【リタイア】いつセミリタイア達成できるか調査します_その3(資産運用編)

こんにちは。okometsubuです。

 

完全に自分のための自分のためによる自分のための記事の第3回。見る価値無し・・・と言いたい所ですが、結構沢山書いてしまった。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

前回までのおさらい。

 

  • 生涯給与の中央値の2倍ぐらいあればリタイアしてもいいな!
  • 年間4%ルールで資産運用したら2.1億円あれば60年行けそうだな!!

 

ということで、今回はこの「年利4%」を達成するにはどうすればいいかを考えてみたいと思います。

 

 

 

 

ということで、今私の中で思い浮かべている内容を列挙します。

 

資産運用候補選定

  • 1.5倍レバレッジ疑似RPARによる運用
  • レバ無しRPARによる運用
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 仮想通貨の先物-現物による乖離広い
  • BTCレンディング(HashHub,BlockFi,Cygnos等)

 

それじゃ1つずつ見てみます。

 

 

 

 

 

1.5倍レバレッジによる疑似RPAR運用

これは我が読者様なら良くご存じである私が運用していたRPAR運用となります。以下詳細過去記事。

 

okometsubulog.hatenablog.com

New・疑似RPAR

10% SPXL(S&P500の3倍レバレッジ)
12% TMF(長期債)
45% TIP(インフレ連動債)
30% GLDM(金)
  3% BTC(ビットコイン)

~~~

2010年BTC開始からの検証結果

2010-07-18~2020-11-13の約10年間で見ます

 

 

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RPARとは「リスクパリティポートフォリオ」と言うもので、株式・債券・金・コモディティ等に分散してリスクを極小に抑えた上でレバレッジを掛けようというものです。個人でレバレッジやる場合はSPXLやらTMFが必要になるかなと思っていますが、先物を使うことでレバレッジ取引ができるのかもしれません。私は知識が無いのでこれで。

 

2010年からしかシミュレーションできませんでしたが、結論としては2010~2020年で見た場合ご覧の通り5.5倍以上の成績を叩きだしています。

 

つまり、10年で450%アップなので1年で45%とういことなので

 

年4%運用だったらこれで余裕だな!!!!!!!!!!!!

 

あれ?結論出て終わってしまいそうです。

 

いえいえ、これはビットコインが超絶優れていた時期であり、最初の頃に100倍近く延びていることがあったためです。

 

今後のビットコインは安定するものの、超絶爆上げと言うものは無いかなと思います。

 

そこでBTCを除いた1.5倍レバ疑似RPARの結果を見ますと大体10年で2.2倍の120%ぐらいでしょうか。

 

これはつまり、12%/年と言うことになるわけです。これでも余裕だな????

 

但しこの1.5倍レバ疑似RPARも欠点があります。

 

1.5倍レバ疑似RPARの欠点

  • 今後の金利上昇局面におけるSPXL,TMFの3倍レバレッジ金利負荷が高まるため思った以上にパフォーマンスが出ない恐れあり
  • TMFは金利上昇によりレバレッジのマイナスに加えて債券のマイナスも無視できない(※そのための資産分散投資法なのでここは諦める必要あり)
  • 2010~2020年は低金利時代だったためパフォーマンスが良かっただけ説あり

 

ということで、今後10年ぐらいの短期間を見た場合、あまり結果が良くならない可能性が高いかなぁと思った次第。当然、債券に投資するのはリスクパリティという視点で非常に重要ではあると思いますが、金利上昇時におけるレバレッジ(借金)のコストが非常に問題になるかなと思っています。

 

これについて、以下Dr.kernelさんのブログ記事を引用させて頂きます。引用したポートフォリオオールウェザーポートフォリオで債券多めのポートフォリオになっているはずです。こちらで戦えるかどうかを見るのが目的。

 

そして過去金利が高い時からのシミュレーションをされています。

 

金利を織り込んでもレバレッジオールウェザーは強いのか? | Dr.Kernelの見た世界

https://drkernel.net/archives/367

さて、材料が揃ったのでPythonを使ってポートフォリオのシミュレーションをしてみました。今回は超長期のチャートのみ示します。また、レバレッジポートフォリオをリスク毎に描画するとごちゃごちゃするのでリスク大の1つのみ描画しました。

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  S&P500 LPF High All Weather Leveraged All Weather
年率幾何リターン 10.9 11.8 7.8 10.0
年率標準偏差 14.4 21.2 6.7 14.0
最大ドローダウン 51.1 64.9 11.6 34.3
シャープレシオ(Rf=0) 0.757 0.559 1.161 0.713

 

受け取り方は人によりけりだと思います。LAWPFは全体の資産に対して2倍のレバレッジがかかっていますが、最終的なリターンとしてはS&P500には劣っています。株式は75%/200%分のみで、その他は債券のようにリターンが低めの資産、金やコモディティのようにそれ自体がリターンを生むものでないものに投資しているためか、上昇分はほぼ金利支払いに消えている、という印象でしょうか。

一方でドローダウンについては、限定的です。債券にそれなりに投資しているのにLPFと違い致命的なダメージを受けることはなく1970年代を過ごしています。もちろんリターンは悪いのですが、LAWPFでは下がってもせいぜい株式と同程度です。

 

上記結果は幾何平均なので(※私がよく理解して無くて恐縮ですが)複利計算を伴わない運用を目標としているので参考程度になりますが、LAWPF(レバレッジオールウェザーポートフォリオ)は1980年台の高金利化時代で大きく結果を損ねています。が、それでも十分効果的なことが何となく分かりました。

 

ただ、金利が高まっている1980年台前後はやはり結果が悪いです。今後を考えて安全に行くならレバ無しで良い気がしてしまいます。

 

米国債3ヶ月を金利を見ると。過去のデータをグラフ化してみると以下の様になります。以下FREDサイトからデータを取得させて頂きました。

 

Federal Reserve Economic Data | FRED | St. Louis Fed

https://fred.stlouisfed.org/

 

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これだけ金利が上昇していても何とか運用可能となるLAWPFは割と魅力的に感じています。これならSPXL,TMFを入れても何とか機能するかもしれません。ただ、成績が悪いというのが分かっている前提であえてレバかけてRPARを運用するかというとちょっと違うかなと。

 

ということで、この1.5倍疑似RPARはギリギリ採用可能ではあるものの少し運用は難しいなと思いました。まぁだったらレバレッジ無しのRPARでも十分結果は残せそうな気がしたので次に見てみます。

 

 

 

 

 

 

レバ無しRPAR運用

そもそも「RPAR」というETFは実際に存在します。「RPAR Risk Parity ETF」です。

 

が、日本の主な証券会社では現在取り扱っていないということですので結局自作が必要となりそうです。以下、過去に検証した記事を引用します。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

等倍と1.5倍レバレッジとS&P500

青線Portfolio1が等倍赤線Portfolio2が1.5倍レバレッジです。SPXLは7%、EDCは3%にしています。

 

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 こちらも2010年~2020年と非常に経済が良かった時期の結果ですが、年利としては5.63%を達成できたようです。

 

ただこれも複利の力を使って10年間で5.63%の年利を達成していると考えると、正直物足りないかなぁと思った次第。いや、全世界株式に近しい年利なので十分過ぎるんですけどね。

 

但しここから売買手数料や税金も考えなくてはいけないので、ちょっとパンチが弱いかなと。ここからBTCを数パーセント混ぜれば割と改善はするかなと思っていますが、全部をここに突っ込むのは少し憚られます。

 

また、どちらのケースも「為替」を考慮する必要があります。売却時に円安ならいいですが逆ならちょっと辛いですね。もう一つの懸念点は円転・ドル転時の手数料も毎回嵩むのでそこもマイナス点でしょうか。もちろん、プラスになることもあるので賭けですもうここは。

 

ということで、次は株式について。今回は全世界株式を対象とします。 理由としてセミリタイア後ということで意図的に米国株でリターンを増やすよりもリスクを抑えた形で運用した方が無難と言う判断からです。

 

 

 

 

 

 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

個人的に大本命。これは日本の投資信託なのですが、今までの問題点を全て解決してくれるはずです。

 

  • 金利化時代、株式は最初は低迷するがその後は株高に向かう傾向にある(※過去実績より)
  • 大きく下落する可能性を秘めているが、大暴落時は大体5年程度で復活している経緯がある。
  • そのため5年分の生活費を「現金」で持っていれば株式100%でも問題ないことになる
  • 全世界株式に「時価総額加重平均」で投資するため限りなく「正解」に近い投資先となりうる(※らしい)

 

金利が進むと株式は最初低迷するものの徐々に右肩上がりになるとかなんとか。先ほどの1.5倍レバレッジPFの時のDr.kernelさんのグラフでも右肩上がりしていましたのでその傾向にあるのは見て取れます。つまり、株式は高金利下において強気で行けるということです。

 

ただし大暴落が発生した場合は厳しいです。以下S&P500の結果となりますが、世界恐慌時からのチャートとなります。※全世界株式が無かったので代替

 

S&P500チャート

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赤い線部分が高値から復活までの時間となります。面倒なので目視で超ザックリで出してますのでその点ご了承をば。

 

直近高値からの復活までの時間

 

・・・5年で復活して無いじゃないか(呆れ)

 

世界恐慌が発生しないことを祈るだけです。あれは核みたいなもんで、すべからく全人類終わりと思っていいんじゃないでしょうか。もうこれは考えない。

 

さて、他の期間を見た場合ですが大体長くて7~8年と言う感じでしょうか。

 

これを考えると、株式100%を全力投資するのも多少怖いと言うものです。が、ぶっちゃけ5年間の生活費の後で取り崩すことになった場合は、言うほど下落してないよね?って感じはしますね。底までは大体1,2年程度と考えたら、生活費5年間耐えられれば言うほどダメージにならなさそうです。ITバブル崩壊+リーマンショックの2つ合せて7年ですし。

 

 

とはいえセミリタイア後の安全に生き延びたいという思いから、全資産を株式100%は中々リスキーであるという観点も併せて見るべきです。仕事をしているなら株式100%でもいいのですが、セミリタイアで収入が無い状態なので流石に生活資金は担保しておきたい。

 

ということで次。 

 

 

 

 

 

仮想通貨の先物-現物による乖離広い

多分直近ではこれが最強に安定するはず。以下ヨーロピアンさんのnote記事を参考にさせて頂きました。

 

ビットコイン ・ 仮想通貨で稼ぐってどうやるの総まとめ(2021年版)|ヨーロピアン|note

https://note.com/europian/n/na0ada938a72b

現物と先物の鞘取り

※初心者には小難しいですので、読み飛ばしてください

デリバティブ先物商品を利用して、現物と先物の鞘取りをすることで値動きに関係なくほぼ確実に利益を上げる方法です。僕は現先って呼んでます。

 

これ広まっちゃうと旨味が無くなるはずですが、そもそも超有名人のヨーロピアンさんが無料でまとめているので使えるうちに使っておけって感じの状態かなと思っています。

 

ただし、これの問題は海外取引所を使うので確定申告が超絶大変なことになることと、CPリスクが増大することにあると考えています。海外取引所でGOXしたら資産取り戻すの超大変だと思う。私はFTXで現先の鞘取りをテスト的に試してみましたが、無事成功しました。

 

テストで得た結果としては今の相場だと恐らく1年の年利は24%程度になりそうです。税金考えたらもっと減ると思いますが、年10%ぐらいなら叩きだしてくれそうな気配がしています。

 

ただCPリスクは本当に怖い。大金入れるのは流石に躊躇します。なので資産の1/10とか1/20ぐらいに留めないとキツイかなぁと思っています。この辺は人によりけりか。

 

後はBinance ,FTX,bybit等に複数分散はした方が良いかもしれません。一応これで年10%は稼げそうですし、BTCが下落相場の時は別にポジションをクローズしちゃえばいいわけです。何も1年必ず10%稼ぐ必要は無いのです。それが現先の良い所ですね。FR見て良さそうだったらインすればいいだけなんですから。運が良かった嬉しいねっていう程度でインする感じ。

 

で、無理に毎年10%目指さなくてもいいわけです。今年は20%程度行けるんだったら2年に1回やれればOKと言う感じになります。

 

さらに言えば、もしFRが安定することになった場合、BTCは高みについているためもう余裕でリタイア出来る額になっていると思います。逆にBTCが崩壊していた場合、セミリタイア所ではなくなっているので人生終了かな!!

 

 ということで最後。

 

 

 

 

 

BTCレンディングサービス

これはザックリ言うと保有している仮想通貨(※私の場合はBTC)をレンディング業者に預けて利息を貰うというサービスです。特徴としてはこんな感じ。

 

  • BTCを貸すだけで年利xx%が貰えるためBTCをただ保有している機会損失を防ぐことができる
  • 但しレンディング業者が破綻した場合、その貸し出したBTCは全損する可能性がある
  • つまり、日本円を銀行に預けた場合は1000万円まで保障されている部分と大きなリスクがあるため、銀行預金の年利と比べるのはナンセンス
  • 利息を受け取ったタイミングで「利益」が確定するため、その時点で雑所得で計算する必要がある

 

ようするに、貸し出す先が安全かどうかを十分検討しないと全損する可能性があるというハイリスク-ミドルリターンの投資方法となります。

 

ぶっちゃけ私はかなりのリスクがあるため、大々的にオススメしづらいかなと思っていますが、BTCをただ保有するという機会損失を防げるのは非常に大きいです。

 

私はHashHubレンディングを現在利用しています。以下公式サイト。現在テスト中で夏頃に本格稼働するとのこと。

 

HashHub Lending

https://hashhub-lending.com/

 

3月中はBTCの年利7%ですが4月は6.5%になるとか。毎月変動する可能性アリと言った具合。なので、キチンと業績にあった利率に今後も調整して安定運用してくれることを期待しています。むしろこの点は高評価です。下がる分、セミリタイア時のシナリオが若干崩れるので3~4%前後に落ち着くだろうなと思って貸出した方が良いかもしれません。

 

後は海外ですがBlockFiも大きい会社ですし、日本からはリクルート社が出資していることもあり割と安全なイメージがあります。つい最近のニュースではBTCの年利が2.5BTCまでは6%だったのが1BTCまで6%、20BTCまでは2%と大幅に利率が落ちました。

 

逆に言えば、それだけ安全に運用してくれるという裏返しでもあるので無理はしていないと私の中では高評価です。但し海外取引所なので私が天に召された後とか対応が面倒くさそうという点は残ります。

 

レンディング業者も分散投資しておけば1BTCぐらいで収まると思いますし、BlockFiもアリだと思います。

 

なので、BTC貸出だけでも全力で行えば実はこの時点でセミリタイア達成しているのです。年利4%なんて余裕ってもんです。が、CPリスク、つまり破産リスクが怖すぎますので、全力投資は不可能かなと。ただ、運用改善にはつながるはずです。

 

 

 

 

 

 

これら4つのイメージをまとめるとこんな感じ。

 

4つの役割と使い所

  • RPARは復活が非常に早いが利益が少ない
  • 全世界株式は復活は遅いが利益は得られやすい
  • FR鞘取りは出来る時だけ1年間インすることが可能でコンスタントに10%/年を叩き出せるがCPリスクで全損リスクあり
  • レンディングも同様のリスクがあるものの、BTCの保有しているだけの機会損失を減らすことが可能。
  • 生活資金5年分は確保しておく。全世界大暴落が起こったら5年間の生活資金で凌ぐ
  • 5年間も低迷してたらRPARは復活しているはずなのでこの資産を翌年切り崩す
  • その翌年辺りから全世界株式が復活してきているはずなので、RPARと全世界株式で伸びている方を切り崩す(※セルリバランス対応)
  • FR鞘取りは上手く行っていたら毎年金利分を生活費に回すことで安定した収入を得られる(はず)
  • FR鞘取りと同時にレンディング業者を使えば更に年利は改善する。但しFR鞘取りの海外取引所破綻と同様、レンディング業者の破綻リスク分も考慮する必要あり

 

こんな感じでどうでしょうか。RPARは大暴落後の復活速度が速いと言う点を考慮して時間差で攻める戦い方が出来ると睨んでいます。取り崩す順番が、

 

生活資金 < RPAR < 全世界株式 ==== (FR鞘取り分(※always) = レンディング)

 

と言う感じで役割が決まっておりソコソコ戦える形になるかなと思っています。

 

ただ怖いのは大暴落中にレンディング業者及び海外取引所が生き残ってくれるかどうかと言う点です。これに限ります。なので、扱うにしても少額に留めておいて、全世界株式とRPAR周りに資産を撒いておいた方が無難かもしれません。

 

後はこれらの組み合わせを「バリュー平均法」を用いて高値の時に大きく切り崩して安値になったらその得た利益で買い増しする形にすると安定しそうかなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

バリュー平均法とは

  あらかじめ年利を想定しておき、決められた取引日に想定年利よりも上ならその分「売却」して、下回ったらその分「買付」を行う投資方法となります。

 

今回のケースだと4%の年利で考えておいて、それを超えるペースで資産が増えていたら余分に「売却」して、下回っていたら毎年の利益分の売却を少し我慢して少額だけ下すような、そんな感じですね。

 

例えば1億円運用していて4%ルールにした場合、

 

税金考慮無で書くと、以下のような雰囲気になるはずです。

 

参考例

  • 1億400万円になっていたら400万円を売却
  • 1億500万円になっていたら500万円を売却
  • 1億円のままだったら売買無し
  • 9600万円になっていたら400万円追加投資
  • 9000万円になっていたら1000万円追加投資

 

この方法はあくまで追加投資資金が無く、セミリタイア達成後のやり方だと思っています。真のバリュー平均法の場合は以下のようになるはずです。

 

真のバリュー平均法(※私調べver)

  • 1億400万円になっていたら売買無し
  • 1億500万円になっていたら100万円を売却
  • 1億円のままだったら400万円追加投資
  • 9600万円になっていたら800万円追加投資
  • 9000万円になっていたら1400万円追加投資

 

要するに、その年のターゲットは4%上昇しているものとして1億400万円が基準になるということです。多分そんな感じ。

 

でも今回は「セミリタイア」で途中利確しながら生活することになりますので、元本を常に基準値として考えればいいのかなと思った次第。

 

この辺はその人の考え方に準拠するので別にどうやってもいいと思います。ようするに、「高く売って安く買う」を定期的に行えればOKということです。

 

ただしこの戦い方の問題点は、バリュー平均法を始めた後に大暴落した場合、「追加投資の種銭が無い」ということがあるということです。

 

 

つまりバリュー平均法は、最初はある程度手元に現金を置いておく、もしくは暴落中でも成績の良い「債券」等の安全資産からのスイッチを行う戦い方になるはずです。よって、もし安全に行くなら初年度に暴落することを想定してある程度現金を保持しておく必要があるということです。

 

安全に行くなら5年分ぐらいの生活費に加えて追加投資分1年分ぐらいを「現金」で運用するということで解決可能かなと考えています。そうですねぇ・・・インフレする前の今現在の位置で考えるなら、大体2000万円ぐらいを日本円で手元に置いておけば安心かなと言った具合です。

 

さて、こうすると逆に株価が順調な場合はこの「日本円」保有による「機会損失」が発生します。これについては以下の方法で機会損失を和らげる見込みです。

 

 

 

 

 

 

生活資金を優待クロスでほぼノーリスク資産運用

これについては私は「株主優待クロス」で凌ごうかなと思っています。以下あんまり広めたくない過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

2000万円となるので利率は2%ぐらいに落ちちゃうかな?って思いますが、逆に現金運用で2%というのは破格です。手間は滅茶苦茶発生しますがサラリーマンを辞めた後の副業と考えれば安いものです。

 

よって、現金で保有していても「債券」以上に安全な資産を保ちつつ、2%程度の年利は期待できるのだからやらない手は無さそうですね。

 

ということで、改めてまとめ

 

 

まとめ

  • RPAR,全世界株式,FR鞘取りを使えば年利4%は超えられそう
  • 更に生活資金も株主優待クロスで2%年利程度で回せるのであれば、より盤石に年利4%は余裕で達成できそう(※というか余裕なんじゃね?って思ってしまう)
  • 但し人生後60年もあるので普通に廃止になるものが多々あるはずなので油断は禁物
  • それとは別にBTCの未来に賭けて4,5枚程度保持していたらこんなこと考えるまでも無く超余裕でリタイア達成する可能性も残しておく
  • これらのやり方を駆使すれば2.1億円手元にあればセミリタイアは普通にできそうだし、最悪数年バイトして延命すれば余裕ありそう(※バイト代もインフレにより多少上昇している見込み)

 

 

 こんなところでしょうか。優待クロスの存在感が強すぎる。「日本円」をローリスクで運用できるのは本当に素晴らしいことなのです。あぁ、制度無くならないで欲しいなぁ。

 

正直優待クロスの制度自体が終わっても不思議ではありません。FR鞘取りも普通に市場が整って来たら使えなくなると思うのでまた別に金策を考えるしかないかなと思った次第です。こりゃーセミリタイア後も日々ニュースをチェックしなくちゃね。でも仕事に出かけるより圧倒的にマシだしゲーム感覚でやるしかないな!ブログのネタにもなるし!

 

 

 

 

あーあー、なんか情報が広まったら自分が損することばっかり書いちゃってるなぁ。弱小ブロガーだから誰も見てないからヘーキでしょって思って今まで書いてたけど最近地味にアクセス数増えてるのが怖い。アフィでも載せてやろうかなぁ?!!

 

あ、bybitとかの紹介コードあったから載せます。食らえ!!!!!

 

■bybit紹介URL

Bybit (バイビット) 紹介プログラム|暗号資産取引所

紹介コード単体:「1OMMG#2」

$10ドル分のBTCが受け取れるらしい。

 

■FTX(アフィリンク)

FTX

永年手数料5%引きになるとのこと。

 

 

bybitは手数料500円分ぐらい貰えるので地味に嬉しいです。ここから応募してくれた人がいて有り難い話です。

 

まーでもね。結局今回まとめた情報って実は数年以上前から情報は出回ってるのよ。多分、私のような投資ブログを見るぐらいにはお金の事真剣に考えてる人が多いと思うけど、存在自体皆知ってると思うのよね。

 

私も存在は気づいてたけど「行動」するのが単純に億劫なんですよね。税金とか海外とか普通に「怖い」んです。私もようやく重い腰を上げて行動したらなんとなくできそうだから始めて見たってだけです。正直まだ確定申告してないからちょっと怖い。

 

でもね。結局お金持ちになるかどうかは「勇気」と「行動力」後は「信じる心」が必要ってことです。これが無いとなんもできない。まだほかにも色々金策ありそうだけど、勇気が無いから私は今回のケースぐらいの、自分の可能な範囲で手を打つことにすると思います。そして信じたのに相場が下落し裏切られたら泣きましょう。

 

 

ということで、次回は資産運用以外の収入源についても確認してみたいと思います。今回はここまで。

 

 

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