(年4回):3.17倍
  • RPARレバ(年12回):3.31倍
  • IVV:2.80倍

 

年12回が一番結果が良くなりましたが誤差の範囲でいいかなと思ってしまいました。また、手数料と利確による税金再投資部分を考慮していないので、やはり言うほど利点には感じないかなと思った次第。まぁまぁ、年1回で十分かなと思った次第です。

 

レバレッジ側は0.2倍、つまり20%程度の差があるので多少は気になりますが、手数料0.45%と税金20%分を考慮するとやはりまぁ、そこまで頑張らなくてもいいかなと思った次第。

 

というわけで、大体スッキリしました。今回の結果から、1.5倍レバレッジをやはり採用しそうです。1.5倍レバレッジの欠点はボラが激しくなることですが、1.5倍程度であれば復活までの時間は等倍と比べてもそう違いが無いことを確認できました。

 

であるならば、「底」に落ちた時にRPARの売りを行わなければ1.5倍レバでも十分と考えます。やはり「底」でSPXLやTECLにスイッチしたくなったら、ちょっと手元の「生活資金」の日本円から出張して、後で返してもらう(もらえたらいいなぁ)というちょっとリスキーな投資方法にするかも。ほんの少しだけ、1年間分ぐらいだけ手元に置くと言う手もあるか。1年間だけもっとこうかな。半年分だけでも良いカモ。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200930215342j:plain

 

3倍レバレッジ投資結果報告(2020/9_5週目)

こんにちは。okometsubuです。

 

最近頭と耳の奥と喉が少々痛くなっていました。放置していたら39度近くの熱が出るパターンです。

 

季節の変わり目は必ずと言っていいほど体調を崩すのですが、あろうことか、お風呂上りは半そで短パンで過ごしていたため体が冷え切ってしまったまま過ごしていたことが原因でした。衣替えが面倒だったんだよ!!

 

後はL4D2をこーーーーっそりやってから3D酔いがひどすぎて頭痛がしましたね。すくえねぇ・・・完全に自分のアホな行動が結びついています。悲しいなぁ。L4D2の新マップThe Last Stand、フィナーレがガソリン入れの耐久だったので私の中では不評で終わった。ガソリン入れが無ければ普通に楽しいんだが普通に苦痛!

L4D2というのは10年前のパソコン版FPSゾンビゲームです。

 

 

そんなジゴウ・ジトクさん(54)な私は「葛根湯」と「龍角散」を飲んで回復するのでした。この2つは非常に信頼感のある漢方と喉のお薬?で、ここ数年は少し体調を崩した時に非常に助かっています。

 

葛根湯はインフルエンザとかでなければ、2日間しっかり飲めば大概治りますし、龍角散は何となく飲んでますが、何となく治ってます(※あやふや)

 

特に龍角散は飴ちゃんタイプもでているそうですが、こちらはほぼ効果が無いということなので、「粉」タイプのちょっと飲みづらい本家本元がオススメ。味は不評らしいですが、私はどちらの粉タイプも結構好きです。人によりけり。

 

そして唐突にアフィリンクを張ります。「葛根湯」はマジでオススメなので別にいいじゃあないですか。液体もあるのですが、確かお値段が結構するので粒のものでいいと思ってます。

 

 

さてさて、体調も回復してきたので、恐らく株価も回復していることでしょう。それをみて全回復としゃれこみましょう!!!

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200930075536p:plain

 

各国通貨単位合計:127,831.40USD
円換算額合計  :13,500,272円

 

前回損益   :10,954.79USD
前回損益(円):712,758

今回損益   :22,751.53USD
今回損益(円):1,977,179円

 

SPXL:TMF=32:68 チャレンジ分

  SPXL TMF
購入時 46.47 42.5393521126761
現在値 52 41.1
利率 11.90% -3.38%
利益($) 132.942  
前回利益($) 3.54  

 

1週間で120万円の復活を遂げたようです。ふーん。凄いじゃん。

 

久々にSPXL:TMFチャレンジ結果を記載。32:68リバランス組も130ドル復活して元本割れを回避しています。ここは安定重視のポートフォリオなので元本割れ無きゃいいよここはもう。実はまだ1回もリバランスしてないので、もうこのまま「RPAR」に組み入れしちゃおうかなと思ってます。

 

そして残念ながら完全にヨコヨコ相場入りを果たしてしまったように見受けられるので、減価ワールドの幕開け気分です。

 

だから3倍レバレッジは糞!減価乙!やっぱり時代はCFDだよねぇwwww

 

目に見えない悪意ある読者から、新ワード「CFD」という言葉を使った口撃を受ける日々です。全く。新しい言葉を覚えたらすぐ口にする小学生か君達は!!!

 

CFDは信用取引みたいなもん(説明があやふや)で、元本にXX倍レバレッジを掛けることができます。つまり、値動きに対してレバレッジを効かせているわけではないので減価に強い特性を持っているのです。つまりボックス相場に強いのです。

 

今の時期はその方がいいでしょう。但し、右肩上がりオンリー相場や右肩下がりオンリー相場が続いた場合、CFDよりも圧倒的に3倍レバレッジが勝つことになるでしょう。CFD廻りについては後日記事にまとめてみようかと思います。

 

ま、過去記事でこの点については記事にしてるので「CFD」で我がブログ内を検索したら「値動きxx倍」の圧倒的暴力を目の当たりにすることでしょう。長期投資推奨という意味合いも分かるかと。CFDは最悪本当に投資額割れを起こして借金に突入する可能性があるのがなんだかんだ怖い!

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

値動きは暴力的だが実はリアルのお金としては借金まで行かないSPXL,TECLか、値動きはマイルドだけれども下手したら本当に借金になるCFDか、難しい問題です。

 

そして最も難しいのが、本当に「ヨコヨコ展開」になるのか、このまま暴騰してくれるのか、暴落するのかさっぱり分からないということです。世間様としては「暴落」傾向もしくは「ヨコヨコ展開」らしいのですが、あなたたちは、さんざんコロナショックの時に「もっと下がる!世界恐慌!」とか言ってたので全く信頼できません!

 

つまり、先の展開が読めないんだからCFDだろうが3倍レバレッジだろうが素人投資家からしたらどっちを選んでも似たようなもんなんです!よって、億万長者への道がある「値動き3倍」のSPXL,TECLを当ブログでは採用しておりますし、CFD投資を始めようかなと思っていますが、可能な限り「値動きxx倍」にしたいなと思っています。

 

 

色々話が脱線しましたが、とにかく順当に株価も伸びて良い感じです。信じて送り出したSPXLとTECLです。きっと立派な姿で帰ってきてくれることでしょう!

 

ということで、今回はここまでと致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200406210347j:plain

 

RSIを用いたリバランスタイミングを検証します_その6(TECL現金リバランス編)

こんにちは。okometsubuです。

 

続編物ですが、別にどの回から見ても問題ない(はず)なシリーズ第6回目です。投資先のリバランス時期を時間軸ではなくRSIの結果で決めてみようのコーナーです。

 

以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

今回はTECL:現金を70:30でリバランスしている人向けの記事となります。多分明示的にこれでやってる!と言う人は皆無かと思いますが、実は「TECL」に投資している人はすべからく何らかの関与はあると思います。何故なら「現金」は皆生きていくうえで確実に保有することになるため、下落した時とかに「買い増し」することが可能だからです!!

 

その買い増しや売買ポイントを今回のRSIで決めておけば、リバランス運用していない人でもある程度の効果を得られると思われます。そして今回はTECL70:現金30としていますがこの比率は別に気にしなくていいです。あくまで私が70:30で運用しているから趣味でこうしてますが、50:50の人でも十分役に立つと思います。

 

 

 

 

検証条件

  • RSIがxx以上、かつ、株式側の株価が当初の割合より上ならリバランス
  • RSIがyy以下、かつ、株式側の株価が当初の割合より下ならリバランス
  • RSIは一般的な14日平均を使用します
  • 一度リバランスしたら22営業日はリバランスしない
  • 「xx」や「yy」のRSIの値は適当に決めます。
  • リバランス日は「翌営業日の終値」とします
  • これに対して「毎月リバランス」を実施した場合と比較します
  • 手数料や税金は考慮しません

 

ようするに、月次で何も考えずにリバランスする場合と比較して、RSIを見ながらやった方が勝率は高いんじゃないか?という検証記事です。

 

詳細は先ほどの過去記事である「その1」辺りを見てください。

 

さて、今回はTECLなのですが、指数がXLKとなるため、今までより短い期間しか検証できませんので、参考程度にとどまる予定です。後20年以上の過去データが個人的には欲しかった。残念。

 

ということで始めます。RSIの指数はTECLの元となっている「XLK」を採用しています。

 

TECL70:現金30リバランス(RSI75以上25以下)

RSI75_25のパターンです。今までRSI80_20で見てましたが、前回が75_25の結果が良かったのでこうしてみました。とりあえず試し打ち感なので適当にみましょう。

 

参考までに今回のみRSIリバランスしたタイミングに緑線を引いてます。毎月リバランスと、参考までにリバなしで投資額70%SPXLのみ現金30%ホールドしただけのグラフも載せます。

 

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。

 

f:id:okometsubu-blog:20200929141222p:plain

 

終結

  • RSIリバランス:2.21倍
  • 毎月リバランス:1.61倍
  • リバランス無し:0.51倍
  • RSIリバランス回数:32回

 

21年間に32回リバランスなので、年に1.5回のリバランス頻度ということになりそうです。メンドクサガリーな私でもこの程度ならやってやれなくは無さそうです。

 

結果として毎月リバランスよりRSI75_25が好成績になりました。リバランス無しは「ITバブル崩壊」で撃沈。この辺は今までの検証結果と大差ない形となりましたね。

 

 

というわけで、いつも通り、RSIの上限と下限の組み合わせを見て見ましょう。

 

TECL70:現金30リバランス(RSI75以上20~40以下)

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。

 

f:id:okometsubu-blog:20200929142359p:plain

 

終結

  • RSI75_40:1.59
  • RSI75_35:1.81
  • RSI75_30:1.39倍
  • RSI75_25:2.21
  • RSI75_20:3.37倍
  • 毎月リバランス:1.61倍(※グラフ表示なし)

 

RSI75_20」の圧倒的勝利でした。それもそのはず。「ITバブル崩壊」が超強力過ぎるのでこれは仕方のないことです。過去検証通り。注目としては、「ITバブル」時だとやはり一番弱いです。TECLをガンガン買えなかったためですね。なので右肩上がり時はRSI20だとどうしても買い増しが出来ずに弱い結果になると思われます。

 

とはいえ今回は「リバランス運用」なので、最悪、買い増しが出来なくても致命傷には絶対にならないのです。ここが全額売買で入ったり入らなかったりする場合より圧倒的に心の支えになる部分です。

 

さて、2位は順当に「RSI75_25」なのですが、問題は「RSI75_30」が最下位と言う点です。ITバブル崩壊時にTECLを買い増したことと、その後10年間の右肩上がり相場に乗っかることが出来なかったという中途半端な立ち位置となったためと思われます。

 

この辺の判断は難しい所ですが、私は本シリーズを通して下限は「25」が無難じゃないかと思っています。総合して大体「25」が安定しています。もちろん、今後10年間、アメリカが右肩下がりが無い最強投資先だったら「40」でガンガンTECLを買うのがベストにはなってしまいそうです。

 

オススメの理由は相場が読めなくて安定が取れるから「25」がオススメ、という意図で話しています。

 

ともあれ、RSI75_30以外は毎月リバランスより勝っていました。

 

では続いて上限を見て見ましょうか。

 

 

TECL70:現金30リバランス(RSI85~65以上25以下)

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200929145538p:plain

 

終結

  • RSI85_25:2.70
  • RSI80_25:1.69倍
  • RSI75_25:2.21倍
  • RSI70_25:2.67倍
  • RSI65_25:2.26倍
  • 毎月リバランス:1.61倍(※グラフ表示なし)

 

個人的には予想外な結果、「RSI85_25」が勝利しました。

 

序盤はRSI70_25が一歩リードしており、85_25は下位をずっとキープしていましたが、最後の10年間の右肩上がり相場で大きく力を付けて最後に逃げ切りフィニッシュとなりました。

 

こう見るとRSI85_25も中々良さそうに見えますが、21年間の内の半数以上を最下位近くをうろつきまわることになりますので、精神衛生上よろしくないのと、投資人生は長くとも20~30年ぐらいだと思うとちょっと怖い気もします。

 

そうみるとRSI70_25はバランスが取れているかなと思った次第。リバランス回数が増えちゃって手数料がかさんじゃうという点がボトルネックでしょうか。RSI65だとその不利な手数料回数が相当増えるので、最終結果を見る限り、やるなら70以上からが良いかなと個人的に思ってます。※本検証は手数料考慮無しです

 

ともあれ、ポイントとして「毎月リバランス」よりも結果が良くなったということでした。

 

 

さて、というわけでITバブル崩壊直後から見ましょうか。正直、時期がかぶってるので軽く見ます。

 

ITバブル崩壊直前高値から開始した場合

2000-08-31~2020-06-23までの約20年間を見ます。RSI比率は適当に。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200929150856p:plain

 

終結

  • RSI70_25:1.03倍
  • RSI70_30:0.59倍
  • RSI75_25:1.02倍
  • RSI75_30:0.66倍
  • RSI80_25:0.98倍
  • RSI85_25:1.56倍
  • 毎月リバランス:0.72倍(※グラフ表示なし)

 

対数グラフです。

 

最初の暴落時は完全にRSIの上限部分は出てこない部分です。RSI30勢とRSI25勢で明暗を分けました。RSI30でTECLを早々に買い増ししてしまった勢が哀れにもどん底に突き落とされていくのです。おお怖い怖い。

 

これを見ると如何に追加投資をするタイミングは難しいかが分かります。「コロナショック」底で買えたと喜んだり、買えなかったと悲しんでいる人、ただ運が良かっただけかもしれませんし、むしろ買えなくて運が良かったかもしれない、という考えを持つべきだということです。

 

明日は我が身。

 

え!?コロナショックで買い増しできなかったの~~?????wwww

 

と煽っていいのは「ITバブル崩壊」を経験した上でコロナショック底で買えた人のみ煽りなさい。「ITバブル崩壊」から見たらコロナショックなんてゴミみたいなもんです。この程度で下落で粋がるなんて、おこがましいにも程があります。

 

ま!私なんかドンピシャ「コロナショック底」でTECLとSPXLを買い増しできたんだけどね!(SPXSを買いながら)

 

話が脱線しました。

 

ようするに、RSI30程度では防げない暴落があると言う事です。将来RSI25が発生するかどうかは不明慮ですが、20の場合も過去に発生しているのですから、その中間点の25程度が程よく安全じゃないかなと思った次第です。

 

その後のリーマンショック時にRSI85はRSI25勢の中で最下位になりましたが、リーマンショックは「ITバブル崩壊」に比べたらハイテク株としては大したことがなかったため、RSI85_25がそのまま復活してフィニッシュと言うわけです。

 

この辺の考え方は難しくて、投資人生終わりごろに暴落が発生するとRSI85は最大級で最下位になる可能性がある点が怖いということです。

 

とはいえ、この期間の半分はRSI85はRSI25勢の中で最下位だったことを留意した方が良いでしょう。そうなるとRSI70~75になってしまうのでした。いつもの結果です。私の好みの数値。

 

ともあれ、RSI70~75_30以外は毎月リバランスに勝利している点をお伝えしておきます。この辺は運も絡むので難しいですが、やっぱり全体を通してRSI基準にした方が好成績になりやすい気はします。

 

では続いて、右肩上がり相場の見の場合を見ましょうか。攻めた方が強いのは明白な時期です。

 

右肩上がりだけしてそうな相場時期

2010-01-01~2020-06-23までの約10年間を見ます。

 

f:id:okometsubu-blog:20200929225856p:plain

終結

  • RSI70_25:11.25倍
  • RSI70_30:13.27
  • RSI75_25:12.40倍
  • RSI75_30:14.90倍
  • RSI80_25:12.96倍
  • RSI85_25:18.63倍
  • 毎月リバランス:13.06倍(※グラフ表示なし)

 

対数グラフです。

 

予想通り結果が良かったのは「RSI85_25」でした。まぁそらそうなります。

 

コロナショックが最後にあったとしても、それまでに培った利益でクッションになるため暴落底の地点ではそれほど違いがありません。その後の復活で再度差が生まれた形となります。まぁ底値付近だと逆にRSI80_25が勝ってたりしました。

 

さて、悩ましいのが毎月リバランスが中庸的な位置付けにあり、今度はRSI25勢よりも良い結果に終わっています。ただ、グラフが多すぎて載せてませんが、大体RSI75_25とどの地点で見ても接戦で最後ギリギリ抜かした形で終わっていました。コロナショックが無ければRSI75_25がギリギリ勝利と言った所でしょうか。

 

結果を見て頂けると分かる通り、割と接戦なので、手数料を考えたらやはりRSI25選択で良い気はしています。私の希望的観測です。

 

この結果を見るとRSI30も十分魅力的に感じますが、問題はTECLは非常にボラがでかいこと。大きく上がることもさることながら、大きく上がった分、大きく下がるのが世の常です。70:30でTECLに70%も既に投資済みであるという点を考えると、急いでRSI30の時点から追加投資する必要性も無いかなと思い始めています。

 

が、急いで億万長者になりたいなら攻めた方が良いですし本当に難しい。このRSI検証やる前までは私はとにかく追加投資しまくってリバランス売りはイラン!とか思ってましたが、さすがに後10年間ずっと右肩上がりしてくれる確率の方が低い気がしています。いやー、上がって欲しいんですけどね。希望としては。

 

であるならば、ある程度は妥協してリバランス売りも踏まえつつ、大きく下がったら買いを多めに行うRSI30も案外ありなのかもと思い始めています。ただ、大暴落時は結構負け越しちゃうから難しいなぁ。

 

ともあれ、今回はあくまでリバランス売買のタイミングであり、最悪ちょっとズレたとしても大勢に影響は無さそうなレベルの範囲にとどまってくれていると思っています。そのため、どのRSIを選択しても、何も考えずに毎月リバランスしないでRSIで適当にやるだけでもいいかなというのが、全体的なまとめとなりそうです。

 

 

最後に「翌日終値」と「当日終値」の購入タイミング調査。本記事ではRSIの条件ヒットしたら「翌営業日の終値」で売買した場合を検証しています。私がズボラだから、翌日分かった後に取引したらいいでしょって思ってるからです。

 

RSIヒットした当日中に売った場合と比較

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。 また、比較はRSI70_30だけの2本で見ます。

 

f:id:okometsubu-blog:20200929231927p:plain

 

当日終値で取引した方が最終的に8%程儲かりました。私としては残念な結果に終わりましたが、21年で8%の誤差であれば許容しようかなと思います。ちなみに気になってRSI75_25も試しましたが6%程度の誤差で当日終値側の勝利。残念ですがまぁいいでしょう。

 

ということでまとめに入ります。

 

まとめ

  • RSI75_25が安定していたがパターンにより結果は入れ替わった。
  • 単純にRSI25は暴落に備えた形でRSI30は暴騰時に強いと考えて良いが、右肩上がり相場だけならRSI30の方が当然良い。そのため、今現時点から将来暴騰しかしない読みならRSI30以上を設定してもいいことになる
  • RSI80以上は暴落前に売れなかった場合に大きく落ち込む可能性があり、ボラが非常に激しくなるため採用時は注意。
  • 毎月リバランスも割と良好な結果だったので一概にRSIのみで取引するかどうかは考え物となった

 

TECLの場合は案外難しい結果となったと言えそうです。検証期間も短いですし、ITバブル崩壊リーマンショック崩壊が直接発生している状況下でしたのでちょっと検証時期なんかも極端な部分が多くてまとめきれなかったのが残念でしょうか。

 

ともあれ、全ての記事のまとめとしては、RSI80超えはボラが非常に激しくなるので投機的な方法になりやすく、RSI25以下も同様ながら、最悪命は守られると言った具合になったと思います。

 

後は自身の強気・弱気のメンタル次第で採用する数値を決める感じでしょうねぇ。私はRSI85_25で超強気スタイルにしてもいい気もしていますが、売りが出来ないとこの後の大暴落で乙る可能性があるのがなぁ。というか、前回のRSI80で売れてない時点で割と不安です!

 

ということでRSI75_25が無難かなと思った次第です。毎月リバランスは手間が面倒なのとやっぱり手数料が気になっちゃいます。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200929232938j:plain

 

RSIを用いたリバランスタイミングを検証します_その5(TECL_TMFリバランス編)

こんにちは。okometsubuです。

 

続編物ですが、別にどの回から見ても問題ない(はず)なシリーズ第5回目です。投資先のリバランス時期を時間軸ではなくRSIの結果で決めてみようのコーナーです。

 

以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

今回はTECL:TMFを60:40でリバランスしている人向けの記事となります。少数派ではありますが、割と存在しているTECL:TMFリバランス派閥。ボラの激しさから50:50ぐらいが丁度いいと言う説も出ている昨今で御座いますが、この比率は別に気にしなくていいです。TECL:TMFをXLKのRSIで見るだけでOK。

 

といっても、TMFというノイズが入った形となりますので本記事は参考程度になるかなと思った次第。次回のTECL:現金リバランスがRSIの有効性を計れると考えています。

 

 

 

 

検証条件

  • RSIがxx以上、かつ、株式側の株価が当初の割合より上ならリバランス
  • RSIがyy以下、かつ、株式側の株価が当初の割合より下ならリバランス
  • RSIは一般的な14日平均を使用します
  • 一度リバランスしたら22営業日はリバランスしない
  • 「xx」や「yy」のRSIの値は適当に決めます。
  • リバランス日は「翌営業日の終値」とします
  • これに対して「毎月リバランス」を実施した場合と比較します
  • 手数料や税金は考慮しません

 

ようするに、月次で何も考えずにリバランスする場合と比較して、RSIを見ながらやった方が勝率は高いんじゃないか?という検証記事です。

 

 詳細は先ほどの過去記事である「その1」辺りを見てください。

 

さて、今回はTECLなのですが、指数がXLKとなるため、今までより短い期間しか検証できません。なので代替案としてTQQQ:TMFを第1回に投稿していますので、最悪そっちで代用できるかもしれないし、できないかもしれません。

 

ともあれ、今回の時期の検証結果がTQQQ:TMFと似た感じになればいいってことですよ奥さん!

 

ということで始めます。RSIの指数は「XLK」を採用しています。

 

TECL60:TMF40リバランス(RSI80以上25以下)

RSI80_25のパターンです。今までRSI20にしてたけど多分意味が無いので25から。とりあえず試し打ち感。参考までに今回のみRSIリバランスしたタイミングに緑線を引いてます。毎月リバランスと、参考までにリバなしで投資額70%SPXLのみ現金30%ホールドしただけのグラフも載せます。

 

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200925152823p:plain

 

終結

  • RSIリバランス:5.06倍
  • 毎月リバランス:8.13倍
  • RSIリバランス回数:14回

 

ITバブルの「波」に乗れていないので益が乗っていないとはいえ、リバランス無しだと21年間も元本復活が果たせなかったTECLさんです。資産の300が現金保有でずっと右一直線であることが分かると思います。リバランス、大事!!

 

さて、この結果から「毎月リバランス」が勝利を納めました。途中の結果までを見ると、ITバブル崩壊後は実はRSIリバランス側が勝利しています。理由はよくわかんないですね!!!

 

右肩上がり相場だと毎月リバの方が売りが多くなるため結果が悪くなる気がしますが・・・やはりTMFがノイズになっているかもしれません。あくまで本シリーズの検証は株式側の等倍商品のRSIのみを確認しているものですので、TMFの値如何せんは考慮していないということです。

 

流石に二つを見て投資するのは現実的にも複雑になり過ぎるので検証自体は出来ると思いますが今の所予定にありません。そもそも金利が今後上昇するとかの絡みもあったり、今までが高金利から低金利へずっと進んだ相場だったので、過去検証結果が今後TMFの検証で役に立つとはあんまり思えないというのも理由です。

 

というわけで、いつも通り、RSIの上限と下限の組み合わせを見て見ましょう。

 

TECL60:TMF40リバランス(RSI75以上20~40以下)

なんとなくRSI80は結果が悪そうなので上限を75にして試します。TECLはボラが激しいので80でも良い気はしていますが・・・

 

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。

 

f:id:okometsubu-blog:20200925154730p:plain

終結

  • RSI75_40:7.82
  • RSI75_35:7.22
  • RSI75_30:5.71
  • RSI75_25:8.61
  • RSI75_20:9.09倍
  • 毎月リバランス:8.13倍

 

1999年スタートと、「ITバブル」の益を100%得られずに暴落を食らっているので、「RSI75_20」が強い結果となりました。これは分からないでもない。ついでRSI25もその通り。

 

逆にこの結果から、RSI80は結果が悪かったことを見ると、リーマンショック辺りでRSI80まで引っ張ってしまって売り遅れたとかそういうことなのかなとも思えました。その辺はTMFの絡みもありますので考察はちょっと難しいです。

 

そしてRSI75_20はその後の超右肩上がりの10年間で十分TECLへのスイッチが行われていないため、最終的には追いつかれた形となります。

 

そして毎月リバランスが3位と好成績を残しています。この水準だとRSIに頼らない方が安定した結果を得られそうです。

 

では続いて上限を見て見ます。

 

TECL60:TMF40リバランス(RSI65~85以上25以下)

RSI25にしました。流石にRSI20は将来性が乏しいため、少なくとも25が現実的なためです。こう書くと今回の検証の意味が無いように見えますが、先ほどのグラフを見ても、右肩上がりのイケイケ押せ押せムードで明らかに取り残されるのは明白なため安定性に欠けるため、上限を策定する時の下限は25としています。

 

ということでこの条件で調べます。

 

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。 

 

f:id:okometsubu-blog:20200927180730p:plain

 

終結

  • RSI85_25:5.97
  • RSI80_25:5.06倍
  • RSI75_25:8.61倍
  • RSI70_25:9.86倍
  • RSI65_25:8.28倍
  • 毎月リバランス:8.13(※グラフ表示なし)

 

勝者は「RSI70_25」となりました。恐らくですが、「ITバブル崩壊」と「リーマンショック」の2つの暴落時期を挟んでいる点と、「ITバブル」の右肩上がり時期が1999年からという中途半端な時期からスタートだったため、多めに売りをしやすいRSI70が丁度いい形になったとかそんな感じでしょうか。

 

ともあれTMFが絡んでるので次回答え合わせが出来るかもしれないですし出来ないかもしれない。

 

そしてRSI80~85はやはりボラが激しい結果となったと言えます。攻め過ぎたため、毎月リバランスに普通に負けました。逆転する相場もあるのでやはりRSIを大きく取るとボラが激しい、つまり、ハイリスクハイリターンになりやすいと考えて良いでしょう。

 

ともあれ、安定を取ったRSI値であれば、毎月リバランスに勝利できそうです。

 

さて、というわけでITバブル崩壊直後から見ましょうか。正直、時期がかぶってるので軽く見ます。

 

ITバブル崩壊直前高値から開始した場合

2000-08-31~2020-06-23までの約20年間を見ます。RSI比率は適当に。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200927182410p:plain

 

終結

  • RSI70_25:3.98倍
  • RSI70_30:2.66倍
  • RSI75_25:3.98倍
  • RSI75_30:2.91倍
  • RSI80_25:3.52倍
  • RSI85_25:4.15倍
  • 毎月リバランス:4.20倍

 

ちょっと見えづらいですが、結果として「毎月リバランス」が勝利です!!

 

最初から見て行きましょう。

 

ITバブル崩壊時はRSI30や毎月リバランス組は圧倒的に下落することになります。それはそのはず。暴落し続けている時にTECLを買い増ししているので、それが更に暴落する形となったからです。

 

その後の復活時期、RSI30組は思うようにTECLを買い増しできません。毎月リバランスは2004年ぐらいから復活し始めていますね。そこで「リーマンショック」が発生。「毎月リバランス」はここでもすぐ復活していますが、RSI30組はいい具合に復活時期を逃しました。

 

対してRSI25組は「大暴落」時はそもそも買い増しをしないので安定した形で進んでいるように見えます。その後の右肩上がり相場でRSI70_25が安定した強さを見せます。

 

ただし長期間の右肩上がり相場により、売りを極力行わなったRSI85_25が途中で首位になりました。RSI75_25も追随していますね。そして最後の「コロナショック」でゴタゴタした所で終わりです。

 

ということで、総評としては「毎月リバ」「RSI85_25」「RSI70_25」「RSI75_25」順になって、安定度で言えば「RSI70_25」か「RSI75_25」がどのケースにおいても安心感は高そうかなと思った次第。黄色い線ですね。

 

そして「毎月リバ」の最大の欠点は、売買手数料です。回数が圧倒的に多くなることから、手数料込で考えた場合、恐らく3位ぐらいにおさまると思われます。割と僅差だったためです。

 

というわけで、私のオススメは「RSI70_25」か「RSI75_25」を押したいです。毎月リバランスも最終結果は良かったですが、グラフを見て分かる通り、結構ボラが激しくなると言う点も気になる部分となります。もちろん、大暴落が発生した場合の話であり、右肩上がり相場だとマイルドになっているはずです。

 

では続いて、右肩上がり相場の見の場合を見ましょうか。

 

右肩上がりだけしてそうな相場時期

2010-01-01~2020-06-23までの約10年間を見ます。

 

f:id:okometsubu-blog:20200927230701p:plain

 

終結

  • RSI70_25:17.25倍
  • RSI70_30:23.68倍
  • RSI75_25:19.07倍
  • RSI75_30:26.14倍
  • RSI80_25:18.94倍
  • RSI85_25:20.89倍
  • 毎月リバランス:24.10倍

 

対数グラフです。いつになく見づらいです。

 

今回はRSI75_30がトップとなりました。で、2位が毎月リバランス。最下位はRSI70_25と、大暴落中は安定していた組み合わせが最下位です。

 

まず右肩上がり期間ということでRSI30のほうがRSI25よりも強いのは分かります。右肩上がり時はガンガンTECLを買った方が強いからです。そしてRSI70_30よりRSI75_30の方が結果が良いのも納得で、右肩上がり相場だからその分売らない方が強いということです。

 

で、結果としてRSI85_25よりもRSI75_30の方が好成績になったというわけでした。

 

また、毎月リバランスが安定しています。これであればRSIに従って取引する必要は無くなりそうです。

 

ココが難しくて、「ITバブル」崩壊時も割と「毎月リバランス」は結果が良かったです。が、ボラが激しいことも事実です。そういう意味で総合的に考えると、やはり私個人のオススメとしては「RSI75_25」がベストプラクティスなのかなと思ってしまいました。

 

とはいえ、今回の結果は割と似たり寄ったり、得意・不得意な分野が明確にハッキリ分かれたため、好みによって使い分けしてもいいと思った次第です。

 

 

最後に「翌日終値」と「当日終値」の購入タイミング調査。本記事ではRSIの条件ヒットしたら「翌営業日の終値」で売買した場合を検証しています。私がズボラだから、翌日分かった後に取引したらいいでしょって思ってるからです。

 

RSIヒットした当日中に売った場合と比較

1999-01-13~2020-06-23の約21年間の結果となります。 また、比較はRSI70_30だけの2本で見ます。

 

f:id:okometsubu-blog:20200927232007p:plain

 

差としては8%程度の誤差が生じました。そして今回は「当日終値」で売買した方が結果が良くなったパターンとなりました。これはもう過去検証で「当日」が有利だったり「翌日」が有利だったり毎回異なるのでやむなしとします。8%誤差も21年間続けた結果の8%なので、誤差と言っていいでしょう。私の中では誤差だよ誤差!!

 

 

ということで、まとめに入りましょうか。

 

 

 

まとめ

  • RSI75_25が安定していたが、毎月リバランスに負けることも多々あった。
  • 単純にRSI25は暴落に備えた形でRSI30は暴騰時に強いと考えて良い。そのため、今現時点から将来暴騰しかしない読みならRSI30以上を設定してもいいことになる
  • RSI80以上は暴落前に売れなかった場合に大きく落ち込む可能性があり、ボラが非常に激しくなるため採用時は注意。
  • 毎月リバランスも割と良好な結果だったので一概にRSIのみで取引するかどうかは考え物となった

 

難しいのが「毎月リバランス」の扱い方です。最終結果が割と悪くないのです。但し、大暴落中はかなりの損失を覚悟した方がいいと言う結果に終わっています。その後の右肩上がり時に強いので、そこまで辛抱できるのであれば毎月リバランスを何も考えずにやるのもアリです。手間も少なくなりますからね。

 

イヤー、今回の結果はちょっと読めませんでした。難しいです。一応TMFというノイズが入っているので、次回の現金リバランス側と併せた形で見れたらいいなと思いました。次回が真にTECLとRSIの関係が分かると思っています。

 

 

ということで、今回はここまでと致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20200927232732j:plain